ADMIN TITLE LIST

まずは、ライブのお知らせから。

〈とかちマルシェ音楽フェスタ〉
■日時 2017年9月2日(土)10時~21時
■場所 JR帯広駅北口特設ステージ
■料金 無料
■出演 15組(「激しい雨」の出演は19時~19時30分

このイベントは、JR帯広駅前の、普段は通路と広場になっている
スペースを埋め尽くすほど地元の飲食店が出店する。
帯広は地元フェスが多い地域だったが、そのなかでも屈指の熱さがある。

ただ、雨が心配される状況になってきた。
屋外の屋根無しスペースでのイベントだけに、
雨が降れば中止になるだろうし、やむを得ない。
無事イベントが行われることを願いつつ、
新曲をやることもあり、いつもよりは練習している。
よろしくお願いします。

                                                ◆

さて、前回に続き、クロスバイクによる札沼線の無人駅訪問である。
終点新十津川駅まで行く予定だったが、強風とエナジー不足により、
残り3駅を残して浦臼町の於札内(おさつない)駅で引き返したところ
までが前回の記事。それが6月中旬。
それから2か月を経過して、やっと残り3駅に行けた。

新十津川町のエリアに入って最初出てくるのが「南下徳富駅」。
「みなみしもとっぷ」と読む。
20170828_01.jpg
待合室はない。
ホームの後ろはひたすら水田。
後ろだけじゃない。
手前も左右も水田だ。
20170828_02.jpg
緑色の紙の上に、グレーのペンキを一滴落としたのが駅であるかのよう。
民家は駅を遠巻きに見る形で点在している。
20170828_04.jpg
国道からストレートに行ける道はあるが、
国道に駅案内の表示はなく、そこそこ離れているとともに、
線路の雰囲気を感じられないため見つけにくい。

それでいて、さえぎるものはない場所に平然とある。
ひっそりというよりは、はっきりと存在している。
20170828_05.jpg
時刻表や料金は、こういう形で掲示されている。
ガラス窓の中には駅ノートも筆記用具もあった。

この景色なら電車が映えるだろう。
一日一便しか走っていない電車の走っている姿を見るために、
また来ることになるだろう。

続いては、「下徳富(しもとっぷ)駅」。
20170828_06.jpg
前出の南下徳富駅と同様、周囲は水田なのだが、
近くに民家がある程度あり、集落を形成している。
しかしながら、南下徳富駅よりもひっそりしている感がある。
周りに人やモノがあるから、逆にひっそりするのが無人駅だ。
20170828_07.jpg
駅舎から盛り土で作られたホームへ。
階段、ホーム、田園風景。
平野の真ん中にある田舎の無人駅を象徴するような景色だ。
20170828_08.jpg
ところで、駅名にある「徳富(とっぷ)」は、
なかなかの開運地名ではないか。
漢字も読みも上昇機運がある。
20170828_09.jpg
ちなみに、現在は廃止されているが、
かつては「上徳富(かみとっぷ)」、「北上徳富(きたかみとっぷ)」という
駅があったらしい。
「下徳富」、「南下徳富」ときれいに対照的な駅名だ。

そして最後に、終点「新十津川駅」。
20170828_10.jpg
終点なので、駅名看板は前の駅しか表示されていないし、
時刻表も「石狩当別方面」しかない。
20170828_11.jpg 20170828_12.jpg
もちろん、線路もここで寸断されている。
JR敷地ではなく、私有地で線路が終了しているような雰囲気だ。
20170828_13.jpg
札沼線は、浦臼駅から新十津川駅までの区間は一日一便のみ。
浦臼に向かう便も、新十津川に向かう便もともに午前9時台。
一日で両便は乗れない。
片道だけだが必ず乗りに来ようと思う。
20170828_14.jpg

新十津川駅で無人駅巡りを終えた時は午後1時をまわっていた。
この後、隣町である滝川市へ向かった。
JR滝川駅近くに、気になっていた古い食堂があり、
そこでカツカレーを食べたかったからだ。

JR滝川駅までは4kmちょっと。
20分ほどで「高田屋」に到着。
20170828_16.jpg
昔から外観をほとんどいじっていないのがいい。
屋外に向けてメニューのディスプレイがあるのも魅力だ。
長年、風雪に耐え、流れ者達の胃袋とハートを支えてきたのだろう。

北島三郎氏の代表曲のひとつ、昭和55年にリリースされた
「風雪ながれ旅」では、津軽、八戸、大湊、小樽、函館、苫小牧、
留萌、稚内と、風雪が厳しい港町が登場する。
そんな中、なぜか海を全く感じない滝川も歌詞に出てくる。
これは高田屋のディスプレイが関係しているに違いない。

店内に入る。メニューが豊富だ。
20170828_17.jpg 20170828_19.jpg
ラーメン、そば、うどんがメインではあるが、
定食と洋食系も充実しており、麺類では「ひやむぎ」まである。
ピンクフロイドとピンクレディのアルバムが並べて置かれた喫茶店
のようなレンジの広さだ。

店に入るまでは、カツカレーを食べるつもりだった。
しかし、卓上メニュー表や壁には、チャップ丼が名物だとして
相当にプッシュしており、
さらに、隣のテーブルのお客さん3人が、
3人ともチャップ丼を食べていたことで、
それに引きずられるように、私もチャップ丼をオーダーした。

店が混んでいたこともあり、
20分ほどかかってチャップ丼(750円)登場。
20170828_20.jpg
タレを絡めて炒めた、というより煮た感じの薄い豚バラ肉が
ふんだんにオン・ザ・ライス。
チャップの定義は知らないが、ここのチャップはケチャップ味がしない。
ちょっと酸味と甘みがある正油ベースのタレだ。
チャップというよりは豚丼寄りだが、
豚丼にあるような旨みと甘みと香ばしさはない。
ありそうでないような独特のタレだ。

私より後から来たお客さんのオーダーは、
「カツカレー」、「かつ丼」、「カレー」だった。
初志貫徹でカツカレーにすればよかったと思った。
しかし、ノリと空気にまかせて気まぐれにオーダーするのも
小さな旅のひとつの形だ。ゆえに後悔はない。

昼食後、岩見沢へと帰路につく。
岩見沢に着いたら、クロスバイクの後輪を交換するため、
自転車屋に直行しようと思っていた。
タイヤは溝が減るとともに、柔らかくなったような、膨らんだような、
限界近しの質感になっていたからだ。

砂川、奈井江、美唄と順調に通り過ぎ、岩見沢市街地エリアに入った。
赤いリボン本店の前で、 突然、足許で「パーン!」という
発砲音のような乾いた音がした。
同時に、ふくらはぎの下の方に、ムチで叩かれたような痛みを感じた。
何が起こったんだ。

足許を見つつ、周囲を見つつ、20mほど進むと、
ペダルの反応に違和感をおぼえた。
後輪が破裂し、空気が抜けたのだった。
20170828_21.jpg 20170828_22.jpg

タイヤの内側から、なんだかよくわからないものが吹き出していた。
タイヤ破裂は初めてだった。

岩見沢市街地まで戻ってきてからでよかった。
好みの自転車屋まで歩いて20分程度の距離だ。
また、クロスバイクのタイヤは細く、サイズも色々ある。
そういうタイヤの在庫がある店まで歩いて行ける場所だったのは
極めてラッキーだった。
20170828_23.jpg
この「サイクルショップひらの」さんは、
これまでに利用した自転車屋の中で一番しっくりくる。

小学生の頃から、自転車店は無愛想というか、
上からの対応をする印象があり、
札幌でも帯広でも嫌な気持ちになったことがある。
「サイクルショップひらの」さんも愛想がいいとは言えないが、
必要な対応をスピーディに集中してやってくれるし、
雑談のキャッチボール感も良い。リズムが合うのかもしれない。
岩見沢で優れた自転車ドクターに出会えて良かった。

タイヤを替えたら、ペダルの感触というか、路面からの返りが向上して
明らかに走りやすくなった。
日常生活においても、更新すべきものがありそうだ。

一方、更新しなくていいものを買い、モノが増えていく。
しかし、何かが足りないと思う。
無人駅は、人はもちろん、駅舎も案内表示もないところは珍しくない。
しかし、足りないものはない。
スポンサーサイト



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 トゥナイト今夜もRock Me Baby, All rights reserved.