まずは、私のソロ活動「激しい雨」のライブのお知らせを。
■日時 2017年8月19日(土)
■場所 とまと畑(札幌市中央区南4条東3丁目ピープルⅢ1階)
■料金 1,500円ワンドリンク付き(ではないかと思われます)
■出演(出演順・敬称略)
・激しい雨(19:00~19:25)
・北都の平八(19:30~19:55)
・エロチカ(20:00~20:25)
・塚本茂晴(20:30~20:55)
・レンジオブモーション(21:00~21:25)
・雨(21:30~21:55)
・ヤマガタユウジ(22:00~22:25)
「とまと畑」は初出演だ。
それもあってか出番は一番目。
今回はアコースティックギターを弾きます。
よろしくお願いします。
さて今回は、久しぶりに無人駅を巡るブルーズだ。
訪問したのは「夕張支線」にある6つの駅。
うち無人駅は5つだ。
夕張支線は、括りとしては石勝線の一部であるが、
国道274号線沿いにある「新夕張駅」から
夕張の本町にある「夕張駅」までの16.1kmの区間は、
「夕張支線」として別枠設定がされている。
ここをクロスバイクで巡った。
今回の無人駅巡りのスタート地点である「新夕張駅」まで
車にクロスバイクを積んで移動したのではない。
岩見沢からクロスバイクにライドオンして移動した。
そのため、スタート地点に到着するまで4時間(約57km)かかった。
クロスバイクの一日旅の主要な楽しみのひとつが昼食。
しかし、新夕張駅に到着時点で既に12時45分であり
時間的余裕に乏しかったこと、
新夕張駅近くの食堂は満席だったこと、及び
訪問する無人駅の界隈に食事できる店などないと考えられたこと
などの理由により、
新夕張駅近くのスーパー内にあった夕張市の阿部菓子舗のパン
(あんばん、ツイストドーナツ)と魚肉ソーセージで済ました。
いずれも普通に美味しかった。
しかしドラマがなかった。
そしていよいよ本格的にスタート。
「新夕張駅」。
無人駅ではないどころか、特急が停車する駅でもある。
夕張支線はここから夕張の山の中へ、
方向的には北へとレールが走っている。
ちなみに、新夕張駅から東方向は帯広、釧路方面へと
つながっているのだが、
新夕張駅から占冠、トマム、新得までの約90kmの区間は
普通電車が走っておらず、この区間のみを利用する場合は
普通料金で特急に乗れることを知った。
新夕張駅から北へ向かい、最初に表れる駅は「沼ノ沢駅」。
到着してまずショックだったのが、
駅舎に隣接して、情趣に富み、円熟味にあふれたレストランがあったこと。
ここで昼食をとれたんだ、と非常に残念な気持ちに。
周りには民家がそれなりにあり、
駅も国道452号線沿いにあるため、特に寂しい感じはなかった。
ホームには原生花園っぽい花畑があり、実にフォーキーだった。
続いては「南清水沢駅」。
この駅も国道沿いにあるのに加え、
スーパー、ホームセンター、コンビニにビジネスホテルまである。
世間で言われる夕張の廃れ感は薄い。
他の無人駅では考えられないくらい人を見かけた。
駅裏からは眼下にたくさんの団地群が見えた。
このうちどのくらいの住宅が使用されているのかはわからないが、
使用率が高ければ結構な集落である。
夕張は奥深い。
ちなみに南清水沢駅の近くにカレー店とパン屋があった。
ここでも食事をとることができたのだ。
南清水沢駅から1.5kmで「清水沢駅」に着く。
駅舎は古いが、駅前ストリートは商店が建ち並ぶ。
岩内町のメインストリートよりシャッター率は低い。
新しめの住宅も比較的多い。
そしてこここにも駅前に食堂がある。
無人駅の近くにこんなに食堂がある路線は珍しい。
多くの無人駅は、近辺に民家が少なく、
「この駅を使っているのは何人だろう」とか、
「かつては賑わったんだろうな」と考えるが、
夕張支線は駅があっても不思議じゃない雰囲気なのだ。
それでもかなり人口が減ったことは随所に感じる。
ホームは長いし、駅舎も大きい。
そもそも夕張支線は、始点から終点ので夕張市のエリアで完結している。
一市町村でひとつの路線を有しているということあり、
相当利用されていたことが想像できる。
ここからは緩い上り坂が続き、夕張の本町エリアに入る。
「鹿の谷駅」。
無人駅らしい長閑さを感じられる佇まい。
次の夕張駅とは1.3kmしか離れていないのにもかかわらず
駅があるということは、
このあたりに人が密集して住んでいたということだろう。
そして15時15分、終点「夕張駅」に到着。
夕張駅のすぐ近くには屋台とホテルマウントレースイがあり、
ミニマムに観光風情がある。
実際、観光客もそこそこいた。
しかし、地元住民は、清水沢や南清水沢の方が多く見かけた。
開いている店もメロンを売る店とコンビニのみ、という感じで、
シナモンドーナツの「うさぎや」も閉まっていた。
というか、「うさぎや」が開店しているのはしばらく見たことがない。
終着駅であるため、線路が寸断されている。
これだけ建造物に囲まれた中で線路が寸断している終着駅は
ここくらいだろう。
夕張支線は早ければ2019年(平成31年)の春に廃線となる。
今回クロスバイクでまわって思ったのは、
実際に乗ってみたい、いや、乗る必要がある、ということ。
清水沢の駅前食堂か沼ノ沢のレストランで食事をしたいこと。
それから、清水沢や南清水沢を、もっとディープに探索したいことだ。
無人駅グルメなる新展開があってもいい。
夕張にはこれまで何度も訪れているが、
点と線でしか体験していなかったことを痛感した。
夕張は特別な衰退地域だという位置づけではあるが、
右肩下がりの角度がきついだけで、現に8,500人が住んでいる。
8,500人ならば、北海道ではそこそこの人口だ。
この10年の人口減少率は歌志内市の方が大きいという事実もある。
そういうわけで、別の視線で夕張を見られ、
ちょっとした非日常感も味わえた。
ただ、岩見沢市を8時45分に出発し、17時30分に帰宅したことは、
通常の勤務時間と全く同じであり、無意識のうち日常だった。
空知は、石勝線のほか、函館本線、札沼線、室蘭本線、
留萌本線、根室本線などJRの路線が非常に多く走っている。
これまでにひととおり訪問しているが、
空知に住んだことだし、改めて巡ってみようと思っている。
繰り返さなければブルーズは深みを増さない。
■日時 2017年8月19日(土)
■場所 とまと畑(札幌市中央区南4条東3丁目ピープルⅢ1階)
■料金 1,500円ワンドリンク付き(ではないかと思われます)
■出演(出演順・敬称略)
・激しい雨(19:00~19:25)
・北都の平八(19:30~19:55)
・エロチカ(20:00~20:25)
・塚本茂晴(20:30~20:55)
・レンジオブモーション(21:00~21:25)
・雨(21:30~21:55)
・ヤマガタユウジ(22:00~22:25)
「とまと畑」は初出演だ。
それもあってか出番は一番目。
今回はアコースティックギターを弾きます。
よろしくお願いします。

さて今回は、久しぶりに無人駅を巡るブルーズだ。
訪問したのは「夕張支線」にある6つの駅。
うち無人駅は5つだ。
夕張支線は、括りとしては石勝線の一部であるが、
国道274号線沿いにある「新夕張駅」から
夕張の本町にある「夕張駅」までの16.1kmの区間は、
「夕張支線」として別枠設定がされている。
ここをクロスバイクで巡った。
今回の無人駅巡りのスタート地点である「新夕張駅」まで
車にクロスバイクを積んで移動したのではない。
岩見沢からクロスバイクにライドオンして移動した。
そのため、スタート地点に到着するまで4時間(約57km)かかった。
クロスバイクの一日旅の主要な楽しみのひとつが昼食。
しかし、新夕張駅に到着時点で既に12時45分であり
時間的余裕に乏しかったこと、
新夕張駅近くの食堂は満席だったこと、及び
訪問する無人駅の界隈に食事できる店などないと考えられたこと
などの理由により、
新夕張駅近くのスーパー内にあった夕張市の阿部菓子舗のパン
(あんばん、ツイストドーナツ)と魚肉ソーセージで済ました。

しかしドラマがなかった。
そしていよいよ本格的にスタート。
「新夕張駅」。

夕張支線はここから夕張の山の中へ、
方向的には北へとレールが走っている。
ちなみに、新夕張駅から東方向は帯広、釧路方面へと
つながっているのだが、
新夕張駅から占冠、トマム、新得までの約90kmの区間は
普通電車が走っておらず、この区間のみを利用する場合は
普通料金で特急に乗れることを知った。
新夕張駅から北へ向かい、最初に表れる駅は「沼ノ沢駅」。

駅舎に隣接して、情趣に富み、円熟味にあふれたレストランがあったこと。
ここで昼食をとれたんだ、と非常に残念な気持ちに。
周りには民家がそれなりにあり、
駅も国道452号線沿いにあるため、特に寂しい感じはなかった。

続いては「南清水沢駅」。

スーパー、ホームセンター、コンビニにビジネスホテルまである。
世間で言われる夕張の廃れ感は薄い。
他の無人駅では考えられないくらい人を見かけた。
駅裏からは眼下にたくさんの団地群が見えた。

使用率が高ければ結構な集落である。
夕張は奥深い。
ちなみに南清水沢駅の近くにカレー店とパン屋があった。
ここでも食事をとることができたのだ。
南清水沢駅から1.5kmで「清水沢駅」に着く。

岩内町のメインストリートよりシャッター率は低い。
新しめの住宅も比較的多い。

無人駅の近くにこんなに食堂がある路線は珍しい。
多くの無人駅は、近辺に民家が少なく、
「この駅を使っているのは何人だろう」とか、
「かつては賑わったんだろうな」と考えるが、
夕張支線は駅があっても不思議じゃない雰囲気なのだ。
それでもかなり人口が減ったことは随所に感じる。

そもそも夕張支線は、始点から終点ので夕張市のエリアで完結している。
一市町村でひとつの路線を有しているということあり、
相当利用されていたことが想像できる。
ここからは緩い上り坂が続き、夕張の本町エリアに入る。
「鹿の谷駅」。


駅があるということは、
このあたりに人が密集して住んでいたということだろう。
そして15時15分、終点「夕張駅」に到着。

ミニマムに観光風情がある。
実際、観光客もそこそこいた。
しかし、地元住民は、清水沢や南清水沢の方が多く見かけた。
開いている店もメロンを売る店とコンビニのみ、という感じで、
シナモンドーナツの「うさぎや」も閉まっていた。
というか、「うさぎや」が開店しているのはしばらく見たことがない。

これだけ建造物に囲まれた中で線路が寸断している終着駅は
ここくらいだろう。


今回クロスバイクでまわって思ったのは、
実際に乗ってみたい、いや、乗る必要がある、ということ。
清水沢の駅前食堂か沼ノ沢のレストランで食事をしたいこと。
それから、清水沢や南清水沢を、もっとディープに探索したいことだ。

夕張にはこれまで何度も訪れているが、
点と線でしか体験していなかったことを痛感した。
夕張は特別な衰退地域だという位置づけではあるが、
右肩下がりの角度がきついだけで、現に8,500人が住んでいる。
8,500人ならば、北海道ではそこそこの人口だ。
この10年の人口減少率は歌志内市の方が大きいという事実もある。
そういうわけで、別の視線で夕張を見られ、
ちょっとした非日常感も味わえた。
ただ、岩見沢市を8時45分に出発し、17時30分に帰宅したことは、
通常の勤務時間と全く同じであり、無意識のうち日常だった。
空知は、石勝線のほか、函館本線、札沼線、室蘭本線、
留萌本線、根室本線などJRの路線が非常に多く走っている。
これまでにひととおり訪問しているが、
空知に住んだことだし、改めて巡ってみようと思っている。
繰り返さなければブルーズは深みを増さない。
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