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ドラえもんの道具のひとつに「どこでもドア」というのがある。
ドアを開くと、そこが行きたい場所であるという非常に便利な道具である。

昨日(9月1日)の夜、「土曜かきこみTV」(※1)を見た。
「土曜かきこみTV」は、土曜日夜9時からNHK教育テレビで放送されている
小学校高学年から中学生向けの番組である。
昨日の放送では、「もし、どこでもドアがあったら何に使うか」をテーマに
視聴者からの意見を元に、
コメンテーター(山本晋也監督、ますだおかだ氏、金田美香氏)が
トーキング・ヘッズ(※2)を繰り広げていた。

視聴者からの意見は、
「好きな人の部屋に行って、どんな本を読んでいるのか知りたい」、
「(部活の)相手チームの部室に行って、作戦を知りたい」、
「何もない草原に行って、大きな声を出したい」など
10代前半ならではの夢と現実が混ざり合ったものだった。
その年代であれば、
真剣に「どこでもドアがあったらなぁ」と考えることもあるだろう。

さすがに「村上ファンドのインサーダー取引の現場に行きたい」、
「赤城元農水大臣の収支報告書に記載された政治団体の事務所に行きたい」
というような大人びた内容のものはなかった。

私は、そういう中学生達の意見を微笑ましく思いながらも、
もしほんとに「どこでもドア」なんていうものがあったら、
「便利すぎて何にも努力しなくなるだろう」、
「プライバシー侵害の問題が発生する、挙げ句の果ては犯罪が起きる」など
現実はあるが夢のない考えを持ちながら見ていた。

そんな中、
「どこでもドアは一生のうちに1回しか使えないとしたら、どんな時に使うか」
いう方向にトークは展開した。
ますだ氏が、「山本監督(67歳)は、これまでの人生を振り返ると、
1回しか使えない“どこでもドア”を、どんな時に使っていましたか?」と質問。
すると山本監督は、
「使っていないと思う。もしかしたら、一生使わないかもしれない」とコメント。
同じ質問を、ますだ氏、おかだ氏にしたところ、
二人とも「1回しか使えないなら、まだ使っていないと思う」とコメント。
そのうち「1回使うと、もう使えなくなるのが不安」、
「一生使わない人が、実は多いかも」という議論になった。

その時、金田美香氏(23歳)が、
「一生使わない人が多いということは、
どこでもドアはなくても生きていけるってことなんですよ。
きっと、どこでもドアはなくても、
行きたいところに行けるし、実は行ってるんですよ」とコメント。
私、その言葉に非常に感動した。鳥肌が立った。鳥肌実の顔も思い浮かんだ。
つまり、みんなの心の中に、どこでもドアは存在して、
強い気持ちがあれば、どこでもドアは開くということなのだ。

そういうわけで、今「ザ・ドアーズ」を聴いている。
「コモドアーズ」(※3)ではない。
ザ・ドアーズは、1960年代半ばから1970年代前半まで活動した
アメリカ合衆国のロック・バンドである。
ザ・ドアーズは、オルガンが特徴的であったり、
ドラッグを想起させる歌詞が多いこともあり、
サイケデリックだとか、ブログレッシブだとか語られる。
確かにそういう解釈はできるが、
私の中では、意外とポップなロック・バンドという位置づけである。
特に「ブレイク・オン・スルー」や「ロードハウス・ブルース」などは、
ブルージーかつベーシックなロックンロールで、
ここで触れずには終わらせられないゴキゲンなナンバーある。

ザ・ドアーズのファンであるという女性には会ったことがない。
それは残念なことだが、どこでもドアを使ってでも、
そういう女性に会ってみたいという気もない。

(※1)「土曜かきこみTV」は、みうらじゅんを見たくて見始めた。
    しかし月に1、2回しか見ていない。
(※2)普通に「トーキング」と表記すれば良かったが、今後、
    70~80年代に活躍したアメリカ合衆国のニューウェーブ・バンド、
    「トーキング・ヘッズ」に触れるチャンスはあまりないと考えたため言及。
(※3)ライオネル・リッチーがいたグループ。「レイディ」が大ヒット。
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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽



















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