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岩見沢市に住み始めて初の日曜日。
市街地の北側を流れる幾春別川に沿って、遊歩道を歩いた。
風は強かったが長閑で、晴れていたけれど寒かった。
それでも初めての道を歩くのはちょっと楽しい。
20170409_01.jpg
そのうち、大人の遠足・空知編を初めてしまうだろうし、
クロスバイクで空知の無人駅を巡ってしまうだろう。
それに空知のどこかで歌いたい。
今はまだすべて未定だ。
空知デビューに向けて、足場を固め始めたばかりだ。

2時間ほど歩き、家に帰ると、携帯電話がないことに気がついた。
上の写真は携帯電話のカメラで撮った。
そこから家に帰るまでに落としたのだろう。
というわけで、家に戻ってすぐに、同じ道を引き返した。
今度は徒歩ではなく、クロスバイクを使った。

携帯電話はメールと電話以外はほぼ使っていない。
アプリも音楽も全く取り込んでいない。
家に忘れて出かけることもしばしばあるし、
メールも電話も数日来ないことも珍しくない。
それに未だにi-phone4だぜ。
けれども何の不自由もしていない。

しかし、紛失したかと思うと、どうしようもなく不安になった。
これまで携帯電話に対して冷たくしていたような気持ちになり、
申し訳なさと情けなさを抱え、少し前に歩いた経路をたどった。

君の大切さにやっと気づいたんだ。
今ならまだ間に合う。
出会った頃に戻ってやり直したい。
男女の関係は、そうそう元には戻れないが、
人と携帯電話の関係なら戻れるだろう。
携帯電話は蓄積された余計な感情を持ち出してこないから。

新しいものを手に入れる喜びよりも、
今あるものを失ってしまう悲しみの方が大きい。
私にとっての携帯電話とはそういうものなのだと思い知った。

アスファルト道路に落としていれば音で気づくはずだ。
川沿いの遊歩道で、雪を避けるため、脇の芝生に横っ飛びをしたときに
落としたというのが私の見立てだった。

で、見立てどおりの場所で携帯電話を見つけた。
芝生の上に仰向けで寝転がっていた。
芝生と携帯電話の質感の違いが異様だった。
携帯電話を手にしたときは、救助したような気持ちになった。
こんなに携帯電話が愛おしいと思ったのは初めてだ。
ミスをして勝手にマイナスを作り、
それがゼロに戻っただけでこんなに嬉しくなるのか。
ゼロからプラスになるよりも嬉しいんじゃないか。

携帯電話発見を記念して、そこで写真を一枚。
20170409_02.jpg
携帯電話が手元に戻って気持ちに余裕ができ、
かなり遠回りをして、ぶらぶらしながら家に戻った。

おかげで、また少し岩見沢の街を知った。

道に迷うと道を覚えたり、
時間が足りないと思うと必死になるなど、
ちょっとしたトラブルにあったり、欠けているもの気づくと、
何かを知り、何かを見つけるのかもしれない。
それに、便利さを求めて使うお金よりも、
不便さを解消するために使うお金の方が多いんじゃないかと
さえ思う。
こうして空知ライフが始まって一週間。
よつ葉の緑パックの牛乳が売っていないのがちょっと寂しい。
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