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無人駅を巡った。
今回ターゲットのレイルロードは釧網(せんもう)本線。
東釧路駅を起点に北上し、弟子屈町などを経て斜里町へ。
そこからオホーツク海に沿って網走駅まで、
約166kmに及ぶグランドファンクなレイルロードだ。

午前8時、東釧路駅からスタート。
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帯広の自宅を出発したのは午前6時前。
無人駅を巡るためなら早起きが苦にならない。

釧網本線には27の駅がある。
うち23が無人駅である。
あまり来られるエリアではないため27駅全てを訪問した。
しかし、27駅分のフォトをここに掲載すると、
このページが数メートルになってしまう。
そこで、いくつかピックアップして旅路を綴ろう。

東釧路駅から6つめの駅「茅沼駅」(標茶町)。
駅舎に「タンチョウの来る駅」との表示が。
看板倒れじゃないだろうな、と思いきや、ほんとにいた。
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しばらく眺めていたが、雪原をつついてばかりで、
タンチョウは単調な動きだったため立ち去ろうとしたら、
いきなり空に向かって咆哮し始めた。
これが「鳴き合い」というやつか。
今、ボブ・ディランの「天国への扉」を聴いたら、
「な、な、泣き合い、ヘブンズドー」と聞こえるだろうと思った。
車に乗った私は、ビートルズを聴きながら次の駅へ。

東釧路駅から7つめの駅「五十石(ごじっこく)駅」(標茶町)。
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今回このタイミングで釧網本線を巡ろうとした最大の理由は、
ここ五十石駅を訪問することだった。
なぜなら、3月3日をもって駅がなくなるからだ。

JR北海道の3月3日廃止駅は「10」。
そのうち訪問したことがないのは五十石駅だけだった。
廃止前の最後のウイークエンドになんとか間に合った。

国道391号線の近くに駅はあるが、駅前はライト感覚な森。
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見渡す限り、周囲に民家はない。
いい感じだ。
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そしていい駅名だ。
2012年のローリングストーンズ50周年の際、
この駅で公演をしてもらいたかったと思う。
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午前9時45分、運良く電車がやってきた。
ただ、上の時刻表の写真によると、
8時台から14時台、この駅に電車は止まらない。
時刻表に偽りはなく、電車は通り過ぎていった。

東釧路駅から11番目の駅「摩周駅」(弟子屈町)には
足湯が併設されていた(無料)。
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迷わず靴下を脱ぎ、ズボンをロールアップし、お湯につかる。
他の入浴客どころか、周りに全く人がいないのをいいことに、
腕まくりをして腕湯もした。
ほぐれ、癒され、かなりの効果があった。

東釧路駅から13番目の駅「川湯温泉駅」(弟子屈町)にも
足湯が併設されていた。
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こちらの足湯はインドア・タイプだった(無料)。
先客はなく、ゆったりと過ごせそうだったが、
摩周駅の足湯から45分しか経っておらず、
ボディもソウルも足湯のはしごを欲しなかった。
それに時間の余裕もなかった。

無人駅巡りは日の入りまでに終了するのがマイ・ルールだ。
網走駅には16時30分までには到着したい。
1泊2日コースなら、冬の屈斜路湖と摩周湖をダブルで、
ほのぼのとレイク観光を楽しめるし、
川湯温泉で手足以外を湯につからせることもできた。
知床(ウトロ)にも行けたし、流氷砕氷船にも乗れただろう。

しかし日帰りで釧網本線27駅巡礼をするには、
観光はスルーしてとにかく先へ先へと進むことだ。
昼食さえ車内で済ませた。
大福とコロッケだ。
途中のセブンイレブンで十勝大福本舗の大福が売られており、
反射的に購入。
私にとって大福と最高の組み合わせであるコロッケも購入した。
悪くなかったぜ。

東釧路駅から17番目の駅「南斜里駅」(斜里町)。
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この路線で唯一駅舎のない駅だった。

斜里岳を右に見たり、バックミラー越しに見たりしながら、
オホーツク海ルートへ。
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東釧路駅から21番目の駅「浜小清水駅」(小清水町)では、
珍しく二両編成の電車に出会えた。
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訪問する駅も少なくなってきて、日没前に終点網走駅に到着することが
確実な情勢になってきたので、
浜小清水駅近くのフレトイ展望台からオホーツク海を望む。
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流氷だ。
浜辺の近くはあまり氷が見られなかったが、
なかなかのスケールだった。
なお、流氷が見られたのは知床半島側のみで、
網走市側は、ほぼ普通の冬の海だった。
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流氷見物ができただけでもラッキーだった。
付加価値がついたようなものだ。
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オホーツク海沿いの駅は、駅員はいないものの、
古い木造の駅舎に食事処が併設しているところが多い。
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止別(やむべつ)駅にある「ラーメンえきばしゃ」は、
14時をまわっていたのに満席。
北浜駅にある「停車場」も結構な客入りだったし、
観光バスも立ち寄るスポットにもなっている。

15時40分、終点網走駅に到着。
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ずっと快晴だったが、網走市内に入って雲が多くなった。
網走市内を少しぶらぶらして街見物をした後、帰路へ。
20時に帯広に帰ってきた。
走行距離515km。

これで道東(十勝、釧路、根室、オホーツク)にある
全ての無人駅訪問を完了した。
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今回は体調も良く、天候にも恵まれ、
うららかな日に長閑な場所を巡り、
時間がゆっくり流れているような、ゆったりとして気持ちで、
と思いきや、時間を気にしながら結構バタバタと過ごした。
車の乗り降りは一日で40回くらいしただろう。

雪のある無人駅は味わいが深まる。
冬こそ無人駅かもしれない。
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