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主に若手のミュージシャンが、
「自分が経験したことしか歌詞にできない」と、
コメントしているのをよく見たり聞いたりするが、
「よく言えるなあ」と思ってしまう。
私なら、たとえそうであっても
恥ずかしくてそういうコメントはしないだろうなと。

「この人こういう経験したのか」と思われることを
想像しないのだろうか。
歌詞にした経験は、さらしたいし、商品にもしたいのか。
何も考えていないのか、あるいは誇らしい経験なのか。

もちろん経験が歌詞に反映することはある。
ただ、それでは小さな世界にとどまってしまう。
私の場合、経験を歌詞にするのではなく、
経験を土台にそこから広げ、
世界観や人生観や趣味・嗜好を色濃く出しているタイプだろう。

とはいえ私は想像やイメージだけでも歌詞を書ける。
映画やドラマを見せられて、この作品の主題歌を作れと言われたら
出来・不出来は別としてそれなりに作れるだろう。
ところが、商品名だけを伝えるCMミュージックのような、
インパクトのあるショート・ミュージックは難しい。

特に、「北大学力増進会」のあのメロディは、
100種類作っても私の中からは出てこない。
「メガネサロン・ルック」も「アップルワールド」も
私の実力では、受注があっても対応できない。
帯広の街頭放送で頻繁に流れている「鳥せいチェーン」や
「ホテル・テル・テル、大平原」のフレーズもなかなかすごい。

「温かい心と心の触れ合う住まい 土屋ホーム」や
「マイホームがよみがえる リフォームで見違える」くらいの長さなら
曲の一部を切り取ったような作りなので対応できるだろう。

曲の体をなしているCMミュージックで、かなわないと思うのは、
「なんとかしてくるうちのごはん」だ。
素人なのか、かなりのプロなのか、
あのメロディは、どう考えても出てこない。
失礼ながら、変てこりんに聞こえるのだ。
「なんとかしてくるうちのごはん」の後の
「そこでナスのみぞれ炒め」のメロディもぶっ飛んでいる。
「なんとかしてくるウチのごはん」からのコード進行が読めない。

ちょっと感覚を逆なでするような、しっくりこない感じがありつつ、
やけに耳に残り、最終的にはちょっとクセになるような。
オルタナティヴ・ポップスといってもいい。

さらに、この曲を歌いこなせるのは、森高さんしかいないだろう。
特に「ごはん」の部分の滑舌は、森高さんのためだけに作られた
フレーズだとしか思えない。
吉田美和さんやスーパーフライが歌ったら違和感だらけだろう。

また、森高さんのものまねをやる方がいたら、
「17歳」や「私がおばさんになっても」ではなく、
「なんとかしてくるうちのごはん」をやってほしい。

最近このCMをあまり見かけなくなった。
残念だ。
なので、YOU TUBEで見ている。
私は何をやっているのだろう。
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