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清水町で発生した鳥インフルエンザの対応で
あれこれやっているうちにクリスマスが終わっていた。
十勝で起こったこととはいえ、
十勝の大多数の人にとっては、自分の生活の範囲外のことであり、
全道に広げれば、もう既に記憶にさえ残っていない人がほとんどだろう。
鳥アレルギーを発症することもなく、
チキン&ケーキなクリスマスを過ごしたと思う。
平和だ。
それでいい。
多くの方々に心も体も影響がなかったということだ。

そして仕事は納められ、年末を迎えた。
このクリスマスの騒々しさと、年末のバタバタの間。
27日から29日くらいまでの期間が私は好きだ。
ぽかーんと空いたような、落ち着かないような、
エアポットみたいな数日がなぜか愛おしい。

27日はザ・クロマニヨンズの帯広公演へ。
飲み方を欠席して出かけた。
なぜなら大事な用事だからだ。
よく帯広に来てくれた。
有り難いぜ。
札幌は3デイズ公演にもかかわらず全てソールドアウト。
帯広だからこそチケットを入手できた。
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仕事のストレスを抱えたまま、
雷雨決行のような状態でライブ会場であるメガストーンへ。
盛り上がれるのかと心配したが、
クロマニヨンズのメンバーがステージに登場して、
全てのわだかまりが吹き飛んだ。
すごい人達のステージ・オーラはすごい。

圧倒的な突撃感。
CDと遜色ない演奏の確かさとクオリティ。
すげえな、本物だな。
中年には酷なオール・スタンディングにもかかわらず、
なんの不自由も不都合も感じなかった。

クラッシュやラモーンズなどへの敬愛の念を
これだけ心地よく体現させてくれるバンドは、
世界に目を向けてもクロマニヨンズがナンバーワン野郎だろう。
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彼らは年を重ねるにつれ、
メロディも歌詞もアレンジもよりシンプルになっているように思う。
贅肉がまるでない。
それでいて不足感がない。
だからダイレクトに伝わってくる。

開演時刻である19時ぴったりに前説が登場。
スマートかつユーモラスにロック色あふれるトークをする。
そして19時05分には、手品ミュージックでお馴染みである
ポールモーリアの「オリーブの首飾り」にのってメンバーが登場。
すぐに演奏が始まった。
しっかり予定時刻どおりに始める姿勢がほんとに素晴らしい。

メンバーのステージ衣装はお揃いのツアーTシャツだった。
そうできることがかっこいい。
アンコールでは、フロントの3人が上半身裸で登場した。
皆、贅肉の少なさが半端ではない。
筋肉はない。
驚くほどガリガリだ。
50代半ばに到達している人の身体ではない。
もう少し皮下脂肪があってもいいのに、というくらい骨が見える。
きちんとTシャツの似合うロックスターの身体に作り上げている。

彼らは表向きに語ることは決してないが、
ロックスターであるがために、相当な節制をしていると思う。
ボーカルの甲本氏は、あれだけ動いて、呼吸に苦しむこともない。
漫然と過ごして成しえることではない。
うわべだけの薄っぺらい装飾品はナッシング。
ファッションじゃねえんだよ。
好感がもてるし、共感の念が高まる。

ステージアクトもサウンドも、贅肉の無さがびんびん伝わった。
年をとると、知識や経験など様々な蓄積がある。
それは財産だし、見せつけたくなる人は多い。
しかし、使い方を誤るとげんなりするだけだ。
そういう意味では、クロマニヨンズのアウトプット感とピュア度はすごい。
音もパフォーマンスも見た目も余計な贅肉を見せない。
最小限かつ最重要なコアな部分を確実にアウトプットしてくる。
削り落とすことの大切さを再認識したライブだった。
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