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10月の終わりに、JR富良野駅からJR滝川駅の間にある
無人駅を訪問してきた(2014114日の記事)。
その際、有人駅も訪問してきた。
富良野駅、滝川駅のほか、赤平駅と芦別駅が有人駅だ。

9月30日のJR北海道社長の会見で、
有人から無人化を検討している駅が公表された。
全道で9つあった。
そのうちの2つが赤平駅と芦別駅だった。

赤平駅と芦別駅の無人駅化は、
時間の都合上、有人駅を除いて巡ることが珍しくない、
無人駅マニアの私にとっては、
「よぉーこそ無人駅業界へ」たるマインドがありつつも、
地元住民のエモーショナルな部分を想像すると、
ホットコーヒーに氷が入ったような複雑な気持ちになる。

かといって、地元住民のエモーショナルな部分を
レスキューできるほど、私には社会的な影響力がない。
せめてできることは、有人駅であっても
無人駅と同じテンションで訪問し、
かつ、その地域に少しではあるがマネーをペイすることだ。

菓子類、特に和菓子がすこぶる好きな私は、
以前から地方に出かけた際、
その地方の和菓子を食べることも趣味のひとつだ。

ドライブに出かけて甘いものといったら、
ソフトクリームを食べる人が主流である中、
私は、ソフトクリームには完全に素通りし、
地方の小さなお菓子屋を探して訪問し、
どら焼きや饅頭や塩がまなどを食べるのが楽しみである。

というわけで、まず滝川。
「モンモオ」という白あんの饅頭を久しぶりに食べたくなり、
「おかだ菓子舗」へ。
01_おかだや01 01_おかだや02
以前食べたのは、誰かのお土産だったため、
お店を訪問するのは初めてだった。

01_おかだや5 01_おかだや06
モンモオ(140円)、美味しいです。
牛乳味の主張が強いが実にまろやかで、バター味ともしなやかに絡み、
ここにしかない白餡だということを強烈に印象づける。
普通っぽいのに確固たるオリジナリティがある。
皮はかなり薄い。
これもクリーミーで、いやいや素晴らしいです。

01_おかだや03 01_おかだや04
どら焼き(150円)は、条件反射的に買ってしまうことが多い。
しっかり焼かれた皮と、濃い目で乾き目のあん。
平成の主流である、ふわふわソフトなどら焼きとは一線を画す、
トラディショナルな一品だ。

続いて赤平駅
02_赤平駅
立派な建物だ。
というか厳密には、これは駅舎ではなく、赤平市交流センターだ。
ここの一階の一部に切符売場と改札がある。
いわゆる複合駅舎というものだが、
駅舎の高さは道内では札幌駅に続いて二番目らしいぜ。

この近代的西洋風の駅舎と向かい合うように存在するのが、
昭和中期のジャパニーズ感にあふれたビルがある。
03_日高屋01
そこの一階にあるのが「日高屋」さん。
だいぶ前から、ここを通るたびに訪問してみたかった店だ。

03_日高屋02 03_日高屋03
このせんべいは「秋楓美楽」と書いて、「あかびら」と読む(116円)。
ホワイトチョコがはさまれており、
表面にはアーモンドスライスがふんだんに。
奇をてらっていない安心できる美味しさ。
何枚でも食べられそうだ。

03_日高屋04 03_日高屋05
「北の洋らん」と名のついた黒糖饅頭(86円)。
いい意味でベーシック。
皮はしっとり、あんはしっかりタイプ。
ただすごく小さい。
一口でいける。
しかしそれではもったいないので六口で食べた。
そういうことってあるだろ。
なお、品名は丈の長い学生服とは無関係だろう。

最後に芦別駅
04_芦別駅01
古い駅舎だ。
芦別には何度か訪れているが、駅に来たのは初めてだった。
というか、これまでは素通りばかりで、
車から降りて、きちんと芦別市街地を歩いたのは初めてだ。

駅舎の前には、まさに駅舎をふさぐようにミニ五重の塔があったり、
04_芦別駅02 04_芦別駅03
駅前には、ダジャレ的なホテルがあったりと、
興味をそそる独特の雰囲気があった。

日曜日昼12時からSTVラジオで放送している「Yo!Hey!サンデー」。
この番組のパーソナリティである「ようへい」氏の
機転の利いたトークと、妙にマニアックな趣味が面白く、
この時間帯に自宅又は車中にいれば、ほぼ聴いている。

彼の出身地は芦別市であり、
番組内で芦別の菓子店「よねた製菓」の話がしょっちゅう出てくる。
そういうわけで、かねて是非訪問したいと思っていた。
よねた製菓01 よねた製菓02
店は芦別駅の近くなのだが、
ここで駅前商店街は終わりです的な場所にあり、
ほっとするような疲弊感といったら失礼だが、
懐かしいような愛おしいようないい雰囲気がある。

よねた製菓03 よねた製菓04
ようへい氏をフィーチャリングした「ようへいまんじゅう」。
ソフトタイプの白餡の饅頭だ。

よねた製菓05 よねた製菓06
よねた製菓さんの代表的な作品「酒まんじゅう」。
この手のものは、ほんのりかすかに酒の風味がするだけで、
子供もなんなく食べられる、というのが一般的だが、
これは強めの酒風味だった。
自宅でウイスキーのつまみとして食べたのだが、
ウイスキーよりも饅頭の日本酒風味が勝った感があった。

そして、よねた製菓さんといえばこれ、「みそパン」(7枚入り324円)。
よねた製菓07 よねた製菓08
クセのない優しく素朴な味。
何かが出過ぎていたり、足りなかったりがない。
ちょうどいい。
ずっとつまんでいられる。
ウイスキーのつまみとしても最適。
味噌味はいい意味で弱めなのだが、
仮にこれに商品名がなかったとして、商品名を考えてくれと言われたら、
「みそパン」としか答えられないだろう。
歴史を感じるし永遠も感じる大切にしたい逸品。

無人駅巡りは楽しい。
それは無人駅自体にアドレナリンが分泌される快感もあるが、
その地域の雰囲気を感じ、そこにしかない食べ物を味わうことで、
楽しさに奥行きが出てくる。
商品目当てのふるさと納税では決して味わえない楽しさだ。
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