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帯広の西隣の町、芽室町には防風林がたくさんある。
国道38号線を走っていてもそれを感じるが、

芽室町市街地から南部に走る道道沿いには、
国道沿いとは比べものにならないくらいのスケールとボリュームで
立ち並んでいる。
そのことを知ったのは、9月中旬に伏見岳登山をした帰り道だった。

その時は、その後に用事が控えていたため素通りせざるを得ず、
改めてゆっくりと訪れようと思った。
それも車のスピードではなく、自転車のスピードで、と思った。

シルバーウイーク中、午前中のみ時間をとれる日があったので、
クロスバイク・ライダーとなって、
往復約55kmの半日レジャーに出かけた。

芽室町市街地から道道62号を南へ進むと、
道道沿いに全長9.2kmにも及ぶ防風林が始まる。
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看板が示すように「芽室遺産」になっている。
ただ、この看板は防風林の中の引っ込んだところに立てられており、
車で走っていても目にすることはできないだろう。

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この道道沿いの長い防風林を縦ラインとすれば、
横ラインにもロングな防風林がいくつもある。
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植えて、育って、安定して、ここまで100年以上の年月が流れている。
木を植えようかという構想段階も含めればもっと長い。
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防風林を見るためにクロスバイクで出かける。
ぶいしーだ。

エレガントではない。むしろエレファントだ。
私にとって防風林は観光資源だ。
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思えば、柳月には「防風林」というお菓子がある。
十勝の象徴たる景色のひとつなのだ。
防風林は見た目のダイナミックさだけではない。
この日は西風が結構強めだった。
往路の南行きは右から、復路の北行きは左から風を浴びるはずだったが、
道道沿いの防風林がこれをさえぎってくれて、無風のような状態で走れた。
防風林が途切れた途端、強い横風を浴びた。
防風林の効果とパワーを実感した。
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芽室町市街地に戻り、焼きたてパンの店「あさひや」へ。
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1938年創業。
もうすぐ80年じゃないか。
防風林の歴史にはちょっと及ばないものの、
女性に参政権が与えられる以前から店があったのだ。
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左はピーナッツクリームパン(110円)、中央は小倉あんぱん(100円)
右は甘納豆パン(340円)
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店に向かっているときは、とにかく餡を欲しており、
あんぱん、あんドーナツに加え、
白あんとか、餡の入ったクロワッサンとか、餡づくしでいこうと考えていた。

ところが、店に入るとパンの種類が多く目移り。
どれにしようか決めかねていたら、
他のお客さんが二組続けてピーナッツクリームパンを購入。
5個くらいあったのに残り1個に。
そんな展開につられて私も買ってしまった。
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ピーナッツ風味がセーブされた食べやすいクリームだ。
それに対して、皮部分にはふんだんに砕いたピーナッツがのっており、
全体としてバランスがとれている。
優しい味だ。

小倉あんぱんは、まさに子供の頃に食べたような懐かしさにあふれた味。
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現代の主流ともいえる柔らかくしっとりした生地とは異なる。
やや粗めな生地であり、あんの量も決して多いとは言えない。
インパクトはないが、べたつきのない素朴な味わいだ。

それに比べて、見た目のインパクトで思わず買ってしまったのが
甘納豆パン。
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店内のショーケースの上に積まれていたので、看板商品なのだろう。
実際これを購入するお客さんが多かった。
手に持ってみると、ずしりと重い。
厚さは4cm以上あり、長さは12.5cmだった。
これが2つセットで340円である。
というか、25cmあるパンを2つにカットして売っていると
いうことだ。
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中央部には甘納豆がぎっしり。
嬉しいし、楽しくなる。
先端部はあまり甘納豆が入っていない。
なので、中央部と先端部を交互に食べた。
これも生地がやや乾き系の昭和チックな味わい。
甘さを抑えた生地だが、噛むほどに丁度良い味になってくる。

いいなあ、菓子パン。
ちょっと身体に負荷をかけた後の菓子パンはさらに美味しい。
クロスバイクのスピードで防風林を観光したかった
というのは嘘ではないが、
防風林の向こうにある菓子パンを目指してペダルを漕いだとも言える。

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