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帯広市の南西部、日高山脈北部にある山、
伏見岳(ふしみだけ)に登った。
この日は平日。
少し前に休日出勤をしたことによる代休の日だった。

登山口までの道を地図上では理解していたが、
実際には地図にない分岐点が多く、
道に迷って、戻って、地図を見返して、やっと登山口にたどり着いた。

その時点でもう疲れた。
道に迷ったことだけが原因ではない。
登山口に向かう車中、
まだ朝9時にもかかわらず職場から電話がかかってきて、
夕方から出勤をしなければならない可能がある状況となり、
気持ちが落ち着かなくなったからだ。

しかし、夕方でフリーは終わってしまう、と考えるか、
夕方まではフリーを楽しめる、と考えるか、
どちらの思考で過ごすかによって、
日々の豊かさは違うものになるだろう。
というわけで、気持ちを切り替えて車を走らせ、登山口の駐車場に到着。

ここで新たな不安が。
車が一台も駐まっていなかった。
入林届を見てみる。
誰の記載もない。
山奥に一人きり、ということだ。
27091701
前日の水曜日は4人、その前日の火曜日は6人の名前があった。
なのに今日はなぜに誰も来ない。
そんな感じで、ちょっとしたわだかまりを抱えつつ登り始めた。

前半は比較的急な道が続く。
27091702
高度は稼げるが、周りは木々に囲まれ、下界の景色は全く見えない。
ちょっと退屈であり、かつ、職場からの電話がかかってくるのではと
気が気でない。

私は業務用として携帯電話を一台持たされている。
ドコモ社のものである。
登山口までの直近十数キロは「圏外」と表示されていたが、
登山道に入ってすぐ受信マークが表示された。
頂上までずっと受信できる状態であり、
ドコモ社の受信環境の設定に感心。

それに対して、私物であるソフトバンク社のi-phone4は、
登山口までの道路も、登山道に入ってからも終始圏外だった。
山中で携帯電話を使えるかどうかは、
状況によっては生死を分けるほどの違いになる。
ドント・ウォーリーと言って、プラス思考になれる話ではない。

中盤になると、緩やかな道となり、
遠くに帯広方面の広大な平野がちらちら見えるようになる。
27091703
こり辺りは標高1,200mくらいだろう。
明らかに紅葉が始まっている。

登っていくとさらに紅葉は美しくなる。
27091704

もうすぐ頂上の辺りはこんな感じ。
27091705

で、頂上に到着。
27091706 

北方向はちょっと雲海チックな表情。
27091707 

西から南方面は日高山脈の大展望。
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ところが、どれがなんという山なのかわからない。
持参した資料と見比べてもわからなかった。
27091709

頂上で昼食をとり、安全第一でゆっくり下山。
登りも下りも人間に会うことはなく、ずっと伏見岳に一人きりだった。
クマに会うこともなくホッとした。

心地よい疲れを感じながら帰路につく。
帰りは往路とは別の道を走ってみた。
芽室町の「上伏古」や「坂の上」などの地域を通った。
防風林や波のような広大な農地など、畑地景観が素晴らしかった。
改めて訪れ、のんびり写真を撮りたいと思った。

今回のんびりできなかったのは、
職場からの招集の可能性があったためだが、もうひとつある。
途中、クマを目撃したからだ。
27091710
道路から数百メートル離れた雑木林の前にいた。
初めて野生のクマに遭遇した。
とても小さなクマだった。
民家は近くになく、3kmくらい先から点在し始めた。
27091711 
通報すべきかどうか迷ったが、
迷うなら一応通報しておいた方がいいだろうと思い、
芽室の警察署に電話した。

いつ、どこで目撃したか、クマはどういう状態だったかを伝えると、
私の住所と氏名を聞かれた。まあ当然だろう。
ただ、職業、年齢、電話番号、なぜその時間にそこにいたのかまで
聞かれた。

電話番号については、「それも言わなければならないのか」と質問。
すると、「何かあったら電話するため」と言われた。
電話するほどの「何か」とは何なのか。
全く想像できなかった。

そこでやり合っても、お互い嫌な気持ちになるだけなので伝えたが、
クマを目撃したことで、個人情報をクマなく聞かれた、ということだ。
以上です。
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