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がっかりするのはどんな時かと聴かれたら、
小上がりがあるのに靴ベラが置いていない店だった時と、
「食べたい」ではなく「食いたい」と喋る女性を目の当たりにした時である。

「そのゲームに勝ったら、ケーキがもらえるっていうんで、
 まじになって、やりましたよ。
 すっごいケーキ食いたくて」

このセリフが、私の耳に突き刺さった昨日の昼休み。
セリフの主は、保険外交員の女だった。

その女性は、週に2回程度、昼休みに来る。
年齢は25、6歳。
おそらく長澤まさみを意識しているであろう真ん中分けの髪型。
おっとりした感じで、愛想は悪くはない。
しかし、話す内容も話し方もスカスカしていて安っぽい。
併せて、雰囲気を察することを知らず、どこかずけずけした感じがある。
求めてないのに、次から次に喋るタイプである。
皆さんも、そういう人に出会ったことがあるだろう。

私は、その保険外交員の女には一切関わっていない。
いつもは、私の2つ隣の席の辺りで、私の同僚と会話しているのだが、
友人の借金の話、友人のうまくいかない恋愛の話、
芸能人同士がデートするテレビ番組?の話、
夫婦が入れ替わって生活するテレビ番組?の話など、
どうでもいい話を、次から次にする。
ほんとにどうでもいい話である。

我慢できなくなったら、私は席を立つ。
ただ、最近は慣れてしまい、大して気にならなくなっていた。
そんな時に、突然「ケーキ食いたかったから」と聴こえてきたため、
私も「ピクッ!」となってしまった。
「ピクッ!」という言葉を、口にしてしまったようにも思える衝撃だった。
もしかしたら、衝撃のあまり「ピクルス!」と言っていたかもしれない。
それぐらい、逆撫で度合いが高かった。

私の狭い了見では、女性が「食べたい」ではなく「食いたい」と使った時点で、
もう女ではないように思えてしまう。

おそらく、その保険外交員の女は普段から、
「おなかすいた」ではなく「腹へった」。
「ごはん」ではなく「めし」と、自然に言っているだろう。
勝手に、そんな想像をしてしまう。
想像せずにはいられない。
想像せずにいられる方法があったら知りたい。

「食いたい」以外にも、
「恋愛っていうのは、駆け引きがすごい大事で…」、
「やっぱ本当の自分っていうのは…」、
「いえいえ、その日はピンで活動してて…」など、
彼女の口から、胡散臭い言葉があふれ出てくる。
私は、彼女が話し出した途端に、
おなかいっぱいになった気分になってしまう。


「おなかいっぱい」といえば、先日食べたそばの量たるや大変なものだった。
以前から気になっていたそば屋「叶庵」(かのうあん・豊平6条10丁目)
に行ってきた。
この店は「とりもつそば」が名物の大人気店である。
混雑する時間帯をずらして、午後2時頃に行ったが、ほぼ満席だった。

叶庵1 叶庵2

とにかく、とりもつと玉ネギの量が普通じゃなかった。
丼の上の方にのっているだけかと思いきや、
丼の底の方にも、とりもつと玉ネギがたくさんあった。
そのせいで、あまりそばを食べた気がしない。
しかし、当分そばは食べたくないと思った。
正直、今年の私に年越しそばはいらない。

つまり、そばは、とりもつと玉ネギの量に圧倒されて
目立たなくなっていたものの、
そば自体にも、相当のパワーがあるということだ。
太めの手打ちで、しっかりとした歯ごたえのあるそばだった。
また、つゆに、とりもつと玉ネギのダシが強く出ていたため、
あまりそばを食べた気がしないのだ。

しかし、美味しかったは事実。
「とりもつそば」がやみつきになる人が多いことも、
大繁盛店であることも理解できる味だった。
今度は、「たぬき」や「かしわ」など、ノーマル・メニューを食べてみたい。

余談だが、「とりもつ+玉ネギ」の比較でいえば、
留萌管内小平町にある「フリッパー」の「とりもつ定食」の方が旨い。
和風ラーメン的にスープに、「とりもつ+玉ネギ」がふんだんに入っている。
とりもつのダシが強く出ているが、コクも深く、
それに加えて、素朴なコショウ風味が、いいアクセントになっている。
これは、仮に札幌に店を構えて提供したら、大盛況だと思う。

↓小平町「フリッパー」。今年の春に撮影した写真につき、今の季節感がなくて残念。
  さらに、このころは、ブログをやっていなかったせいか、写真の撮り方が下手すぎる。
  「フリッパー」は国道232号線沿い、
留萌市から北へ車で10分程度のところにある。
  右の写真が「とりもつ定食」。950円だっただろうか。これで1人前。満腹になる、かつ美味。
  フリッパー1 フリッパー2

「フリッパー」は、小平町内では有名だが、
隣町の留萌市民でも知らない人の方が多いくらいの知名度である。
しかし、口コミでの広がりは結構なもので、
特に長距離トラックの運転手などには、絶大な支持を得ている。

こういう話を、保険外交員の女にしても無駄だろう。
「そばより、ケーキ食いたい」と言われるのがオチだろう。
もし、そう言われたら私は、
彼女にケーキをあげるよりも、

刑期を与えたい気持ちになるのは言うまでもない。

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テーマ:札幌グルメ - ジャンル:グルメ





あ~あ、旭川「くい亭」の海老パンを食いてぇ。
【2007/12/28 22:43】 URL | タピオカ鈴木 #duIsrID2[ 編集]

「あ~あ」という、ため息から始まっているのが良い。
ため息からコメントを始めるのは、
なかなかできることではない。
ある意味、勝ち組にはなれない私たちの日常を
代弁しているとさえ思う。


【2007/12/30 12:59】 URL | クグエSW #-[ 編集]

日本人なら米を食え!・・・これが口癖のマキシです。
・・・トモダチとの会話ならいいですが、保険外交員の
方ならもう少し美しい言葉で話して欲しいですね。
職業に関係なく、仕事中なのですからね。
あくまで願望ですが。

フリッパー知ってます知ってます!
でも入ったことはありませんが、これを読んだら
挑戦してみたくなりました。
【2008/01/02 15:03】 URL | マキシ #-[ 編集]

意図的に「食う」と言ったり、
決まり文句としての「食う」は問題ないのですが、
無意識に「今日、何食う?」と使われるのが鼻持ちならないのです。

小平町のフリッパーは、店構えからして、
事前情報がなければ入りにくい店でしょう。
ここの№1メニューはダントツで「とりもつ定食」。
ラーメンも油の雰囲気が独特で、
特に醤油味は、これと似た味には出会ったことがなく、
時々食べたくなります。
小平町の男性の間では、とんかつがトッピングされた
「かつラーメン」が人気であると複数の声を聴いてます。
他のメニューは普通の食堂の味です。

とりもつ定食は、岩見沢の「三船」(札幌にもあるが)の
とりもつ鍋と比べても、遜色がないほどのの美味。

留萌から北へ伸びている国道232号線は、
情報誌には載らない美味しい店の宝庫です。
また紹介させていただきます。

今年もよろしくお願いいたします。

【2008/01/03 17:43】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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