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7月5日日曜日、クロスバイク活動をした。
足寄まで行ってきた。
往復141km、だらだらとマイペースでペダルを踏んだ。

長距離であり、果たして無事に帰って来られるのかという不安、
そして、午後から十勝北部では局地的に雨が降るという天気予報。
こうしたことを踏まえて早朝に出発した。
JR帯広駅、午前5時15分だ。
20150705_足寄1 
この季節、早朝は無風である確率が極めて高い。
距離をかせぐなら早朝が望ましい。
車の数も非常に少なく快適だ。

往路は帯広から、池田、本別を通るルートで足寄へ。
午前7時10分、池田町北部にある集落、高島に到着。
20150705_足寄2
ここは、旧ふるさと銀河線の高島駅だったところ。
ここで持参した朝食をとる。
おにぎり2個、ちくわ、セロリの漬け物。
全て自作だ。

ここまで34km
悪くないペースだ。
若干、足腰のだるさはあるが問題はない。
ただ、寒かった。
半袖Tシャツ+長袖Tシャツ+ウインドブレーカーでも寒かった。

ゆっくりと朝食をとり、のんびりとラークを吸い、
だらだらと足腰のストレッチをして、北へ向かう。
結局、高島には40分もいた。

やはりエネルギーを注入すると力がみなぎる。
緩い追い風であり、平坦な道の連続ということもあり、
午前8時45分、なんなく本別に到着。
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5分ほど休憩してさらに北へ。
ここまで53km。足寄まであと15km
気温が上がってきたのがありがたい。
本別まではつま先から足首までかじかんでいたが、
次第に解消され、ほぐれてきた。

足寄までも完全な追い風、そして平坦ロード。
時々森永ハイソフトやヴェルタース・キャラメル味を
口にしながら淡々とペダルを踏む。

天候と体調に恵まれて順調に進み、足寄町エリアに突入。
大きな空と広い平原。
足寄に来たのだし、近くに民家も人もいないので、
「果てしない大空と~」と口ずさんでみる。
フィットする。しっくりくる。
最初は鼻歌だったが、次第に大きな声になり、
なぜか最後はモノマネをして声を張り上げていた。
変な自転車乗りだ。
しかし、誰も気づいていない。
孤独ではない。
自由だ。

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午前9時45分、足寄町市街地に到着。
走行距離68km

20150705_足寄5
よく足寄まで来たなあ、という感慨はあまりなかった。
というより、午前10時前に足寄にいることが不思議に感じた。
また、復路の途中で一気に疲れが出て、ままならなくなる
のではないか、という不安や、
いきなり雨に見舞われるのではないかという懸念は常に心の中にあった。

ほんとは足寄で昼食をとりたかった。
ウッディベルのドデカいハンバーガーにトライしたかった。
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しかし開店は11時。
1時間以上も待つ余裕がなかった。
事前にチェックはしてきたものの、予想外の展開はなかった。

高橋菓子店のパンも魅力的だった。
これまで三度食べたことはあるものの、
クロスバイク・ツアーの途中に食べるとまた格別だろう。
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しかし日曜日は休日。
これも事前に調べてはいたものの、イレギュラーな展開はなかった。

でも全く落ち込むことはなかった。
なぜなら、昼食は上士幌町のパン屋「トカトカ」に行こうと
決めていたからだ。

ただ、せっかくクロスバイクで足寄まで来たのに、
復路のことが気になり、食事はおろか、
街をぶらつく時間も確保できないのが残念だった。
クロスバイクで遠くへ来ると、こうしたデメリットがある。
荷物になるので買い物をできないというデメも痛い。

足寄には30分ほど滞在。
復路は、足寄から東へ向かい、上士幌、士幌、音更というルートにした。
足寄を出発していきなり苦しんだ。
約4kmにわたる登り坂。
それと同じくらいの距離の下り坂。

数キロ、平坦な道となるが、また約2kmにわたる登り坂。
ここではクロスバイクをおりて歩いた。
後々にひびくので、呼吸が苦しくなりそうになったら、
迷わずクロスバイクを押して歩くのが私の流儀だ。
無理をしない。
苦しまない。
なんとしてもこぎ続けるというこだわりや強い意志はない。

二度目の坂を登り切ると、丘の上の平坦な道になる。
20150705_足寄11
一気に空は晴れ、爽快だ。
と思いきや、二度の大きなアップダウンで体力が消耗。
また、これまでのクロスバイク遠乗りの経験上、
昼食前の午前11時台が最もへたれ気味になる。
それらのせいで、木々に囲まれた長い直線道路や
雄大な畑地などを満喫できず。
とはいえ、平野とはまた違ったダイナミックな素晴らしい景観だった。
20150705_足寄10

12時30分、上士幌町に到着。
ここで走行距離が100kmに達した。
この先、上士幌から帯広までは平坦な道ということもあって余裕ができ、
市街地を少しぶらつく。

そして、待ちに待った昼食。
胃袋も頭の中も、菓子パンウェルカムのピークを迎えていた。
ずっと行きたいと思っていたパン屋「トカトカ」へ。
20150705_足寄12 
私は菓子パンが大好物である。
夕食が菓子パンでもいい、というか、それこそ最高の夕食だ。
初めて行ったパン屋では、
基本、あんパン、くるみパン、豆パン、あんドーナツ、
クリームドーナツが購入する優先順位である。
あるいは、すこぶる美味しそうに見えたものをチョイスする。

店に入る。
外観も美味しいパンに出会えそうな佇まいだが、
内観も間違いなく大丈夫な雰囲気にあふれていた。
ただ、タイミングのせいなのか、売り切れっぽい商品が目立つ。
20150705_足寄13

案の定だった。
あんパン、豆パン、あんドーナツは売り切れ。
くるみパンは作っていないとのこと。
優先順位第4位までが総崩れだ。

せめてあんパンは食べたかった。
諦めきれず、店の方に「あんパンはもう焼かないのか」と質問。
すると、45分後くらいに焼き上がるとのこと。

悩ましい。
本日最大の選択の時だ。
45分待つか、断念するか。
ただ、少なくともこの空腹状態のまま45分は待てない。
そこでまず、特に美味しそうに見えた二品を購入。
店の前のベンチで食べる。
20150705_足寄14
左がマフィンのチョコ(145円)、右がスコッチ(140円)。
結論から言おう。

私のチョイスは正しかった。大成功だった。

マフィンの美味しさには驚いた。
これはパンというより、高級なスイーツだ。
しっとりした生地は甘めだが、すっきりしている。
これまでに食べたマフィン及びマフィンっぽい食べ物の中で、
決定的に一番美味しい。
これで145円は安すぎる。300円でも買う。

スコッチも良かった。
焼き色の良さとグラニュー糖のふりかけ具合が食欲をそそり、
さらに豆パン的な具だったのでチョイス。
生地の密度の絶妙さに感動。
密度が濃く、しっとりしていて、
きちんと噛みたくなるし、噛むほどに優しい旨みが生まれてくる。
甘さは意外と控えめだが、パンの旨みが際立つ出来となっている。

予想をはるかに超える美味しさだった。
これまで食べた菓子パンの中で一番美味しかったように思う。
これはあんパンも美味しいに違いない。
私はあんパンの焼き上がりを待つことに決めた。
凄まじきあんパンに対する執念だ。

焼き上がりまで、まだ30分近くある。
菓子パン2個では、まだまだ物足りない。
というか、あまりに美味しいパンを食べ、さらに食欲が増した。
そこで改めて店内へ。
20150705_足寄15
マフィンは豊富にある。
おそらくひっきりなしに売れるのだろう。
再度マフィンを、今度はプレーンのものを。
それとクリームドーナツを購入。
やはりとんでもなく美味しい。
凄いパン屋が上士幌にあったものだ。

お客さんは絶え間なく来た。
皆、結構な量を買っていく。
「トカトカ」は今年、音更に支店をオープンした。
行こうと思えば自宅から車で10分で行ける。
しかし、最初は本店を訪れたかった。
そして、これだけ美味しいことがわかった。
こりゃ、音更店にしょっちゅう通うことになりそうだ。

マフィンとクリームドーナツを大満足のうちに食べ終えた。
コーヒーを飲みたくなったので、
往復3kmをかけてセブンイレブンへ。
行って戻ってくれば、ちょうどあんパンが焼き上がっている。

セブンイレブンのホットコーヒーは美味しいが、
絶品の菓子パンを食べた後だとさらに良い。
できればパンを食べながら飲みたかった。
しかしこれが人生というものだ。

セブンイレブンを後にして再度トカトカへ。
この道中、私の心と身体に変化が起こる。
菓子パン4個にホットコーヒーにより、
甘いものに対する欲が満たされていることに気づいたのだ。
そう、さっきほどあんパンを欲していない。
というより、食べるならミックスナッツかプリッツ・サラダ味がいい、と
明確に銘柄まで即座に指定できた。

こんな状態であんパンを食べるのは勿体ない。
じゃあ、いつあんパンを食べるの?
今じゃない。
なんたる展開、時機を逸した感、巡り合わせの妙。
あんパンが出来上がるまで待ったのに、
出来上がった時には、別のものによって欲求が満たされていた。
まさしくこれが人生というものだ。

それにしても美味しいパンだった。
私の場合、菓子パンを食べると、すぐにエナジーに変わるようで、
上士幌から帯広までの道程は向かい風だったものの、
マイペースで気楽にライドできた。
ただ、脚は疲労しており、クロスバイクの切り替えは、
ずっと往路よりも一段階軽い状態でしか走られなかった。

甘いものへの欲求は満たされたが、
あんパンを控えたことは、わだかまりとなって心に陰をおとしていた。
それを払拭すべく、音更のスーパー「Hapio(ハピオ)」内にある
トカトカの支店に立ち寄った。

あんパンはたくさんあった。
もちろん購入。
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さらに、またしてもマフィンを購入。
音更店には、本店にはなかった「マフィン・小豆」というのがあり、
考える間もなく、取り皿に載せていた。

そんなこんながありつつ、午後3時50分、JR帯広駅に到着。
20150705_足寄18
脚は結構な疲労だったが、菓子パンパワーで乗り切れた。

今回のクロスバイク・ツアーの目的及びポイントは
足寄まで行くことだったのに、途中からあんパンに翻弄された。
あんパンを求めてのツアーだったかのようだ。

で、音更店であんパンを買ったのに、
購入翌日の夜現在まだ食べていない。
なんとなく勿体なくて、冷凍庫に保存してしまった。
なんなんでしょう、このドタバタ感と失速感。
しかしこれこそが人生なのだろう。
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