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もう10日ほど前のことになるが、
5月23日土曜日、帯広からクロスバイクで本別町まで行ってきた。
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往復105km、強風にあおられ8時間に及ぶライディングとなった。

往路は楽だった。
帯広から池田町までは追い風まじりの横風、
池田町から本別町までは完全な強い追い風となり、
大してペダルを踏んでいないのに進んで行くような感覚だった。

ただ、道端の草は横倒しになり、樹木もかしがるほどの風で、
帰り道は大変なことになるぞという不安と恐怖を感じていた。
ところで、「かしがる」は北海道弁なのかもしれないと今思った。

復路の体力を温存するため、だらだらペースで、
二度ゆっくりと休憩をとりながら本別町を目指したが、
それでも3時間をきって到着。

今回本別町に行った最大の目的は、
「浮舟」の「にんにく焼き」を食べることだった。
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「浮舟」は、分厚くてビッグな豚肉を提供する店としてフェイマスで、
本別町以外にも多くのファンがいる。
本別町以外のお客さんが最もオーダーするであろう「とんてき」は、
昨年4月に体験した。

その際、「にんにく焼き」も、すこぶる旨いという話を聞いた。
しかし、にんにくの量が尋常ではないため、
勤務時間中の昼食としてはNGだと同僚にアドバイスを受けた。
ならば休日に食するしかない。
その機会を一年間うかがっていた。

なにせ500gくらいあるのではないかと思われるサイズである。
帯広から1時間車を走らせて食べに行くよりは、
3時間ペダルを踏んで食べに行った方が格段に美味しいだろう。
そう考えたことが全てだ。
理由はそれだけだ。

で、開店時刻ちょうどの11時30分に入店。
すると最早10人程度お客さんがいて、
既にとんてきを食べている人もいた。
いったいどういうことなんだと思ったが、
どういうことでも別に問題はないとも思い、
早速「にんにく焼き」をオーダー。
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豚肉をどーんと受け入れるにはベストな空腹感。
受入体制は万全だ。
いい状態にコーディネイトできた。

オーダーから30分ほどして「にんにく焼き」登場。
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壮観だ。
素晴らしい眺めだ。
この肉を切って、口に放り込み、
噛むことによって生じる肉の旨みとニンニクの香り。
それが今カムトゥルーしようとしている。

少し角度を変えて見てみよう。
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威風堂々とはこのことか。
料理という言葉では収まらない。
これは芸術作品といってもいいだろう。

で、ついに食べる。
やっぱり美味しい。
いい肉だなあとしみじみ思い、焼き加減の絶妙さに感心。
ニンニクもくどさはなく、むしろすっきりしている。
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薄味のタレが肉の質の良さを際立たせており、どんどん食べられる。
クロスバイクを漕いだ来たせいもあるが、
食べ終わったとき、まだ食べたい、もっと食べられると思った。
見た目からは意外なほどに、いい意味であっさりしており、
変な重たさが全くないのだ。
つまり、肉料理として、これだけで完結している。

その反面、ライスが意外に進まない。
あくまでこのタレは肉を引き立てるものであり、
ライスを引き込むものではないからかもしれない。

気になったのが、常連客の方々のオーダー。
豚丼としょうが焼きの方ばかりだった。
また来なければならない。
にんにく焼きに満足しつつも、新たな宿題もいただいた。

                  ◆

往路での強い追い風が、復路への懸念を生じさせたので、
店を出たら早速帰路についた。
本別町内の散策や寄り道をすることもなく、
浮舟でにんにく焼きを食べるためだけの本別ツアーとなった。

で、予想どおり、帰り道は向かい風に苦しめられた。
時速10kmにも満たないスピードで走った箇所もあったし、
嫌になってペダルを踏むのを中断した場面もあった。

ニンニクと豚肉から得たエナジーだけでは足りず、
途中、池田町のセブンイレブンでドーナツ2個を食する。
それさえも向かい風に体力をもっていかれた。
これまでのクロスバイクツアーの中でトップ3に入る過酷さだった。

結局、復路には4時間を要した。
池田町のセブンイレブン以外では休憩をとっていないのに、
52.5kmにそれだけの時間を要した。
帰宅後の消耗度も大きく、翌日もダメージがあった。

しかし、より美味しくデカ盛り的メニューを食べるために、
わざわざ面倒くさい方法で店に行くのはすごく楽しい。
それは、滑稽なことだし、ちっぽけなことだ。
でも、食べたいものを、
心身ともにベストなコンディションに整えて食べるというのは、
ある種の達成感があり、それが次の希望につながるように思う。
達成感は滑稽でちっぽけなものでいい。
達成感を味わうことに意味がある。
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