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帯広の桜が満開になった。
20150429_帯広・桜
4月25日、26日の週末は、ほとんど咲いておらず、
この2、3日で一気に開花したような気がする。
本格的な春の訪れだ。
実際、終日ストーブいらずになったのは26日からだし、
27日はどういうわけか帯広は真夏日になった。

そんなウェルカム・スプリングな4月29日、
桜だけではなく、立川談春氏も帯広に来てくれた。
帯広市民文化ホールに彼の落語を観に行ってきた。

談春氏に関しては、2009年にこのブログで、
彼の著書「赤めだか」を紹介するなど、かねて興味を持っていた。
札幌に住んでいた2年前か、3年前か、彼の落語を観ようとするも完売。
今では首都圏においてはチケット入手が極めて困難。
札幌公演も即日完売。
そんな彼が帯広に来てくれるのである。
観ないわけにはいかない。

ただ帯広では、3月はおろか、4月になっても
新聞に広告が載っていたので、
慌ててチケットを購入する必要はないのかと思い、
仕事と音楽活動の忙しさにかまけて、チケット入手を怠っていた。

で、4月上旬に、藤丸のプレイガイドにチケットを買いに行くと、
「今日完売しました」とのこと。
慌てて、ローソンチケットにアクセスするとこちらも完売。
これはやばいと帯広市民センターに問い合わせると、
「完売したけれど2枚なら取り寄せられる」とのこと。
そんなギリギリセーフの状態でなんとかチケットを入手した。

20150429_落語1 
公演は休憩15分をはさみながら3時間に及ぶ実に濃い内容だった。

前座なし、最初から最後まで談春オンリー。
間延びや飽きるようなことはなく、
かといって、押しつけ感もなく、
実に心地良い流れで、淀みなく楽しめた。

落語を生で観るようになったのは10年くらい前。
留萌に住んでいた頃である。
それ以来、7、8回観た。
特に印象に残っているのは立川志の輔と柳家花緑である。

ただ、落語には結構当たり外れというか、相性みたいのがあり、
つまらないものは徹底的につまらない。
落語の最中に寝てしまうことも数回あったし、
大喜利でテレビに出ている落語家も、
話し方や話の運び方の技術に疑問を感じたことも少なくない。

その点、談春は素晴らしかった。
オープニングの雑談的トークから落語に入る流れが絶妙だったし、
何より発声がしっかりしており、声に張りがあり通りが良い。
かむこともないし、「まあ」や「あのぉ」など全く使わない。

落語家に限らず、一般人のトークや説明において、
「まあ」や「あのぉ」が多いとイライラしてくる。
内容に集中できなくなり、
「まあ」と「あのぉ」を言うタイミングを予測したり、
言った回数数えたりしてしまう。

20150429_落語2  
談春の話しぶりは強弱のバランスか良く、表情の使い分けも見事だった。
ストーリーの補足説明的なフォローも巧かった。
顔も声も展開も迫力がある。
迫ってくるし、引き込んでいく。
これがプロの芸だな。
芸もないのに「芸人やってます」と、
何の羞恥心もなく言ってしまうお笑いタレントがはびこる中、
談春は、まさしく真の芸人であることを証明してくれた。

六花亭など帯広ネタを嫌味なく導入しつつ、
地元政治家ネタも臆せず挿入してくるところも、
ライブならではの味わいだった。

そして何よりオチが鮮やかで、
オチにつながる伏線の組み立ても自然で巧みだった。
ほんとうの「芸」を観せてもらえた。
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