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12月6日土曜日、帯広のホーリーズでのライブに出演した。
ザ・ハート・オブ・ストーンのギター担当、タナカ氏と二人で、
「激しい雨」名義により出演した。

セットリストは次のとおり。
1 埃まみれのブルーズ
2 初雪が降ったから
3 白樺の街

ザ・ハート・オブ・ストーンでは
5年くらいやってない「埃まみれのブルーズ」。
同じく15年くらいやっていない「初雪が降ったから」。
そして新曲の「白樺の街」と、自分たちにとってもレアな曲で臨んだ。

20141206ホーリーズ
ホーリーズというスペースは不思議な魅力がある。
まだ2回目の出演なのに、独特の親しみやすさがあり、
もう何度もライブをやったことがあるような感じがした。

今回のライブは、正式には、恵庭市在住のミュージシャン、
田高健太郎さんのライブのオープニングアクト的な形での出演だった。
田高さんのパフォーマンスは、
自分の思いをダイレクトに感情豊かに表現するものだった。
それは時に、強引な部分も謙虚な部分も押しが強く感じるのだが、
自分の夢や思いを明確にストレートに、これでもかと伝えることで、
それを後押しする人が必ずいるということを再認識した気がした。
ご活躍を期待しています。

                   ◆

今回のライブで披露した新曲「白樺の街」。
帯広での生活を歌詞にした曲だ。

メロディは札幌に住んでいた頃に作ったもので、
しばらく頭の中のiTnesに保存しておいた。
そのうち帯広に転勤。
それからというもの、通勤途中など、このメロディが
頭の中のiTnesから流れてくることが何度もあった。

ならば、このメロディには帯広のことを書いた歌詞をのせなければ
収まりがつかないだろう。
そう思った私は、初夏の頃から歌詞を考えていた。
そして考え続けた。
しかし歌詞制作はほとんど進まなかった。
なぜならば考えすぎたからだ。

帯広マスターにも受け入れられるような作品にしようと、
背伸びした目標を設定したのが間違いだった。
私は帯広マスターではない。
帯広ビキナーだ。
ならば、帯広ビキナーらしい身の丈に合った歌詞にすべきだったのだ。

そこで、帯広に住み始めた頃に印象深かったことを思い出し、
そこに肉付けしていく手法をとったが、
結果的には、まだ経験していない冬のことや、
いつか帯広を去って行くときまで想像するという、
フィクション性の高い歌詞になった。

この作業をしていて気づいたのが、たった半年前に印象深かったこと、
例えば、坂がないことや、黄色いバスが走りまくっていることが、
今は当たり前のように感じていることだった。
裏を返せばすっかり馴染んだということでもあるが、
帯広市民となった時のフレッシュ目線を形で残したいと思ったのだ。

白樺の街

西風に運ばれて 坂のない街まで
淡い月が見ていたしだれ柳
はかない夢のように散りゆく短い夏

君と歩くよ 白樺の街
黄色いバスがゆく この道もいつか懐かしくなる
君と唄うよ 希望の歌を
始まりさえ見えないまま 思いがこぼれ落ちてゆく夜も

なぜだろう せつないね 晴れわたる寒空
六枚の花びらがひとつになって
舞い降りたなら 白い息さえ輝く冬

君と歩くよ 白樺の街
黄色いバスがゆく この道もいつか懐かしくなる
君と唄うよ 広い世界の片隅の小さな夜が
かけがえのないものになってゆく

君と歩いた 白樺の街
黄色いバスがゆく 夏の雨の中も冬の朝も
君と出会った 白樺の街
幸せはすぐそこにある 繰り返される日常の中に


帯広マスターではなく、帯広ビキナーが書いた歌詞。
大空も大平原も大きな川もカレーも豚丼も登場しない。
おそらく十勝在住経験のない人が見たら、
帯広のことを書いた歌詞だとは思わないだろう。
しかし、十勝在住経験のある人が見たら、
「これ帯広のことだよね」と、なんとなく感じるように加減を調整した。

転勤が決まって、家を探しに来たとき、
一番印象に残ったのは、西帯広の国道沿いに立ち並ぶ白樺だった。
それまでの人生で目にした白樺の数を一日で超えた気がした。
引っ越してくる際の道中も、
清水町から芽室町にかけての国道沿いに立ち並ぶ白樺の数に圧倒された。
これから住むところは「白樺の街」なんだなと思った。
事実、帯広に引っ越した日の手帳には、「白樺の街」と書いてある。

 20141206ホーリーズ3
歌詞の基礎部分は、帯広の風土であり景色でありつつ、
表現したかったのは、音楽の有り難さと楽しさである。
帯広でなんらかの音楽活動をしたいのに、
その方法がわからず、一歩も踏み出せなかった春から夏。
それでも週一回はカラオケボックスにギターを持ち込んで歌った。
ライブの予定が全くないのにもかかわらずだ。

夏が本番を迎えようとする頃から、
とにかく思いを持って足を踏み入れてみた。
すると、その思いを誰かが誰かにつないでくれた。
そして、「チャボ」や「ホーリーズ」に出演できた。

そこでのライブは、広い世界の片隅の小さな夜にすぎない。
でも、そんな夜が何より最高だ。
人前で自分の曲をプレイし、それを聴いてくれる人がいる。
つくづく有り難いし、こんなに楽しいことはない。
そんな楽しい夜にたどり着けるよう、
また地味に日々暮らしていこうと思う。

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クグエさん、
いい夜になったようで、良かったです(^ ^)
お疲れ様でした。
すっかり前回いただいていたコメントのお返事に対するお返事を、失念してました。
また、機会があれば、いや、機会を捻出しても是非よろしくお願いします。
新しい曲の詞、伝わりました。
分かる人にはわかる出し加減、とても好きです。
楽しみにしています♪
【2014/12/08 12:34】 URL | mitsumi #-[ 編集]

mitsumiさん、ありがとうごさいます。
ホーリーズの壁には、いつのものなのか、
mitsumiさんが出演した(する?)ライブの出演順が
書かれた紙が貼ってありました。

ホーリーズでは、他の方の演奏も飽きることなく、
くつろぎ感覚で過ごせるのがいいですね。
またの共演、楽しみにしています。
【2014/12/09 00:34】 URL | 本人 #-[ 編集]















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