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初めて過ごす帯広の夏。
これまでに真夏日は何度かあった。
しかし夜は涼しく、水道の水は冷たい。
暑さに強い私にとっては物足りないくらいだ。
これからが夏本番ではあるが、どうなのだろう。

6月から青空だらけの日がめっきり減り、心まで曇りがちになる。
そのせいで、久しぶりにゼルダの「空色帽子の日」を聴いた。
海が見たい。

7月12日のライブが終わって10日が過ぎ、虚脱感も治まってきた。
ライブ直前1か月の札幌通いはハードだった。
その間、土日勤務も複数回あったので、なおさらそう感じた。
これを続けていたらパンクするだろう。
それでも練習回数がもっと欲しいと思ったし、
もっとライブがやりたいと思う。

困った。胸騒ぎがする。
そんな気持ちのまま、20日日曜日、幕別町百年記念ホールで開催された、
アマチュア・ライブイベントを観に行ってきた。
6組のアコースティック系な方々が出演した。
140720幕別
刺激を受けた。
とにかく一度、帯広で演じる側にまわらなければ、という思いを強くした。
悶々とした気持ちがさらに高まった。
しかし、それが次へのモチベーションになったりする。
秋が終わる前には帯広のどこかのステージに立ちたい。
そのための行動を少し本気でしようと思う。

                      ◆

さて、4月に帯広に住んでから、
土日は帯広市内に拘束される日が多く、
拘束されない日は札幌で音楽活動をしてきたため、
プライベートで十勝管内の街になかなか出かけられない。
しかし仕事では時々出かけられる。
そこで出会った特筆すべき食べ物について触れたい。

帯広から南に60kmくらいのところにあるのが大樹町
そこに出かけた時、仕事先の方から、
「大樹町ではチーズサーモン丼を推してるから、ぜひ食べて」と
強いプッシュをされ、言われるがままに「大樹園」(だいじゅえん)
という店へ。

私はサーモンがちょっと苦手である。
生は全く無理。
焦げるくらいに焼き切ったものや、鍋でなければ食べられない。
なのにセブンイレブンの鮭のおにぎりは好んで食べられる。
サーモンとはそういう付き合いをしている。
そんな私なので、非常に不安だった。ところが。
01_チーズサーモン丼
美味しい。
すごく美味しいじゃないか。
チーズサーモン丼は、さけるチーズとサーモンが天ぷらになっている。
サーモンは衣と手を組むと、こんなに美味しいの?
鮭の生臭さはなく、あっさりとした旨みに包まれる。

さけるチーズの天ぷらはさらにいい。
さけるチーズそのままで食べるより私は好きだ。
海苔が巻かれたさけるチーズも良かった。
ちなみに大樹町には雪印メグミルクの工場があり、
全てのさけるチーズはここで生産しているらしい。

チーズサーモン丼は大樹町内の6店で食べられる。
私が訪問した「大樹園」は、
今年6月でチーズサーモン丼の提供をやめたらしい。
私が訪問したのは4月。
紹介する時機を逸した。
それでも紹介した。
なぜなら美味しかったから。
昼時に大樹町へ行ける機会がきたら、今度は別の店でまた食べたい。

                     ◆

次は、本別町の「浮舟」(うきふね)だ。
飲食店とは思えないフォーク・ロックな店名だ。
本別町は帯広から北東方向に50kmくらいのところにある。
同行した同僚に、「何でもいい。本別といえば、まずこれ、というやつ」と
リクエストしたところ、連れて行かれた店だった。
03_浮舟・店 04_浮舟メニュー
十勝の農業地帯のど真ん中にあるとは思えない
日本海の漁場テイストな店がまえ。そして、メニュー。
看板メニューは「とんてき」だという。
1,700円って・・・。
昼飯ですよ。
なのに1,700円か・・・。
なんとも悶々とした気持ちになる。

店内は混んでいた。
ほとんどの人が、「とんてき」又は「にんにく焼き」をオーダーしていた。
薄く油でコーティングされたテーブル、色々としみ込んでいそうな畳。
オーダーしてから30分経ってもやって来ない「とんてき」。
気持ちを落ち着かせる努力をしてただ待つ。
40分経って、やっと運ばれてきた。こちらではこれが普通らしい。
02_浮舟とんてき
厚い!
キヨシローなら、「厚いぜベイベー」と確実にシャウトするだろう。
中学生用の国語辞典くらいの厚さだ。
すごい体積だ。
全部食べられるのか。

食べられるのだ。
くどさがなく、重さもない。
どういうわけか、飽きずにすいすいと食べられる。
ひっかかるような雑味がないのだ。
純粋に、「肉食ってるな、それって幸せだな」という気持ちになる。
たまには1,700円で、これもありだと思えた。
名物といえる一品だ。すごいな本別。
でも、匂いや汚れがついてもいい格好で行くべきだ。

                    ◆

最後にもう一品。
浦幌町の「レストラン大和」のスパカツだ。
知人やインターネットからの情報によると、
「浦幌町で昼食をとるなら、まずはレストラン大和」のようだった。
大和_店
浦幌町は帯広市の東側50kmくらいのところにある。
浦幌町の東隣は釧路管内だ。

スパカツは釧路方面の食べ物と思い込んでいたが、
浦幌町は釧路が近いこともあり、影響を受けているのか。
いや、そればかりではなかろう。
十勝管内のほぼ全域でスパカツがメニューにある。
ただ、帯広や芽室町など十勝の中央からウエストサイドの地域は、
「スパカツ」ではなく、「カツスパ」となっている。

「スパカツ」と「カツスパ」。実態は同じものだろう。
しかし、「プロ」を「ロープー」と言ったり、
「渋い」を「ぶいしー」と言うのと同じことだとすれば、
実態は同じでも、質や空気感や印象は違う。
これはきちんと使い分けたい。
人生観や価値観にもつながるほど重要だ。

これまで釧路でスパカツを食べられる機会はあったし、
札幌のスーパーマーケットやデパートメントストアでも、
「釧路フェア」などと銘打って、弁当売場でスパカツがあるのを
目にしたことがある。
しかし、一度も食べたことがなかった。
なぜなら、「ミートスパゲティ+トンカツ」ならば味が想像できたし、
なんとなく重たい感じがして食欲を刺激されなかったからだ。

そうした経過があったため、浦幌町「レストラン大和」でも、
正直なところ、あまり期待をせずスパカツの登場を待った。
ところが、なかなか登場しない。
目の前のテーブルというステージに現れたのは、
オーダーから30分を超えていた。

待ち時間のせいで、テンションは下降。
まあ、とりあえず食べるとする。
05_大和スパカツ
あれ?
美味しい。
テンションがV字回復に向かう。
懐かしくもクセのない、良い旨みのあるソースだ。
茹でたのではなく、もともと茹でてあったようなスパゲティもいい。
いい意味で中学校の給食のような質感なのだが、
これが優しく、人なつこい感じがする。
カツもいい。
程よい甘味があり、それでいてすっきりしている。
カツがゴツゴツしていないのも良かった。

先入観がデストロイされ、ジョン・ライドン的な衝撃を受けた。
待ち時間の長さというプロブレムは解消し、
完全にスパカツにサブミッションされた。

この日以来、自宅でも時々スパカツを食べるようになった。
今度は帯広方面で、カツスパを食べてみよう。
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