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まずはライブのお知らせを。

2013年3月2日(土)18:30
■スピリチュアル・ラウンジ
  (札幌市中央区南2西4 ラージ・カントリービルB1)
■ACT
LSDthe Dranckers/ギルチ/Juilliard
         No Color ActorTHE HEART OF STONE
adv:前1,000円→当1,500

2013年になって初のライブである。
先日、約50日ぶりにメンバー4人が揃ってスタジオ・イン。
寒さと雪の中、メンバーは小樽、共和、釧路から集まってくれた。

昨年12月から新しい曲に取り組み始めた。
4人全員が集まらなくとも、2人あるいは3人で音を合わせ、
次第に曲の骨組みができていく。
それをiphoneに録音し、来られなかったメンバーに、
時には自作のタブ譜とともに音源をパソコンで送る。
なので、約50日ぶりにスタジオ・インしたギターのTNK氏も、
新しい曲なのにもかかわらず、毎回練習に来ていたかのように
それなりに弾けてしまう。
遠距離活動をしている我々にとっては、
ほんとに便利な世の中になった。

そういうわけで新しい曲だ。
雪の街のちっぽけなアマチュアバンドが、
40半ばを超えそうな年齢になってもなお、
定期的に新曲に取り組む。
世間から新曲のニーズはない。
しかし、自分たちにウォンツがある。
つまりは新曲をやりたい欲求だ。

                 ◆

袋小路のブルーズ

考えて 考えて 考えることに疲れ
行き止まり 追い込まれ しぼり出した言葉こそ
それが袋小路のブルーズ
乾いた欲望のブルーズ 聴こえてくる

行けど虚しく 待てど辛く 探してるものはなくなった
ページはめくれていこうとも 戻るのさ 迷った場所まで

何かある 中にある けれど見つけられぬまま
もう忘れかけた頃に にじみ出てくるメロディ
それが袋小路のブルーズ
ざらついた情熱のブルーズ 聴こえてくる

もう会えなさそうで会えそうな気がしてた 胸の片隅で
雲はちぎれて月が見えた 戻るのさ 迷った場所まで

これが袋小路のブルーズ
埋もれてた本能のブルーズ あふれてくる

もう見えなさそうで見えそうな気がしてた だから生きてきた
あてはなくとも踏み出したら 遠い空 呼吸を整え
もう会えなさそうで会えそうな気がしてた 近づいてきてる
川は流れる 海が見えた 開いてゆく そしてその中へ

                ◆

この曲は昨年の春くらいにほぼ出来上がっていた。
ほぼ一年前に、「三日月の舟」という曲を作っているときに
浮かんできた様々なメロディのうち、
「三日月の舟」で使われなかったメロディをベースにして
作った曲である。
したがって、使われているコードはほとんど一緒で、
コードの展開が異なるだけである。

ところがリズムが決定的に違う。
曲の前半のリズムは、ツェッペリンの「whole lotta love」で、
間奏後半のアレンジは、ジミ・ヘンの「HEY JOE」である。
12月から1月までアレンジを考えている最中、
この2曲はとにかく聴かないようにした。
聴いてしまうと、この2曲に引っ張られて
同じようになってしまうからだ。
ちなみにメロディは全くツェッペリンでもジミヘンでもない。
和風テイストなうねりのある私らしいものになっている。

歌詞にしても、作っている間はいつも、他の曲を聴かないようにするし、
他の曲の歌詞を見ないようにする。
何かの曲に引っ張られて似てしまうことを避けるためだ。
歌詞は、自分の内側から引っ張り出してくるというか、
わき上がってくるように思いを巡らせるような感じで積み重ねていく。

袋小路にぶつかって、どうしようもなくなった。
じゃあどうする、そしてどうした。
そんなことを歌詞にしようとした。
袋小路にはまった要因を描き、
袋小路にはまったこと自体をオチにするパターンもあるだろうが、
その選択肢はすぐに消した。

この曲はとにかく歌詞ができるまで時間がかかった。
なかなかメロディにのるフレーズがなく、
この一曲のためにノート8ページに言葉を埋めた。
とにかく、一字多い、あるいは一字足りないに悩まされてまとまらない。
結果、歌詞を作るのに苦労したことが、この歌詞のベースになっている。

乗り遅れたくない、少しでも前進したい。
でも、この迷走したフラフラの状態ならば、
乗っても、前に向かっても、おそらくうまくいかないだろう。
時間が過ぎ、季節は巡っていこうとも、
今は迷った場所まで戻ることが、自分にとっての前進なのではないか。
そして考えるのだ。戻った場所から、今度はどうするかと。

その時、空転して、混乱して、何もしなかったり、
余計なことをやっていた日々の中で、
知らぬ間に頭の中のタンスに収納されたものが引き出されてくるのだ。
近づいてきて、開いてゆくのだ。
そんな、閉鎖と開放、混迷と覚醒の曲だ。
こんなことがノート8ページに脈絡なく書かれている。

休日にずっと歌詞を考えているのに一行もできず、
イライラしたり、何をやっているんだろうと空しくなったり。
それでも完成までもっていくのは、結局のところ喜びがあるからだ。
ニーズはないのに、製作欲はすこぶるお盛んだ。
いや、メンバーからのニーズはある。
メンバーが自己満足だけに終わらせないでくれる。

ただ、自分にとっての「満足」のほとんどは自己満足だとも思う。
相手が満足したのを嬉しく思うのも実は自己満足なのかもしれない。
自己満足を恐れるな。
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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽



















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