ADMIN TITLE LIST
今年2012年、ザ・ハート・オブ・ストーンは結成20年を迎えた。
92年の結成から98年までは、ライブを年7回くらい行うとともに、
その7年間でアルバムを6枚リリースした。
99年にギターのTNK氏が稚内に転勤となり、残った3人で活動継続。
01年のはじめに7枚目のアルバムをリリースし、ソロライブもした。

そこからバンドは自然停止状態に入った。
解散ではなく、かといって休止や充電ではなく、
自然にご無沙汰になっていき、そのまま生活にまみれた。
それが2008年まで続いた。
したがって、結成10年の時も、結成15年の時も、
活動はしていなかった。

それだけに20年という節目の年を、
結成時のメンバー4人で迎えられたことは、ホントに、ほんとうに嬉しい。
私以外のメンバーは、小樽、共和、そして釧路と、離れた地に住んでおり、
活動を続けていく上で負担は大きい。
漫然と続けられる距離ではない。
まさに活動を支えているのは、メンバーの強くて固い心である。
そして、ライブ足を運んでくれる皆様のおかげである。

そういうわけで、結成20周年を記念して、
THE HEART OF STONE 1992-1998」なるアルバムを、
2012年12月24日にリリースする。
これはTNK氏が稚内に転勤するまでの約7年間の作品の中から
15曲をチョイスし、新たにレコーディングしたものである。

昨年12月に4曲、今年に入って3月に4曲、5月に4曲、
9月に3曲と、時間を作っては、小分けしてレコーディングをした。

THE HEART OF STONE 1992-1998 

CD
ジャケットは、初のメンバー全員の顔出しとなった。
メンバー内で、「それでいいのか」との議論もあったが、
他に相応しいジャケットの案が浮かばず、
やや苦し紛れの状態で、思い切ってメンバー登場とした。

では、収録した15曲を簡単に紹介させていただく。
アルバムの曲順は古い作品順にした。
これまで様々なアーチストのベスト盤を聴いていて、
奇をてらわず古い順に並べているのが、変化や流れが見えて、
気持ちが入っていきやすいと感じていたので、
そうすることにした。
そういうわけで、収録した曲順どおりに15曲を一挙に。

◆抱きしめたい(1992)

 おまえにわかるかい
 寂しくて寂しくて気が狂いそうだった
 静かすぎる部屋でひとり
 もがき苦しみ時を数えた
 きつい旅の途中で やっとここまでたどりつけたのさ
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands

 ある日の帰り道
 ショーウインドウに映ったオレは疲れた顔をして
 日々の生活にまみれて
 心をどこかへ置き忘れたよう
 オレがオレじゃなくなってく 早く飛び込んできておくれ
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands

 きつい旅の途中で やっとここまでたどりつけたのさ
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands
 抱きしめたい I Wanna Hold Your Hands


孤独と絶望の日々(1992)

 ぼろぼろのハートひきずり はいつくばって暮らしてる
 息つく暇もありゃしねえ 泥沼の中走らされ
 生きてる意味さえわからねえ すべてがバカらしいだけさ

 家に帰れば午前1時 誰もが寝静まった頃
 夜のドアをノックする けれど虚しいひとり遊び
 孤独と絶望の日々さ おまえは遠い空の下

 会社の裏でうずくまってた 甘い夢をまだ追いかけて
 気怠い真昼 へたばりながら

 ぶっ倒れるまで遊びてえ 目が覚めるまで眠りてえ
 歯止めのきかない毎日 出口はどこにあるんだろ
 孤独と絶望の日々さ おまえは遠い空の下

 会社の裏でうずくまってた 甘い夢をまだ追いかけて
 気怠い真昼 へたばりながら


Sweet Little Baby
(1992)

 あの娘が微笑めば You Are Only Sweet Little Baby
 おいらもゴキゲンさ You Are Only Sweet Little Baby
 だからさえない顔をしているときは
 なんだかおいらまでもブルーになっちまう
 何にも代えられないよ あの娘の笑顔

 木枯らしに吹かれても You Are Only Sweet Little Baby
 一緒にいたかった You Are Only Sweet Little Baby
 凍えながら歩いた駅までの道
 暖めてあげられるのは この手しかないのさ
 だからもうこの手を離さないで

 あの娘が微笑めば You Are Only Sweet Little Baby
 おいらもゴキゲンさ You Are Only Sweet Little Baby
 わけもなく寂しくなる秋の青空
 飛行機が雲を描き それを追いかけてた
 ずっとここにいておくれ 遠くへ行かないで
 ずっとここにいておくれ 遠くへ行かないで


Please Come Close To Me
(1992)

 Please Come Close To Me
オレのそばへ
 Please Come Close To Me
早く来ておくれ
 Please Come Close To Me
一日一日が
 Please Come Close To Me
長く感じるんだ

 おまえとオレの間にある距離は遠いけれど
 ハートはいつでもここにある 同じ夢の下

 Please Come Close To Me
どれだけ言葉を
 Please Come Close To Me
ならべたとしても
 Please Come Close To Me
欲しいものは
 Please Come Close To Me
ただひとつだけ

 時々強がり言い張って オレを困らせるけど
 なんでもないことを素敵なことに変えてくれる

 冷たく寂しい夜がまた来る
 ひとりじゃどうにもやりきれない夜が
 けれどもそれを越えていくたびに
 おまえにまた少し近づけた気がする

 おまえとオレの間にある距離は遠いけれど
 ハートはいつでもここにある 同じ夢の下

 Please Come Close To Me  Please Come Close To Me
 Please Come Close To Me  Please Come Close To Me
 Please Come Close To Me  Please Come Close To Me


まずは1992年に作った4曲。
若さのあるダイレクトで、ラブリーベイベーな歌詞。
現在の私には考えられないことだが、
相手を「おまえ」と表現している。

実生活においては、今も昔も、男女を問わず
相手を「おまえ」と呼んだことなどなく、
「おまえ」と呼ぶようなキャラクターになりたくないとも思っていた。
ちなみに、「おめえ」、「おめえら」という言葉にも激しい抵抗感がある。
にもかかわらず、歌詞の世界では「おまえ」を使っていた。
明らかにザ・モッズとザ・ルースターズの影響だ。

2年ほど前、ある女性(一般人)が、
女の人を「おまえ」って呼ぶ男の人は嫌ですね、言っていた。
なぜかちょっと嬉しかったのを覚えている。
そういう女性はあまりいないのだろうか。

この4曲は、ローゼンフェルン解散後、
しばしバンド活動をできなかった寂しさ、
札幌から倶知安に転勤して新しい生活が始まった戸惑い、
ザ・ハート・オブ・ストーンを結成して、
またバンド活動ができるようになった喜びなど、
様々な思いがあふれてきて、どんどん作った曲だけに、
雑味はあるが勢いもある。

それと、これもまた今となっては考えられないが、
英語を多用している。
当時はそんなスタイルがかっこいいと思っていたのかもしれない。
ところが、次の曲以降は、こうした傾向が一気になくなった。

遠く離れた街から(1992)

 仕事ばかりの毎日だった 楽しいことなどなんにもなかった

 灯りの消えた待ちを歩く どうしようもない寂しさ背負いながら

 遠く離れた街から 君に思いを伝えよう
 ねえ君 ぼくのそばで微笑みかけておくれよ

 休みの日にはいつもひとりで 風の音ばかり聞こえていたよ
 今度の休み何してるの?って聞かれることが一番つらかった
 夢を追いかけるたびに傷つくことが増えてゆくけど
 それでも追いかけて必ずつかまえるんだ

 遠く離れた街から 君に思いを伝えよう
 ねえ君 ぼくのそばで微笑みかけておくれよ
 遠く離れた街から 君に思いを伝えよう
 ねえ君 変わらないで ここまで来ておくれよ
 ここまで来ておくれよ


今回収録の15曲の中で唯一これまでリリースしていなかった曲である。
当時は、歌も演奏も、どこかぱっとせず、しっくりこなかったため、
当時のアルバムに収録されなかったのだが、
この歌詞、このメロディ、このハートを、
このまま永遠にお蔵入りしていいものかと声をあげたのは
ベースのミチ氏であった。

3拍子のゆったりした曲である。
年をとって多少柔らかさも出せるようになり、
リリースするに相応しい時が来たということだ。

口笛とゆううつ(1993)

 冷たい壁と低い天井 変わることないちっぽけな世界で
 喜びもなく悲しみもない 真っ白な日々が駆け抜けてゆくだけ
 オレは何を探してるのか
 口笛吹いてみても ゆううつ吹き飛ばせない

 退屈な街の風景の中に いつも笑ってるオレ達がいたのに
 いつの日からか背中合わせさ 生活という風に吹かれて
 オレは何を探してるのか
 口笛吹いてみても ゆううつ吹き飛ばせない
 
 冷たい壁と低い天井 変わることないちっぽけな世界で
 オレは何を探してるのか
 口笛吹いてみても ゆううつ吹き飛ばせない
 オレは何を探してるのか
 口笛吹いてみても ゆううつ吹き飛ばせない


人生(1993)

 うまくやってゆけない時がよくあるよ
 自分でも情けなくなるような時が
 腹が立っているのにあんな奴に
 ご機嫌とったり なだめたりして
 嫌みを言われながらも苦笑い
 頭をかいてその場をしのいでる

 長い人生 こんなことの繰り返しか
 でも君だけは人生が素晴らしいものと教えてくれる

 仕事で帰りが遅くなる日が続き
 着替えもしないで飯を食って寝るだけさ
 ネクタイに首をしめられ 日々が過ぎてゆく
 けれどそれ以外のオレはどこにもいない
 嫌でも歳をとってゆく
 今の夢もここに置き去りに

 長い人生 こんなことの繰り返しか
 でも君だけは人生が素晴らしいものと教えてくれる
 長い人生 歩き続けられるかな
 でも君だけはどこへでもついてきてくれると思ってる


おいら今やっと(1993)

 おいら今やっとわかってきたんだ
 生きてゆくことは なんて悲しくつらいことか
 おいら今やっと わかってきたんだ
 もろくて頼りない おいらの心の弱さが
 せわしなく回り続ける社会の真ん中で
 おいらにできることは どれほどのものなんだろう

 おいら今やっとわかってきたんだ
 おまえがどれほど大切なものかってことを
 上を向いて歩いてても涙がこぼれてくる
 お願いだもう一度楽しい夢を見させてくれ

 いつまで生きられるか誰にもわからない
 戻らない若き日々 やるだけやったらいいのさ
 上を向いて歩いてても涙がこぼれてくる
 お願いだもう一度楽しい夢を見させてくれ


「口笛とゆううつ」、「人生」、「おいら今やっと」は、
94年リリースの2ndアルバムに収録した曲。
ザ・ハート・オブ・ストーンの活動が安定してきて、
勢いだけではなく、コンセプト的なことを考えたような曲作りを
しようかなと考え出した頃である。

今回収録の15曲の中で、
曲の始まり方は、「おいら今やっと」が一番気に入っている。
ギターソロのメロディは、「人生」が一番気に入っている。
なお、今回のレコーディングでは、
ザ・ハート・オブ・ストーン史上初めて
タンバリンやマラカスなどのパーカッション的な音を入れた曲が
いくつかある。
私が感覚的に適当にプレイしており、
おそまつであることは否めないのだが、
「人生」のギターソロのバックに入れたタンバリンと
エッグシェイカーはなかなかいい味を出している。


スイッチ(1994)
 
 スイッチひとつで世界が吹っ飛ぶ
 便利な世の中になったもんだぜ
 権力の大きさで命の値段も違うというのか
 ポリスと悪党どもはテーブルの下で取引さ
 流れ弾に当たっちまって死にたくねえな

 金があったら欲望も買える 金が欲しけりゃ欲望も売れる
 能書きたれてよだれ垂らし
 犬のように誰にでもついてゆく
 餌がなくなればSAY GOOD-BYE
 悪い病気をうつすなよ
 流れ弾に当たっちまって死にたくねえな
 
 スイッチひとつで世界が吹っ飛ぶ
 あいつの一言でオレの首も吹っ飛ぶぜ
 真実の声は届かず涙は誰にも救えない
 あてにならない神様よ
 あんたもグルになっているのか
 流れ弾に当たっちまって死にたくねえな


「ザ・ハート・オブ・ストーンの90年代の代表曲を1曲選んで」
と問われたら、私は「スイッチ」と答えるかもしれない。
「3曲選んで」ならば、メンバー全員が「スイッチ」を入れるだろう。
この歌詞の世界観とソリッドなビートの炸裂。
我々にとって孤高の1曲である。

95年リリースの3rdアルバムから今回収録されたのはこの曲のみ。
96年リリースの4thアルバムからは1曲もチョイスされなかった。
この時代は、ハードな曲を中心とした路線に傾倒。
反社会的で攻撃的な歌詞が多くなり、ダークな方向へ。
アレンジもダイナミックな形を探っていた。

しかし、オーディエンスの反応はいまひとつだったように思う。
これまでと違ったものを追求したのだが、
結果的には、まだ知識と経験と実力がおぼつかなかった。
その中で、「スイッチ」だけは、メンバー全員、
重要な曲だという意識が常にあったと思う。


PEACE(1996)

 たとえば遠くの街で悲惨な事故が起こって
 テレビのニュースで途方に暮れる人々が映し出されても

 僕らにとっては所詮他人事で
 当たり前の顔をしてぼんやりしている

 何が僕から感情を奪ってしまったのだろう
 僕の血は何色だろう

 何も起こらないことを平和と思ったり
 それがむしろ退屈と思ったりもする

 何が僕から感情を奪ってしまったのだろう
 僕の血は何色だろう

 こんな時代に生きることができて幸せと思うべきだろう
 けれども変わらない毎日がとても恐ろしく感じたりしている

 自分自身が痛い目に遭わなけりゃ何にも行動を起こさない
 批判はするが打開策を持ち合わせていない
 それでも食いっぱぐれることのない時代
 興味のないことは関係ないと笑って言える時代
 まさに平和というぬるま湯につかってる
 この僕もそんな人間の一人さ


RIDE TO BE FREE
(1996)

 どこへ向かうあてなどわからず景色はただ流れ去ってゆく
 ゆううつな恋 見えない光 それでも夜は何度も来る
 逃れられない苦しみの中で ほんとのやさしさの意味を知る


 RIDE TO BE FREE
心を開いたらつながるものがある
 RIDE TO BE FREE
その手をのばすのさ
 たとえ届かなくても 思いはきっと何かに変わる

 夢見る時代はもう過ぎたのに 今でも胸はざわついている
 何を守って何をあきらめた それでも夜は何度も来る
 乗り越えられぬ悲しみの果てに ほんとの希望の意味を知る

 RIDE TO BE FREE
手と手をつないだら生まれるものがある
 RIDE TO BE FREE
難しいことじゃない
 自分を解き放って そのとき聞こえてくる歌がある

 今日も街に風が吹き抜ける ALL MY LIFE ここから始まる道

 RIDE TO BE FREE
心を開いたらつながるものがある
 RIDE TO BE FREE
その手をのばすのさ
 たとえ届かなくても 思いはきっと何かに変わる


ジェットコースター(1996)

 流行の服を着飾ることで 周りの目が変わるのなら
 オレは裸で街を歩きてえ きれいな空気を探すように
 パジャマを着たまま一日過ごした夕暮れのような退廃的な気持ちで

 ジェットコースターに乗って街じゅうぐるぐる回る
 スピードに目がくらんだオレは愚かなドライバー

 彼の一番の宝物は最新型高性能のパソコンだという
 休みの日には朝から晩まで部屋の中で指を動かす
 喜びも憎しみも全ての感情を画面の中で味わうことができるぜ
 ジェットコースターに乗って街じゅうぐるぐる回る
 あいつも目を丸くして腰を抜かすぜ
 
 虚栄心のプールで泳ぐ若者の群れの中を
 オレは裸で歩いていきてえ きれいな青空を探すように
 手のひら翻すことは簡単さ 大衆向けのお気軽政治ショー
 ジェットコースターに乗って街じゅうぐるぐる回る
 スピードに目がくらんだオレは愚かなドライバー


94年、95年のハード路線による空回り感に疲れた私は、
どういう曲を作ったらいいのか、よくわからなくなっていた。
ただ、アイデアはそれなりに浮かんでくるし、
試してみたいことはあるし、違った何かを模索したくもなっていた。

そんな状況で97年にリリースした5thアルバムは、
ソフトからハードまで、また、アレンジに凝ったりするなど、
バラエティに富んだ内容となった。
そのアルバムからチョイスされたのが、
PEACE」、「RIDE TO BE FREE」、「ジェットコースター」の3曲。

この歌詞を改めて見てみると、
どこへ向かおうとしているのか迷走している中で出した答えは、
「自虐」と「自由」だったように思う。
メンバーと話をしていると、90年代の自分たちのアルバムで
一番好きなのは5thアルバムだと言う者もいる。
行き先が見えない中で、トライし続けた時代だった。


あてのない旅(1997)

 どこにもやり場のない苦しみ
 伝わることがないはがゆさよ
 振り回されておいら疲れた
 もうひとりでいい 後悔しない

 そしてあてのない旅に出るのさ
 川を越え 闇を抜け どこか遠い街へ行くよ
 そこがおいらのふるさと
 
 枯葉は風を恨んではいない
 散りゆく運命に未練などない
 この街はとても住み慣れた街
 周りの人達もやさしくしてくれる

 だからあてのない旅に出るのさ
 靴底を減らしながら歩いてゆくよ
 たどり着けば そこがおいらのふるさと

 向かい風に吹かれながらも
 冷たい雨にうたれながら君に会いにゆくよ きっと

 そしてあてのない旅に出るのさ
 靴底を減らしながら歩いてゆくよ
 たどり着けば そこがおいらのふるさと


甘い蜜の夢(1997)

 黒いブーツを履いた女が 霧雨の中突然現れ
 虚ろなオレに醒めた口調で言った
 オレには翼などもうないっていうことを

 他人の目がつきつけられたナイフのように感じている
 何を着ていても裸になっている
 そんな気分なのさ 感情なんか消えちまった

 陽のあたる坂道で自由に転がってたぜ
 ある時たたき起こされた 真っ暗闇の中
 甘い蜜の夢はもう もう終わったのさ

 オレは今どこにいるんだ いったいここはどこなんだ
 鉛の靴を履いているかのように
 歩く足は重たくて のどはとてもカラカラだ

 陽のあたる公園のベンチに座っていたのさ
 ある時たたき起こされた 真っ暗闇の中
 甘い蜜の夢はもう もう終わったのさ


遠い空の向こうに(1998)

 通い慣れぬ道 眠り足りない人達
 建ち並ぶビルがやけに悲しく見える
 渇いたのどに押し込んだ水の味は
 不自然に感じ何も満たされない

 寂しい気持ちがまた押し寄せてくるな
 心の中を君が通り過ぎていった

 探し出すのさ 遠い空の向こうに
 新たなる旅は今始まったばかり

 寂しい気持ちがまた押し寄せてくるな
 鏡に向かってさよなら告げて歩き出そう

 階段をひとつ登ってまた笑えるように
 ぼくらは変わってゆくのかもしれない
 探し出すのさ 遠い空の向こうに
 ぼくらの旅は今始まったばかり


98年リリースの6thアルバムからは、
「あてのない旅」、「甘い蜜の夢」、「遠い空の向こうに」を収録。
迷走した前作の次にきたのは、素の自分を表した作品だった。
サウンドは後で考えるとして、まずはギター一本で歌えるような曲を、
という気持ちで作った感じである。

「あてのない旅」の一節、
「枯葉は風を恨んではいない 散りゆく運命に未練などない」は、
今でも、これに勝るフレーズはないのではないかと思っている。

92年に倶知安に転勤してザ・ハート・オブ・ストーン結成し、
98年に倶知安から札幌に転勤した。
そして作ったのが「遠い空の向こうに」である。
6thは、「終わりと始まり」のアルバムだったのかもしれない。

                ◆

以上、長い長い文章となった。
冒頭でも触れたが、良きメンバーと結成20年を迎え、
20周年記念作品をリリースできたことが、ほんとうに嬉しい。

たかが一社会人の趣味の世界の出来事とはいえ、
自分達だけでなし得るものではない。
遠くから近くから支えてくださった皆さんに感謝しています。
そして、このブログを見てくださる方々が、
いつも、あるいは、たまに気にしてくれていることも
音楽活動を続けていられる大きな要因です。
ありがとうございます、LIFE GOES ON
スポンサーサイト

テーマ:音楽 - ジャンル:音楽





親愛なる ストーン・クレイジーKSW

THE HEART OF STONE 結成20周年おめでとうございます。
又、本日のBEST盤リリース、重ねておめでとうございます。

ゴブサタしてます。
久しぶりにココに来てみたら、
ゴキゲンな音楽活動をされていて、
ただただ尊敬&脱帽してます。

遠距離恋愛でここまでROCKし続けてられる4人のPOWERはどこから生まれるいるのか
不思議でしょーがないです。

金にもならなく、むしろ出費ONLYのBAND生活から
足を洗う人間が山のよーに溢れる時代、いや、世代で、
4人で唄い続けてられる事はブラボー・ジョニーです。

これからも、ブレない4人の音を続けて下さい。


本当におめでとーございます。

自分も少しづつ。。。。オーライな人生を送ります。


CAP
【2012/12/24 09:36】 URL | ルーキー☆CAP  from HAKODATE #-[ 編集]

CAP、久しぶりです。
このクリスで、マスな時期に訪問していただき感激です。
そして、ほんとに嬉しいコメントをありがとう。
やはり、同じ時代に、同じようなものに憧れて、
レッツ・ゴー・ガレージしたCAPは、よくわかってらっしゃる。

ここまで続いているのは、CAPの言うとおり、
決して恵まれてはいない環境ながら、
音楽に情熱を傾ける(私以外の)メンバーのおかげです。
それと、年をとるほどに、音楽活動に純粋に向き合えるように
なっていることが大きいです。

メンバーの私生活の詳細はわかりませんが、
おそらく結構地味に質素に過ごし、
音楽活動の時間をひねり出しているのだと思います。

CAPに久しぶりに会いたいですね。
そして熱いロック談義をしたいです。
そんな日を来ることを楽しみにしています。
【2012/12/24 23:02】 URL | 本人 #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 トゥナイト今夜もRock Me Baby, All rights reserved.