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節電ムーブメントにより、各所で冷房が抑えられたおかげで、
冷房が大の苦手な私は、例年よりも夏のダメージがなく過ごせている。
これまで、「冷房がきつい」と申し出たことは幾度もあるが、
「冷房が弱い」と意見したことはない。

ただ、東区体育館近くにある某スーパーだけは相変わらず冷房が激しい。
ここの寒さは、ここの利用者にとってはフェイマスな話だろう。
店員は皆、真夏でも長袖のマックスヴァリューと英語で書かれた
ブルゾンを着ている。
店員も寒すぎると思っているということだ。
ここだけは反節電ムーブメントを展開しているのか、
と思っている店員もいるのではないか。

札幌の飲食店の店内は、そのほとんどが年中寒い。
夏は冷房がきついせいで寒く、冬は暖房が弱いせいで寒い。
これは私の寒がり体質だけのせいではないと思う。
客基準ではなく店側基準で温度設定されているからではないか。
店側は、料理を作ったり運んだりなど動く。
だから、席にとどまっている客よりも暑さを感じるのだろう。

この季節、事前に飲みに行くとわかっていれば、
カバンの中には、薄手のウインドブレーカーを用意していく。
そんな面倒な季節ももうすぐ終わる。
けれど、この季節が一番好きなんだ。
そして、ライブも目前にせまった。
出演順が決まったので改めてお知らせを。

■2012年8月25日(土)

■場所 ホール・スピリチュアルラウンジ(南2西4)
18:30 THE HEART OF STONE 
   19:05
またたび
   19:40 Johnny
輪島
   20:15 celestone code vox
(函館)
   20:50
まいご
  21:25 BLACK VELDT GONER
■前売1,000円 当日1,500


我々、ザ・ハード・オブ・ストーンの出演は18時30分です。
仕上がりは順調です。
よろしくお願いします。

            ◆

さて先日、久しぶりに演劇を観に行ってきた。
この10数年、年に1、2本程度ではあるものの、
何らかの演劇は観に行っている。
演劇の世界感や空気感は、私の日々の生活にはないもので、
独特の刺激を受ける。

今、「札幌演劇シーズン・2012夏」と題し、
過去に公演されたことのある3つの作品を、
7月中旬から約1か月にわたって公演されている。

演劇をやっている知人がゼロなので詳しくはわからないが、
ひとつの作品を作り上げるのは相当な作業だと思う。
台本だけではなく、配役、演技、音響、照明、プロモーション等々、
想像しただけで途方もない作業量に滅入る。

膨大な時間とエネルギー費やして作り上げた作品ながら、
通常は5、6回ほど公演したら終了するのが、
なんとももったいない気がしていた。
それだけに過去に公演され好評だったという作品を、
1か月近くの間、ロングラン公演をしてくれるのは、
忙しい現代人や、不定期に強烈に芝居を観に行きたくなる私などにとっては、
大変ありがたい取組だ。

観てきたのは、劇団「札幌座」による「アンダンテ・カンタービレ」という作品。
南11西1の「シアターZOO」で行われた。
約100席というキャパが実に良い。
生の迫力が直に感じられる。

パンフレットやホームページに書かれたあらすじは次のとおり。

~きっと故郷の誰かを思い出す~
  市町村合併に揺れる北海道の田舎町で、
  秋の町民文化祭に向けて練習に励む小さな合唱団。
  優勝すれば、交流事業でロシアに行けるという。
  けれども思いはどこかチグハグでばらばら。
  それぞれが抱える事情や秘密、過去の出来事が気持ちを屈折させる。
  なんとなく成り立っていた町の小さなコミュニティ。
  そこに、札幌から合唱指導の教師がやって来て…。

まず、合唱が上手だった。
口の開かせ方が本職の人っぽく、
しっかりとトレーニングを積んだことがうかがえた。

地方の町に住む人の生活感や人間関係の機微をうまく拾い上げ、
多少大げさに表現しながら、さくさくとストーリーは展開。
わかりやすく、かつ、飽きさせない。
淀みなく、中だるみというものがない。
これだけですごい。
こうした芝居を、長い間、札幌で続けていることに敬意と感謝の念がある。
素晴らしいことだと思う。

だからこそ、辛口なことも少し書かせていただく。
意図的にそうしているのだと思うが、全体として広く浅い展開だった。
平野を走る新幹線のごとく、すぅっーと進んでいく感じであり、
峠があったり、トンネルを出たら、いきなり海が広がっているような
展開がない。

それぞれの各場面でのやりとりは面白いのだが、
断片的で全体としてのつながりが希薄というか、
核となるものが見えにくかった。
例えば、あらすじにあるような市町村合併に関する場面は少なく、
町が揺れているような雰囲気も感じなかった。

札幌から来た合唱の先生のレベルアップしたい思いと、
合唱団のマイペースで気楽にやりたい思いがぶつかるのも、
それがどう昇華されたのかがわからないまま、発表会の場面になり、
その発表会の出来もどうだったのか、よくわからなかった。

というのが、この作品の冒頭は合唱で始まる。
それは素晴らしく、いきなり圧倒された。
ラストは発表会場面での合唱で終わる。
それも良いものだったが、芝居冒頭での合唱との違いがわからなかった。
発表会での合唱までの間に成長した感じや、
冒頭の合唱よりも心がひとつになったような感じが見えなかった。

全体として何かが省略され、背景や経過が見えなかった。
あえてそうしたのかもしれないが、私の想像力では補えなかった。
もう少し掘り下げた方が感情移入をしやすく、余韻を残せたのかなと。

しかし、ここに書いたことは演劇の本質を知らない私の戯言だ。
生の芝居の迫力を楽ませていただいた。
声と表情から発せられるエネルギー。
私は結局、このエネルギーが見たくて演劇鑑賞欲がわくのだ。

ここに書いたようなことを、終演後、アンケート用紙に書いてきた。
私は芝居を観に行くと、長文の感想を書くことが多い。
つまらないだけの芝居の時は一切書かない。
アンケート用紙にはしっかり本名も明記してくる。
アンケートに書いた感想は、果たして何人が読んでいるのか。
と思いつつも書いてくる。
書かずには帰れない気になってしまうのだ。
なぜなら、またその劇団の芝居を見たい気持ちがあるからだ。
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テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術



















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