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昨日25日は、奥田民生とパフィーのライブを見るため、
ゼップ・サッポロへ行ってきた。

24日は日ハム優勝パレードの警備で、約3時間スタンディング状態。
この日は、満員の会場で約3時間スタンディング状態。
会場に着いたのは開演5分前で、すべり込みセーフ。
いわば、スライディング状態。
今日はそれらの影響からか、背中と太ももの裏側にダメージがあった。

このライブは、奥田民生のライブツアーに、
パフィーがくっついてくるという形式のものだったが、
奥田民生、パフィーともに、同じくらいの時間のステージだった。

奥田民生チケット

パフィーは思いの外、良かった。
パフィー単独ならばライブには足を運ばないだけに、
開演前も特別な思いはなかったが、
プロとして10年以上やってきた実力が
随所に感じられる良いステージだった。

まず、サウンドが、正真正銘のロックである。
そこらのロックもどきのバンドと比べものにならないくらいロックである。
グルーヴ感のあるパワフルな音を出していた。

そして、パフィーのパフォーマンスには、
間違いなく、人を惹きつける何かが備わっている。
何が惹きつけるのか。

おそらく、歌い方、動き、雰囲気など目に見える部分が、
なにがしかの汚れがありつつも「キュート」なのである。
むしろ、なにがしかの汚れを見せているからキュートなのかもしれない。

パフィーのように歌ったり、アクションしたりするのは、
一見、簡単に思えるかもしれない。
ちょっとぶっきらぼうに、しかし、明るくはっきりと歌えば、
パフィーな気分になれるかもしれない。
だから、素人も取っつきやすい。

それはそれで、魅力になる大きな要素だが、
きちんとした音楽的アプローチがあり、それを理解するセンスがあり、
と同時に、自分のやっていることは結局のところ客商売であるという
ある種のプロ意識の高さが備わっており、
あの脱力キャラも、ある程度の計算が含まれているからこそ
為せるのではないか。
だから、パフィーには簡単になれそうで、実は難しいものがあると思う。

そして、奥田民生を中心としたサポート体制の素晴らしさである。
そのサポートが、音楽面を軸としていたから良かったのだ。
でなければ、2年で消えてもおかしくなかった。
それが、10年以上も、この位置をキープしているのである。
もちろん、パフィーの2人の気取りのないキャラクターの力も大きいが、
音楽的センスがあればこそである。

事実、パフィーの音楽的パフォーマンスは、大塚愛より数段上である。
ついでにいうと、大塚愛は同姓から好かれるのだろうか?
私にとって、あのブリブリ感、出たがり感、パクリ感は到底受け入れ難い。

にもかかわらず、職場関係者のカラオケの場で、
大塚愛の曲を手拍子をしながら聴き、
周りと一緒に、「もう1回」なんて言ってる自分がいる。
そんな自分が許せないし、情けない。
私にとって、最も見られたくない日常である。
「もう1回」と言ってることも許せないが、
どこで「もう1回」が入るのかを、覚えてしまっている自分も許せない。
つまりは、大塚愛に屈している立場にあるといってもいい。

パフィーは、歌が上手いとは、なかなか言われない。
確かに、パフィーが無名の素人だとして、
NHKのど自慢に出演しても、鐘は2つだろう。
しかし、鐘が3つの人の歌が、心に響くかといえば疑問である。
歌が上手いだけというのは非常に退屈である。
逆に、ひく場合も多い。
歌の技術は優れているかもしれないが、魅力がないのである。

事実、鐘は2つだったものの、
介護士をしている20代の女性が、
いつも世話をしている老人の前で、
「OVER AND OVER」(エブリ・リトル・シングの曲)を、
けれん味なく歌う方が、ぐっと心にせまるものがある。
パフィの歌唱とは、そういうことなのだ。
つまり、いい意味で聴き手との距離が近いのだ。

また、多くの人が知っているようなヒット曲があるのは大きな強みである。
ライブでは新曲中心の構成ながら、
「サーキットの娘」、「アジアの純真」などのヒット曲を、要所で入れてくる。
特に、「渚にまつわるエトセトラ」は圧巻だった。
「渚にまつわるエトセトラ」を歌うパフィを生で見ていることが
気持ちよかったし、幸せみたいなものまで感じた。

そして、奥田民生。
相変わらずギターの音がいい。
ロックらしい重厚感がありつつ、非常にキレがあり、抜けのいい音を出す。
ライブだけではなくCDでも、最もいい音を出すアーチストだと思う。

ちょっと残念なのが、好みの問題ではあるがドラムである。
ドラムを叩くに際し、アタックが強いせいか、アクセントがつきすぎる。
パワフルではあるが、うねり感や転がり感に乏しいのだ。
ギターとドラムのうねり感や転がり感が見事なため、
ドラムに、もう少し丸みがあればと思う。

奥田民生も、新曲中心の構成ながら、必ずヒット曲をいくつもやる。
客が何を求めているのかを、よくわかっている。
そして、奥田氏ほど、毎回クオリティの高いライブをする人はいない。
いつ見ても、調子が悪いと感じることがない。
類い希な安定感である。
これがプロなのだ。

奥田民生ゼップ

私がスタンディングしていたのは、前から4分の3くらいの位置だった。
オール・スタンディングのライブで、毎回のようにあることだが、
首ひとつ抜き出ている人が、私とステージとを結ぶ直線上にいて、
「あの人さえいなきゃ、よく見えるのに」という状態だった。

私が見ていた位置のすぐ後ろから、床が一段高くなっていた。
私の真後ろは、女性二人組だった。
この二人組が、非常に気になった。
パフィーや奥田氏の一言一言に、いちいち反応するのだ。
正確には、二人組の一人(女A)が、いちいち反応し、
もう一人(女B)が相づちをうつのだ。
それも、大きい声で反応するのではなく、
普通に喋る程度の声で反応するのだ。
私の耳の少し上で、それが繰り広げられるため、
ひとつひとつの言葉がはっきりと聞こえてしまった。

例えば、
奥田「札幌はすごく寒いかなと思って来たら、中途半端に寒いですね」
女A「今日、あったかいからね」
女B「そうだよね。先週なら寒かったのに」

奥田「新しいアルバムが1月に出ます」
女A「買う~」
女B「何日に出るのかね」

奥田「2月に、また札幌にライブに来ます」
女A「行く~」
女B「何日に来るのかね」

こんな感じなのだ。

会話を聴いてるうちに、どんな顔をした人なのかと非常に気になりだした。
そこで、想像し始めてしまった。
年齢は28歳くらい、身長は155cm、ショートカット、
スキニージーンズ、ちょっと内股、分厚いマフラー…。
顔は、声質からして新田恵利(元おニャん子クラブ)。

というか、新田恵利しか出てこない、自分の引き出しの少なさと
感覚の古さにがっかりした。

この二人組、奥田氏のアンコールで、パフィーが登場したシーンでは、
奥田「皆さん、これがパフィーです。イェーイ」
女A「かわいい~」
女B「可愛いよね」

奥田「パフィーの皆さん、どうでしたか、今日のライブは」
女A「最高~」
女B「…」
女A「かわいい~」

その後も、女Aは、「かわいい~」を連発していた。
きっと、知らない赤ん坊でも、どんな小さな犬でも、
とりあえず「かわいい~」と言ってしまうタイプなのだろう。
そういう女には、はっきりと、がつんと言ってやりたい。
「君の方が可愛いよ」と。

ライブが終わり、照明がついて明るくなった会場で、
帰る方向に歩き始めながら、後ろの二人組を見た。
新田恵利以外は、ほぼ正解だった。
新田恵利とは相当かけ離れたフェイスで、
何か、ほろ苦いものが残った。

もぎたての果実の微妙なところだった。
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽





相変わらずライブにいそしんでいらっしゃるのですね。
最近、やっと買った、ユニコーンと奥田民生の曲を色々なアーティストがカバーしたアルバムを少しずつ聴いている私です。
12月2日に「きたえーる」の桑田圭祐のライブチケット、アリーナ席を1枚だけゲット!!
興奮のあまり、母に教えたら、母に懇願されて、母にあげることに…。
そんな私です。
なんらかの形でチケットがまだ手に入れられれば一緒に行ってやろうと思っている、そんな私です。
【2007/11/29 18:20】 URL | yoshimi #-[ 編集]

コメントを書くところを微妙に迷ったあげく、書きたいのは、感動したこの気持ちであって、自己満足に終わってしまいそうで大変もうしわけございません。
だけれども、言わせてください。
12月2日(日)桑田圭祐のライブに行ってまいりました。
さすが、ステージの上では格好良く、51歳のそれとは思えないほどの歌に感動して帰って参りました。
本当は先月、秦基博(はた・もとひろ)ライブも行きたかったのですが、月曜の19時からということで、断念しました。
高熱や腹痛を起こしても良かったのですが、どうも仕事が立て込んでいて…
Coccoのライブに行きたいと思っている私でした。
【2007/12/05 09:28】 URL | yoshimi #-[ 編集]

桑田佳祐氏のライブは素晴らしかったようですね。
A内氏や、A澤氏など、重要な知人からも
話を聴きました。
非常にうらやましいです。

どうしたらチケットをとれるのか、
とった人に方法を伝授していただきたいです。

ところで、これほどコメントへの返事が遅い、
というか、返事をしないことの多い私のような人は
ブログ界では稀なんでしょうね。
情けない男でごめんよ、
愚にもつかないオレだけど、であります。
【2007/12/12 00:52】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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