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現在テレビ放送されている水戸黄門では、
「助さん・格さん」を、東幹久氏と的場浩司氏が演じている。
私は、彼らより、ちょっと年上である。
つまり私は、今ナウ、助さん・格さんの年齢を超えている、ということだ、

高校球児が年下になった時や、力士が年下になった時、
年をとったと感じるという話は、よく言われている。
私にとって、その比較は、なんとも思わず、何の意味もなかった。
しかし、助格超えという現実は、少なからずショックだった。
なにせ、助さん・格さんという存在は、「おじさん」というより、
おじいさんの手前みたいなイメージがあったからだ。

しかし、この現実を受け入れずに、フューチャーはないし、
この現実を受け入れなければ、誰も私をフューチャーしてくれないだろう。

このように、不意に年をとったと感じる場面が増えた。
最近驚いたのは、セブンイレブンで「おでん」を選ぶ場面でのことだ。
具を5つ買うとしたら、大根、豆腐(又は厚揚げ)、玉子の3つは
マストアイテムで、残りの2つは、つくね、牛すじ、ちくわなど、
ややガツンとくるものをチョイスする。
ところが先日、3つのマストアイテムをオーダーした後、
次に食べたいと思ったのは、「しらたき」だった。

私は小さい頃から、しらたきを極力避けて生きてきた。
食べようと思えば食べられる。
しかし、見た目も食感も異様で、
さらに、味がしないようで、実は微妙な畑臭さがする感じがして、
自分の意志でどうにかなる時は、確実に食べなかった。

例えば、職場関係の飲み会で、複数人数ですき焼きを囲む時など、
控えてほしいのに、取り分けてくれる人なんかがいる。
そんな時は、頑なに、
「自分で取るからリーヴ・ミー・アロンでお願いします」と懇願する。
ところが、それでも取り分けると固持される。
そんな親切心を無下にもできない。
だから、ありがとうございます、と言う。
こういうときは、すいません、とは言わない。
なぜなら、逆の立場ならば、こういうことで、
すいませんと言われたくないからだ。

このような経過で取り分けられたすき焼きには、
100%の確率で、しらたきが入っている。
そして、何事もなかったかのように、
他の具と一緒くたにして、しらたきを食べる。
しらたきオンリーで食べるのは無理だ。
これは「食べ物」のカテゴリーに含めていいものなのか、
などと思いながら、のどからストマックへ強引に流し込む。

そんな存在だったしらたきだが、
おでん鍋に入っている姿を見た時、
胃腸に優しそうだし、食感もすっきりしていていいかも、と、
これまでと真逆の印象を持ったのだ。
自分に驚いた。
「しらたきを欲したのは、ほんとにオレ?」と、
自らの思わぬ欲求に戸惑い、セブンイレブンのおでんを前に、
3秒くらい固まった。

とはいえ、オーダーした。
そして、食べた。
しかも、しらたきオンリーで食べた。
すごく美味しい、とは思わなかった。
しかし、自分が求めていた食べ物であると実感した。
味以前に、なぜか欲するのだ。
おそらく、緩衝剤というか、調整役のような存在として、
私の心身が求めているのだ。
そう確信した。
それ以来、おでんを買うときは、しらたきがマストアイテムとなった。
相変わらず、すごく美味しい、とは思わない。
しかし、不思議と求めるのだ。
食べたがるのだ。


余談だが、以前から、春雨もできるだけ避けてきた。
ただ、しらたきほどの抵抗感はなかった。
それは、イクラは完全に食べられないが、
トビッコなら、なんとか食べられるのと似ている。
しらたきを制覇した今、春雨は好物と言える存在にまで、のし上がった。

こうした無意識の食嗜好の変化は、ほかにもある。
子供の頃に食べて以来、30年くらいも口にしていなかった
「フルーツゼリー」をやけに美味しく感じている。
盆に実家にて、たまたま食べたフルーツゼリーが、なぜかぴたっときて、
それ以来、つまりこの2か月くらい、週に二袋くらいのペースで、
フルーツゼリーを食べている。

フルーツゼリー
いざスーパーで、フルーツゼリーを物色すると様々な種類がある。
硬めのもあれば、柔らかいのもあり。
粉砂糖が降りかかっているタイプもあり、非常にお気に入りだ。
そして、微妙にちょっと高かったりする。
そんな、フルーツゼリーに私はイカれている、ハニー・ビー。

また、小さい頃から、ほとんど食べたことがなかったのに、
2010春―夏あたりから、思いのほか食べているのが「芋けんぴ」だ。
2010春―夏まで、あのスティック状のさつまいも菓子が、
「芋けんぴ」という名称だということすら知らなかった。

芋けんぴ
さつまいもは、決して嫌いではなかったが、
チョコレートやあんこのような、ど真ん中ストレートの甘さではなく、
外角低めへのチェンジアップのような甘さなのがネックだった。
また、さつまいもの天ぷらや、ユニバーシティいもは、
ごはんのおかずとするには中途半端な味で、腑に落ちなかった。

こうした、どっちつかずの難しいポジションにある食べ物だったが、
今年の春、とある中華料理店で、約20年ぶりに、
ユニバーシティいもを食べた時、やけに美味しく感じた。
そんな時に、ふとスーパーで見かけた「芋けんぴ」。
これを無性に食べてみたくなった。
それ以来、2週に一度くらいの割合で、芋けんぴを食べている。

それにしても、しらたき、フルーツゼリー、芋けんぴと、
かつては全く食べたいと思わなかったものを求めている。
どうして好きになったのか。
その理由はわからない。
好きになるのに理由なんかない、そんな恋と同じなのか。
いや、違う。
恋に関して言えば、好きになったのには必ず理由がある。
知りたいのは、芋けんぴなどを好きになった理由か。
いや、それはわからないままでもいい。
むしろ、芋けんぴの「けんぴ」の意味を知りたい。
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コンビニのおでんなんてよく買うね私は買ったことない
あれ一つの具で100円もするんやろ?
高すぎ…………
もったいねー
【2010/10/22 04:20】 URL | #-[ 編集]

コンビニアルバイト経験者はよくコンビニおでんなんか…とかなんとか仰せられますが、関係なく食べたかったら食べます。揚げキンチャクす、す、好きっす。
【2010/10/22 20:02】 URL | タピオカSUZUKI #-[ 編集]

 整いました。

「“おでん”とかけまして“SEX”と解く」
「その心は」
「アツアツのフーフー(夫婦)します」

 フルーツゼリー!お盆のお供えのお菓子!
 そして子供らに「この紙(オブラート)食べれるの?」と聞かれるのも恒例。
 私も好きです、食感がいいですよね。
【2010/10/23 23:47】 URL | カルパッチョ田中 #-[ 編集]

しらたきマストアイテムです。
結構…高校生くらいの時から。。。
わりと若い時からおやじ風な私なので、色々なことにあまりビビらないです。

フルーツゼリーとリボンナポリン(たまにシトロン)はおばあちゃんの家に行ったらセットで出してもらえる、最高級お菓子でした。
我が家は母が「お菓子」を与えてくれませんでしたので。
「おやつ」の時間はありました。。。
母手作りの何かです。

あのフルーツゼリーの色々な着色具合が子ども心に輝いていたのでした。わざと半分にかじって、噛んだ断面を眺めているヘンな子どもでしたよ。
【2010/10/24 11:33】 URL | yoshimi #-[ 編集]

タピオカさん、コメントありがとう。
「タピオカSUZUKI」の表記は、面白さを超えて、最早かっこいいですね。
キンチャクは、お得感があります。
油揚げともちの相性の良さ。そして、もちとともに入っている、
ちっちゃく切った山菜の集まりみたいなもの。見事なコンビネーションです。
キンチャクがマストな方も多いはず。そんなハズバンド。
【2010/10/25 22:32】 URL | クグエSW #-[ 編集]

カルパッチョさん、コメントありがとうございます。
過去の名作、「突かれ果てる」、「突いてイキます」の流れからすると、
今回のなぞかけが、和やか、かつ上品にさえ感じます。
流れというのは、人の感覚をコントロールしますね。
引き続き、熱々の夫婦なイベントをエンジョイしていただければと。

私も感覚的には、フルーツゼリーは、お盆に見た記憶なんでね。
ところが、実家には、盆に限らず存在していることに、今年になって気づきました。
30年の口にしていなかったフルーツゼリーに手をつけ、
しかもすっかりお気に入りになってしまうとは、
年をとることは発見と出会いの連続です。

yoshimiさん、コメントありがとう。
フルーツゼリーを噛んだ断面を見るのは、今現在、私がやっていることです。
神秘的です。ゼリーの世界に溶け込んでみたくなります。

君のジェネレーションでも、祖父・祖母の家にリボンナポリンなのか。
その傾向は、1985年くらいに終わったと思い込んでました。
私が小さい頃は、リボンナポリンとシトロンを半分ずつにして、
プラスチックのケースごと買っている家が多く、
コーラやファンタは、たまにしか飲めませんでした。
あの頃、思い切り飲めなかったのが影響しているのか、
未だにファンタは積極的にバイ&ドリンクしますね。

なお、しらたきは、年齢を問わず、女性は好んで食べるような印象があります。
あれは、胃腸をきれいする感じがしますね。
実際どうかはわかりませんが。
【2010/10/25 22:58】 URL | クグエSW #-[ 編集]

フィーチャーよ。
【2010/10/29 12:08】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]















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