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やり始めるとやるが、やり始めるまで億劫なのが、
宿題と車のタイヤ交換である。

私は、季節の変わり目を、タイヤ交換をすることにより感じる。
高田みづえは、季節の変わり目を貴方の心で知り、恋の終わりを感じる。

11日、日曜日の午前中に車のタイヤ交換をした。
少し早いかとも思ったが、
これで、いつ雪が降っても慌てることがない。
雪は降ってもいいが、タイヤ交換を怠ったことで、
思いがけずスリップし、人生を棒に振ってはいけない。
というか、道でスリップする以前に、私の文章の方がすべっている。

タイヤ交換を終えて、ほっとしたせいか、明るい時間からビールを飲んだ。
つまみは、美唄市の「たつみ」の焼き鳥である。

「たつみ」の焼き鳥が、先週、どこかのスーパーで売られていた。
期間限定で出店していたのだろう。
アリオ札幌だったか、ジャスコ札幌新道店だったか、もう覚えていない。

「たつみ」の焼き鳥を食べるために、ただそれだけのために、
美唄市まで足を伸ばしたことがある私にとって、
売られているのを発見したのは素敵な偶然であり、買うのは必然だった。

美唄の焼き鳥の特徴は、
鳥の様々な部位を一本の串に刺した、いわゆる「鳥モツ」である。
つまり、正肉、鳥皮、軟骨、ギョク(卵)などが一本の串に刺さっている。

美唄の焼き鳥は、焼き鳥好きの間では有名であり、
というか、ある意味、ブーム的なものになっており、
美唄の店へ行った時も、かなりの混みようだった。

ただ、混んでいるが、行列ができているわけではなく、
誰に、どのタイミングで注文していいのか、よくわからない状態である。
レジの向こうはバタバタしており、一方、客は放っておかれたままである。
このような状態なので、後から来た人が先に注文する場面が見受けられた。
正直、居心地は良くない。

事前に、美唄の店に行ったことがある人から、
こうした対応の云々について話は聴いていたものの、予想以上だった。
注文の時も、勘定を支払う時も、
上からの言葉であり、上からの態度である。
客として「処理」されているような気持ちにさせられた。
モツを売っているとはいえ、「それはないぞう(内臓)」と思った。

しかし、焼き鳥を仕上げるのに熱心で、満足に手が回らないと解釈しよう。
実際、焼き鳥は旨い。
それだけに対応は残念だし、これを改善すれば、
ここの焼き鳥はもっともっと旨く感じるはずだ。

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スーパーで売られていた「たつみ」の焼き鳥は、真空パックの状態だった。
とりあえず買って冷凍保存しておいた。
これを自然解凍し、フライパンにアルミホイルを敷いて焼き鳥を置き、
少し日本酒をかけ、蓋をして温めた。

旨かった。店で食べるのと遜色のない味だった。
やや塩味が強めだが、
「これ食べたかったんだよなぁ」という気持ちにさせる「何か」を
持っている焼き鳥である。

昨年、美唄から札幌に出店した「福よし」は、いつも混んでいる。
私も、今年3回ほど行った。
以前からある美唄焼き鳥の店では、「鳥源」(北区北9西4)もいい。
午後9時には閉店する店で、ここもいつも混んでいる。
場所的に地下鉄の駅から微妙に距離があるため、
焼き鳥好きの人としか行けない店である。

そして、「福よし」にも「鳥源」にも共通しているのが、
そばが旨いことである。
つゆは、やや強めに鳥のダシを利かせており、これが堪らない。
このつゆを飲むだけでもいい。

美唄焼き鳥のみならず、ここ2、3年のうちに、
室蘭焼き鳥や、函館のハセガワの焼き鳥弁当など、
地方の名物焼き鳥を札幌で食べられるようになった。
焼き鳥のみならず、ラーメンにしても、回転寿司にしても、
そういう傾向が年々強くなっているように思う。

札幌に出店することで、より多くの人が、時間と手間をかけずに、
美味しいものを食べられる、という点では有り難いことである。
また、出店する側にしても、市場の大きい札幌の方が、
より多くの客を取り込むことができ、
知名度があがり、さらには、より付加価値のついた商品になるという
チャンスなり、可能性はあるだろう。
つまり、店と客、双方の利害が一致するところはある。
私も、それを強く否定できるものではない。

しかし、わがままな意見を言わせてもらうと、
「そこの土地に行かなければ食べられない」というのが魅力なのである。
時間と手間をかけて、そこに行って食べるから、なお美味しいのである。
そして、その土地に行くまでの道のりも楽しいのである。
そういう不便さが、気持ちを熱くさせるのである。
つまり、私にとっては、その地方にしかないからこそ、
逆に付加価値が高く思えるのである。

さらに、札幌に出店するのはいいとしても、
支店をいくつも出さないでほしいと思う。
支店が増えると、より身近に、より気軽に感じられるが、
それが逆に、仕込みや調理が機械的、マニュアル化し、
味の質が落ちるような気がしてしまうのだ。
要は、安っぽく思えてくるのだ。
まさに、「EASY COME EASY GO」に感じるのだ。

焼き鳥のことを書いていて思い出したが、
串に刺さった焼き鳥を、みんなが箸でつまんで食べられるように、

串からはずして、皿の上の置く場合がある。
「やきとり」が「抜き取り」になる瞬間である。
この「抜き取り」が、なんとなく「とほほ」に感じる。

食べやすくはなるものの、
焼き鳥と同時に「風情」も抜き取られたような気持ちになる。
例えるなら、年越しそばを、「緑のたぬき」で済ませるようなものである。

焼き鳥は、串に刺さっているからこそ、美味しそうに見えるのであり、
串の存在が、文化さえも感じさせてくれるのである。
焼き鳥は、串があってこそ成り立つ、
つまり、串から抜き取られた焼き鳥は、
化粧を落とした叶姉妹の姉、あるいは、
秋川雅史氏が、「俺の墓の前で泣いてくれよ、ベイベー」と、
「千の風になって・ブルースバージョン」をリリースするようなものである。

しかし、抜き取りをしようがしまいが、
焼き鳥を食べ、酒を飲むことによって、懇親が深まればそれでいい。
つまり、焼き鳥が、仲を「取り持つ」ものであればいい。
クグ丸です。
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テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ





タピオカ鈴木です。美味しそうなブログに大変興味もったので、札幌の美味しい蕎麦屋さんを。北24条の新川通り方面のカーブ近く「なみ喜」とり天のザル・板おすすめ。麺が旨い!鶏の天婦羅が更に旨い!すぐ近くの裕多加もいい店ですね。それでは。
【2007/11/13 19:10】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]

先日、ある人から、
「タピオカ鈴木という名前がいいねぇ」と
反響をいただきました。
私も同感です。
なにゆえに「タピオカ」なのかという疑問と、
「タピオカ」というキュート&シュールな語感から、
魅力的な名前と感じている方も多いと思います。

それにしても、鶏の天ぷらとは…。
行ってみます。
【2007/11/14 01:21】 URL | クグエSW #-[ 編集]

早速なみ喜に逝かれたそうで、否、イカれたそうで、否、イカしたあんちくしょー。否、怒れたそうで、否、俺は怒りを忘れないbyミック・ジャグゥアー。早速なみ喜に行かれたそうで。ありがとうございます。久しくソバを食べになみ喜に行ってないので、今度札幌に行ったら是非なみ喜にイキたいと思います、昇天!
【2007/11/22 13:01】 URL | タピオカ鈴木 #GsUmGWpE[ 編集]

タピオカ氏は、
なぜ、なみ喜のことを書いたページではなく、
こちらのページにコメントしたのか。

そうすることが、タピオカ鈴木というキャラクターなのか。
それならば歓迎する。
歓迎するしかない。
歓迎会をやってもいい。
【2007/11/22 23:34】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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