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この2週間ほど忙しかった。
日付が変わる手前に帰宅する日が続き、
身体のリズムが、望んでいるノリとは異なり、
気持ち良くない演奏をしているような気分だった。

10月2日、3日の土日は、
昨年成し得なかった、クロスバイクによる留萌ツアーをしようと
スケジュールを調整し、あとは天気次第という状況だった。

ところが、3日の午後から雨が降るという天気予報の前に断念。
その前後の日は、秋晴れのいい天気だっただけに、
またしても巡り合わせの悪さに悔しさが募った。
しかも、結果的に雨が降り出したのは、
3日の夜になってからだっただけに、
なんとも苛立たしい週末となった。

ただ、天気が良かったら、ほんとに行っただろうか。
無理だったような気がする。
仕事の疲れにより、土曜の朝には、出発するテンションに
ならなかったような気がする。
スケジュールは調整したが、ボディ&ソウルは全く調整できず、
完全なる敗北だった。

9日からの3連休もチャンスだった。
10日、11日は、フリーな状況に持ち込めた。
忙しいことには変わりなく、疲れは残っているが、
季節的に、今年、クロスバイクによる留萌ツアーを敢行できるのは、
あと10日くらいの間だろうと思い、トライすることにした。

ところが、またしても雨にやられた。
3連休の真ん中、10日だけ雨が降るという、
どうにもならない巡り合わせとなった。
ウイークデーは天気が良く、どうしてこの日だけ降るかねと、
ストレスのたまる結果となった。

どうやら今年も、クロスバイクによる留萌ツアーを
成し得ずに終わることが濃厚となった。
これにこだわるには理由がある。
私には、昨年来、留萌に関して成し得たい三つのことがあった。
そのひとつが、クロスバイクによる留萌ツアーだった。
あとの二つは、留萌でのライブと暑寒別岳登山だった。

今年の春の段階では、三つのうち最も実現が近いのは、
クロスバイク・ツアーだと思っていた。
6月から7月の時期、奈井江、浦臼、苫小牧などに、
クロスバイクによる日帰りを果たし、

あとは、二日連続のフリーな状態と、天気とがかみ合えば、
留萌行きは実現することができると思っていた。

ところが、天気がかみ合わない。

そうこうしているうちに、突然、8月に留萌でのライブが実現。
そして9月12日のことだ。
天気は「曇り時々晴れ」と、いまひとつな状況ではあったが、
予定していたことが飛び、
これは、残り少ない暖かい日を楽しまなければと、

突如、思い切って暑寒別岳に登ることを決意した。

そして登頂を果たした。

留萌に住んでいた三年間で、
やり残した最たることが、暑寒別岳登山だった。
その当時は、登山には、ほぼ興味がなく、
しかし、留萌に住んだ以上、間近にある名峰、暑寒別岳に登ることは、
この地域に対する私の責任のようにさえ考えていた。

その頃、みんなで暑寒別岳に登ろう的な話はいくつかあった。
しかし、朝6時に登山口集合という朝の早さに面倒になったり、
近くなんだから確実に快晴の日を選んで登りたいという勝手さのせいで、
実現できないままだった。

というか、留萌に住んでいる頃、
留萌市内から、増毛連峰を見ていて、どれが暑寒別岳なのかさえ
知らなかった。
当時の職場の同僚等に聞いても、いまひとつはっきりとわからなかった。

そのため今回、暑寒別岳の登山口に向かうべく、
増毛町内の国道から、山中へ続く道を走っていても、
どの山を目指しているのかわからなかった。
100912暑寒別岳1
しかし、登山口が近づいてくると、
明らかに雰囲気が違う、雄壮として、それでいて悠然とした山が
目の前に現れる。
これが暑寒別岳なのかと、それだけで、それなりの感動があった。
また、周りの山々も雄々しく迫り、
この登山道までの道は、山に登らずとも、
ドライブするだけでも楽しめるのではないだろうか。

実に味わいのある山だった。
前半はひたすら緩やか。
中盤は岩場が増えるが歩きやすく、
そして7合目からは、さえぎるものが一切なくなり実に爽快。
眼下の景色を楽しみながら山肌を登っていく。

↓7合目を過ぎると、こんな感じで完全に開ける。
100912暑寒別岳2 

天気は、ほぼ晴れだった。

頂上付近は、方角によっては雲もあったが、ほぼ360度一望できた。
無意根山や恵庭岳、さらには羊蹄山まで、小さくだったが、はっきりと見えた。

上りは5時間近くかかると聞いたことがあったが、
思いの外、歩きやすく、ほぼ無風の晴れという条件にも恵まれ、
さらに、越年の念願だった暑寒別岳登山を果たすという
気持ちの高まりのせいか、160分で頂上に着いた(下山は130分)。
100912暑寒別岳3
徒歩距離は片道9kmと長いが、急坂は5合目から7合目くらいで、
あとは緩やかで、道も広く歩きやすいので、
片道2時間の山を登れる山ガールならばこなせるだろう。

100912暑寒別岳4  
↓中央からやや左の土の色をしたところが雨竜沼湿原、だと思われる。
100912暑寒別岳5 
頂上からすぐ近くに見える浜益岳、群別岳、西暑寒別岳なども

素晴らしい姿を見せてくれたし、
雨竜沼湿原もよく見えて、来年は訪問しようという気持ちになった。
ただ、増毛から留萌にかけての海岸線が、思ったより遠く感じた。
霞んでいたせいもあるが、なぜか海が見えるという感動は
それほどでもなかった。
海岸線以外の眺望があまり素晴らしかったので、そう感じたのかもしれない。
 
リピート確実の魅力的な山だった。
なんとなく愛おしくなり、去りがたい気持ちにもなった。
100912暑寒別岳7 
↑留萌市内より。中央やや左側の一番高い山が暑寒別だと、この日初めて知った。

下山後、増毛の遠藤水産にてタコとエビを買い、
その後、日曜の夕暮れに人や車が少なくなっていく留萌の街を見たくて、
留萌で1時間ほど過ごしてから、札幌に向かった。
帰り道の途中、完全に日が暮れた。
なんて素晴らしい一日だっただろう。
こんな日は、今度いつあるだろう。
楽しく充実した帰り道に、切なくなってしまうのはなぜだろう。
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 こんにちは、恒例の人妻謎かけです。
 「ガイドの後を歩く登山初心者とかけまして、SEXと解く。」
 「その心は。」
 「ついて行きます(突いてイキます)。」

 それにしても連日の残業お疲れさまです。そして念願の暑寒別岳登頂おめでとうございます、本当にいい景色ですね。
 10年以上前に増毛から雨竜側に降りる暑寒別岳縦走をしました。暑寒別岳と南暑寒別岳の真ん中で疲労で動けなくなり、縦走をあきらめようとしましたが、今から増毛に戻っても雨竜に進んでもどっちにしても一山超えなければならなく、距離も辛さも同じという状況。人生にはリタイヤできないことがある、ことを学びました。
 なんとか雨竜側に下山しましたが、その後私は二度と山なんか登るものか、と思い登山していません。ところが一緒に登った女友達はすっかり登山にはまって大雪山やら利尻富士まで登っちゃったぐらいにして。
【2010/10/13 11:15】 URL | カルパッチョ田中 #-[ 編集]

カルパッチョさん、ありがとうございます。
相変わらず、エキセントリックで、ハイクオリティな謎かけに、
刺激と衝撃を受けています。
まさに、リアル人妻だからこその、
男性視点での完璧なストーリーだと思います。
「イキ」がカタカナなのが、しびれます。

暑寒別岳と南暑寒別岳の縦走はハードですね。
縦走する以前に、一度登りきってるわけですから。
登山は、体力的なものより、感覚的な適性があるような気がします。
来年は、南暑寒別岳にトライします。
増毛連峰はほんとに素晴らしいですね。
【2010/10/15 00:53】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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