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ワールドカップ・サッカーが盛り上がっているようだ。
普段は、まるでサッカーを見ない私も、それなりに楽しんでいる。
選手をほとんど知らないような国同士のゲームであっても、
世界一をかけた戦いは熱く、レベルの高いプレーは楽しめる。

ただ、マス・メディアにおける盛り上がりに、
なんとなくのっかってしまっていることは否定できない。
ワールドカップだけの「にわか視聴者」と呼ばれても仕方ない。
しかし、「にわかファン」と呼ばれるのは心外だ。
ファンというものとは質がちがう。

「仁輪加(にわか)ファン」と呼ばれるなら本望だ。
「仁輪加」は、日本最高のロッキン・ブギー・バンド「サンハウス」が
1976年にリリースしたアルバムである。
  サンハウス/仁輪加

この怪しく異様な和風サイケデリックなジャケットのデザインの
意図はわからない。
特に、左上の赤い顔は何なのかと思う。
サンハウスを知らない状況なら、まずジャケ買いはできないだろう。
ところが、中に詰まった音楽は圧巻だ。
私は紛れもなく、「仁輪加ファン」だ。

それはそれとして、街角インタビューなどで、
サッカーのにわかファンが、本田がどうした、俊輔がどうしたと語る。
にわかファンに呼び捨てにされ、好き勝手なことを言われる。
私はそれが嫌で、ワールド・カップを目指すのをやめた。

世界サッカーにおける日本サッカーの立ち位置は、
ある程度安定したような気がする。
ところが、ファンはどうなのだろう。
すぐにブーイングするファンが多いのはなぜなのか。
親指を立てて下に向けることでしか気持ちを表せないのか。
うまくいかないシーンでは、どういうわけか頭を抱える。

いまだにモノマネっぽいというか、
サッカーとはこうあるべきという変な意識に囚われているというか、
私から見れば、全然自由じゃない。
そして、オリジナリティがない。

しかし、それらはまだいい、群がって交差点で騒ぐのに比べれば。
私は、騒ぐことより、群がるのが気に入らないのです。
アナウンサーやコメンテーターは言う。
「今の若者は、発散できるものがないんでしょうね」
「今の若者は、自分を表現できることがないんでしょうね」
全然違うと思う。
自己中心的で勝手なだけだ。
しかも、群がらなきゃできないのです。
荒れる成人式と同じである。

あと言っておくが、「今の若者」に限った話ではない。
仮に、今より規制が弱かった1980年代ならば、
当時の若者はもっと暴れたのではないだろうか。
1980年代の若者だって、
自分をどう表現していいのか苦悩し、苦闘して生きてきた。
そして2010年、完全に中年になった1980年代の若者は、
今だって自分をどう表現していいのか苦悩し、苦闘している。

何かの小説に書いてあったことだが、
45歳という年齢は、あらかた人生の勝負がついてしまっていると。
仕事のこと、家庭のことなど、
自分の将来は、ある程度決まってしまっていて、
その運命の中で、流れに逆らわず生きていくのがいい、
みたいなことを書いていた。

全否定はしない。
しかし、オレのとはちょっと違うな。
世の中年よ。1980年代の若者よ。
人生を楽しみたいなら、勝負はこれからだ。
誰かのコピーのような人生など送っていいのかロック・ミー。
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テーマ:2010年 FIFA World Cup - ジャンル:スポーツ





うんうん、歳なんてどうだっていい。
鮎川さんのレスポールサウンドのように
ガツンとストレートに生きていきましょう
【2010/06/22 02:21】 URL | bull #35BUUDj.[ 編集]

赤い仮面がニワカですねー
【2010/06/22 21:36】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]

bullさん、コメントありがとうございます。
60歳くらいの人が「やっと少しわかってきた」とか、
「50代なんてまだまだひよっこ」などと言うのを、よく聞きます。
60歳を過ぎると、「40歳くらいの頃、あんなことに、
なんであれほどこだわったのか」とか思うのかもしれません。
大きな視点で、今できることをやっていきます。

鈴木さん、コメントありがとう。
初めて知りました。
「仁輪加」とは、江戸時代の即興の芝居のことだったんですね。
即興だから、「にわか」なんですね。
しかも、サンハウスの地元、博多には「博多にわか」という文化があると。

タピオカ氏の博識ぶりに感銘を受けています。
私にとって、新しい知識が増えました。
と同時に、古い知識をひとつ忘れたと思います。
それもまたオッケイオーライ。
【2010/06/22 22:42】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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