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あさって6月11日から、サッカーのワールドカップが始まる。
実感がわかない。
6月14日は日本の初戦。
あと5日なのに、待ち遠しさもわくわく感も小さい。
もちろん試合はライブ放送で見るだろう、と思う。
しかし、ゴキゲンなオファーがあれば、そちらを優先するだろう。
何が何でも試合を見なければ、という楽しい義務感がない。

仮に、ワールドカップと刑事ドラマ「臨場」が
同じ時刻に重なっていたら、「臨場」を見るような気さえする。
ちなみに私が今、その時間に家にいれば必ず見るドラマは、
「臨場」、「ハガネの女」、「女帝 薫子」である。
そんなことはどうだっていい。
どうだっていいが、おれ、まげね。


なぜ気持ちが盛り上がらないのだろう。
私が年をとり、サッカーへの関心が薄くなったからなのだろうか。
なんとなく4年前のワールドカップよりも
世間一般も盛り上がりに欠けているように感じる。

実は4年前も、いまひとつ乗り切れなかった。
その最大の理由は、監督がジーコ氏だったことだ。
名前優先で監督に選ばれたような先入観がぬぐえなかったことや、
戦術や選手起用の面白さみたいなものが見えなかったことが
興味をそいだ。

今回も、なんというか端的に言えば、期待が薄いのだ。
勝ってほしいという強い気持ちが弱いのだ。
仮に、大方の予想通り1勝もできなくても、
何を責めることも、何を語る資格もないだろう。
気持ちは、「絶対に負けられない戦いがそこにある」のではなく、
「負けてもしかたない戦いがそこにある」という感じだ。
ただ、期待が薄い分、初戦に勝とうものなら、
思っている以上に盛り上がりは増すことだろう。

ラーメンも然りだ。
特に期待もなく、なんとなく食べたラーメンが意外に美味しい場合。
逆に、大きな期待を持って食べたラーメンが、
「そんな行列ができるほどのものか?」と思った場合。
満足度は前者の方が明らかに高いが、
冷静に比較すると、後者の方が美味しかったりする。
期待の大小は、ハードルの高低になる。
期待と満足度のバランスは難しい。

ということで今回はラーメン。
6店登場します。

よろしくどうぞ。

■マルエス食堂/味噌ラーメン 600円
  (札幌市東区北23条東1丁目)
マルエス食堂/店
ほんとにここから入るのか?と思ってしまう裏口のような入口。
中に入ると、手作り屋台カフェのような佇まい。
ライト感覚の鼻歌ポップ・ミュージックのようなラーメンが
出てきそうな想像がよぎる。
しかし、実態は、ベーシックな味噌ラーメン。
そして美味しかった。

マルエス食堂/味噌
まろやかなで、後味がすっきりした味噌スープ。
麺も具も、第一印象は「普通」であり、インパクトも弱めではある。
ところが、次第にダシの複雑さや奥行きを感じてきて、
食べていくほどに美味しくなっていく。
無駄に主張していないため飽きさせず、
それでいて、後に引くような旨みが残る。

実は、こちらの店主の方には、この店の隣にある焼き鳥店、
「JAPANESE BBQ KEPPARE」
(ジャパニーズ・バーベキュー・ケッパレ)にて会ったことがある。
ほろ酔い状態で、「こんなオレが作ってるラーメンですよ。
美味しいと思いますか?」と謙遜していたが、
なかなかどうして、ベーシックながら独特の旨みのある
美味しいラーメンだった。再訪するだろう。

なお、ラーメンを食べに訪問した際は、
以前に焼き鳥店で会った人だと気づかれないよう、
帽子+サングラス姿で、ひっそりと過ごした人見知りなオレはロック・ミー。


■ブタキング/豚ラーメン 850円
 (
札幌市東区伏古1条5丁目 環状通沿い)
ブタキング/店
ラーメン二郎のインスパイア系のラーメン。
見た目も、トッピングの種類や表示の仕方も同じであります。
ただし、二郎が醤油スープなのに対し、こちらは味噌味オンリー。

スープは、豚骨白味噌のノーマル札幌ラーメン風。
ちょっと重ためで、中年男子にとっては、後半はきつかったのであります。
麺は極太で、見た目は二郎風。
ただ、極太のつけ麺のようで、スープとの馴染み方に
ちょっと違和感をおぼえました。
先入観と慣れの問題なのかもしれませんが、
もっと良さが出る麺のタイプがあるような気がしました、恐縮です。

ブタキング/豚ラーメン
チャーシューは柔らかめですが、やや筋っぽく感じました。
余計なリクエストではありますが、
型くずれさせるほど煮込んだ方が、
いい意味で荒く、迫力が増すように思えたのであります、恐縮です。

味噌味の二郎系というのは、試みとして素晴らしいと思いますし、
このダイナミックさは、わくわく感をかき立てます。
興味をそそられ、話題性も十分。
ガツンといきたい方にはこたえられないでしょう。

■麺魂/油かすつけ麺 700円
 (
札幌市北区北23条西7丁目 北24条宮の森通沿い)
麺魂/店
つゆは、ダシが弱めでショウガ風味の濃い正油味。

チャーシューのつけ汁テイストに近いか。
つまりは、甘じょっぱい感じ。
海苔の上に魚粉がオンされており、
半分食べたあたりで、それをインしたが、
変化らしきものは、正直感じなかった。

麺魂/油かすつけ麺
麺は中太で、いわば普通のラーメン。
つけ麺の麺は極太、という私の勝手な固定観念のせいで、
なんとなく物足りなさを感じてしまった。恐縮です。
実は「油かす」にそそられてオーダー。
しかし、油かすの食感も味も、あまりよくわからなかった。

ただ、作りは丁寧で、まとまりがある。
たまたま私のわがままな好みと合致しにくい要素があっただけである。
クセはないものの、意外にありそうでないタイプかも。

■麺屋 田中商店/酒蔵ラーメン(味噌) 750円
 (留萌郡
増毛町稲葉町1丁目 国稀の向かい)
麺屋 田中商店/店
銘酒「国稀」の酒かすがインされた味噌ラーメン。
以前に箱入りのものを買って、自宅で食べたことがあり、
インスタントにしては、すこぶる美味しかった。

ゴールデンウィークに
増毛町に立ち寄った際、
酒蔵ラーメンを提供する店が存在していることに驚いた。
その驚きの勢いで入店した。

麺屋 田中商店/酒蔵ラーメン(味噌)
ほんのり酒かす風味が漂う白味噌スープ。
まろやかな甘みは親しみやすく、
それを酒かす風味が、きりっと引き締めており、
バランスもよろしいかと思う。

麺屋 田中商店/しょうゆ
しょうゆラーメン(700円)は、
煮干しなのだろうか、魚ダシが結構強い旭川ラーメンという感じ。
小樽の「初代」のスープの魚ダシをもっともっと前に出した感じ。
酒蔵ラーメンとは全く別物の印象。

十分に地方の名物ラーメンになり得る味である。
地方のラーメンは、麺にこだわりが見られない印象があるが、
こちらの店は、麺がしっかりと立っており、スープとも合っていた。

増毛の街の雰囲気は大好きだ。
海と山のバランスが非常に良い。
「こんな場所にあるの?」的な数々のJR
無人駅も味わいがある。
が増毛町のためにできることは何だろう?と時々考える。
故郷ではないが、故郷っぽい何かを感じさせる街だ。

■ひょっとこ/和風柚子柳麺 700円
 (
東京都千代田区有楽町 東京交通会館B1)
ひょっとこ/店 
6月1日に仕事で東京へ行った。
その時、昼食をとったのが、この店「ひょっとこ」。
東京へ向かう前日から、ここに行こうと決めていた。

JR
有楽町駅のすぐ近くにある東京交通会館の地下にある。
平日の午後1時過ぎに訪問したが、3人ほどの行列があった。
店内はカウンターのみで非常に狭い。
厨房も極めて狭く、1m×5m=5㎡ほどしかなかった。

ひょっとこ/柚子柳麺
一番人気であろう和風柚子柳麺をオーダー。
柚子風味のあっさり塩味スープ。
魚介ダシと鶏ダシがきれいに出ており、
それでいてまろやかで、非常に上質な感じがした。
柚子入りカップそーめんの、良いところのみを抽出して、
すっきりとバランス良くまとめた感じの味ともいえる。

麺は極細で堅め。
ゆで時間が短くて済むせいか、オーダー後4分くらいで出てきた。
スープとマッチした食べやすい麺だった。
その他の具も文句なし。
特にチャーシューは落ち着いた高級感のある逸品だった。

レベルの高いラーメンだと思う。
「東京で美味しいラーメンを食べた」と素直に言える。
ただ、私にとっては、やみつきになるタイプではない。
それと、北海道の人には弱めに感じるかも。
北海道の人は、もう少し輪郭がはっきりしたスープを求めそうだ。
北海道向けではないので無駄な余談だが。

■一番/味噌 750円
 (
小樽市稲穂3丁目 国道5号線沿い)
一番/店 
この店との出会いは、約20年前に遡る。
当時のバンドのメンバーであった
小樽市出身の山中氏が
連れて行ってくれたのが最初だった。

どろっとしたような濃厚な味噌スープは、
炒めたニンニク風味が強いとともに、納豆のような匂いがするなど、
何が入っているのかわからないような複雑な味で、
好き嫌いがはっきりするタイプの、すごいラーメンだった。
私はその強烈さに魅了され、平成10年頃までは、
年に一度は食べていたと思う。

その後、知らぬ間に店はなくなり、
知らぬ間に、以前から少し移動した位置に、
リニューアル・オープンしていた。
以前の店のような、怪しい古さや薄暗さや、
充満したニンニク豚骨の匂いは消え、小綺麗になった。

先日、自転車で小樽へ行った際に訪問。
作り手の方は変わったが、独特のとろみは健在。
ただ、魅力的でもあった怪しい香りは消え、
かなり洗練された感じがした。

一番/店
なんというか、正統派濃厚トンコツ味噌ラーメンといった感じで、
まろやかな旨みがあって、真っ当に美味しかった。
味は良くも悪くもまとまったが、
そこらのラーメンに比べれば、かなり濃厚で強烈。
高血圧の方は、血管へのダメージは少し気にした方がいい。
麺は、かつては、ほぼストレートだったが、
現在は、中太で縮れ普通。まさにベーシック札幌ラーメンである。

一番のラーメンを教えてくれた山中氏は現在東京在住。
新・一番のラーメンは食べただろうか。
天狗山は今日も小樽を見守り、

第三埠頭には潮風が吹き、
都通りは、いい感じで閑散としている。
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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ





ランバード藤田も“臨場”と“薫子”、必ず見てます。
あと大河ドラマ。
私は“相棒”の再放送があるとチェックします。
【2010/06/10 11:03】 URL | カルパッチョ田中 #-[ 編集]

カルパッチョ田中さん、コメントありがとうございます。
コメント欄にYOUのネームを発見した時、
増毛にくいついてくださったかと思いきや、
よもやの「女帝 薫子」に意表を突かれました。

あのドラマのわかりやすさはいいですね。
それと、ある意味、学習モノなところが面白いですね。
抽象的な愛に振り回され、くっきそうで離れていくような
ドラマをあざ笑うかのような痛快さがあります。

「臨場」は、回を重ねるごとに、内野聖陽のキャラが
変になっていってるのが見所ですね。
刑事モノ・ミュージカルを見ているような無駄に大袈裟な芝居と、
妙に情に厚いオチはクセになります。
「薫子」も「臨場」の、文字弁にするには無理があるのが残念です。
【2010/06/11 00:26】 URL | クグエSW #-[ 編集]

 文字弁、覚えていてくれてありがとうございます。
 現在薫子の製作に挑戦中。
 私の場合、増毛といえば増毛稲田線。こんな山奥にも水田があるのかっと驚きつつドライブ。そして海が見えてくる。ああ、海が見たい。
【2010/06/15 15:59】 URL | カルパッチョ田中 #-[ 編集]

カルパッチョさん、どうも。
増毛稲田線は趣のある路線ですね。
ここにも人が住んでいる、という感慨があります、かんがい排水。

旭川にて幼子が三人いれば、確かに海を見ることもままならないですね。
中央アジアやアフリカには、一度も海を見たことがない人が
たくさんいるんだろうなと時々考えます。
【2010/06/16 00:04】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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