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4月3日、道新ホールへ、
東京03の単独公演を見に行ってきた。

構成は、10分程度の生コントと、3、4分の音楽映像コントを
交互に見せる形式だった。
非常に面白かった。素晴らしくもあった。

特に、会社でミスをして、取引先を失い、落ち込む同僚を、
居酒屋で慰め、励ますコントは圧巻だった。
落ち込んでいるようで、微妙にふざけている加減が見事だった。
やがて、実はもう落ち込んでいない、と開き直る。
その後の、たたみかけるようなトークが熱かった。
なかでも、「居酒屋の常連」と呼ばれるには、
週に何回通うのがベストかという場面は、
このライブの中で、最高の場面ではなかったか。

「お前は、この店の常連なんだろ。
 常連ってことは週に何回来てるんだ?
 週2回か?週2回だと少ないか。
 週3か、それとも週4か?
 週4だと多いか…。(しばし沈黙)
 
 もしかして週5?
 週5は、くどいぞ。
 さすがに週5はないか。
 やっぱり、常連っていうのは、週4でも多いよな。
 ていうことは、週3なんだろ。
 (しばし沈黙)

 4!?週4か?」

こんな感じで、週に何回が常連かという、どうでもいい疑問を、
一方的に熱く熱くたたみかけるサマは、完全に引き込まれた。

その人がおかしたミスや、その人の駄目なところを徹底して突く。
しかし、突いていくうちに、
ミスをした方ではなく、責めている方が悪いような雰囲気に変わっていく。
支離滅裂なのだが、妙に共感させるところがあった。

人間の心の奥に潜むブラックな部分を、
ほじくり出して笑いに変える展開。
最初は、単純に面白いなと思ったが、
最後には、「素晴らしい」が「面白い」を超えた。


100403東京03 
メンバーの一人、角田氏の衣装は、フレッド・ペリーの連発だった。
着こなしも魅力的なものだった。
生コントの合間に流れた音楽映像コントも良かった。
基本的に曲が、まともに正統派のロックである。
角田氏が作曲した曲もあるらしく、
彼は、ほんとにロックが好きなのだと改めて思った。

私が東京03を好きな理由は、ロック性にあることは間違いない。
他のお笑い芸人達とうまく交われない。
迎合するのに向かない孤高性。
だから、いわゆる「ひな壇芸人」のポジションにはつけない。
上下関係の厳しい業界で、ちょっと浮いている。
そうしたことに対する馬鹿らしさと抵抗みたいなものが、
彼らのコントの根底にあるように思える。
そこにロックを感じる。
そう、彼らのコントは、レベル・ミュージックなのだ。

私はおそらく、東京03のコントのどこかに、
自分の思いを反映されているのかもしれない。

音楽映像コントの中で、
正義のヒーローものの曲があった。
社会の悪を倒して、平和な世の中にする、という内容の歌詞で、
「俺がやらずに誰がやる」という決めのフレーズがある。
ところが、そのフレーズの後に、
「きっと誰かやる」という歌詞で締め括る。

この諦観ぶりに感動した。
「俺がやらずに誰がやる きっと誰かやる」
これが、組織社会、システム社会の本質であり、真理なのかもしれない。
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テーマ:東京03 - ジャンル:お笑い





Theギャクター01!

コントの合間の挿入歌、笑えるけども鋭い切り口でしたね。
終演後は迷わずCD買っちゃいました。


【2010/04/05 21:52】 URL | マキシ #-[ 編集]

マキシさん、コメントありがとう。
さすがです。しっかりCDをゲットしましたね。
私もグッズ販売の中で最も欲しいと思ったのはCDでした。
公演が終わり、席を立つときは、買おうと考えていました。
ところが、グッズ販売への長い列を見て、簡単に気持ちが萎えました。
「見てたじゃん」みたいな曲は、普通にかっこいいロックでしたね。

完全に、東京03ファンになりました。
これまでリリースされたDVDを見る気満々です。
ただ、ライブの臨場感は、DVDでは限界がありますよね。
またライブを見に行こうと思います。
【2010/04/07 21:40】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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