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昨年春から、首と腰のヘルニアに苦しんでいた。
ブログの記事でも、何度かそのことに触れてきた。
首のヘルニアによって、右腕が重だるく痛み、
腰のヘルニアによって、右足のつけ根が痛み、
日常生活でも不便と不快を感じてきた。

昨年5月から12月まで、月6、7回のペースで、
リハビリに通い続けた。
首の牽引と電気治療とマッサージを繰り返した。
どの治療も、ある程度の効果はあった。
痛みはゆっくりとしたペースだが緩和されていった。

特に腰は順調に回復し、
10月には10分連続で小走りできるほどに回復した。
11月下旬には30分連続で走られるようになった。

ただ、リハビリにおいて、気になることがあった。
リハビリ担当者が、悪い意味でフレンドリーになってきたことだった。
半年以上も定期的に通っていれば、
それなりにフレンドリーになるのは自然なことだし、
本来は望ましいことである。
ところが、方向の違うフレンドリーさや、
慣れから生じるラフさが目立ってきた。

マッサージは、基本的にトークしながら行う。
症状を聞くなど、コミュニケーションは必要だ。
しかし、ある時期から、職業、家族構成、趣味など、
プライベートなことが話題の中心になってきた。
しかも、質問しては、自分の話ばかり延々と続ける。
質問しておいて、相手の話を聞かない人は、どこの世界にもいる。
だが、リハビリに行ってまで、
そんなストレスを受け入れなければならないのか。


コミュニケーションを深めるため、良かれと思ってそうしているのだろうから、
無下にはできないし、無視もできない。
ただ、早くリハビリ通いにグッバイしたい私は、
普段どういうことをしたら回復につながるかを話し合いたかった。

酒と煙草をセーブするとヘルニアは悪化しない。
全ての人がそうかと聞かれれば違うだろうし、
科学的な根拠はないかもしれないが、

私の場合、経験上、明らかに酒と煙草がヘルニアに影響すると確信した。
また、精神的ストレスが痛みを強くすることも何度か話した。
職場にいると終始痛むのだが、帰宅した途端、痛みが緩和されることなどを、
実例を交えて話した。

ところが、マッサージ担当者は、
「ああ、そういうもんですか」とか、「ほんとですか?」など、
極めて反応は薄く、すぐに別の話題に持っていく。
ひとつの症例とまでは言わないが、ひとつの経験談、意見として、
受け入れてくれている感じがまるでしなかった。
むしろ、リハビリの話は苦手で、それだけは勘弁してくれ、という感じすらした。

電気治療や牽引にしても、
セッティングの仕方が雑になっているのを感じていた。

患者を効率よくスムーズに回転させることが最も重要で、
処理能力の高さこそが、有能なリハビリマンとして認められる。
そうした、病院にとっての常識、患者にとっての非常識があるんだろうなと、
疑問とストレスは日々高まっていった。

そこで私は、12月下旬、見切りをつけることを決意した。
もう通い続けても、ノーフューチャーだと確信した。
ノー・リハビリ・ノー・ライフとの決別を誓った。
バイ・ユアセルフから、バイ・マイセルフに切り替えることにした。

ただ、電気治療や牽引による効果があったのは間違いない。
本来の状態を「10」、病院に通い始めた頃を「0」とすると、
10月には「5」、11月には「7」の状態に回復したのだから。
そのことには、きちんと感謝したい。
また、ラインを超える前までのフレンドリーさは、
「ようこそリハビリへ!」的で、通いやすい雰囲気だった。
問題は、慣れによる雑さである。
その時が別れるグッド・タイミングだったのかもしれない。
バイ・マイセルフで治療するための潮時だったのかもしれない。

10月の「5」から11月の「7」への回復。
これは、ストレッチをする日を増やしたり、
無理をしない範囲で走り始めたことによるところが大きい。
つまり、自分でなんとかできるような気持ちになったのも、
リハビリ通いをやめた要因である。

そんな私が始めたのは、ヨガである。
小さい頃から身体が固かった私は、ストレッチ的なことが苦痛だった。
身体が固いことによって、能力が頭打ちになることは山ほどある一方、
身体が柔らかくて、困ることなどない。
そのことを、1980年代、90年代、00年代と、常に感じてきた。
しかし、加齢とともに、ストレッチの苦痛度は増し、
この3、4年は、「身体が固くても可能性はたくさんある」と発想を変えて、
自分を甘やかしてきた。


昨年秋、ある芸能人女性が、「この5年間で変わったこと」について
トークをしていた。そのアンサーは、
「ヨガを始めてから、自分をリラックスさせられるようになった」
というものだった。
特に、呼吸の仕方に効果があると言っていた。

その言葉が、ずっと気になっていた。
自分に欠けているもののひとつが、
ヨガの中に存在しているのではないか。
それは、ヘルニア治療にも通じるのではないか。
そんなことを漠然と考え始めた。

年末年始の休みに、DVD付きのヨガ入門本を購入。
その日から、たらたらと始めた。
最初から熱心になると、義務感に押しつぶされる。
無理はしない。調和こそ全て。
さらっと、でも、できれば毎日、というスタンスで始めた。

3日目くらいで、早速、効果が現れた。
具体的にはうまく言えないが、身体がすっきりとしてきた。
身体に一本のワイヤーが入った感じで、
そのワイヤーは、硬くもなり、軟らかくもなるような。
そして、いかに使っていない筋肉があるのかと気づかされた。

2週間後には、全ての動作が以前より楽になったのをはっきりと感じた。
それだけではなく、食べ物も煙草も美味しくなったし、
歌に関しても、声の出だしで、出したい音程に到達する速度が上がったし、
声の出し終わりでの粘りを調整しやすくなった。

現在、ヨガ開始から2か月が過ぎた。
ヨガ・マスターのような身体の軟らかさには程遠い状態である。
しかし、どれだけ曲げられるか、どれだけ伸ばせるかは、
私にはそれほど重要ではない。

そこそこのポーズをとり、背筋を伸ばして鼻呼吸すること。
それだけで、私には絶大な効果があった。

腰のヘルニアは完治したといってよい。
首のヘルニアも、職場で時々痛むことはあるが、
プライベートでは、1時間以上の車の運転以外は、痛み知らずになった。

1日5分くらいしかやっていない。
派手なポーズは全くできず、ベーシックなものばかり繰り返している。
朝と夜に、それぞれ5分やるのが理想だが、
夜は2日に1回くらいしかやっていない。
それでも、しっかりと効果はあるし、
日を追うごとに気持ち良くなってきている。


先日、バンドのメンバーに、
「腕を上に伸ばして、ゆっくり呼吸していると、
地球と宇宙のつながりを感じられるようになってきた」と語ったら、
皆、苦笑していた。
ある意味、危険な精神世界に入り込みそうな発言である。
しかし、危険なところがカッコ良く映るであろう女性もいる。
まあ、その危険さとは異なるが。

男はちょっと危険でワルな方がいいとか言う女性は、
ちょっと危険でワルなところに、結果的に苦しむような気がする。
私のリハビリにおける、病院の方々のフレンドリーさも然り。
フレンドリーだから通いやすかったが、
フレンドリーの方向がずれて、一定ラインを超えたら、
通いたくない気持ちになった。
そういう事象は多い。
幸せになろうと言って結婚したのに、
お互い幸せになるべきだと言って離婚するように。

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【2010/03/06 23:00】 | #[ 編集]

いただきました非公開コメントに対しまして。
どうもありがとう、了解しました。
ヨガの成果を見せます。
よろしくお願いします。
【2010/03/08 00:36】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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