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クリスマスだから、あえて断食をした人が、
日本に300人くらいいるのではないかと思う。

クリスマスだから、あえて一人で、
地方の温泉に二泊三日の小さな旅に出た人は
もっと多いだろう。

そんな全ての人達にメリークリスマス。

そして、本日2009年12月25日、
THE HEART OF STONE、約9年ぶり8枚目となるアルバム、
「雨の交差点」がリリースされた。

そこで今回は、各曲について、
レコーディングにおける裏話や、
聴くに当たっての勝手なポイントなどを織りまぜながら
紹介させていただきたい。

まずは、表ジャケットはこれ
雨の交差点/表ジャケット 
11月の雨の朝、左手に透明傘、右手にデジカメを持って、

約20枚撮影したうちの1枚である(詳細は、2009年11月15日の記事)。
実は、約20枚のうち、1枚目に撮影した写真である。
最初の何枚かは、テレビ塔がぼけてしまったため失敗作だと判断し、
その後の写真は、テレビ塔にピントを合わせて撮った。

ところが、帰宅してパソコンで見てみると、
テレビ塔がぼけている方が雰囲気が出るから写真って不思議さ。
なお、傘の柄も意図的にフレームに入れている。
しかし、言われなければ、傘の柄だと気づかなそうで、ちょっと誤算。
それでも、ほぼイメージどおりできました。

さて、ここからは、歌詞を掲載して解説していきます。
これを見ながら聴くと、より伝わると思います。

これまでの記事の中で最大の文字数になるでしょう。
よって、2日ほどかけて、小出しに記事を増やしていきますので、
ご了承願います。

■見慣れた街を抜け出して
見慣れた街を抜け出して あてもなく遠くまで
彷徨って 歩き疲れ 何に出会うのだろう
着慣れた服を脱ぎ捨てて 風に吹かれてみよう
よろめいて つまずいたら 誰を思うのだろう

誰も知らない夢を
誰も知らないやり方 君も知らないやり方で

汚れた靴を脱ぎ捨てて 土にまみれてみよう
もし空を飛べたとしても 自由はないだろう

誰も知らない答えを
誰も知らないメロディ 君に聴かせたいメロディを

見慣れた街を抜け出して もう少し遠くまで
失って 立ち止まって 自分に出会ったよ
この道の その先には 君がいてほしい

[解説]
5月リリースした私名義の3曲入りCDでも1曲目に収録。

2008年に再会&再開したザ・ハート・オブ・ストーンの
象徴的な曲といえる。

周りにはいい人がたくさんいる。
優しくしてくれるし、助けてもくれる。
だからこそ、一歩、外へ、もう少し遠くまで。

迷い、疲れ、打ちのめされたり、歩けなくなったり。
そして知らない自分に出会う。
発見とオリジナリティとユーモアが、
私の、そして君の人生を豊かにする。


■壊れたままの砂時計
いつまでも待って 待っていたんだ
けれども何にもなかった 雨だけ降ってた
君の心を取り戻したくて
けれども全部終わってた まるごと たわごと

愛のかけら 灰になり 無情の風に消された
行き先知れずの毎日 壊れたままの砂時計

黒い海泳いだ 君に会いたくて
溺れて死にたくないから 必死に泳いだ
泣きたい気持ちで たどり着いたんだ
けれども全部終わってた カモメが鳴いてた

愛の言葉 石になり 偽りの海に沈んだ
行ったり来たりの毎日 壊れたままの砂時計

夜が長すぎて 夜明けが見えない
君まで見えなくなっちまい 探した もがいた
胸騒ぎがして 目が覚めたんだ
悪い夢見せられてた 寝違えた はき違えた

愛のかけら 灰になり 無情の風に消された
行き先知れずの毎日 壊れたままの砂時計

愛の言葉 石になり 偽りの海に沈んだ
行ったり来たりの毎日 壊れたままの砂時計

[解説]
あきらめきれず、やりきれなくて、それでいて成功を信じて、
待ち、泳ぎ、粘り、もがく。
結果、全然ダメだった。。
時間はだいぶ過ぎたけど、オレの時間は止まったまま。
そんな曲である。

10曲中、最もすんなりと、レコーディングできた曲。
ギターは、私とTNKタナカ氏が、バッキング・ギターをそれぞれ弾き、
そこに私のソロ・パートをかぶせただけのシンプル編成。

ギターのリフを主体にした曲である。
リフは、同じフレーズを4回続けて弾くのだが、
4回のうちの1回目だけ「ため」や「間」が微妙に違う。
これは、意外にも、意識してずらして弾いたのです。
その方がなんとなくロック・アンド・ロールかと思い。
しかし、その効果は、あまりなかったように思う。
その無意味さがまたロック・アンド・ロールなんだね。

■新しいギター
新しいギターを買った やっと手に入れた
新しいギターを弾いて オレは変わるのさ
過去を悔いて 今を嘆き 未来を憂いてた
何も信じられずにいたのさ
oh yeah 始まるのさ
oh yeah 変わるのさ

新しい曲が生まれそうな予感がする
君に聴かせたい曲 作りたがってる
この喜びを この切なさを 胸の高まりを
言葉とメロディにしたいのさ
oh yeah もうすぐさ oh yeah 生まれるのさ

気づかないうちに どこかに忘れ物をした気がするけど
きっとそれほど大事なものでもなかった そうだろ

生きていくためにどうしても必要なもの
太陽や月や火 水や木と土とお金
それに君と新しいギター それさえあれば
生きていけるって思うのさ
oh yeah 歌うのさ oh yeah 生きるのさ

気づかないうちに どこかに忘れ物をした気がするけど
きっとそれほど大事なものでもなかった

気づかないうちに 大切な何か失った気がするけど
もっと大切な何かがここにあるだろう そうだろ

[解説]
2008年5月。18年ぶりくらいにアコースティックギターを購入。

それまでの約7年間、全く音楽活動をしていなかった私にとって、
新しいギターを買うモチベーションになったことは事件だった。

この曲は、その新しいギター1本から始まる。
そこにドラムが入ってくる。
そこのドラムがうまくいかず、ドラムのダーオ小田氏と何度も練習した。
今回の10曲の中で、「こういうふうに叩いてくれ」あるいは、
「そこはオカズを入れずに、そのまま流してくれ」など、
最もドラムの注文を細部までした曲。
そんな私に、ダーオ小田氏もイヤになっちゃた日があったり、
自らのドラムのクセとは異なる要求に苦しんだとは思うが、
今となっては、気持ち良く叩けているのではだろうか。

ギターは、バッキングのギター3本を私が、
ギター・ソロをTNKタナカ氏が弾いている。
これまた、「こういうふうに弾いてくれ」と、
ギター・ソロを細部にわたって指摘。
そんな私に、TNKタナカ氏もイヤになっちゃた日があったり、
自らのギターの間(ま)とは異なる要求に苦しんだとは思うが、
今となっては、自信に満ちて弾いているのではないだろうか。

こうしたメンバーの意欲と頑張り。
そして、新しいギターによって、また音楽活動を再開できたこと。

そんな全てが素晴らしい。
それが嬉しくて、有り難くて、
3コーラス目を歌っていると、時々泣きそうになる時がある。
3コーラス目の「君」には、たくさんの感謝が込められているのです。

■破れた傘が捨てられない
今日も一日が終わった

昨日と同じ場所に ただ立ちつくす
水のない川を渡った 重たいカバンぶら下げて
でも中身は空っぽ

君がいなけりゃ埋まらない
使い古した慰めの翼で低空飛行

破れた傘が捨てられない
雨にうたれても会いたい
いつから君は変わった
いつから雨は降り出していたんだ

なんとかなると勘違い
甘い想い出にひたって また空回り
どうせ無理だと投げ出して
けれど諦めきれなくて また元に戻る

君がいなけりゃ眠れない
安っぽいおざなりの翼で低空飛行

破れた傘が捨てられない
雨にうたれても会いたい
いつから君は変わった
いつから雨は降り出していたんだ

[解説]
歌詞の内容のベーシックの部分は、

前出の「壊れたままの砂時計」と同じ。
破れた傘を捨てられないのだ。
新しい傘に変えられないのだ。
いつから君は変わったのか。
いや、変わったのは、変われなかった自分なのか。
そんな、未練と閉塞に打ちひしがれた曲。

演奏は10曲中、最もハードである。
動きの多いベースとハードなドラム。
ギターの音も轟音系。
この曲も、ギターは、バッキング・ギター3本を私が、
ギター・ソロをTNKタナカ氏が弾くパターン。
10曲中、TNKタナカ氏のベスト・アクトは、この曲だと思う。
ダーオ小田氏も、この曲がベスト・アクトではないだろうか。

歌のバックで、ところどころ、ちょろちょろと
単音で弾いているギターは、レコーディング前日に考えたもの。
つまり、普段の練習では弾いていないフレーズだった。
そのせいか、いざ録音してみると、しっくりこなかった。
そのため、現場で修正しつつ録音したが、
シンプルなフレーズながら結構いい味が出たかと。

ただ、メンバーは、その部分に関して、一切何も言わない。
むしろ「破れた傘が捨てられない~」と、
最後にリピートする部分のバックのギターが良いと言ってくれる。
これも、レコーディングにあたって追加したフレーズである。
評価していただき、とても嬉しいのだが、私としては、
ボーカルを邪魔しているようで、効果的だったのかどうか、
自信を持って、YESと言えないもどかしさがある。
皆さんは、どう感じるだろう。

■心配いらないぜ
いい気になっていたのさ わけもなく浮かれていた

全てが上手くゆくような気がして
けれども何も変わっちゃいないことに気がついて
雨の交差点 不意に立ち止まる

泣きたくなるような気持ちを隠してくれる傘はない
けれど心配いらないぜ いつか雨は上がる

響け空に 闇を越えて
届け君に つながれ君と

君からの連絡ずっと 途絶えたままになっている
話がしたいよ 声が聞きたい
惰性の酒にすがりつき このまま眠ってしまおう
大切なことも置き去りにして

忘れてしまいたいけれど 忘れることなどできない
けれど心配いらないぜ いつか風は吹く

響け空に 闇を越えて
届け君に つながれ君と

悲しみ吹き飛ばし 運べ夢を
流れる雲よ つながれ君と
届け君に

[解説]
アルバム・タイトルの「雨の交差点」は、

この曲の歌詞から引用した。
このアルバムで歌っていることを簡潔に示してくほしいと
インタビューを受けたなら、
「この曲の最初の4行だよね」と答えるだろう。
まさにアルバムの根幹となる曲である。
つまり、最も歌いたかったことである、君に対しても、自分に対しても。

この曲も、ギターは、バッキング・ギター3本を私が、
ギター・ソロをTNKタナカ氏が弾くパターン。
5月にリリースしたシングルの際のバッキング・ギターとは
少し違う感じに弾いている。

酔った帰り道で一人、時々口ずさんでしまうほど愛着がある曲。
この曲がカラオケになってくれないかなと思う。
メンバーで飲んで、〆の曲として、みんなで歌いたい。
そんなことがあったら、感極まって泣いちゃうだろうね。

     ◇      ◆      ◇

前半の5曲が終了。
ここでブレイクタイム。
裏ジャケットのフォトはこれ
雨の交差点/裏ジャケット 
撮影場所は、札幌の米里インターの近く。
米里インターは、高速道路が未来都市のように、
上下左右に複雑に交差してる。
これを下から撮影しようと、早くから目をつけていた。

撮影したのは、9月下旬の、日の入り寸前。
別の日に、快晴や雨の日も撮影したが、
日の入りの空の感じが良くて、この写真に決定した。

ここからは、後半の5曲。

■埃まみれのブルーズ

昨日は一日中部屋にいたよ
外はとても天気が良かったけど
顔も洗わず 何も拭えず
壁にしみついた思い出にすがり
ひたすらに歌ったよ 歌い続けた
埃まみれのブルーズ

昼寝から覚めたとき 夜になってた
失くしたものは何かもわからずに
わからないまま酒を飲んだよ
何か埋めるように飲み続けたよ
狂おしく頭の中 鳴り響いた
埃まみれのブルーズ

昨日は一日中部屋にいたよ
手の届くものだけにぶら下がって
夜の曇り空 ツキに見放され
胸の中住みついた思い出にすがり
ひたすらに歌ったよ 歌い続けた
埃まみれのブルーズ
ひとりはぐれたブルーズ


[解説]
怠惰、憂鬱、本能、孤独。

惨めな日々から抜け出せない苦悩を、スローでブルージーな曲に乗せた。
なんて言うと渋いのだが、歌も演奏も渋さ不足。
しかしこれが、このメンバーの特性であり、実力だろう。
レコーディングまでの間、ベース、ドラムは、
ノリを出すのに、結構苦しんでいたし、
ギターのTNK田中氏も、弾くべきイメージがしにくかったようだ。

ボーカルの低音部分が下がりきっていないのが恥ずかしい。
特に1コーラス目の前半ズレは、他のバンドならボツ・テイクだろう。
しかし、次第に調子が出てきて、2コーラスからは気持ち良く歌っている。

こういう場合、1コーラス目だけ歌い直すことはできるし、
機械操作によって、音程を、やや不自然にはなるが修正することもできる。
プロの多くは、そういう手法で調整している。
ところが私は、それを非常に嫌い、拒む。
ボーカル全体の流れというか、
1曲の中における空気感を一定にしたいから、
そして、実力のままの方がいいというこだわりからである。

ギターは、バッキング・ギター2本を私とTNK田中氏で、
ギター・ソロを私が弾いている。
私がソロをとっている曲(TRACK-2、6、7、9、10)は
全てこの振り分けである。
ギター・ソロはテレキャスターを使用。
レスポール・ジュニアを使用して弾き直したかったが時間切れ。
だが、ボーカルの後のギター・ソロのフレーズは、
このアルバムの中で、個人的に最も気に入っている。
全然渋く弾けていないのが、いささか残念ではあるが。

■君はもういないのさ
寂しくて歩けない

虚しすぎて帰れない
君はもういないのさ
誰も待っていないのさ

もう一度夢みたい
窓の外は雨みたい
家のドア開けてある
スケジュールも空けてある

君を想うたび胸の中が
今も熱く震え出す

君とぼく似てるのに
雨は星に変わったのに
君はもういないのさ
誰も待っていないのさ
ほんとに何もないのさ

[解説]
この曲もスローで、ブルージーなナンバー。

私はこういうリズムの曲が大好きなのだが、
演奏アイデアも演奏テクニックも不足しており、
メンバーも私の求めるイメージを把握できず、苦労したと思う。

事実、全てのパートについて、レコーディング直前、あるいは、
レコーディングしながら変更を加えていったところもある。
例えば、3コーラス目の前半に入っている単音ギターは、
レコーディング現場で、なんとなく入れたくなって録音。
そのせいか、とってつけたような雰囲気になっている。
それでも気に入っている。

ギター・ソロは、クラプトンとバディ・ガイならば、
どう弾くだろうとイメージして作った。
作るまでは良かったが、雰囲気を出す実力が不足していた。

歌詞はすごく気に入っている。
ドラマチックでもなく、強烈なメッセージがあるわけでもなく、
アルバムの中での重要性も薄いかもしれない。
しかし、親バカみたいなことを言うようだが、
侘びさが愛おしくなる歌詞なのだ。

ギター・ソロの後のコーラスには苦戦した。
アルバム中のコーラスは、
ほとんどが1テイクか2テイクで成功しているが、
この曲は、何度も録り直した。
柔らかく伸びやかにやりたいのに、声を張り上げてしまい、
なかなかうまくいかなかった。
しかし、結構いい出来に仕上がってます。

■さよなら電車
君が描いていた夢は何だろう
今でもぼくは考えてしまう
夕暮れ時の古い商店街
人はまばらで けれど君はほっとすると言った

ああ長い坂道の途中
ささやいた風の中 どこへ流れてゆく

さよなら電車が君を乗せてゆく
まだ始まっても終わってもいない
こぼれた夢のかけら拾い 追いかけてゆく

君が探していたものは何だろう
今でもぼくは考えてしまう
港近くの空き地に駐めた車の中から
レールの音 聞いていたんだ

ああ長い海岸通りで
微笑んだ風の中 どこへ流れてゆく

さよなら電車がぼくを乗せてゆく
君と歩いた街が遠ざかる
途切れた夢の続き探し 次の駅まで

ああ長い坂道の途中
ささやいた風の中 どこへ流れてゆく

さよなら電車が君を乗せてゆく
まだ始まっても終わってもいない
こぼれた夢のかけら拾い 追いかけてゆく

[解説]
2004年から3年間住んだ留萌のことを歌った。

ほっとするような寂れた商店街、
ゴールデンビーチ通り、長閑な河川敷、殺風景な駅裏、
いくつもの坂道、その坂道から見える海の電車がある景色。
そんな全てが味わい深く、愛おしい。

留萌での3年間は楽しかった。
しかし、プライベートでは辛い出来事があり、それに心を支配され、
突き進むべき時に立ち止まってしまったことを、
今でもなお、あれで良かったのかと後悔まじりに考えることがある。

けれども、励まされ、助けられ、留萌を離れた今もそれは変わらず、
そんな全てがありがたく、
レコーディングでも、音合わせのために、リハーサルとして歌った時、
こみ上げるものがあり、声がつまって、きちんと歌えなかった。
そこで、一旦、外の空気を吸いにスタジオを出て、
一息入れてから本番に臨み、1テイクでOKだった。

ボーカルは、アルバムの10曲中、ベスト・テイクだと思う。
コーラスも、無難なフレーズだが、これもベストテイクだろう。
ギター・ソロは、ほとんど歌メロと同時に浮かんだ。
田舎の駅を電車が走っていくのをイメージしたソロである。
歌詞だけではなく、メロディも留萌テイストしたつもりである。

■洗車のブルーズ
洗車したその日の夜から
雨が降り続くように
人生なかなかうまくいかない

その後も雨は降ったりやんだり
予定狂って 踏んだり蹴ったり
あの娘はどこかへ行ったきり

さえないオレのさえないこのブルーズは
全然転がることなく 寒い部屋の中
泣いている

洗車して汚れをおとして
陳謝して水に流そう
そしてみんなに感謝しよう

人生ってやつは山あり谷あり
CCRはプラウドメアリー
そういうもんだろ それでいいだろ

さえないオレのさえないこのブルーズは
全然転がることなく 寒い部屋の中
泣いている
沈んでる
泣いている
凍えてる

[解説]
5曲目の「心配いらないぜ」について、

アルバムの根幹になる曲だと解説した。
この「洗車のブルーズ」は、裏の根幹となる曲である。

うまくいかない。全くさえない。
だから、洗車したり、陳謝したり。
でも、最後に感謝できれば言うことはない。
そのためなら、何度でも洗車して、陳謝しようじゃないか。
ただ、がちがちに縛られて、身動きがとれなくなるのはゴメンだぜ。
人生は山あり谷あり。
そして、CCRはプラウドメアリー。
それでオッケイ・オーライだろ。
そんな気持ちが、アルバム作成を支えたと思う。


リフで押しまくり、表のリズムで跳ねさせる曲で、
ザ・ハート・オブ・ストーンにあまり多くないタイプの曲。
ギターとドラムについて、結構細かい注文をしたが、
二人とも自分のものにするのが早かった。
二人は、表にアクセントがくる縦リズムが感覚に合うのだなと再認識。

以前にもブログで触れたが、
曲の最後にフェイドアウトが始まるあたりからの
私のギターソロのもたつきぶりを苦笑していただきたい。
ギターソロのフレーズは、オールマン・ブラザーズ・バンドのテイスト満載。
音まで似させた。
しかし、いかんせん、技術が追いついていない悲しさよ。

■夕立
Oh baby
お前を失って
Oh baby
闇をさまよう
泣きたいのに泣けなくて プラットホームで
通り過ぎてく電車をただ見送っていたんだ

突然夕立が降り 全てを流したよ
Oh yeah
何もなかったオレの目の前に虹が出る

Oh baby
わかったフリして
Oh baby
受け入れられずに
テーブルの上のコーヒー とっくに冷めていた
それに気づかず消えた香り 探し回ってた

突然夕立が降り 全てを流したよ
Oh yeah
何もなかったオレの目の前に虹が出る
虹の向こうには何がある?

泣きたいのに泣けなくて プラットホームで
通り過ぎてく電車をただ見送っていたんだ

突然夕立が降り 全てを流したよ
Oh yeah
何もなかったオレの目の前に虹が出る
虹の向こうには何がある?

[解説]
クグエ・ロックンロールのザ・スタンダードたる歌詞とメロディ。
「Oh baby」と「Oh yeah 」は歌いやすいし、しっくりとくる。
シンプルで使い古されている言葉なのに、
いつまでも私を熱くさせてくれる、なんて素敵な言葉だろう。

終わり方は、「ハード・デイズ・ナイトのパクリだろ」と言われたら、
「その通りだね」としか答えようがない。
「パクリじゃなくて、コピーだね」と付け足してしまうほど、
フレーズをそのまま使わせていただいている。

交差点を濡らした雨は、いつか上がる。
さえない自分の前にも、たまには虹も出る。
久しぶり再開できた音楽活動は、
生活に追われる日々の中での、まさに「虹」だった。
虹の向こうには何があるか。
それを見せるのが、これからの音楽活動である。

     ◇      ◆      ◇

長い長いガイドを読んでいただきありがとう。
一つの面に、極めて縦に長く記載したため、読みにくかったと思われ、
また、文字が多すぎて、ポイントがわからなくなった方も多いだろう。
それは十分に承知している。
「雨の交差点」というアルバムをリリースした足跡を残す意味も込めて、
自己満足と思われてもやむを得ないと思いつつ書かせていただいた。


とにかくアルバムがリリースできて良かった。
メンバーの熱い気持ちがあってこそ作成できたし、
読者の皆さんが、間接的に、直接的に背中を押してくれたと思う。
この広い世の中での、あまりに小さな出来事に過ぎないが、
ほんとに嬉しい。
リリースしたぜベイベー。

年末だぜベイベー。

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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽





写真、素敵です。
そういえば先月はまだ雪ではなく雨が降っていましたね。たった1か月前のことなのに、その季節のことを忘れてしまっている自分に気づきました。
【2009/12/26 09:06】 URL | 通りすがり改め常連 #-[ 編集]

通りすがり改め常連さん、コメントありがとうございます。
フォトを褒められ、ご満悦です。
君はよくわかっている。
このフォトは、テレビ塔の東側、北電とバスセンターの間の歩道橋の上から撮りました。

それにしても1か月の違いって、すごいものですね。
1か月の間に、木枯らしに凍える夜には、かじかんだ手を温めたい季節になりました。
1か月後は、また結構変化しているかもですよ。
またよろしくお願いします。
【2009/12/27 01:39】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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