ADMIN TITLE LIST
この時期、真冬のように寒い日があったかと思えば、
これから春がくるかのような暖かい日があり、
そんな日々を繰り返しつつ、確実に冬が近づいているのを感じる。

特に、仕事帰りはほんとに寒く感じるようになった。
寒いと、身体が抵抗しようとするのか、
家に着き、暖かい部屋にいると、寒さ疲れのようなものが、
一気に押し寄せてくる。
何回も冬を経験しているのに、毎年この時期は、
すぐに身体は慣れないものである。

さて今回は、ランチ系というか、ディナー系というか、
今日は外で何かを食べようかとなった時、
まあ、ちょっと行ってみますか的に
訪問したお店である。
洋食系が中心だが、外で洋食はあまり食べないため、
洋食屋さんは女性客が多いことと、ちょっと値段が高めだということに、
今更ながら気づいた次第。
それでは、どうぞ。

■キッチン一力(札幌市豊平区美園2条6丁目 環状通沿)
店名は、「いちりき」と読む。
「札幌で洋食店」となったら、雑誌やインターネットで頻繁に登場する店。
ならば一度食べてみるかと行ってきた。
環状通の、国道36号線との交差点から、やや白石寄り。
閉店したハーフダイムのすぐ近くにある。

店は、昭和40年代半ばに建築されたと思われる
木造モルタル2階建ての民家とおぼしき建物。
レトロとか、アンティークとかいうのではなく、
ただ単に古い感じで、断熱材の老朽化を懸念せずにはいられない。
「古い洋食店」というよりは、「田舎の食堂」といった佇まいなので、
お洒落レトロを想像していくと、イメージの違いに驚くだろう。

○カニクリームコロッケとエビフライの定食 1,200円
一力/エビフライ&カニクリームコロッケ 
看板メニューと言われるのが「カニクリーム・コロッケ」。
一般的なカニクリーム・コロッケは、
衣の中が、ポテトではなくシチューのようになっているが、
ここのは、しっかりポテト。
しかし薄味で、旨みもカニもあまり感じず、ちょっとパンチ不足かと。
なお、エビフライは、洋食を外食している特別感のある美味しさ。

○ビーフシチュー定食 1,500円
一力/ビーフシチュー 
ビーフシチューは味もボリュームも満足。
ビーフの入ったシチューというよりは、
ビーフステーキにシチューをかけた感じ。
ビーフは、口の中ですぐにほぐれ、脂身も溶けてしまう。
手の込みようと技術がうかがえる一品だった。

ちょっと残念なのは、好みの問題ではあるが、ライスが柔らかいこと。
それと、オーダーから料理が出てくるまでの時間が長いこと。
30分くらいは待ったと思う。
とはいえ、客は入れ替わりやって来た。
年齢や性別に偏りはなく、幅広く親しまれている店である。
なお、駐車場は、車高の低い車2台分しかないので注意。

■こんがら(札幌市清田区清田2条1丁目1-7 ハナブサビル1F)
国道36号線沿い、清田のびっくりドンキーの裏手にあるうどん屋。
幅が2cmくらいもある平打ち極太めんを提供しているのが魅力に思え、
訪問の機会を伺っていた。
そんな時、仕事で恵庭市に行く用事ができた。
そこで、恵庭の用事を終えて札幌へ戻る途中、
12時頃に清田を通るような日程を組んで訪問した。

こんがら/店 
うどん屋ながら、カフェというか、ペンションのような店だった。
窓の多い店内は明るく、カヒミ・カリィの曲が似合いそうで、
いささか戸惑いを感じたほど。

焼きうどん(750円)を注文。
期待どおりの極太麺で、ただ太いだけではなく、
しっかりとコシがあった。
うどんの極意など全くわからず、感覚でしか語れないが、
平打ち極太というだけで、うどんポイントは上がる気がした。

こんがら/焼うどん 
味つけはノーマル。
やや甘めで、うどんに疎い私には、
市販のつゆに野菜の水分が融合した家庭的な味に思えた。
万人ウケはするが、決定的な特徴はないかも。

なお、焼いた香ばしさはあまりなく、つけ麺的な雰囲気で、
事実、底には少し汁があるつくりだった。

麺は太いが量は普通で、食べ終わった後、
3時間後には腹が減るだろうと推測した。
実際そうだった。
それでもやはり、うどんを食べるなら昼食だろう。
夕食で食べるなら、うどん以外の何かが必要だ。
しかし、うどんとライスという組み合わせは合わない。
ライスに味がついている、つまり、丼状態のものが望ましい。

また、そこに、うどんがあれば食べるが、
「うどん食いてぇ~」と、ピンポイントで思うことはない。
そう考えると、うどん屋さんって大変だと思う。

■ユっぴー(札幌市東区伏古1条3丁目 環状通近く)
ゆっぴー/店 
前記の「キッチン一力」と同様、

「札幌で洋食店」となったら、雑誌やインターネットで頻繁に登場する店。
ならば一度食べてみるかと行ってきた。
自宅からも近く、完全に徒歩圏であるが、
あえてメイン・ストリートを歩かずに、
ルー・リードの意思を尊重し、ワイルドサイドを歩いて行った。

平日の夜にもかかわらず、ほぼ満席に近い埋まり具合で、
20代、30代女性のグループと、どういうわけか中高年も目立った。
店内は、もろに昭和50年代の喫茶店。
あえてレトロ感を出しているのではなく、
以前のままのような雰囲気である。
座席は使い込まれたビニール・ソファで、
必要以上に腰が沈み、非常に座りにくいところも昭和。

夜のメニューは、ハンバーグ・セット980円と、
ひれかつセット1,100円の2種類しかなかった。
周りを見ると、ほとんどの人がハンバーグだった
私も迷うことなく、ハンバーグ・セットをオーダー。

ゆっぴー/ハンバーグセット 
外食では、びっくりドンキー以外、滅多にハンバーグは食べない。
なぜなら、インスタント&冷凍感のあるものにしか出会わないからだ。
ゆっぴーのハンバーグは美味しかった。
手作りの素朴さがあると同時に、プロっぽいスパイス味がして、
外食的特別感のあるハンバーグだと納得できる。

ただ、つなぎが強めで、肉汁は、ほぼナッシングに近い。
というか、オーダーしてから、5分くらいで出てきた。
オーダーを受けるまでに、ハンバーグをどういう状態で待機させているのか。
ブルペン投手のように、いつでもマウンドに立てるように、
ほぼできあがった状態にしているのか。
そのせいか、焼き立てのような香ばしさや熱さはない。

しかし、デミグラスソースが非常に良い役割を果たしている。
柔らかな甘みはまろやかで、それでいてあっさりとしている。
正直ハンバーグは小さい(180gだったか)。
この量では、ライスを完食できない。
しかし、デミグラスソースでライスが進むというマジックがある。
デミは、惜しげもなくかけられており、
さながら、デミグラスソースのスープのようでもある。
つけあわせの野菜も、スパゲッティも、デミをつけて食べてしまうほど。

女性に人気があるのが、なんとなく理解できるハンバーグ。
ナチュラルに古めかしい佇まいも、人気の大きな要因だろう。
ただ、男性の夕食としては、ハンバーグもライスも量的に足りないかと。
いつもライスを残す少食の女と行くのがベターだろう。
しかし、普通に一人前を食べる女の方が魅力的だと多くの男は言うね。

■リストランテ・クレス 長沼店(長沼町東1線北10)
クレス/店 
長沼町の郊外にありながらにして、
土・日は1時間以上の待ちは当たり前の人気店。
店の周囲に建物はなく、見渡す限り畑だらけの長閑なエリア。
札幌から車で1時間程度に来られる距離にありながら、
遠くに旅に来た錯覚をしそうな雰囲気である。
 
メニューは、1,500円食べ飲み放題コースのみ。
メイン料理を6種類くらいの中から選び、
それ以外は、20種類近くの野菜、パン、デザート、ドリンクなどが
バイキング形式となっている。
正しくは、バイキングではなく、「ビュッフェ」というらしいが、
私にはその言葉を使いこなすほどの経験もセンスもない。

クレス/野菜 
長沼産の様々な新鮮野菜が、思う存分食べられるのが売りだろう。
ビーツやズッキーニなど、普段はまず食べることがない野菜を
食べられるのは嬉しいし、面白さもある。
まさしく草食系男子になるチャンスである。
ただ、全体的に薄味だったり、ドレッシング味だったり、
なんというか、もっと独自性やパンチがほしい気がした。

正直、「この野菜がメチャクチャ美味しかった!」という印象がない。
良くも悪くも無難というか、温泉ホテルのバイキングにあるものとの
決定的な違いは感じなかった。
野菜そのものは、ニセコの道の駅や、
喜茂別の国道沿いの店で売ってる野菜の方が美味しいかなと。

クレス/メイン 
メイン・ディッシュも、「あなたにもヘルシーあげたい」と
言われているかのような、オイル少なめのライトで優しい味。
ひっかかりのない薄味で、ほんのりとスパイシーで食べやすい。
普通に美味しく、安心感はあるが、記憶に残るような決定力はないかと。

意外な掘り出しモノは、デザート系かもしれない。
クリームブリュレやパンナコッタなど、
日常、口にすることがないものを食べられるのはお得な気分になる。
自家製トマトジュースなどのドリンク系も楽しめた。
ただ、人気メニューは補充が追いつかない場合が多いので注意。

以上のことを考えると、個々の味に物足りなさはあれど、
1,500円は決して高くはないのかなとも思う。
1時間以上待つほどのものかどうかは、価値観の問題だが、
客は、年齢を問わず、とにかく女子が多い。
それも十分に理解できる。

窓の多い店内は明るく広く、内装は柔らかな木目調。
外に目をやれば静かな田園風景。
店員も女子オンリー。
野菜メインなので、どれだけ食べてもヘルシー。
制限時間がないため長居もできる。
そんな女子大好き、女子大喜びの要素が詰まっている。
私もそんな存在になりたいが、なったらなったで、
「面倒くせぇ」、「放っておいてほしい」と必ず思うと思うし、
周りの女子も私をそういう男子だと見ているはずだ。
スポンサーサイト

テーマ:ご当地グルメ - ジャンル:グルメ





ハーフダイム締まっちゃったですか!
というか、ここは突っ込みポイントではないかもしれませんが・・・
【2009/11/13 15:01】 URL | マキシ #-[ 編集]

マキシさん、コメントありがとうございます。
ハーフダイム閉店は衝撃的でした。
しっかりと突っ込みポイントです。
なお、もうひとつの突っ込みポイントは「ワイルドサイドを歩け」です。

ハーフダイムは、意図的に荒廃感のある建物だったため、
夜に見ると、閉店した姿は非常にリアルです。
かつ、札幌の東南方面の要所となる交差点に、敢然と存在した建物だけに、
迷惑施設に見えてしまうような異様さがありました。
なお、東苗穂のハーフダイムは、ライトがオンしているので、
サヴィヴしているようですが。
【2009/11/13 21:07】 URL | クグエSW #-[ 編集]

ワイルドサイドですな。敬愛するルイ・アームストロングが奏でる『オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート』には勇気づけられますが。

僕もかためのライス、かみしめると甘さが広がるかためのライスを愛してます。熱々のハンバーグとかため冷や飯のタッグは最強です。
【2009/11/14 00:27】 URL | bull #35BUUDj.[ 編集]

bullさん、コメントありがとうございます。
やっぱりライスは、かためですよね。
柔らかいごはんだと、そのせいで、
おかずまで美味しくないような気持ちになってしまうほど、
柔らかいとテンションが下がります。
逆に、ライスが良いと、おかずが全て美味しく感じます。
外食産業では、もっとライスは重視していただきたいものです。

特にラーメン店のライスは失敗が多いので、
ラーメンとともにライスを食べたい時は、
周りでライスを食べている人のライスを見て、確認してから
オーダーしています。
そして、周りにライスを食べている人がいない時はオーダーしないという
ナーバスぶりです。

ルイ・アームストロングといえば、
葬儀会場に「what a wonderful world」が流れ、
参列者から「あの人は、やりたいことをやったよね」と
言われるような人生の完結のしかたが、ひとつの理想でもあります。
【2009/11/16 02:03】 URL | クグエSW #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 トゥナイト今夜もRock Me Baby, All rights reserved.