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前原国土交通大臣が、群馬県・八ツ場ダムの建設中止に
向けた話し合い
のために、23日、現地入りした。
クリアしなければならない問題が大きく、しかも多く、
この先どうなっていくのか気になるところである。

それより気になっているのが、この案件に対する報道のされ方である。
中立的な立場の私から見ると、
前原大臣と建設推進派の争いばかりを見せられているようである。
もっと特化していえば、建設推進派の意見ばかり聞かされているようである。
建設反対派の地元民の声も聞きたい。
それとも、建設反対派の地元民は極めて少数派なのか?

そんなこともなかろう。
民主党は、建設反対の声があるから、
それを受け止め、熟慮した上で、マニフェに書いたのだろうし、
その辺りの経緯をもう少し知りたいなと。

なお、前原大臣は、国土交通大臣のほか、
沖縄北方・防災担当大臣も兼ねているわけで、
北から南まで、忙しい日々が続きそうだ。
かくいう私も、北から南まで忙しい。
ただし、私の場合、札幌市内を北から南までである。
移動手段はクロスバイク、目的はラーメン。
スケール小さいだろ。
それでもいいぜ。
身の丈に合ったことをやろうぜオッケイオーライ!


■ジュン(札幌市南区簾舞1条5丁目9-1)
住所の「簾舞」は、「みすまい」と読む。
国道230号線を札幌市内から南下。
住所は、川沿、石山、藤野ときて、簾舞となる。
簾舞で住宅街はとぎれ、定山渓までは家屋が点在する。
人によっては、住宅街は藤野でとぎれる、と見ている方も多いだろう。
それぐらい簾舞は南側にある。
札幌市中心部からだと、車で40分以上かかるだろう。

定山渓方面から国道230号線を北上してくると、
簾舞の交差点が現れる。
そこにはセイコーマート、サンクス、ガソリンスタンドなどがある。
それとともに、「チャンポン」と書かれたのぼりが、いくつもある。
あまりにのぼりが多いので、以前から気になっていた。

しかし、ちゃんぽんを提供するような、そげな店は見当たらない。
のぼりが立てられている方へ向かうと、完全な住宅地に突入。
訝しげに左右を見ながら彷徨うと、確かに店は存在した。
驚いた。完全に普通の住宅ではないか。

ジュン/店 
驚きはそれだけではない。
暖簾をくぐると、全く普通の住宅の玄関。
食べ物を提供する店の雰囲気は皆無である。
奥から「いらっしゃい」の声。
靴を脱いで、家にあがる。
目の前には「店はこちら」と、矢印とともに書かれた紙が貼ってあり、
その方向へ進む。
たどり着いた先は、全く普通の居間である。
どこからどう見ても、家庭の居間である。
呆気にとられて、立ちつくす私に、改めて「いらっしゃいませ」の声。
私は、無意識のうちに「おじゃまします」と言っていた。
「おじゃまします」と自然に言わせてしまうほど、リアルに居間なのだ。

居間には、大きなテーブルが置かれ、そこが客の席である。
普通にテレビが置かれ、サイドボードがあり、神棚まである。
料理をするのは、一般家庭にある普通の流しである。
つまり、一軒家を食堂のように改修した箇所はまるでない。
一般住宅をそのまま店として使っているのだ。

居間の隣りは畳の部屋で、こちらも客が座れるようになっている。
が、これまた全く普通の一般住宅の和室である。
なんだかわからない置物がいくつもある。
居間に入ったとき、線香の匂いがした。
私は、その和室に仏壇があるのではないかと思った。
亡くなった方の写真があるのではと探してしまったほどだ。

これらのスペースの写真を撮っていないのは残念である。
もろに民家の居間を撮影するようだったため自粛させていただいた。

店名は、「ジュン」。
ちゃんぽん店とは思えない店名である。
地方にある喫茶店、しかも壁には、メニューが書かれた色画用紙が
たくさん貼られている喫茶店を想起させる店名である。

メニューのメインは、「長崎ちゃんぽん」と「長崎皿うどん」。
なのだが、どういうわけか、馬刺しや森伊蔵(焼酎)があるなど、
メニュー構成も不思議だった。

ジュン/長崎ちゃんぽん 
で、肝心の「長崎ちゃんぽん」(750円)である。
スープは臭みのない、やわらかなコクのある豚骨。
カドがなく、クセがなく、それでいて旨みがつまっている。
すごくバランスの良い優しい味である。
麺は太めのストレート。
この食感もいい。

具は写真のとおり、様々なものがインされている。
豚肉、イカ、タコ、なると、さつま揚げに野菜いろいろ。
これはもろに、家庭のフライパンで炒めたテイスト。
イカとタコが結構インされているのは有り難かったが、
なるとの切り方が雑で、写真の上のなるとは、棒状だった。

とはいえ、ノーマルな心で判断すれば、十分に美味しいちゃんぽんである。
残念なのは、ノーマルな心になれなかったこと。
やはり、線香臭い居間での食事は、テンション・ダウンである。
私が食べているとき店の方(2人)は、
流しの近くの食卓テーブルで食事をしていた。
この店は、家庭的とは呼べない。
なぜなら、家庭そのものだからだ。
ただ、この雰囲気が好きな方もいるはずだ。
私は、妻がいない妻の実家で食事をしているようで全く落ち着かなかった。

■山嵐(札幌市豊平区平岸1条9丁目 環状通沿い)
仕事が終わった後、まっすぐ家に帰るには、
何か物足りなく、どこか寂しい気がした9月上旬のある日。
帰り道と反対方向である札幌サウス方面へとクロスバイクを走らせた。
気づくと電車通りを走っていた。
行くあてのない私は、そのまま電車通りを南下し、山鼻あたりをぶらぶら。

この辺りの住所は、南○条西○丁目となっているが、
「山鼻」という住所にすべきだと、かねて思っている。
条西丁目はわかりやすいが味気ない。
「山鼻」という、この広い世界で札幌にしかないと思われる貴重な地名を
生かしてほしいと思う。
ついでに言わせていただければ、「桑園」、「美香保」、「北光」も
条西(東)丁目とせず、住所名として存在してほしいところ。

そんなことを考えつつ、電車通りをスローペースで走ったわけだが、
やがて日は沈み、冷たい風が吹き抜けてきた。
行くあてのない私は行き詰まった。
そして、虚しい気持ちを抱えたまま家に帰るのだ。
しかし、それこそが私を語るに最も相応しいシチュエーションである。
「虚しさ抱えてゲット・バック・ホーム」が、私の生き様といってもいい。

山鼻あたりから、環状通を平岸方面へ。
南19条大橋を渡って豊平川を越え、中の島へと坂をくだる。
と思ったらすぐに、中の島から平岸へ坂を登る。
登り切ると、左側には、人気ラーメン店「山嵐」がある。
外まで行列ができているのをよく見かける店だが、
この日は、平日の午後7時30分くらいだったせいか、
店内の客はまばらだった。

山嵐_店 
当初はラーメンを食べるつもりはなかった。
しかし、「空いてる山嵐」を目にしたとき、
これは良いタイミングかもしれないと思い、
吸い寄せられるように、川の流れのごとく入店。
なんらの期待も意欲もなかった分、
逆に穏やか、かつ素直な気持ちでラーメンに臨めた。

山嵐/白スープ 
看板メニューである「白スープ」(750円)をオーダー。
濃厚背脂トンコツの塩味っぽい醤油味。

ベタな表現をさせていただくと、
「山岡家の醤油+てつやの醤油」から、トンコツ臭さを除いたような感じ。

旨みが凝縮されており、すごく美味しいと感じた。
脂っぽいのだが、後味はなぜかあっさりとしている。
パンチやキレがあるタイプではなく、まろやかで、べったりとしている。
このべったり感が妙にクセになり、どんどんと箸が進む。
しかも濃いのに飽きないから不思議ちゃん。

麺は山岡家チックな太めのストレート。
もちもち感がたまらなく、濃厚スープともマッチし、
魅力的なものになっている。
チャーシューも濃すぎず、柔らかく、非常にいい塩梅である。

ただ、このラーメンは好き嫌いが分かれるかもしれない。
臭みはなく、すっきりしているが、べったり濃厚なことには相違なく、
食後のもたれへの不安が頭をよぎる。
とはいえ、スープ、麺とも、やや少なめなのが功を奏していたのか、
スープまで完食した。

■貴州屋(札幌市北区あいの里4条4丁目 道教育大学正門前)
8月のある日、当別町のI原(アイハラ)氏から、仕事上のメールが届いた。
「別添のとおり提出します。よろしくお願いします」
というメッセージとともに、書類が送付されていた。
ポイントは、その書類ではない。
メッセージの後に、追伸的な意味合いで、
さりげなくラーメン情報が添えられていた。

あいの里にある「貴州屋」(きしゅうや)のラーメンにはまってまして。
時々、無性に食べたくなって、当別から車をとばします。
機会があれば是非。
そんな内容だった。
このような余談的メッセージが私を熱くする。
というわけで、あいの里まで、またしてもクロスバイクで行ってきた。

あいの里は、石狩市当別町と隣接した札幌市の北端である。
清田区民ならば、北広島市や恵庭市に行くよりも遠く感じ、
手稲区民ならば、小樽市に行くよりも遠く感じる地域であるが、
東区元町界隈ながら、伏古に近いところに住む私にとっては、
クロスバイクで片道40分程度の距離である。
そして、またしても、クロスバイクを店フォトにインさせるところがいやらしい。

貴州屋/店 
午前11時30分に訪問したが、既に7割くらいの席が埋まっていた。
看板メニューである「赤みそ」(750円)をオーダー。
きりっとした渋みのある大人の味である。
ベーシックで安定した力のある味で、
目立ちはしないが、放っておいても宿題はきちんとする生徒を彷彿させる。

貴州屋/赤みそ 
注文をつけさせていただくと、
抑えたり、丸めたりして、形や印象を良くしているが、
ちょっと小さくまとまっちゃったかなという感じ。
どこか、はみ出す部分があると、そこがポイントになり、
魅力が増すように思えた。
ただ、安定感と安心感が集客に結びついているのだろうと思われ、
札幌北部における貴重な店であることは頷ける。
I原(アイハラ)氏の余談的メッセージに感謝。

■けせらせら(札幌市北区太平7条5丁目2-5)
札幌市を東西南北に4分割した場合、
東の中心地は白石及び新ポロサツ、西はニーコト及び手稲、
南は平岸、澄川ということになろう。
北の中心地はどこか、となると、一般的には「麻生」だろう。
しかし、ラーメン目線で見ると、北の中心地は「太平」(たいへい)である。
今回紹介する「けせらせら」のほか、「fuji屋」、「はちまき屋」など、
人気店が数多く存在する地域である。

「けせらせら」に関しては、2月に塩ラーメンを紹介している。
丁寧にとられた鶏ダシを、まろやかテイストに仕上げた
完成度の高いスープだった。
このプースーなら、醤油も美味しいはずと思い、
初雪が降る前には行かなければと機会をうかがっていた。

そんな折、「けせらせら」でつけ麺を始めたことを知った。
あの鶏ダシまろやか系スープなら、つけ麺としては弱いのではと思ったが、
どうやら濃厚トンコツ魚介系のプースーにしているらしく、
これは食してみなければと、好奇心と使命感をもって訪問した。

けせらせら_つけ麺(醤油) 
驚いた。
美味しすぎた。
一口食べて、「どうすりゃいいの、こんなに美味しくて」と、
困った顔になってしまったほど。

濃厚トンコツ魚介系のプースーにしては、ややあっさりしているが、
しっかりと麺に味を巻き込むパワーがある。
ややとろみはあるが、どーんとくるというよりは、ライトにシャープ。
というか、柑橘系風味がインされており、
それが「重さ」や「しょっぱさ」を、見事に調整している。

麺は太めで、ちぢれは弱い。
やはり、濃厚トンコツ魚介系つけ麺は、こういうタイプがマッチする。
食感もよく、食べる楽しさを感じさせる麺である。
そして、チャーシューが完璧。
分厚く大きいのだが、柔らかくスマート。
これを、ほんのりと炙ってあり、極めて美味い。
スープと出会うことにより、チャーシューに味がしみて
良い塩梅になるよう、綿密に計算しているかのようである。

とりあえず指摘のしようがない見事なつけ麺である。
どうしても、強いてひとつ指摘するならば、
プースーとチャーシューが完璧なのに比べ、
麺はどこか素っ気なさがある。
とはいえ、十分に許容範囲である。
今年のラーメン・オブ・ザ・イアのトップ5入りは確実。
トップ3入りも現実味を帯びてきた。
そう思わせる珠玉の一杯だった。

けせらせら_店 
訪問したのは日曜日の13時過ぎ。
たまたまタイミングが良かったのか、先客は3人で、すんなりと座れた。
ところが、私が食べ始める頃には満席に、
そして、食べている途中に行列ができた。

隣に座った男性客は、席につくなり、メニューも見ずに、
「つけ麺の塩、麺は300gで」とオーダー。
常連なのだろう。
その人に出された「つけ麺・塩」もすごく美味しそうだった。
ほんのり漂う香りで、つけ麺・醤油のプースーとは
根本的に別物であると見てとれた。
麺の太さも色も、明らかに、つけ麺・醤油のそれとは異なるものだった。
そして、見た目と香りで、美味確率が極めて高いことがうかがい知れた。

つけ麺・塩も、近いうちにどうしても食べてみたい。
そのうち食べたいとか、タイミングのいい時に、ではない。
近いうちにどうしても食べてみたい。
というか、食べなければいけない。
まさに、マスト・イートな一品であるという期待に気持ちが昂ぶる。
私は、「けせらせら」に、はまりつつあるということだ。
「けせらせら」にはまる人は増えていくだろう。
そういう人達は、そのうち「ケセラー」と呼ばれるのではないだろうか。

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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ





はい、自分で聞くために所持していました。このままじゃいけないとは思っていたのですが…。FOOFIGHTERSやHOOBASTANKとかも試してみたのですが、やっぱり、発光ダイオードや圧縮ファイルの表示を見ると、視床下部のあたりがチリチリとしてきて、心がフライパンのへりに落ちた卵みたいになってしまったときには、なんだか元にもどるような気がして、ついついまた手を出してしまうんです。やめられないのです。…ということで、ZEPのカミングアウトは、谷田製菓のきびだんごが好きだというのと同じくらい勇気がいると(自分では)思っていたので、なんだか嬉しいです。らんぶるワールドへようこそ!今度は、是非ミスティマウンテンにも登ってみてください。長コメ駄コメですみません。でも、ネタがネタだったのでついつい勢いで初コメしてしまいましたf^ ^;…。
【2009/09/25 02:41】 URL | B02 #-[ 編集]

B02さん、コメントありがとうございます。
初コメントということで、思い切っていただき重ねて感謝です。

ツェッペリン学部に入学したことは、地味に反応がありまして、
オリジナル作品ならこれを聴くべし、とか、
ジミーページはレコーディングではテレキャスターを弾いている、など、
私にとってはディープな情報を授けられたり、
また、DVDを貸してくれた人もいます。
「ツェッペリン」と言われると黙ってはいられない人が多いのだなと
改めて感じています。

なお、谷田製菓のきびだんごは定期的にイートしたい一品です。
というか、ツェッペリン・ネタなのに、
なにゆえラーメン記事上でコメントだったのでしょう。
それも含めて、ロック・アンド・ロール。
【2009/09/25 23:24】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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