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前回の記事で、自転車による留萌行きを、
雨予報により断念したことを書いた。
日曜日の朝、目を覚まし、窓から外を眺めると、
路面は濡れていた。
しかし、既に雨は降っていなかった。
おそらく未明に降りだし、夜明け頃には止んだのだろう。

その後も、曇ってはいるものの、
雨が降り出すような空模様ではなく、
もしかしたら留萌往復は実施可能だったのではないかと
複雑な気持ちになった。
その気持ちを払拭してくれるのは、雨が降ることだった。
私の判断が間違いではなかったことを証明してくれるのは
雨しかなかった。

留萌方面や空知方面は雨が降ったのだろうか。
その方面の人にメールしてみようかと思った。
が、やめた。
現実を知るのが怖かったからだ。
彼女の気持ちを知りたいのに聞けないのと同じである。

人は白か黒か決着をつけたがる。
わかりやすい真実を求めたがる。
しかし本件は、真実を知ることによって、
無意味にがっかりサンデーとなる可能性が高かったため
メールはしなかった。

週末に丸二日フリーになる機会は、
あと1か月余りのうちに、もう一度くらいは作れるだろう。
問題は天気の巡り合わせだ。
雨と強烈な風さえなければいいのだ。
もちろん、からからの天気に越したことはないが。

いずれにしても無理はしない。

そういうわけで、今回はスープカレー店訪問記。
からからの天気を期待して、まずは「からからや」という店から。
話のもっていき方が完全に無理している。

■からからや(札幌市白石区栄通19丁目4-7 コープの向かい)
からからや/とろーりチキン 
◇とろーりチキン 900円+辛さ7番 50円

正統派的に美味しい。

トマト系のスープながら、あまりトマトマしていないのが良い。
ベースのダシがしっかりとしており、スパイス感も程よく、
非常にまとまりのあるスープである。

具の美味しさは申し分ない。
特に、じゃがいもとカボチャは、歴代でもトップクラスである。
カボチャ入りのスープカレーは、ほんの少しの抵抗感がある私も、
この店ならば、カボチャ・カモーン!アンド・モアなほど
ウェルカムなテイストである。

とにかく全体としてきちんとしている。
アカデミックだと言ってもいい。
ところが、ダイナミックではない。
ここが難しいところである。
残念ながら、記憶に残りにくい。

昨年も一度訪問し、美味しかった印象はあるものの、
味のメモリーをロストしており、
「2008・スープカレー・オブ・ザ・イア」に
ランクインできなかった経緯がある。
「評価」という点では、不利を受けやすいタイプだろう。

からからや/店 
辛さの番号を増すと、その分しっかりと辛くなる点も好感。
対応も、いい意味で、からっとしていて過ごしやすいかも。
なんというか、良質のBGMのようである。
たまたま行った店で流れているBGMについて、
「いいよね、こういう曲」と思うものの、
そのCDを買い求めるには至らないみたいな。
微妙な例えをしたが、美味しいことには違いなく、
確実、堅実な味である。

■心(札幌市北区北15条西4丁目 シティハイムN15 1F)
人気店である。
いつも混んでいる。
なのに駐車場の位置がよくわからない。
サラサラ旨み系のスープが好きな私にとっては鬼門となる
濃厚トマト系のスープ。
こうした、お店と私の事情のせいで、なかなか足が向かなかった。
しかし、人気店ゆえリポートしなければと、
誰にも求められていない使命感が私を動かした。

◇骨付きチキン 950円+辛さ30番 50円
心/骨付きチキン 
見た目、かなり美味しいのではないかと胸が膨らむ。
そんな期待感を持って一口スープを飲む。
美味しいです。
以前よりトマト味は抑えられ、コクが増したように思う。
とともに、和のテイストも利いているなど複雑かつ濃厚な旨味がある。

ところが食べ進むうちに、コク=油のような感じがしてくる。
ブイヨン系スープで、スパイシーさに乏しいせいか、
すっきりと抜けていかず、もったりとしてくるのだ。
サラサラ旨み派にとっては飽きやすいかもしれない。

じゃがいも、人参は素材の味を前面に出しているのかもしれないが、
ちょっと生々しい。もう少し手を加えてもらった方が好み。
チキンは旨みが抜けてるようで、玉子にいたっては無味に近かった。
このように具のフィーリングは私と合わなかった。

とはいえ、客は次から次に訪れる。
濃厚トマト系スープの支持者は多いのだ。
確かにスープの完成度は高く、人気店となるのも頷ける。
この店がアピールするものと、私の味覚やセンスがずれている。
それだけのことだ。
誰が悪いわけでも、間違っているわけでもない。

心/店 
世のオヤジどもがウハウハする人気女優、黒木瞳。
私は、彼女になんらの色気も優しさも温もりも感じないのと同じである。
見た目、喋り方、言葉の奥にある雰囲気などからして、
ずっと以前から、黒木瞳とはうまくやっていける気がしなかった。
その気持ちが決定的になったのは、
何年か前、「チューボーですよ」に出演した際、
薄いビニールの透明手袋をつけて料理をしている姿を見た時である。
そんなにまでして料理番組に出るかね。っていうか、出すかね。

■RASATA(中央区南2条東2丁目 スープカレー横丁内)
2008年4月にオープンしたスープカレー横丁。
これだけスープカレーに関して、ああだこうだと言っている私だが、
恥ずかしながら2009年8月まで入店したことはなかった。
横丁スペースに何度か行ったことはある。
しかし決定的に行きたい気持ちになった店がなく、
結局は、横丁以外の別の店へと流れてしまっていた。

横丁のオープン時は6店あったが、
現在、常時営業しているのは3店である。
事実、混雑しているところを見たことがない。
この原因の一端は、足を運ばない私にもあると
勝手に責任を背負い込んでみた。
そこで、心配と応援の気持ちを持って、ついに入店を果たした。

ラサタ/店 
平日の21時過ぎに横丁に行くと、2店しか営業していなかった。
なんとなく、目的もなく、予習もないまま「ラサタ」という店に訪問。
どこか空気がぎこちなく、何かが自分と違う感じをもったまま席につく。
えっ!と思った。
高かったからだ。
チキンカリーで1,280円というメルセデスな価格。
チキンにベジタブルがつくと1,580円である。
そこに辛さ料金がプラスされる。
さらに、スープを「こってり」にすると+50円、
「コク旨」にすると+100円。
価格ばかりが気になってしまい、
カレーを味わう前に、プロレタリアート感を味わってしまった。
「搾取」という言葉が頭をよぎった。

しかし、価格相応の何かがあるはずと気持ちを切り替える。
スープは、ほんのりタマネギ味のするあっさり系。
ほかで出会ったことがない不思議な塩味が含まれていると思いつつも、
パンチがないというか、旨みもスパイスも中途半端かなと。
それでも、高価格の秘密を探るべくスプーンを進める。

◇骨付きチキン 1,280円+辛さ6番 50円
ラサタ/骨付きチキン 
具は全て、まあ普通に、といった感じ。
手はかかっているのは見てとれるが、
味に反映されていないというか、なんというか、何かが足りないのだ。
明らかに足りなかったのはライスの量。
コンビニのおにぎり1個程度の量に思えた。

最後まで高価格の謎は解けなかった。
1,280円というメルセデスな価格に縛られた私に否があるだろう。
1,280円前提での見方しかできなかった私の器の小ささよ。
店を出た私は、地下鉄に乗らず、家まで歩いて帰り240円を浮かせた。
そうしなければ明日にも引きずるような気がしたからだ。

■クレイジー・スパイス(札幌市北区北16条西5丁目 KWビル1F)
6月22日の記事「店名に惑わされてはいけない」に関する
タビオカ鈴木氏のコメントにおいて高評価をしていた店である。
そんなタピオカ氏にインスパイアされ訪問した。

◇とろーりチキン 940円
クレイジー・スパイス/チキン 
ありがちかなと思えるスープながら、ベーシックに美味しい。
スープ、具、ライスとも、いい意味でクセがなく、
ダシの味を残し、素材の味を前に出しつつも、
カドのないまろやかな味にまとめている。
辛さもピリッとキレがあり、まとわりつかず、すっきりしている。

店は外から見ると、客がどのくらい入っているのかわかりにくく、
どちらかといえば、客が入っていないように見えてしまう。
店内はレゲエが流れ、南国テイストの装飾。
入口スペースが広く、また、各席がいい具合に仕切られているのが良い。
駐車場スペースも広く、使いやすい店といえる。

クレイジー・スパイス/店 
このように何も問題はない。
安心して過ごせる店である。
それだけで素晴らしいことだと思う。
が、決定力がないかなと。
まとまっておりクセがない分、クセにもなりにくいタイプである。
とはいえ、店名とは裏腹に、よく調整された食べやすいカレーである。

余談だが、この「クレイジー・スパイス」と前記の「心」は夜に訪問した。
しかし、店の写真は昼間である。
つまり、店の写真を撮るために、
食事をした日とは別の日に、写真を撮るために明るい時間に訪問した。
捉えようによっては、徹底していると言えなくもないが、
いい歳をして、そんなことに時間を費やしていいものかと、
自分自身、不安になってしまうアラフォー!

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テーマ:札幌スープカレー - ジャンル:グルメ





お久しぶりです。西二十八丁目のスープカレー屋でカッコイイBGMに遭遇した時、ぜひとも手に入れたいと思い、CDタイトルを聞くべく店員さんに「今かかっているCDはなんですか?」と質問すると快く教えてもらいました。が、余りにも長いタイトルだったため、僕も友人もさっぱり覚えれませんでした。So Good!!
【2009/09/14 16:23】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]

スープカレーのお店ってこんなにあるんですねー
どのお店も行ってみたいです。
美味しそうです!!

雨が降ったら、JRで来てくださいよー
留萌まで自転車は辛いでしょう
お友達とお会いして、少しだけでも時間がありましたら
ご連絡くださいませ。
お待ち申し上げておりますv-274

【2009/09/16 01:51】 URL | なつき #-[ 編集]

タピオカさん、コメントありがとう。
タピオカさんも結構スープカレーを食べに行ってますね。
CDのアーチストではなく、タイトルを聴くところがタピオカティックですね。
ところで、なにゆえso goodなのか。

なつきさん、コメントありがとうございます。
留萌バイシクル構想は、ちょっと無謀ではないか的な
ご意見ばかり頂戴している状況です。
実は、天気以上に、スケジュールを組めるかどうかがネックになっています。

留萌に関しては、暑寒別岳に登るという越年つづきの宿題や、
ライブをやりたい、留萌のタコか甘エビをその場で食べたい、
図書館に本を寄付しに行きたい、など様々な願望があり、
何かひとつだけでも年内になんとかしたいと思います。
なお、なつきさんにお会いしたら、
そのエネルギー量に圧倒されるのだろうと想像しています。
【2009/09/16 22:53】 URL | クグエSW #-[ 編集]

その店名、シャンティ。よろしく。
【2009/09/18 23:06】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]















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