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本日8月20日で、このブログを始めて丸2年となった。
私の勝手で主観的な思いを綴っているにもかかわらず、
今日までのアクセス数、27,250くらいは、
実に重みのあるものだと感じており、
お付き合いをいただいている皆様に改めて感謝です。
ありがとうございます。

ブログを書くのが面倒だと感じることもあるが、
見てくれている人がいることが、
いいプレッシャーにも、モチベーションにもなっている。
怖いのは、無理をし過ぎてパンクすることである。
今後も、無理せず持続していける状況の中で、
楽しんでやっていきたいと思う所存です。
今後とも、よろしくお願いします。

さて、今回は、中華である。
ある日、南1条西9丁目あたりの電車通りを歩いていたら、
やけに中華料理店が集中していることに気がついた。
いつも激混みの店もあれば、こんなとこに店あったの?という発見もあり、
いずれまとめて紹介したいと思っていた。
そして、その日が来た。
それが今日だ。

今回は、「中華」という大雑把な括りではない。
「麻婆豆腐」に限定してみた。
ただ、麻婆豆腐+ライスが、店によって、
麻婆丼、マーボー飯、マーボー定食など、表現も表記も様々である。
それと同様に、味も見た目も様々な麻婆豆腐があるわけで、
よろしくどうぞ。

■秀宝(札幌市中央区南1条西10丁目)
秀宝/店 
席は、直線に近い緩やかなS字型のカウンターのみ。
それが店の入口から店の奥まで伸びており、
20人くらいが横一列に座るつくりになっている。
訪問した日の客は、すべて中年スーツ男だった。
年齢層としては、50代が中心といった感じ。
女性はとても連れて行けない、どんよりとした雰囲気である。

マーボー飯のあんは、まともに正油味だった。
ラーメン・スープ的な旨みやコクのある正油味だとか、
隠し味に正油が利いているとか、そういうものではなく、
正油以外の味つけが想像できないほどストレートに正油味である。

秀宝/マーボ飯 
幅や奥行きがなく、ひたすら正油味。
たどり着いたら正油味、振り向けば正油味。
なので、品名はマーボー飯だが、実態は正油あんかけ豆腐ごはんである。
しかも、かなりしょっぱい。
脱・塩分控えめ主義を推奨しているのだと思う。

ただ、とても安い。
マーボー飯は530円。
最も多くオーダーされていた、日替わりの中華定食が550円。
ラーメンは三味とも500円である。
来店した日の12時20分、9割方、席は埋まっていた。
根強いファンがいるのは間違いない。

■当八軒(札幌市中央区南1条西9丁目)
当八軒/店 
南1条の、地味な仲通りにぽつんとある。
人通りもほとんどない通りだけに、
こんなところに店があるということに、若干の驚きがある。

ここは中華料理店というよりは、中華メニューが中心の食堂である。
マーボー丼、中華丼、ギョウザなどの中華ベーシックメニューのほか、
各種ラーメンと定食が5種類くらいある。

当八軒/マーボ丼 
そんなメニュー構成が物語るとおり、
マーボー豆腐は、本格中華というよりは、大衆的な和風の味わい。
ニンニクの芽と青ネギが、見た目にも味的にもポイントになっている。
特別感はないが、「上手な家庭料理」という感じで、
すんなり受け入れられる味である。
切り盛りしているのが全て女性であることも、
味に反映されているのかもしれない。
ただ、マーボー豆腐のあんは、かなり固めで、
ナイフで切れるのではないかと思った。

客は30代後半から40代が中心。
秀宝に比べると、明らかに客のジェネレーションは2段階くらい下である。
なお、マーボー丼についてきたスープが意外に美味しい。
酸味のある、あっさり正油味で、なんとなく懐かしい感じがする。

マーボー丼は630円、定食は680円など、値段はそこそこ手頃。
仲通の気づきにくい店だが、
近所のスーツ男には重宝している店なのだと思う。

■吉林飯店(札幌市中央区南1条西8丁目)
吉林飯店/麻婆飯 
本格中華の味わいの麻婆飯。
でありつつも、柔らかな甘みが食べやすくさせ、スプーンが進む。
麻婆豆腐にしては珍しく、細かく切られた人参がたくさんインしている。
あんとの色彩的バランスが微妙で、全体にオレンジーになっているが、
歯ごたえがよく、いいアクセントになっている。
小さく切られた「きくらげ」も、多めにインされているのも特徴。

ごはんの量が多めなのに加え、
麻婆豆腐が惜しみなく盛られているのが嬉しい。
それで値段は680円。
本格中華のわりに、かなり割安・手頃ではなかろうか。
満足のいく間違いのない麻婆飯である。

欲をいえば、あんの味に、もう少しクセがほしいところ。
本格的でありながら、大衆キャッチーな旨みがあるのだが、
まとまりすぎて、逆に記憶に残りにくい。

吉林飯店/店 
平日の12時台は、ほぼ満席。
客はスーツが多いが、30代から40代が中心で、
前記の「当八軒」よりも、1段階下のジェネレーションが中心。
また、女性客も目立つ。
店の雰囲気からして、それも十分に理解できる。

なお、12時台くらいは禁煙にしてはいかがか。
あるいは、せめて分煙にしてはどうかと思う。
食事の直前にタバコを吸う女と、
衆目の面前で当たり前のように信号無視をする女はアウトである。
私の主観に過ぎないことだが、数ある主観のなかでも、
譲れないことのひとつである。
もちろん、そういう男性も残念に思っている。

■布袋(札幌市中央区南1条西9丁目)

布袋/店 
フェイマス、かつ、非常に人気のある店である。
平日の昼間、午後1時を過ぎても行列ができていたり、
土曜の夜8時台でも、入れ替わり次々と客がやってくる。
この店の客層は、前記の3店よりさらに下で、20代も多い。

布袋の一番人気メニューと言われているのが、マーボー麺。
マーボー飯ではなく、マーボー麺である。
正油ラーメンに、ふんだんにマーボーをかけたものである。
私はこれを試してみるモチベーションが生まれない。
なぜなら、マーボーがスープに飲み込まれ、
あんが破壊されるような想像しかできないからだ。
実際は、あんとスープが融合しているのかもしれないが、
私はまだマーボー麺へと続くワインディング・ロードの途中にいる。
そんなしがない男に過ぎないことは自分がよくわかっている。
ようで、わかっていない。

実は、前記の吉林飯店にも当八軒にも、マーボー麺なるメニューがある。
この界隈では大メジャーな一品なのだろうか。
と思いながら、他の中華店のメニューを気にして見てみると、
意外とマーボー麺や麻婆ラーメンなるものがある。
これは、いずれ試してみなければならない。

布袋/マーボ飯 
ということで、マーボー飯(763円)である。
あんは、甘みはさっぱりとしていながらも旨みは強く、
青ネギの香ばしさや、さり気なくも存在感を示す辛さなどが相まって、
非常に美味しい。

コク加減が、あっさりとして抜けがいいので、くどさがない。
と同時に、食べ進んでも旨みはしっかりとついてくる。
一口、二口食べて、「これは人気メニューになるわな」と感じ、
食べ進むと、「これはまた食べたくなるわな」と思い知らされる。
人気に違わぬ実力を兼ね備えた、見事なマーボーである。

布袋/ザンギ定食 
なお、布袋において、マーボー麺に続く人気メニューは
「ザンギ定食」(783円)だろう。
大きめのザンギが6つくらいあり、食べ応えがある。
見ておわかりのとおり武骨で、衣が堅い。
そのため、勢いで食べると、口の中の上あご部分を切るので注意。
肉と皮と衣が複雑に絡み、どの部分を食べているのか
よくわからなくなるタイプのザンギだが、
熱々ジューシー、あっさり塩味で香ばしく、
大ファンが多いことが十分頷ける一品である。

なお、こちらは基本的に中華食堂系である。
「豚肉とイカの炒め物」や「卵ときくらげの炒め物」など、
本格中華系のメニューはない。
また、マーボーとザンギは秀逸ながら、中華飯と餃子は普通。
でも、それでいいんじゃないかね。
人にしても、優れた部分と、崩れた部分のバランスが
魅力のポイントになるように。
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テーマ:中華料理 - ジャンル:グルメ





「食」のカテゴリを拝見しましたが、
非常に内容充実しており、興味深く拝見しました。

南1条界隈は面白い店が多いですよね。
先日「秀宝」には行ってみたのですが、
当八軒に行ってみたくなりました。
【2009/09/06 15:24】 URL | SH #gt3YS3lE[ 編集]

SHさん、ありがとうございます。
「食」の記事の頻度が次第に高くなっており、
これでいいのかと考えることが増えていただけに、
ありがたいコメントであります。
その勢いで、9月6日は食べ物記事にしました。

SHさんのブログを拝見しましたが、
更新頻度も情報量もすごいですね。
ご苦労も多いかと思いますが、楽しんで続けたいものですね。
【2009/09/06 23:21】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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