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前回の記事にあるとおり、先日札幌-千歳間をクロスバイクで往復した。
札幌-千歳間は40km弱。
行きは北広島市街地を経由する遠回りコースだったことを考えると、
この日は間違いなく80km以上を走っている。

昼食やぼうーっと休んだりも含めて7時間を要した。
しかし、開放感やある種の達成感が疲労を超越し、
帰宅後のダメージはそれほどでもなかった。
仕事から帰った時の方が、よっぽど疲れている。

そう考えると、80kmという距離をクリアできたのなら、
小樽市や岩見沢市の往復は完全に射程内である。

片道100kmのところへ行き、1泊2日なんていうのも
不可能ではないと思える。
ただ、それを実行するには、気温や日没時刻などを考えると、
9月中旬がリミットだろう。

これから2か月のうちに、完全フリーな2日間を用意できるか
というと非常に厳しい。

大学生の夏休みではないのだ。
あの頃の退屈な時間が愛おしい。
青春は貯金できない。

さて、今回は、スープカレー漫遊記である。
だが、これまでとはひとつ違うことがある。
それは、全てクロスバイクで訪問した店だということだ。
それでは、どうぞ。

■棗や(札幌市豊平区豊平3条11丁目 国道36号線沿い)
店名は「なつめや」と読む。
この店で流れていたミュージックが心地よくてカッコよくて、
会計の際に、なんというミュージシャンの曲なのかと店員の方に聞くという、
小心者らしからぬ行動に及んだ。
オールマン・ブラザーズ・バンドというアーチストだと知った。
そして後日、CDをバイ&リスン。
その経緯は6月17日の記事に掲載している。

棗や/チキン 
棗やには、過去に3、4回訪問しているが、
今回訪問は7、8年ぶりだと思う。
とろみがあるタイプのスープカレー。
そのわりには、とろみタイプにありがちな甘さとコクが控えめ。
だから飽きない。
しっかりとした安定した味で卒がなく、ある意味大人の味といえるかも。
レトロな外観と渋い内装、そしてブルース&カントリー・ミュージック
流れる心地良さも相まって、老若男女、誰を連れて行っても
失敗のない店といえる。

辛さは、「0」から「2.0」まで、0.1刻み
辛さ番号を上げると、きちんとその分辛さが増すのがいい。
そもそも辛さレベルは高く、「1.2」で他店の激辛くらいの辛さだろう。
ライスは少なめだが、スープに厚みがあるため、
それなりに満腹感は得られます。

■南家(札幌市豊平区月寒東3条16丁目 北野通り沿い)
札幌にスープカレー店が増え始めた時期からある店。
そのせいか、味もどことなく懐かしい感じがする。
今回は、約10年ぶりに訪問した。
店は月寒グリーン・ドームのさらに南側にあるため、
私の住む元町界隈からは結構距離がある。
しかも、車と建物が多い道沿いしか走れないことから、
片道で1時間近くを要した。

南家/ムルギ 

スープはあっさりしているが、ライスへのあたりがいいため食べやすい。
ライスは標準で300gと多め。具も豊富で食べ応えがある。
ところがスープの量が少ない。
個人的には、具は2割減でもいいので、スープ2割増が希望。
それと、辛さは一番上にしたが、もっともっと辛さプリーズだった。
また、スープカレーにコーンはマッチしないと思っている私にとっては、
コーンの量が多く感じた。

とはいえ、非常にベーシックでありながら、
あっさりマイルドなキャッチーな味で、客の底辺は広いだろう。
事実、集客力があるし、スープカレー・ビギナーにも向いていると思う。
普通に美味しく、誰かに誘われたら断る理由のない味である。
ただ、強烈さに乏しいせいか、味の記憶を呼び起こしにくいですね。

■藤乃屋(札幌市南区藤野3条2丁目 国道230号線沿い)
藤乃屋/骨付きチキン 
ややとろみのあるトマト系カレー。
しかし、トマト味や酸味は比較的抑えめで、程よく和風味がする。
この和風味が独特で、他で出会っていない感じがした。
具もそれぞれに工夫が施され、安心して食べられる。

札幌南部で突如スパイスを欲した場合、
この店に行くプログラムはなくても、
この店に行けばノー・プロブレムだろう。

客は次から次に適度にやってきた。
常連っぽい人が多く、「今日はポークにしようかな」、
「あれ?久しぶりだね」など、複数訪問ぶりが
かいま見られる会話が聞こえて来る地域のアットホーム感があった。

この店はオープンして4年くらいになるのだろうか。
その当時、一度訪問したことがあった。
その時は、派手目のワンボックスカーのヤンキー的2家族がいた。
幼児がうるさく店内をうろつき、親達はそれを放任。
椅子に片膝をついて食べ、タバコも吸いまくりなど、
我が物顔で店内にはびこっていた。
そういう類いの人が集まる店なのかと思いこみ、
それ以来、敬遠していた。

しかし、今回訪問して、落ち着きのあるアットホームな店だと認識した。
店のおばさんの雰囲気もいい。
さばさばしていながらも気さくで、居心地のいい空間を作っている。

街中から藤野までは、ずっと緩い登りになっている。
そのため、行きは厄介だったが、帰りは非常に快適だった。
自転車で国道230号線を南下していくと、
住所が川沿から石山に変わるところで、
明らかに気温が低くなったのを感じた。
クロスバイクに乗っていると、こうしたことさえも楽しく思える。

■スーリヤ(小樽市銭函2丁目 JR銭函駅向かい)
JR銭函駅の真向かいにあるカレー店。
琴似や藤野のほか、旭川と苫小牧にも店を構えている。
店の奥にはオープンテラスがあり、
そこからだと銭函海岸が目の前である。

席についてからカレーが出てくるまで35分も待たされるわ、
クロスバイクで来ているだけに帰りの時刻が遅くなる不安やらで、
いまひとつ落ち着かない気持ちでカレーを待った。
このことは、カレーの評価にも少なからず影響するだろうと思った。
ところが、思いの外、カレーは本格的で、非常に美味しかった。

スーリヤ/チキン&ベジタブル 
見た目は濃そうな雰囲気なのに、スパイシーでキレがありつつ、
あっさりとしたコクがある。
和風味のかけらもなく、実にエスニックな味わいで、
それが新鮮に思えた。
スープの量が多めなのも嬉しい。
具も全てきちんと調理され、スープとよく馴染んでいる。
ゆで卵まで美味しかった。

平日の銭函の夜にもかかわらず、客は次から次に来た。
しかし皆、待たされる時間が長そうに見えた。
その点が気になるものの、再度食べたい味である。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

今回の店は、全てクロスバイクで訪問したという共通点があるとともに、
「棗や」、「南家」、「藤乃屋」、「スーリヤ」と、
全て「や」で終わる店名ばかりである。

今、読者の皆さんが感じたのは、「スーリヤ」の「や」は強引だろう、
ということかもしれない。
確かにそのとおりである。
「太平洋」、「大西洋」、「インド洋」、「胃かいよう」を
同じジャンルにカテゴライズしたようなものだ。
しかし、それによって、皆さんも私も彼らも、
何が変わるわけでもない。

最近は、クロスバイクの記事が増えている。
しかし実は、週に2、3回しか乗っていない。
雨が降ったり、平日に時間がとれないのが主要因だが、
乗りすぎると、クロスバイクの楽しさが
普通のものになっていくような気がして、

意識してセーブしている部分はある。

クロスバイクは私にとってどんな存在なのだろうかと考えた。
相棒というのとはちょっと違う。
妻や恋人のような存在でもない。
ましてや愛人ではない。
強いて言えば、ペットのような存在かもしれない。
私はペットを飼った経験はないものの、
こういう感覚なのかもと勝手に想像している。

どこかへ行くために乗るのではなく、乗ること自体が目的である。
だから、乗った結果として、どこかへ行ってしまった、という感覚である。
この先、クロスバイクは、私をどこへ連れて行ってくれるのだろう。
私は相変わらず彷徨っている。
しかし、何かを探して彷徨っているわけではない。
何かを見つけるために彷徨っているわけでもない。
なぜなら、探さないと見つからないものなど大したものではないからだ。
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テーマ:札幌スープカレー - ジャンル:グルメ





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【2009/07/11 17:49】 | #[ 編集]















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