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いったいどうなっちまってるんだい?
6月に入ってからの札幌は、ほぼ毎日雨が降っている。
毎日、不安定な天気で傘を手放せず、
自転車に乗るタイミングもない。

そんな中、かんかん照りの日より、風呂上がりより、
湿気のある、はっきりしない天気の日の方がビールを欲する私は、
帰宅直後にビールを飲み、連日早寝をしていた。

昨日金曜日の夕方は特に、ビールをアン・ワント状態だった。
誰か職場の人間以外で、飲みにいってくれる人はいないかと考えたが、
「突然誘っても迷惑だよなあ」、
「この人は肝心な時に電話に出ないしなあ」、
「この人は金の払い悪いしなあ」などと考えてるうちに、
ゲット・バック・ホームしていた寂しきフライデナイ。

一週間の疲れとアルコールにより、22時には就寝したであろう私は、
今日13日土曜日は、朝6時に目が覚めた。
そして、土曜の朝から、居酒屋ネタを書いている私は
なんなんだろうと思う。
スキー・モーグルの上村愛子の男の好みも、なんなんだろうと思う。
というわけで、どうぞ、

■たけとり(札幌市中央区南3条西5丁目三条美松ビル5F)
住所(南3条西5丁目)からはピンとこないかもしれないが、
このビルは狸小路5丁目にある。
南4西1にも「武鳥」という店があり、
10年ほど前に2度行ったことがあった。
鶏肉の新子焼き(しんこやき・鶏の半身を炭火焼きしたもの)が
ウリの店だった。

狸小路5丁目の「たけ鳥」は、
昨年ここを歩いている時にたまたま発見。
ビルの前には、新子焼きの写真が載った手作りのミニ看板が設置されて
いたため、南4西1の「武鳥」の系列店だろうと思った。

5月30日のライブの後、バンドのメンバーと入店。
早速、新子焼き(1,300円)を注文。
30分くらいかかることを告げられるが、
ライブの打ち上げであれば、興奮、達成感、疲労などによる乾きが
ルービーとよく馴染み、その程度の時間はあっという間に過ぎる。

たけ鳥/新子焼き 
出された新子焼きは、品のある感じに思えた。
以前に、南4西1の「武鳥」で食べた新子焼きは、
豪快、強烈のイメージだったため、少し意外な気がした。
しかし、きちんと美味しい。
謹厳実直、質実剛健で、まともに美味しい。
肉そのものが良い。とにかく柔らかい。そして、全く臭みがない。
そこらの鶏肉とは明らかに質が違うことを実感する。

好みの問題だが、鶏の足部分はちょっとぬるぬる感がある。
小樽の「なると」の鳥の唐揚げほどのぬるぬる感ではないものの、
胸と手羽先が好きというアメリカ人のようなチキン趣向の私にとっては、
少しだけ気になった。
また、これも好みの問題だが、
新子焼きにしても、別注したイカ焼きにしても、
もうひと焼き、もうひと焦がし、もうちょい強めの味が欲しいかなと。

なお、店主の方の話では、南4西1の「武鳥」とは別の店とのこと。
ただ、店主の方は数年前までそちらで働いていたらしい。
南4西1の店は、その後、経営者が変わったこと、
南4西1は漢字で「武鳥」、この店は平仮名で「たけとり」と
区別していることなどを伺った。

◇私以外のメンバーは私以上に少食につき、食べ物は新子焼きと下の2品しかオーダーしていない。
 たけ鳥_いか焼き たけ鳥_さつま揚げ 
良質な店だと思う。
どことなく穴場的佇まいなところもいい。
普段はどうかわからないが、この日は先客も後客もなかった。
もったいない気がする。
また、勝手なことばかりで申し訳ないが、
もう少し酒メニューが安ければ、と感じた。

余談だが、鶏肉の半身焼きといえば「東千歳バーベキュー」。
新子焼きや、鳥の半身揚げなど、ある程度大ぶりな鶏肉を
食べる度に思うことだが、東千歳バーベキューのそれは、
他と比べる基準にない、質、量、値段の3拍子が揃った奇跡の鶏肉だと
改めて痛感する。

■桜CHOPS都通り店(札幌市中央区南3条西4丁目カミヤビルB1F)
昨年の忘年会シーズンの頃だっただろうか。
うらぶれた気持ちで、地下鉄北24条駅近くの仲通りを
I WAS WALKINGしていた時のこと。

とあるレストラン的な建物の前で、
男性二人組の客を見送る女性がいた。
「ありがとうございました。またいらっしゃってください」と
明るく丁寧にお辞儀をしていた。
女性は、その店の人なのだろう。
それだけではなかった。
男性二人が交差点を曲がり、姿が見えなくなるまで、
店の女性は見送っていた。
ここまで誠意のある対応をしてくれるのかい?と思いつつ、
店名を見ると、「桜CHOPS」という店名だった。

その日から、いつか「桜CHOPS」に行かなければと
チャンスを伺っていた。
行ったことがあるという知人の話では、
「コース料理でも雑な感じがなくて、ちゃんとしてるし、
 対応もきちんとしている」とのことだった。

◇3,500円のコースで、幹事一人が無料になるクーポンを利用。
桜/えびフリッター 
行ったのは、北24条の店ではなく、南3西4の地下にある店舗。
4月の初めに職場メンバー6人で行った。
「頼むからオレに店選択権をくれ」と中村NBRらに懇願し、
やっとの思いで権利をゲット。
桜CHOPSへの切符を手に入れた。

お得感に負け、和洋中が入り交じるコース料理を選択したが、
ホテルのコース料理よりは数段美味しい。
インスタント感がないこと、余計な味がプラスされていない感じがいい。
一見すると普通なのだが、間違いなく普通プラスαのこだわりが感じられる、
見た目より高級感のある味である。

インターネットなどで常にクーポン券を発行できる店にしては美味しい。

桜/ぎょうざ鍋 桜/あんかけ焼きそば
帰りがけ、店員の女性は、外まで見送った。
やはりこれが大事だなと。
見送りに要する時間は、なんらかんらで5分くらいになるか。
この5分が大事なのだと思う。
5分の時間を自分たちのためだけに使ってくれたことに、
悪い気がする人などいないだろう。

■かんろ(札幌市北区北8条西1丁目)
3月の初め、職場関係者5人で飲みに行った。
気持ちがダウンしている時で、あまり乗り気ではなかったが、
円滑に仕事を進める上で必要なタイミングであり、かつ、
店選択権を付与されたことから、飲みに行くことに。
札幌駅の近くならどこでもいいという要望しかなかったので、
迷わず「かんろ」にした。
平成10年代前半は、何度か行っていたが、
6年くらい行ってなかったため、久しぶりに行きたいと
常にチャンスを窺っていた。

かんろ1 
とんでもなく強烈に美味しいものがあるわけではないが、
何をオーダーしても、しっかりと美味しい、間違いのない店である。
そして安く、古く、完全和風。
佇まいも価格も大衆的。
だから、活気がある。

相変わらずの込みようだった。
1階奥の座敷は、午後7時にはほぼ満席になった。
店はスーツだらけかと思いきや、
意外に20代の私服の若者や女性も見かける。
安さや食べ物の確実性に加え、
場末のうらぶれ感がなく、にぎやかな雰囲気であることが、
年代、性別を問わず支持されている理由だろう。
建物が古く、断熱力が弱いため、冬場は正直寒いが、
暖まるような雰囲気がある店である。

◇ラーメンサラダ550円。美味しいです。日本テレビの「ケンミンショー」で紹介されたらしい。
かんろ2 
店内に流れる音楽は、70年代から80年代半ばくらいまでの
日本の歌謡曲が中心。
これに食いつく35歳以上の人は少なくないだろう。
この手の店には確実に増えている。
おそらく需要があるのだろう。

私にとっては、ティーンネイジャーの頃に大ヒットした曲で、
2コーラス目まで歌詞を覚えているような曲が流れるが、
自分の中の何かにスイッチが入るわけでもなければ、
当時の歌謡界のうんちくを語る気にもならない。
ただ、この手の曲が流れる店に行った時、いつも思うことは、
小泉今日子の傑作「艶姿ナミダ娘」が流れないことである。

甘酸っぱい哀愁のある歌メロ。
小泉今日子全作品の中で一番好きなメロである。
「夕暮れ抱き合う舗道 みんなが見ている前で
あなたの肩にチョコンとおでこをのせて泣いたの」を
はじめとする歌詞の世界観もいい。
さらに、「意味深 I LOVE YOU」という、
もっと後世に引き継がれるべきキーワードも
歌詞のポイントになっている。

気づいてみると、結局私もスイッチが入り、うんちくを語っている。
いやいや、かたじけない。


■やきとり一番(札幌市中央区南1条西11丁目電車通り沿い)
やきとり一番/店 

20年来、行ってみたかった店。
20台前半は、西18丁目方面に住む人と懇意にしていたり、
当時の勤務先が北円山方面だったこともあり、
この店の前は、幾度となく通っていた。

どの店にするか?という相談は一切せず、
「ラーメンの意見交換会をやらないか。
 場所はやきとり一番だ。
 正直、ラーメンの意見交換はどうなってもいい。
 やきとり一番に行きたい。それだけのことさ」と、
ラーメン知人である、「FOODAD(フーダッド)」氏と
迷犬チーズ」氏を、一方的かつ理不尽に巻き込み、雨の中、訪問した。

◇4時間30分も滞在し3,500円なら、かなり安いだろう。
やきとり一番/店内 
イメージしたとおりのリアル70‘Sを感じる居酒屋だった。
「第三モッキリセンター」的なそのままの古さがある。
西田敏行氏、寺島進氏、次長課長の河本氏の三人が、
サッポロビールのCMで使っている居酒屋のような佇まいである。

焼き鳥は、手作り的な普通さにあふれ、素朴な美味しさがある。
特別すごい肉ではないだろうし、焼きの香ばしさにも乏しく、
ジューシーさもない。
しかし、気張らず、落ち着いて、会話をはずませるような焼き鳥である。
ただ、ノーマル手作り焼き鳥でありながら、
つくねだけは、出会ったことのない独特の
調味料か和風スパイスの風味がした。

◇焼き鳥は基本3本350円、つくねは2本で350円
やきとり一番/焼き鳥 
19時頃から次第に客が増え、20時くらいにはいい感じで埋まった。
ただし、客の全てがスーツだった。
しかも、30代は明らかにFOODAD氏と迷犬チーズだけで、
中高年に圧倒的な支持を得ていた。
場所的な微妙さや、雑誌やインターネットでの露出が
極めて少ない店であることから、一般的知名度は低い店だが、
知っている人にとっては、この店が一番だという人は多いと思う。
また、居酒屋巡りの好きな女性には確実にウケるような雰囲気を
持った店である。

◇玉子焼き620円(かなりボリュームあり)
やきとり一番/玉子焼き 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

私の記事の中では、食べ物ネタが最も時間を要する。
一度に4店を紹介するスタイルであることや、
味以外のストーリーを持ち込もうとするからだろう。
さらに、使う写真が多いことや、決定的な味の特徴がない限り、
味を説明するのが難しいことも影響している。

しかし、そんなことはどうでもいい。
今日も札幌は雨が降るんだろう。
これからリハビリに行き、午後はバンド活動、その後、髪を切りに行く。
いずれも自転車で行けるのに、雨への不安から、
車か地下鉄を利用するしかない。
たどり着いたらいつも雨降りなのではない。
たどり着く前に既に雨降りな毎日だ。

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テーマ:おいしいお店 - ジャンル:グルメ





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【2009/06/15 13:06】 | #[ 編集]

そんな日は、お誘いください。たまに飲みたいね。
【2009/06/16 12:15】 URL | motoki #-[ 編集]

motoking氏、どうもありがとう。
最近、顔を合わせる機会がないですね。
もしかして、今年に入ってから一度もないのではないか。
そういうわけで、もしかして金曜日にということで。
【2009/06/19 00:59】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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