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5月30日、THE HEART OF STONEのライブを行った。
これまでで最もそのまま感を出せたライブだった。
気負いも焦りもプレッシャーもなく、
日常の中の音楽活動そのままを見せられたライブだった。

まずは、雨の降りしきるサタデナイにもかかわらず、
会場まで足を運んでくださった皆さん、ほんとにどうもありがとう。
ブログを通じて初めて見に来てくれた方がおり、
JRに乗って遠くから来てくれた方がおり、
前回から引き続き見に来てくれた方がおり、
他のバンドのお客さんでありながら、
いい雰囲気を作ってくれた方がおり、

皆さんのおかげで、楽しくライブができたことに、
とにかく感謝であります。

プレイリストは次のとおり。
1 夕立
2 見慣れた街を抜け出して
3 壊れたままの砂時計
4 新しいギター
5 心配いらないぜ

090530ライブ1 

ライブ前に重点を置いたことは二つ。
ひとつは心身のコンディション管理だった。
ライブの3日前に一人でスタジオ・インをし、
ボイスの最終調整をするはずが、
職場関係者に不幸があって通夜に参列。
しかし、ヘルニアのリハビリはなんとか予定の日程をクリア。
ドラッグも完璧なタイミングで服用し、
自宅でのリハビリ用のストレッチも完璧にこなしたクグエッチ。
その結果、ライブ当日は全くヘルニア痛にならなかった。

不安はあった。
ライブ当日の午前中にもリハビリへ行ったものの、
ライブ直前のリハで、痛みがビリっときて、
別の意味でリハビリだ!と、つらさを笑いに変える準備までしていたが、
その必要もなく、ノーペインの状態でライブに臨めたのは大きい。

ライブ前に重点を置いたことのもうひとつは、ステージでの服装である。
今回は、CDリリース直後のライブということで、
CDの表ジャケット写真と全く同じ恰好でステージ立とうと思っていた。
Tシャツ、ジーンズ、靴を同じにするのは当たり前として、
靴下までジャケット撮影スタイルと同じにした。
結局最後に重点を置くのは、この程度のことなのである。
この程度のことでも、ほぼ予定どおりに達成できたことで、
リラックスした気持ちで臨めた。

予定外のこともあった。
4曲目の「新しいギター」と5曲目の「心配いらないぜ」は、
アコースティック・ギターを持って演奏する予定だった。
その予定で、普段の練習をしていた。
しかし、ライブ前のリハで、
ホールの設備上、アコースティック・ギターの音量に限界があり、
想定しているよりも、かなり小さい音量でしかできなかった。
そこで急遽エレキ・ギターに持ち変えることに。

残念だった。
特に、「新しいギター」は、昨年アコースティック・ギターを
買った時に作った曲であり、
そのギターで演奏できないのは残念だった。

とはいえ、私はすぱっと切り替えた。
そのあまりの切り替えの早さに、メンバーは「えっ?変えるの?」と、
それでいいのか?的な戸惑いフェイスをしたように見えた。
しかし私は、「ギターは変えても、スピリッツは伝わるはずだぜ」と、
普段使わない言い回しでメンバーを苦笑させた。

このほかにも、ステージ上で聞こえるそれぞれの楽器のバランスが、
リハーサルの時と違って聞こえ、やりにくい感じがあった。
しかし、動じなかった。
お客さんの側には、
それなりのバランスで聞こえているのだろうと信じた。


曲を届かせるんだという気持ちだけを持ち、リラックスしていたため、
余計なことは一切考えなかった。
おそらくCDに録音されているボーカルより、
今回のライブのボーカルの方が良かっただろう。

090530ライブ2 
この日出演したバンドの中で、
稚内から着た「ガリレオ・ガリレイ」という十代のバンドがあった。
非常に演奏が上手で、曲の作りにも才能を感じる
素晴らしいバンドだった。
そのファンの女子高生達も素晴らしかった。
我々のステージも普通に見てくれた。
それだけではない。
ライブが終わり、後片づけをしていると、
話しかけてきたガールがいた。
「何歳からバンドやってるんですか?」
「17歳くらい、高校2年くらいからです」
「すごいですね」
「いやあ、君だってすごいぜ」
「そうですか?」
「そうだよ。僕にはわかるよ。じゃあ、失礼します」
「あっ、ヘルニアお大事に」
「ありがとうございます」
思いがけぬ女子高生とのトークに、しどろもどろになり、
短い会話の中で同一人物とは思えない言い回しをした。

そう、ライブのMCでヘルニアの話をしたのだ。
ライブ後、スピリチュアル・ラウンジのスタッフの女性から、
「私、去年ヘルニアの手術したんですよ」と言われたほか、
何人かの方の別れの言葉が、「ヘルニアお大事に」だった。
ありがたいことである。
ヘルニアは、意外に経験者がいるため、
コミュニケーション手段にさえなり得るのかもしれない。
「メル友」ならぬ「ヘル友」が存在してもおかしくはない。

食事をするように、洗濯をするように、税金を支払うように、
当たり前のことをやるような気持ちでできたライブだった。
もちろんライブは特別なものである。
食事や洗濯や税金とは質が違う。
ただ、特別なものだと感じつつも、
特別なことができる大切さというより、

「当たり前にあるものの大切さ」みたいなものを
かみしめてできた気がする。

そういう気持ちでできたのも、
ロックがとても好きで、ライブが楽しみで、
遠くから何度も練習に足を運んだメンバーの姿が
あってのことであり、

会場に足を運んでくれた皆さんと、
このブログに付き合ってくれている皆さんの支えの
積み重ねがあったからである。

普段、仕事からの帰り道に思うことは、
「なんかオレって、ぱっとしない毎日を送ってるな」。
寝る前に思うことは、
「こうやって毎日が終わっていいのかな」。
そういう迷いも、ライブに来てくだった皆さんの空気感や、
ライブ後のいくつかの会話の中で救われたような気持ちになった。
やっぱり私は、音楽あってのクグエ@スカイウォーカーであると、
改めて実感したライブだった。
皆様、ありがとうございました。

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テーマ:バンド活動♪ - ジャンル:音楽





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【2009/05/31 00:25】 | #[ 編集]

初めてのクグエさんのライブ 最高でした!

ライブの後のスターマンも最高でしたよ☆

次回のライブも楽しみです(^_^)
【2009/06/01 22:16】 URL | みいこ #-[ 編集]

みいこさん、ライブに来てくださり、ありがとうございました。
そしてコメントまで。重ねてありがとうございます。

スターマンのマスターから聞いたかと思いますが、
ライブの出番が終わり、一旦自宅に楽器を置きに帰る道の途中で、
マスターにばったり会いました。
翌日もイベントがあったため、
ライブ後の打ち上げは22時40分で切り上げて帰りましたが、
今にして思えば、あの日はスターマンに行くべき日だったように思います。
しかも、スターマンには、他のお客さんの中に、
ライブを見に行った方もいたらしいですね。
ライブの後のスターマンも最高だったというのが、
なんとも気になります。

それにしても、どこにつながりがあるか、わからないものですね。
またよろしくお願いします。
【2009/06/02 01:11】 URL | クグエSW #-[ 編集]

しっかり作りこんだサウンド(演奏・ミキシング)が素敵ですね。耳が相当いいのですね。否、クグエスカイウォーカーさんの技術・魂・仲間との関係がじっくり入り込んだ3曲だゼット!ライブで盛り上がった壊れたママの砂時計が特に良かったゼット!クーラシェイカーの再結成アルバムよりいいゼット!

ラヴサイケデリコのような安心して聴けるロックだゼット!
【2009/06/03 19:45】 URL | ぽってりカルビ 改め タピオカ鈴木 #-[ 編集]

タピオカ君、コメントありがとう。
コメントを素直に読み取ると、YOUはCDも聴いたし、
ライブも観たということなのか。
だとしたら、嬉しいゼット。そして感謝です。

「安心して聴けるロック」は、ひとつの理想です。
しかし、「壊れたママ」は厄介ですね。子供が大変です。
ただ、壊れたママが所有している砂時計についても、
歌詞は作れるような気がします。

ていうか、タピオカ鈴木に改める以前の「ぽってりカルビ」を知らないから。
【2009/06/04 00:31】 URL | クグエSW #-[ 編集]

30日のライブには残念ながら田植え最終日で疲れがピ~クでありましたので参加できませんでした。去年の7月ライブは行きました。その時の思い出が壊れたママの砂時計で甦りました。ジャケも面白い雰囲気というか、大道具セットみたいな出力のフォトで完成度が高いですね。チャオ!
【2009/06/05 20:11】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]

そうか、タピオカさんは、昨年7月のライブでの
「壊れたままの砂時計」のイメージが残っていたのか。
あの時と、ギターのリフも構成もあまり変わっていませんが、
あの時はアコースティック・ギターだったので、
CDバージョンはかなり違うことでしょう。

CDジャケットに関して、ある方に、
「四角」を意識したフォトなの?と聞かれました。
言われてみれば確かに、使ったフォトは、窓、ドア、柵など、
四角い形が多いんですね。
全く意識しなかったのですが。

フォトは、自宅で無農薬・有機栽培をする男「オーガニック・オオガミ」氏の
センスと尽力によるところが大きいです。
そんな多大なる協力をしてくれたORGANIC OHGAMI氏にもかかわらず、
彼にもCDを売りました。

なお、アメリカ的なものは「アメリカン」と呼ばれるにうに、
タピオカ的なものは「タピオカン」と呼びたいですね。
「タピオカン・ロック」みたいな感じで。
【2009/06/06 15:22】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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