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かつてNHKで毎週水曜日夜7時30分から、
「連想ゲーム」というクイズ番組が放送されていた。
昭和44年から平成3年までの22年に及ぶ長寿番組だった。

紅組(女性5人)と白組(男性5人)に分かれ、
出題された「ある言葉」を当てる。
どのように当てるのかというと、
出題された言葉を連想させる別の言葉を言うだけ、
というシンプルながら、深みのある方式だった。

この番組の出演によって、
知名度が飛躍的に上がったのが「壇ふみ」さんだろう。
才女ぶりを惜しみなく発揮し、
大和田獏氏との一騎打ちは、この番組の見せ場でもあった。
昨今の芸能人参加番組とは格の違うハイレベルな真剣勝負だった。
その頃は、壇ふみさんが将来、
エコなサラダ油のCMに出演するとは思いもしなかった。

そして、連想ゲームを語る上で欠かせないのは、
大和田獏氏と岡江久美子氏が、
この番組での共演をきっかけに結婚したことである。
岡江氏は、壇ふみさんとのバランス調整なのか、
おとぼけ&お茶目ぶりを発揮していたが、
相当に頭の回転は良いだろうと思って見ていた。

さて、ここからが本題である。
連想ゲームでは、「ワンワン・ニャンニャンコーナー」
というのがあった。
ワンワン、ニャンニャンといった、
繰り返しの言葉が出題されるコーナーだった。
例えば、「太陽」というヒントで、
「ぎらぎら」、「さんさん」、「かんかん」などの回答が
出されるような感じである。

そういうわけで、今回は札幌スープカレー界における
「ワンワン・ニャンニャンコーナー」系の店を紹介である。

■プルプル(札幌市中央区南2条西9丁目)
プルプル/ナット挽肉ベジタブル 

これまでの人生で最も訪問しているスープカレー店は、
マジックスパイスかサボイだろう。
その次となると、スリランカ狂我国か、ここ「プルプル」である。

ただ、ひと頃の刺激的なスパイシーさが薄れたような気がして、
この4、5年は、ほとんど訪問していなかった。
昨年は一度訪問し、ひきわり納豆と鶏の挽肉が具の
中心である看板メニュー、「ナット挽肉ベジタブル」(写真上)を食するも、
ひきわり納豆がスパイスのキレを消した感じがして、
ナチュラル・トリップ感を全く味わえなかった。
そのため、「2008・スープカレー・オブ・ザ・イア」においても、
20位以内にランクインしなかった。

しかし、4月初旬のある日、
やわらかマイルドで、強烈さの足りないスープカレーに
飽き飽きしていた私は、
プルプルの近くで用務を済ませた午後7時、

引き寄せられるように入店した。

プルプル/キーマ 
第二看板メニューともいえる「キーマ・カレー」をオーダー。
非常に美味しかった。
プルプルのカレーは、こんなに無骨でネイティヴな味だったか?と
いい意味での驚きがあった。
スパイスが深く、味が引き締まって、シャープである。
そして帰宅後も、しばらく身体がほてるほど、
スパイス・パワーが持続した。

具も安定感がある。特に、じゃがいもと人参は、
しっかりと味がして、ダイレクトに美味しい。
スープの量がやや少なめなのが難だが、
「これが本来の札幌スープカレーだよね」と言える老舗健在を
改めて感じた。
古い喫茶店風の店内も、店の方のさらっと柔らかい自然な対応も、
なんとなく居心地がいい。
今年のスープカレー・オブ・ザ・イアでは上位進出が期待できる。

■ばぐばぐ南1条店(札幌市中央区南1条西15丁目)
ばぐばぐ/チキン 
カレーは、土鍋の中でぐつぐつと沸騰しているような状態で

テーブルに運ばれてくる。
写真中、ピーマンの上の泡は、沸騰により生じているものである。

上島竜平氏(from ダチョウ倶楽部)も対応しきれない熱さである。
スープカレーは、「熱い」というだけでポイント・アップになる。
というか、ぬるいがために下がったテンションは
二度と上がることはない。

スープは、ルーカレーっぽい味である。
とろみは、それほどではないものの、
まろやかでコクが強めの黄色いスープ。
そのせいか、後半少し重たい感じがしてくる。
しかし、万人ウケする味ではなかろうか。
具もそれぞれに普通に美味しい。
特にかぼちゃは、甘みのあるいい味がした。

問題は中毒性に乏しいこと。
トリップ性もない。
食事はできるが旅はできない。
そういうことを標榜したカレーではないだろうが、いささか寂しい。
その寂しさは、店内の造りや雰囲気にも感じる。
小綺麗で広いのだが、空気感が味気なくドライなのだ。

きっと、その店に何かを食べに行くということは、
オーダーしたものを味わうだけではなく、
その店の雰囲気も味わっているはずだ。
客は、その店の一画を個室として賃借するのではなく、
店という1枚の絵の中に存在するのが望ましいと思っている。
つまり客も、店の景色の一部なのだ。
ところが、この店の雰囲気は、
自分が1枚の絵の中に描かれない距離感と疎外感が
漂っているような印象を持った。

ただ、これは私の一方的な偏った見方である。
スープカレー・ファミレス的な使いやすさはあると思います

■hirihiri V3
札幌市中央区北2条東4丁目サッポロファクトリー内)
hirihiri/チキン 
店名は「ヒリヒリ」と読む。
札幌市内に5店舗を有していることからも、
広く支持されているということだろう。
事実、何かの雑誌でランキングなどをやると、上位にくる店である。

ややとろみのある輪郭がしっかりとしたスープで、
まろやかなコクがあり、万人ウケするのは頷ける。
安定感も高く、間違いないのない味だと思う。

ただ、私とは性格の不一致を感じる店である。
その最大の要因は対応のあり方だろう。
私には、ノースマイル・言い捨て系に感じている。
例えば、「(オーダーが)決まったら読んでください」の言い方が、
言葉をかけるとか、言葉を置いていくのではなく、
言葉を捨てていってるように感じるのだ。
ファクトリーの店でもそうだったが、
札幌駅の高架下にある店舗でもそうだった。

それと、オーダーからカレーが出てくるまでの時間が長い。
これは、ほんとに注意した方がいい。
レジでマネーをペイする際も、

店員の顔は、別の方向を向いている。
客のハートをヒリヒリさせるためにつけた店名でもなかろうが、
この鋭角的で直線的な対応は、
短時間に日焼けさせられたような肌触りである。

知名度や店舗の場所からして、観光客も多く来るだろうし、
普段あまりスープカレーを食べない人も行きそうな店であり、
実際、安定した無難なカレーを提供するだけに残念に思いますよ。

■チャチャ(札幌市中央区南2条東1丁目 M'S二条横丁1F)
チャチャ/店 
二条市場のすぐ近くにある古い建物の中に店がある。
狭い通路を歩いていくと、
店というよりは、部屋の入口のようなそれがある。
いささかの不安を抱えながら入店すると、
店内は、さっぱりとしたレトロ・モダンな内装だった。
昭和という懐かしさではない。
子どもの頃になんとなく憧れた小さな洋館のようであり、
ミニシアターで上映するフランス映画に登場しそうな店である。

美味しかった。
これは「当たり」だった。
酸味のあるスープだが、すっきりとした旨みとのバランスが良く、
やわらかさの中にキリッとした慄然感がある。
店主は女性で、味も彩りも女性らしい。
油的な旨みや豪快さはないものの、
食べやすく、いい意味でのクセもあり、
どこかのカレーに似ていそうで、どこにも似ていないような
マイルドな孤高感がある。

チャチャ/チキンベジタブル 
ナチュラルな雰囲気もいい。
肩の力が抜けた感じで、空気がやわらかい。
場所柄か、知名度の無さか、パンチ力の無さかわからないが、
私が訪問した時は、先客も後客もなかった。
もっと人気があっていい穴場店だと思う。

唯一の難点は、辛さ上積み別途料金が高めなこと。
辛さ4番から別途料金が加算されるが、
5番(+100円)でも、もっと欲しいぜ!な気持ちだった。
とはいえ、再訪間違いなしの、誰かにオススメできる店である。

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なお、「ワンワン・ニャンニャンコーナー」系のスープカレー店は、
「ポレポレ」(白石区栄通17丁目)、「アロアロ」(中央区南3西3)など、
これらのほかにもあるわけだが、

大通り西20丁目にあった「JOIJOI」(ジョイジョイ)という店が、
いつの間にか無くなっていた。

1年半くらい前に行ったことがあるものの、
ほとんど味を忘れたため、先日再訪を試みたところ、
店の姿は全くなかった。

ところで、デジカメを買った。
2年半ぶりに購入したが、機能が格段に進歩しており、
これまでより鮮明で、暗いところに強い画像が撮れそうである。
携帯電話よりデジカメを使っている時の方が多い私にとって、
いい買い換え時だったのかもしれない。
ただ、レコーディング・シーンを一切フィルムに残せていないのが
悔やまれる。

最近、エレクトリック製品が軒並み弱ってきている。
昨日は、i-podが突然機能しなくなった。
昨日は、車を5時間くらい運転したが、
i-podでしか音楽を聴けない私の車内は、
ずっとHBCレディオが流れていた。
購入して11年になるCDコンポも、
CDを読み込みにくくなってきた。

今年は、耐用年数限界イアーなのだろうか。
エレクトリック製品なら、それでもいいが、
私自身の耐用年数も限界であっては困る。
エレクトリック製品なら、新しいのに買い換えることができるが、
私自身はできない。
故障した箇所を直していくだけだ。
しかし、生き続ければ、成長できる可能性や、
希望を持てるチャンスがある。
エレクトリック製品の皆さんにはそれがない。
エレクトリック製品の皆さんには申し訳ないが、
人間としてこの世に登場して良かった。

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テーマ:スープカレー - ジャンル:グルメ





彷徨わずに帰ってこられたでしょうか。
そしてその水はそれほどまでに美味しいのでしょうか?
留萌市の水は基本的に美味しい方だと思いますが、それでも隣町の増毛町まで行き、國稀の水を汲んで来るのと同じ感じでしょうか?

昨日は大好きな祖母の「92歳の誕生日」でした。
久しぶりに、田中青果で、花を購入し、プレゼント。
祖母はボケていますが、昨日は私のことも、自分の誕生日ということも理解していたようで、良かったと思います。
【2009/04/29 13:34】 URL | yoshimi #-[ 編集]

yoshimi夫人、コメントありがとう。
またしても一日で消える「今日の一言」の短い間隙をついて
コメントしていただき、重ねてありがとう。

このカレーの記事の前の「今日の一言」は、
真狩村に水を汲みに行ってくることと、
北野誠への不信感を短く書いた内容でした。

私は、留萌に住んでいた頃も、
年に5回くらい、真狩村通いをしていました。
真狩の水は軽いのです。ひっかかりがないというか。
國稀の水は、それより重ためですね。
ですが、地酒ならぬ、地水といえる独特の美味しさがありました。
ただ、國稀ウォーターは日持ちしないと感じていました。
3日目くらいから味が変わっていくようなそんな気が。

「田中青果」、いいキーワードです。
この世の中に、田中さんという姓は多かれど、
「田中青果」と言われれば、留萌のそれ以外思い浮かびません。
田中青果のところの交差点で信号待ちしたい気分です。

おばあちゃんにプレゼントするとは素晴らしいですね。
気持ちが立派です。
ところで君は、おばあちゃんは「祖母」というが、
旦那さんは「旦那さん」なんだな。
別に意味はないぜ。気にするな。
そう言われると逆に気になるか?
いやらしいゆさぶりをして申し訳ない。
「嫉妬してるんじゃないですか?」と、
こんな私を笑ってくれれば、それでいい。
【2009/04/30 23:57】 URL | クグエSW #-[ 編集]

「嫉妬してるんじゃないですか?」
ははははは。
でも、「主人」とか「夫」とかの方が、ちゃんとその「家」に入った感じで、「嫉妬できる要素」になりそうですよね~。

…ははははは。
【2009/05/01 18:20】 URL | yoshimi #-[ 編集]

yoshimiさん、どうもありがとう。
このままいくと、中年男と若い人妻のブログ・バトルになりそうだ。
これがレディオなら、なお盛り上がることだろう。
yoshimiさんは、26歳かそのくらいだろ。
このバトルを、楽しみにしている方が意外といるのではないか。
というか、yoshimi・フォトを見たい読者がいると思うな。

以前にも書いたが、君のレディオから語る声はメチャクチャいい。
カラオケも、いい意味で力が入ってなくてよろしい。
しかし、いまや人妻だ。
別に意味はないぜ。
またコメント待ってるぜ、オレは待ってるぜ。
【2009/05/03 21:54】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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