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イギリスのロックバンド、オアシスの
JAPAN TOUR 2009 札幌公演に行ってきた。

3月20日から22日の3連休は、「弛緩ホリデー」と名付けて、
だらだらと過ごした。
面倒くさいことは後回しにした。
何かに向かって意識を強くし、
緊張感を持って、ひたむきにやることは大切だ。
しかし、心身のバランス上、だらだらすることも必要だ。
そこで、ひたむきにだらだらしてみた。

その影響からか今日も、オアシス・ライブの開演3時間前である15時頃、
どうしようもなく昼寝をしたくなり、
目覚まし時計をセットして1時間眠った。
それくらい、ライブに対するテンションは上がらず、
普通に飲みに行くような感覚で、会場へ向かった。

090322オアシス入口1 
会場に着いたのは、開演の20分前。
会場に入っても、特に気持ちの高ぶりはなかった。
席は、スタンド席の後ろの方で、ステージからは遠かったものの、
肉眼でメーンバーの全身を見られることに安堵した。
むしろ、アリーナ席は平らなので、
メンバーの顔しか見えないんだろうなと、勝手に気の毒に思った。

メンバーがステージに登場してもなお、興奮しなかった。
「ほんとに本人か?」と、この期に及んで疑っていた。
1曲目は、ファースト・アルバムの1曲目に収録されている、
「ロックンロール・スター」だった。
いきなりこの曲をやったか!という驚きや、
ほんとにオアシスが札幌に来たんだな、という感慨はあったが、
妙にリアリティがなかった。

しかし、ライブには徐々に引き込まれた。
まず選曲が素晴らしかった。
基本的にヒット・パレードだった。
オアシスのベスト盤に収録されている曲を中心にして、
ところどころ、昨年リリースした最新アルバムの曲を
絡めるような
選曲で、わからない曲はひとつもなかった。
「リヴ・フォーエバー」と「サム・マイト・セイ」以外は、
オアシス・スタンダードは全部やったと言っていいだろう。
これこそファン・サービスである。


今回、生で見て、強烈に気づいたのが、
オアシスの曲は、曲の始まりのワン・フレーズで、
どの曲か、すぐに判別がつくことだった。
今まであまり気にしなかったが、
実にキャッチーで特徴的な始まり方をする曲ばかりである。
つまり、超ウルトラ・イントロ・クイズ向きだということだ。

ライブ自体も良かった。
奇をてらわず、リラックスした感じで、
そのままのオアシスを見られた気がした。
これを、「気合い不足」、「いまいちのテンション」と評価する人が
いるかもしれない。
しかし、客を煽らず、客に無闇にノリを求めず、
プレイ集中、曲勝負というスタイルがすごく良かった。
というか、私はこういうスタイルのバントが好きなのだ。

ボーカルのリアム・ギャラガーは、
これまでDVDで見てきたそのまんまだった。
後ろに手を回して歌い、間奏中は仁王立ち。
この仁尾立ちも絵になっていた。
それを見ていたら、オアシスを生で見られた喜びが湧いてきた。
オアシスは、ギターのノエル・ギャラガー仕切りのバンドであることは
否定しないが、やっぱりリアム・ギャラガーの存在感あっての
オアシスだと改めて思った。

ノエル・ギャラガーも、バックステージでのビックマウスが
嘘のように、ステージ上では至って慎ましく、
謙虚に、そして淡々とプレイしていた。
そして、もうひとりのギターのゲムがカッコ良かった。
DVDを見ていて、ギターの弾き方がいいなと思っていたが、
実物も派手さはないが、ノリ方がイカしていた。
私がソロ・アルバムをリリースできるとして、
何の条件もなくギタリストを選べるなら、ゲムにするだろう。
この人のギターを弾く姿と、リズム・ギターの堅実さは素晴らしい。

↓開演前に席から撮影(係員了承済)。ライブ中に撮影する最悪・最低人間も結構いた。
  印象としては100人に1人が撮っていた気が。もう全てのライブに来るな!
090322開演前 
MCでは、「こんにちは」と「ありがとう」という日本語は出たものの、
それ以外は、全て英語だった。
「FIRST TIME」と「IN SAPPORO」を
続けて喋っていたあたりは、なんなとく理解でき、客も盛り上がったが、
それ以外は、全く理解できなかった。
そんな中、自分の少し後ろの席で、こんな会話が聞こえてきた。
「今、なんて喋ったんだ?」
「花畑牧場は、札幌から遠いのか?って言ったような気がする。
 “ハナバタケ”って聞こえたもん」
「ノエルも生キャラメル食べるのか」
「北海道に来たから、スマッシュ(今回のライブの興業会社)が、
 食べさせたんじゃないの」
「でも、わざわざMCで言うか」
「すごく美味しかったんじゃないの」

客層は、30代が最も多かった気がする。
20代後半と40代が同じくらいだろうか。
意外だったのは、女性がそれなりに多かったこと。
男女比は、6:4くらいに思えた。

選曲が良かったことを前記したが、
やはり、オアシスは曲自体が良い。
メロディが、私の感覚にしっくりくるのだ。
メロディへの言葉にのせるリズムもしっくりくるのだ。
だから、英語はわからなくとも、なんとなく口ずさめるのだ。
そうした曲自体の持つパワーやクオリティの高さを強く感じた。

ライブが終わった後の帰り道、車の中でオアシスを聴いた。
ライブ前は一切聴かなかったのに、
ライブが終わったらすぐに聴きたくなった。
そして、今、この記事を書きながらも聴いている。

ライブは、2時間弱だった。
私の目から見たベスト・アクトは、
「モーニング・グローリー」と「ホワットエヴァー」だろうか。
「シャンペン・スーパーノヴァ」も良かった。
ライブ前はテンションが上がらなかったが、
見ているうちに、じわじわと効いてきた。
ライブを観に行くと、なんとなくだれる時間帯があるものだが、
オアシスに関しては、全くそういうのがなく、
ずっとステージに惹きつけられた。
終わる時は、もっと観たい気がした。
物足りなかったわけではない。
純粋にオアシスっていいバンドだな再認識し、
まだ観ていたいと思ったのだ。

このライブを観たことによって、明日から何かが変わるわけではない。
しかし、オアシスのファンで良かった。
そして、おそらく最初で最後の可能性が高い札幌公演に
参加できたことを非常に嬉しく思う。
札幌まで来てくれたオアシスのメンバーにも感謝である。
ひとつだけ残った疑問は、
オアシスのメンバーが、生キャラメルを食べたかどうかだ。

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テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽





お久しぶり!MEN☆SOUL河谷です。
昨日のオアシスJAPANTOUR札幌最高だったね。
今まで観たLiveでBEST5ランクイン。
オープニングアクトのバンドには興醒めしたものの、
無事、最後までステージが続いたことに、感謝。
機嫌次第でステージを放棄する気ままなバンド
だもん。それがまた魅力でもあり。

選曲は基本線を押さえてて、友人も満足した様子。
個人的には、The Masterplan に感激しつつ、
Slide Away からテンションMAXに

Slide Away ,MorningGlory ,
Wonderwall,Don't Look Back in Anger
と大合唱!

ENCの一発目ノエル版WHATEVERは、札幌だけ
みたい。ノエルから生キャラメルのお礼かな。

I'm free to say whatever I
Whatever I like
If it's wrong or right it's alright

OASIS ありがとう。
【2009/03/23 12:24】 URL | MEN☆SOUL #-[ 編集]

いやぁ、昨日のオアシス良かったですよね。
これまでのやんちゃな言動には楽しませてもらいましたが、
彼らは歌を歌い演奏することこそが使命なんだと思いました。
今後もたとえ歳をとってもロックンロールスターであれ!
そうだ、ストーンズのように・・・
(なんと、先日苫小牧で4回目のシャインアライト見ました)
【2009/03/23 20:02】 URL | マキシ #-[ 編集]

MEN☆SOUL河谷氏、コメントありがとう。
もしかして、23日はオアシス休暇を取ったのでは…。
良かったですね、オアシス。
あの選曲には、初めての地での、初めてのオーディエンスに対する
誠意を感じました。
はずした曲が1曲もなかったです。
みんなが聴きたい曲をやってくれたと感謝です。
中だるみせずに観られたライブなど、
いつ以来か思い出せないほど久しぶりです。
1日経ってみると、夢だったかのような気がします。
翌日まで、興奮が続くライブなど、これまた
いつ以来か思い出せないほど久しぶりです。
SLIDE AWAYは良かったですね。

マキシさん、どうもありがとう。
「彼らは歌を歌い演奏することこそが使命なんだと思いました」
というのは、まさしくその通りですね。
彼らのあまりの真摯な姿勢に驚きました。

アジるアーチストと、右習えのノリをするライブが大の苦手な私にとって、
オアシスは貴重な存在です。
ドラムは別として、ギターとベースは、
決して難しいことをやってるわけではないのに、
分厚くもキレのあるいい演奏てじた。
とにかく音自体が素晴らしかった。
いい体験ができました。
北海道の高校が甲子園で優勝することと、オアシスを札幌で観るのは
不可能だと思っていただけに、どちらも実現し、感無量です。
【2009/03/24 00:49】 URL | クグエSW #-[ 編集]

早速オアシスの記事、嬉しかったです。
オアシスが札幌に来たなんて本当にドリームのようです。
マイチルドレンを実家に預けてまで見に行くのもなんだしなあ、と
やめてしまいましたが、クグエ氏の記事を読んで、
やっぱり見に行けばよかったと後悔しました。
ところで近所の永山図書館にはオアシスのアルバムが4枚も
置いてあってクリビツ。
その他ブラーやゴリラズ、カサビアンが1枚ずつありました。
だけど私が借りたのはアラベスクのCDとやすきよのCD。
やすきよは若い頃の漫才が収録されていて、ボイスも勢いも
ハリがありました。
アラベスクはパソコンに読み込んだままCDにトーストしてません。
【2009/03/24 11:02】 URL | カルパッチョ田中 #-[ 編集]

WHATEVERを唄ったんですか?
めずらしいですね!
私は来月の香港公演に行きます。
WHATEVER歌ってくれるかな...
【2009/03/24 23:47】 URL | またまた #-[ 編集]

カルパッチョさん、どうもありがとう。
オアシスinポロサツは、何年経っても語れる、
ほんとに価値のある体験でした。

ノエルは、ぱっとしないブルゾン姿という普段着ルックで、
相変わらず他のメンバーに比べ、
いまいちファッション的にさえないことさえ素晴らしかったです。

永山図書館はセンスがいいですね。
カサビアンのCDが公共施設に備わっているのは奇跡です。
まさにクリビツです。

やすきよ漫才を借りましたか。
私も先日、立川談志のDVDを見ました。
正直、滑舌が悪く、内容がよくわかりませんでしたが、
落語はちょっと踏み入れたいカルチャーですね。
5月には志の輔の落語を見に行ってきます(チケット・バイ済)。

またまたさん、コメントありがとうございます。
WHATEVERは、アンコールの1曲目で、
ノエルがひとりで登場し、アコギ1本で歌いました。
私の中では、オアシス・ベスト30にはランクインしない曲でしたが、
生で見て聴くと、すごくいい曲に感じました。

「リヴ・フォーエヴァー」をやらなかったのは残念でしたが、
「シガレット&アルコール」と「スーパーソニック」まで
やってくれたのが予想外で、ライブ後2日経った今も、
いいライブだったと思えます。

香港まで見に行くとは素晴らしいですね。
【2009/03/25 00:36】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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