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先日、このブログに時々コメントを寄せてくれる「迷犬チーズ」氏と、
彼の知人の「FOODAD(フーダッド)」氏と飲み行為をした。
FOODAD氏とは初対面であったが、
FOODAD氏迷犬チーズ氏とも、
ラーメンをメインにしたブログを開設しており、
ラーメンに関する意見交換会をやりませんかと、
小粋な提案があったことから、
飲み行為がカム・トゥルーした。

様々なラーメン話をしたが、最も印象に残ったのは、
ヘルシアのCMに出ている俳優の名前を思い出せなかったことである。
東大卒だとか、あの映画に出ていた、
クグエ内閣でも大臣をやっているなど、

プロフィール的情報は出てくるのだが、誰も名前が出てこない。
結局答えは出ず、「浜木綿子の息子」で落ち着くという、
ありがちな結末となった。


先週も、ある人と飲んでいた時、
映画「それでも僕はやってない」の主演俳優の名前が思い出せず、
非常にはがゆい思いをした。
思い出せない、とあきらめて別の話をするのだが、
心のどこかで、ずっと気になっていて、
「顔はすぐ出てくるんだけどなぁ」、「漢字3文字だよ、確か」など、
いつまでも離れられないのだ。

携帯電話のインターネットで調べればわかるのに、
あえてそれもせず、自力で答えを見つけるんだと、
もどかしい時間を過ごした。


ところで、FOODAD氏とは初対面だったが、
職業は同じであり、しかも同じ建物の中で働いていることが判明。
さらに、「職場から昼休みに行ける範囲のラーメンはほぼ食べた」
という徹底ぶりに驚いた。
早速、私は、「昼休みに行ける範囲で最もオススメの店は?」と質問。
帰ってきた答えは、「千寿(せんじゅ)ですかね」だった。

■千寿(札幌市中央区大通り西8丁目 旭ビルB1F)
千寿/味噌 
ラーメンにうるさい人にオススメされたら行かないわけにはいかない私は、
オススメされた翌日の昼休みに食べに行ってきた。
そうした有り難い生情報に対しては機動的に対応し、
「いやぁ、行ってきましたよ」と、普通の顔をして言いたいからだ。

今井美樹は、あなたへの愛こそが自分のプライドだと言ったが、
私は、オススメされた店に即座に行って、
普通の顔をして報告するのが
私のプライドだ。
行動によってやる気を見せることが、次につながっていくのだ。

店は大通り西8丁目の西向きのビルの地下にある。
車通りの少ないストリートの地味なビルである。
地下へ降りる階段は狭く、地下の通路も狭かった。
こんな辺ぴなところに店があるのか?という感じである。
ところが、店の外には4人が行列を作っていた。

ほとんどの人が注文していた味噌ラーメンを食べた。
味は、完全に「すみれ」系テイストの濃厚ラーメン。
いわば熱々・強烈なのだが、馴染みやすい味であり、
しかも最後まで飽きずに美味しく食べられた。
麺は固めでスープにばっちり合っている。
チャーシューも適度にとろとろで、余計な味がしなくて美味しい。
このように見事にバランスがよくとれている。

唯一、卵は味が濃すぎだった。

濃厚なラーメンにしては珍しく、スープを飲み干せそうだった。
胃腸へのダメージを考慮して少し残したが、
何も意識しなければ飲み干せた。
周りの男性客は、ほとんどスープを飲み干していた。
つまり、一口目、二口目は「剛」なのだが、
食べていくうちに「柔」を感じてくる。

客は近所のスーツ男が中心だったが、
近所ではないであろう女性客も3組いた。
強烈なのにマイルドなスープなので、
おそらく女性にとっては、すみれより食べやすいと思う。

混んでいるため、全く知らない人と
4人掛けテーブルに相席。
ラーメンの写真を撮ることに、ためらいを感じたが、
今日を逃したらしばらくチャンスはないと自分にプレッシャーをかけ、
コンセントレーションを高めて撮影した。
そのため、写真のピントや構図など、自画自賛で失礼ながら完璧である。

すみれ系が好きな方には、
堂々とオススメできる完成度の高いラーメンである。
店を出る12時50分頃でも、5人程度の行列があった。
しかし、回転が早いので、待ち人数のわりに早く食べられる点も好感。

■麺屋 橋(札幌市豊平区月寒東1条19丁目)
麺屋高橋/つけ麺 
かつての同僚であり月寒在住の、M井K介(エムイ・ケースケ)氏に

オススメされたラーメン店。
国道36号線を千歳方面に向かい、左に曲がったところにあるが、
曲がり角を誤ると、この辺りの裏道は複雑なため、
見つけるのに苦慮するので注意と覚悟をすべし。

店に入ると、魚ダシの強い香りがした。
強い香りというより、生臭いと感じた。
ここは漁港か?と錯覚したほどである。
一瞬、船やカモメを探したほどである。

これは相当に手強い魚ダシのつけ麺だろうなと考えていると、
他のことが気になり始めた。
寒いのだ。気づいたらダウンジャケットを脱げないまま。
下半身は風ですーすーしている。
2月なのに冷房をかけているのか?と本気で思った。

肝心のつけ麺であるが、店に入った時の生臭さが、
つゆにストレートに反映されていた。
私にとっては、魚ダシがきつ過ぎた。
というか、食べても食べても魚味しかしなかった。
1年前に、太平にある人気店「fuji屋」で、
あまりの魚ダシのきつさに、3分の1を残したが、
それに匹敵する生臭さだった。
生臭さに対する不安が、写真のややボケ具合に現れている。

ただ、美味しい雰囲気の要素はある。
魚ダシはきついが、カドがなく、まろやかである。
見た目も口当たりも、東苗穂の真(しん)のつゆにも、
eijiのつゆにも似ている、とろみ系和風濃厚醤油味である。
魚ダシがきついだけなのだ。

麺は極太で、ぱっと見はうどんのようだが、
コシがあって食べ応えがある。
しかし、水につけ過ぎるせいなのか、とにかく冷たい。
店も寒いが、麺も冷たすぎた。
そのせいで、食べ始めると、つゆの温度が急降下し、
途中からは冷麺状態だった。

また、チャーシューは作り込まれてはいるが、しょっぱ過ぎる。

このように、様々な点で行き過ぎているのだ。
単に私のバランス感覚との違いなのかもしれないが、
しっかりと作っていることがかいま見えるだけに、
微調整できないものかと惜しい気持ちになった。
それにしても寒かった。
「露店じゃないんだから」と心の中で思いながら食べ、
2月にもかかわらず、店を出た時、外が少し暖かく感じたほどだ。


■東一(札幌市中央区北2条西3丁目 敷島ビルB1F)
東一/味噌 
20年以上も
前から、札幌駅前通りを歩いていると、
この店の看板が目に入り、いつもなんとなく存在が気になっていた。
とはいえ、おそらく、ごく普通の札幌ラーメンなんだろうなと、
食べてみたいという気持ちの高ぶりは全くなかった。

2月5日午前11時30分頃、職場で隣りに座る中村NBRと
ラーメンの話になった。
昼休みに近い時間だったこともあり、どうしてもラーメンを食べたくなった。
そこで、ラーメン共和国まで足をのばそうと外へ出たが、
微妙な距離感と混雑を想像したら、
本来、左に曲がるべき交差点で、無意識のうちに右に曲がっていた。

その時、ふと「東一」のことを思い出した。
こんな機会じゃなければ行くことはないと思い、
訪問することを決意した。

何味がオススメなのかなど、全く予習をせずに来店したため、
メニューの最初にあった味噌を注文。
あっさりとした甘みのあるスープで食べやすい。
中太麺とのバランスもいい。
余計な具や、不必要な手の加え方をしていないのもいい。
要は、出過ぎているものがない非常にオーソドックスな味である。
「特徴がないのが特徴」という言い方もできる。

いわば、地方のラーメン店ではなく、
地方の食堂のラーメンにありそうな味である。

ただ、味が薄いというか、「熱」のようなものが物足りない感じがした。
そのせいか、「食べた」というより、「立ち寄った」的な印象が残った。
味は?と聴かれたら、「まあ普通です」と答えたくなる典型的な味。
見方を変えて見れば、毎日食べられるラーメンかも。
この近所で働く人達は、ラーメン店、というよりは、
社内食堂的な位置づけになっているのかもしれない。

客は、適度に次から次に来た。
なんとなく来ているのか、狙いを定めて来ているのかはわからないが、
なんとなく入ってしまおうかと思う気軽さがある店構えであることは確か。
面倒臭くなくていい、と思わせる雰囲気はある。
長く営業してきている店である。
根強い人気があるということだろう。

■けせらせら(札幌市北区太平7条5丁目)
けせらせら/塩 

塩ラーメンを食す。
鶏ガラベースの白湯スープは、
まろやかな甘みがあって非常に美味しい。
下調べや先入観のない状態で望んだこともあり、予想外の美味しさに、
一口食べたら、「あっ、これ美味しい」と、思わず口に出てしまった。

このラーメンへの照明を別の位置からあてて考えると、
マルちゃんの塩ラーメンのいいところを、
究極の手間をかけて抽出して洗練し、
それでいて親しみやすくしたような優しいスープである。
ほんとに雑味のない、柔らかいスープで、最後まで美味しかった。
ジャンル的には、永坊(南2西24)、三四郎(南8西13)と近いだろう。

スープがかなりイケていたためか、それに夢中になってしまい、
どんな麺だったのかがあまり思い出せない。
中太縮れ麺だったと思うが、飽きずに美味しく食べられたということは、
麺がスープにマッチしていたということだろう、
具もそれぞれ、クセのない味ながら、1食のラーメンを食べる上で、
欠かすことができないポイントとしての役割を果たしており、
まさに名脇役であったといえる。

この柔らか・まろやかスープなら、醤油味も確実に美味しいだろう。
次回に試してみたいが、いざ店に行ったら、
もう一度塩ラーメンを食べたくなるような気がする。
それぐらい美味しかった。


そして接客が素晴らしく良い。
これまでに行った全てのラーメン店の中でナンバー1かもしれない。
簡単に言うと、朗らかで謙虚で誠実である。
要は、「まずはお客さんありき」という気持ちが、
態度にも行動にも顔にも現れている。

店名「けせらせら」とは、「なるようになる」という意味のスペイン語である。
きちんと考え、手間をかければ、自ずといいラーメンができるという意味で、
真っ当な「けせらせら」なラーメンといえる。
開き直りや投げやりゆえの、けせらせらではない。

それに加え、「まずはお客さんありき」という気持ちが伝わってくる対応。
店の知名度は一般的にはまだ低いだろうし、北区東区以外の方は、
かなり遠く感じる場所にある。
しかし、リピーター発生度が高い店だと思う。
私もリピート確実である。

p.s 東大卒や浜木綿子の息子というイメージが強すぎて、
香川照之という名前のイメージが弱い。加瀬亮も同様。

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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ





このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2009/02/21 21:28】 | #[ 編集]

クグエ@スカイウォーカーさん、先日はありがとうございました。大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

早速の千寿訪問お疲れ様です。私の大好きな純すみ系ラーメンの中でも上位に入るお店で気に入っています。

高橋、東一、けせらせらは未訪問店ですが、私の作っている丸秘「行くぜ!!」リストにも載っているお店なので、参考に訪問してみたいと思います。

機会があれば、こないだお話した、岩見沢のらい久、春日食堂も訪問してみてください。それぞれ強烈な個性がありますが、私は好きなラーメン店です。

これからも、クグエ節のきいたブログを見ながら、時々プップッと吹き出したりして、楽しみたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
【2009/02/21 22:34】 URL | FOODAD #-[ 編集]

 先日は、ありがとうございました。ちょっと飲み過ぎましたね。先ほど、まとめてアップしました。
 早速、千寿に行かれたようで。当方も早速「佳」に行ってきました。
【2009/02/22 23:48】 URL | 迷犬チーズ #-[ 編集]

FOODADさん、先日はどうも。
そしてコメントまでありがとうございます。

千寿の味噌ラーメンは、いわゆる「純すみ系」の香りと濃さがありながら、
最後まで飽きない工夫が施されているのでしょう。美味しいラーメンでした。
「けせらせら」はFOODAMさんも、FOODRENさんにも評価されるラーメン
ではないかと思います。
ただ、あの手のスープは味噌向きじゃないような気がします。

それと、岩見沢では一度もラーメンを食べたことがありません。
完全にラーメン未開地です。
というか、岩見沢で食事をしたことがあるのは、
駅前の「三船」だけのような気がします。
機会を作って、ぜひ食べてきたいと思います。
【2009/02/22 23:58】 URL | クグエSW #-[ 編集]

FOODADさんへのコメントを書いている間に、
迷犬氏からコメントをいただいていたようで、先日はありがどうございました。

FOODADさんも迷犬氏も、
北農けんぽのラーメンまでリポートする徹底ぶりがすごいと思います。
それと焼肉を食べた後でもラーメンを食べるという情熱は凄まじいです。
またそのうち意見交換会をやりましょう。
【2009/02/23 00:12】 URL | クグエSW #-[ 編集]

いやぁなんとも毎度毎度美味そうなラーメンばかりで。羨ましくてパソコンの前でじだんだ踏んで家族に不審がられてます笑。

ボクもラーメン大好きなんですが、北海道は特別美味いですよ。ええ。5年程前北海道に行ったときに札幌、旭川2週間滞在で16杯のラーメンを食べました。帰りの飛行機でも"思い出しラーメン”でニヤニヤしてたくらいです笑。

今度札幌に行く際にはクグエさんのレポ印刷して持っていくことにします♪

って言うか案内よろしくぅー笑
【2010/06/21 12:06】 URL | bull #35BUUDj.[ 編集]

bullさん、どうも。
このタイミングで、この記事にコメントとは、かなりフェイントですね。
しかし、「札幌に来てラーメンを2回食べようという人に、
どの店を薦めますか」と問われ、10店まで答えられるなら、
この記事に掲載されている「千寿」と「けせらせら」は、確実に入れますね。

それにしても、旭川2週間滞在で16杯のラーメンはすごいです。
ラーメン好きの域を超えてますね。
私がこれまで旭川で訪問したラーメン店は10軒に満たないです。
しかも、このブログを始めてからは、一度も旭川でラーメンを食べていません。
逆にbullさんの心に残った旭川ラーメンを教えていただきたいです。
【2010/06/22 00:00】 URL | クグエSW #-[ 編集]

ご、ごめんなさい、2009/2の話に今頃コメントするなんてフェイントどころか完全にアウトです汗。カテゴリー別に読み直していたのでつい・・・苦笑。

今更ついでに、旭川ラーメンはどこも美味かったですが、スナックなのにラーメンを出している「ばら」って店が味も雰囲気も印象深かったです。つい瓶ビールも頼んじゃいました笑。今もあるのかなぁ・・。
【2010/06/22 02:15】 URL | bull #35BUUDj.[ 編集]















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