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内閣府が2月16日に発表した2008年10月~12月期の
国内総生産(GDP)速報値によると、
国内総生産は、年率換算で12.7%の減と大幅に落ち込んだ。
ふた桁のマイナス成長を記録するのは、
第一次石油危機時の1974年1月~3月以来だという。

というか、このタイミングで言うのもなんだが、
「マイナス成長」という言葉はおかしくないか。
「マイナス」というネガティヴな言葉と相反するような
「成長」というポジティヴな言葉が合体しているのだ。
意図するところはわかる。
用法としては、「ふられてバンザイ」(byマッチさん)と同じである。

しかし、「プラス衰退」とか「プラス後退」とは言わないだろう。
また、妥協して「マイナス成長」という言葉は受け入れるとしても、
「ゼロ成長」という言葉は受け入れがたい。
ゼロにも「成長」をつけなければならないものか。気休めか?
せめて「ゼロ維持」、「ゼロ・キープ」など言いようがあると思う。
その方が努力や必死さを感じられるのではないか。
あるいは、「ゼロ成長」より、「成長ゼロ」とした方が、
現実味を帯びて深刻さを感じられるのではないか。

けれども問題は、そんなことではない。
国内総生産マイナス12.7%の大きな要因は輸出の減である。
設備投資の落ち込みも要因である。
ただ、個人消費はマイナス0.4%に止まっている。
個人消費は、これから本格的に落ち込んでくるのかもしれないが、
とりあえず、それなりに保っている。
つまり、個人はそれなりに変わらずにお金を使っているのだ。

例えば、スープカレーを食べに行った際、
何のためらいもなくトッピングしたり、飲み物を注文する人を目にすると、
「金あるんだなぁ」と思ってしまう。
スープカレーを食べる人の70%くらいは、このタイプではないか。
ラーメンを食べに行っても、何の迷いもなくラーメン以外に
餃子やチャーハンを注文する人を目にすると、
「その金で、別の店でラーメン食べられるだろう」と思ってしまう。

どこにお金を使うのか、という価値観や性格の問題なので、
こうした人達を否定するつもりは一切ない。
微妙に一瞬、敗北気分になるだけだ。
むしろ、こうした人達は、利益を生みやすい部分に
お金を使ってくれる上客ともいえる。

ただ、私の偏った一方的な見方からすると、
節約するならば、
まず最初にカットするのは、
飲み物であり、餃子ではないのかと思うだけに、
世の中、言われるほど不況じゃないんだろうなと考えてしまうのだ。


今回の不況は、リーマンショックを発端として、
特に、自動車業界や電機業界へのダメージが大きく、
その影響が関係業界に及ぶ構図になっている。
しかし、こうしたことがなくても、
そんなに遠くない将来、国内総生産は減少していったはずだ。
なぜなら、日本の人口は減少が始まったのだから。
消費する人も生産する人も絶対数が減っていくのだ。
少子化に歯止めがかからないのだから仕方がない。

ところで、「少子化」というものが良くないかのように
論じられることに、どうも違和感をおぼえる。
みんなが望んだ結果が少子化社会なのではないか。
「余裕のある生活をしたい」、「欲しいものを買いたい」、
「自分の時間がほしい」など、
子供、自由、お金、苦労などをシーソーにのせて、
最もバランスがとれた結果がこの状態なのだ。

「働きたいし、でも預かってくれる施設がないから子供を産めない。
 そういうところにお金を使ってほしい」、
「お金がかかるから、二人は無理。
 もっと子供に手当があたるような制度を作ってほしい」。

テレビでそう話す母親達がいる。
結局、子供よりも、働くことやお金が優先なのである。
そういう世の中なのである。

30年前、40年前は、子供を預かる施設など、
今と比べものにならないくらい不十分だった。
児童手当的なものや休暇制度にしても
全く充実していなかった。
衣食住やレジャーにしても、今ほど恵まれてはいなかった。
それでも、子供はたくさん産まれた。

そう、なんらかんらありつつ、
子育て環境は、30年前に比べればとんでもなく良くなっているのだ。
様々な境遇の方がいるので一概には言えないが、
少子化は社会のせいではない。
個人主義と贅沢志向の産物にほかならない。
例えば子供を預けて、夫婦共働きができること。

しかも出産前と同じ職場で働けるなんて、
最高にラッキーなことだと思うが。

にもかかわらず、子供を産まないのは、
環境が整備されていないからだ、社会のせいだ、
などとほざく親がいる。
そういう人には、先日、料亭から出てきた森喜朗元首相のごとく、

「うるさい!」と一喝したくなる。

政治家が、テレビカメラを前に、マスコミに対して、
「うるさい!どけ!」などと言えば、
何様のつもりだ的イメージダウンに直結するが、
この森喜朗という人は、ああいう言動をしても笑えてしまう。
胡散臭さも極めれば、毒が薄まり、笑いのタネになるから
不思議である。
なお、森喜朗はまだしも、浜田幸一はもうテレビに出さないでほしい。
不愉快極まりない。彼を出演させるテレビ局の良識を疑う。

もちろん今後も、国として少子化対策、子育て対策に
取り組んでいくことは
必要不可欠だとは思う。

ただ、弱者的状況にある人に重点的に措置されるような仕組みに
してほしい。

望んで個人主義と贅沢志向を標榜し、少子化になった現在において、
今後、出生率の大幅アップなど不可能だろう。
ならば、少子化を打開するのではなく、
少子化がさらに進んでも持続していける社会をつくる方に

力点を置いていくべきなのではないか。

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何やら用事があるようですが。
【2009/02/19 19:57】 URL | タピオカ鈴木 #-[ 編集]

私なんかは、たくさん子どもがいる人を見ると、「お金あるんだな~」と思ってしまいますよ(苦笑)。「子ども育てるのにお金かかる」というイメージをなぜか抱いてしまっています。

親が「お金かかって大変だったのよ~」なんて言っていたのがマインドコントロールっぽくなっていたのかも。それでもまだ子どもを生むチャンスがある私は、「子ども授かったら楽しいかな~」とか、そういう想いもあります。

先日、スクールソーシャルワーカーの方を話しをする機会がありました。最近はやっぱり「自分」が大事な母親が多くて、「子どもを学校に送り出す」ということをしないため、不登校になる児童も多いそうです。不登校に理由がなく、行きたくないから行かない…とのこと。
子どもを生むのも必要ですし、預かってもらう環境も必要かも知れませんが、子どもをどう育てるのかということを真剣に考えられる頭を持った親が必要なのかも知れませんね~。。。
【2009/02/20 11:18】 URL | yoshimi #-[ 編集]

タピオカ君、その際はご連絡します。
よろしくお願いします。

yoshimiさん、コメントありがとう。
最後の2行は、なかなか厳しいご意見ですね。
でも、様々な話を聴き、自分の中で消化し、
自分の考えを持つというのは大事なことです。
ぜひ子供を産むフューチャーがくるといいですね。

不妊治療で辛い思いをしている方々がいる反面、
子供はいらない宣言をしている女性も増えているようで、
価値観、人生観は人それぞれであり、
しかもそれを理解してもらえるという点で、
昔より、ある意味、いい世の中になっているとも思います。
それも含めて、環境の改善が進んでいるのではないかと。

なお、「産む」と「育てる」の間に、「命名する」という重要イベントがありますが、
到底読めない当て字を用いる場合が増えているようでうんざりします。
また、一字にひとつの漢字をあてて
暴走族的な名前をつける親が減らない現状は非常に疑問です。
小泉さん的にいえば、笑っちゃうというよりあきれてます。
【2009/02/21 00:51】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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