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本日は、クグエ@スカイウォーカーの選ぶ
「2008・スープカレー・オブ・ザ・イア」として、
2008年に実食した札幌市内のスープカレーの
トップ20を発表させていたたく。

2008年のスープカレー・メモを整理したところ、
記録が残っていたのが46店。
そのうち2回以上訪問したのは9店。
実食回数はおそらく60回強に及んだことになる。

この回数は一般的には多いだろう。
ただ私は、ラーメンとカレー以外は、あまり外食をしない。
特に回転寿司、焼肉、ファミレスというメジャー外食は
ほとんどしない。
ただし、びっくりドンキーのハンバーグは大好きである。
しかし、
それはどうでもいい。

さて、「ラーメンは好みが分かれるから」という発言をよく耳にする。
しかし、私の場合、あっさり系ダシ重視のラーメンであろうが、
こってり系コク重視ラーメンであろうが、
味噌、塩、正油のいずれであろうが、
美味しいラーメンはジャンルやタイプを問わず美味しいわけで、
こだわりはなく楽しんでいる。

むしろ、スープカレーの方が、好みが分かれるのではないかと思う。
私の好みは、「あっさり・シャープ・スパイシー・旨み系」である。
これに相対するのが「こってり・濃厚・強トマト・コク系」。
後者の場合、どんなに評判が良く、人気店であっても、
私の中では順位が頭打ちになってしまう。
その点にもご留意いただき、ご覧ください。

第1位 ポルコ(札幌市東区北14条東1丁目) 
1ポルコ 
見た目はどこかさえない感じがするが、超スパイシーなキレの中に
さらりとした旨みがあり、最後はコクを感じさせる奥行きのある味。
店は、目立たない場所に引っ込み気味で存在するため、
地味度、穴場度ともに高い。店内も何かぱっとせず、誰かの部屋のような
佇まいだが、いい意味で敷居が低いため、お気軽、お手軽で行きやすい。
圧倒的に男性客が多いのは、この雰囲気と無関係ではないだろう。
スープも具も量が多いことも高評価。そして中毒性、達成感は迷いなく№1。

第2位 マジックスパイス(札幌市白石区本郷通8丁目)
2マジスパ 
10年前に比べると、「味が雑になっている」、「スパイスのインパクトが
落ちている」などの内外野の声はあれど、
それでもかなり美味しい。
まさに「腐ってもマジスパ」である。
サラサラ旨み系のシャープな味ながら
丸みのあるスープは、
他の追随の許さないアイデンティティがあり、
舌のみならず
感覚も意識も刺激する。トリップ度、脳内麻痺度とも№1の座は
揺るがない。店内が暗く、何度トライしても満足のいく写真が撮れないのが難。


第3位 メディスンマン(札幌市中央区南12条西10丁目)
3メディスンマン 
メディスンマンのスープは、マジックスパイスのスープに
しっかりと輪郭をつけたような味わいで、
ソリッドかつタイトな強さを感じさせる。
スパイシーながらやや濃厚で、アタック力もありながら、
どことなく大衆的なポップさも感じられるため、年齢、性別に関係なく
広く受け入れられるのが頷ける。スープの量が多いのも嬉しい。

第4位 サボイ(札幌市中央区南16条西5丁目)
4サボイ 

少なくともこの5、6年は、サボイのスープカレーが私の中での
№1だった。いつ頃からだろう、1年くらい前からだろうか、
スープの量が大幅に減った。スパイス天国のように感じた奇跡的な
コクの深みも減少した。
品のある重厚な大人スープであることには
変わりないのだが、
旨みも刺激も間違いなく薄くなっているようで
気にかかる。それでもやはり強烈、特別、格別なカレーである。

  
第5位 スリランカ狂我国(札幌市中央区大通り西15丁目)
5スリ狂 
昼食でスリランカ狂我国のカレーを食べると、夜まで衣服に
香りが残り、体内にも味が残る。それほどにスパイスの香りは独特で強烈。
トリップ度が高く、タイミングによっては飛ぶ感覚も味わえる。
老舗のオリジナリティの強さは健在。ただ、年々スパイシーさと
コクが薄まっているように思う。辛くするほどにコクが増す典型的な
タイプのカレーだけに、強烈スパイスは堅持していただきたい。

第6位 一灯庵(札幌市中央区北4条西3丁目札幌西武百貨店B1)
6一灯庵 
和風ダシと魚貝ダシに東南エイジア・テイストが融合した
これまたワン・アンド・オンリーなスープカレー。
サラサラスープの優しい味ながら、ライスへのあたりも
しっかりとあり、ベースの強さを感じる。 
辛さは、テーブルにある青ナンバンにより自分で調節するが、
一気に香りとコクが増し、後に引く旨さを堪能できる。

第7位 ピカンティ(札幌市北区北13条西3丁目)
7ピカンティ 
鶏ガラ系のダシが、まろやかサラサラの旨みを奏でる。
独特のスパイシーな香りと甘みのバランスも見事。
札幌屈指の行列店となるのもうなずける。
店内の席の配置が良く、いい感じで仕切られており、
活気があるわりに、他の客があまり気にならない感じもいい。
ただ、ライスの不安定感とファミレス的接客のせいでこの順位まで。
   
第8位 アジャンタ総本家(札幌市東区北23条東20丁目)
8アジャンタ 

微妙な甘みと、薬膳的な苦みが融合した不思議なスープ
見た目は油っぽいが、卓上のスパイスを入れまくると、味が引き締まり、
あっさりシャープな味わいになるから不思議。同時に、眠っていた意識を
覚醒させるようなパワーを引き起こす。体調が悪い時にも効く。

なお、手稲店はいつも混んでるのに、元町の総本家はいつも空き気味である。
味の印象度が強く、思い浮かびやすいのは大きなアドバンテージである。

第9位 カスタネッタ(札幌市白石区川下5条3丁目)
9カスタネッタ 
コクまろスープ部門ではトップクラスの味。
深い甘みがあって、万人ウケしそうな味である。
店内は古い洋館のようで、映画に出てきそうな雰囲気。
ロックとアンティークのバランスがいいため居心地も良く、
スープカレー店でなくても行きたくなるような佇まい。
ところが、いつも空いている。応援と期待を込めてトップ10入り。

第10位 oh!Range(札幌市白石区本郷通3丁目南2)
10oh!range 

クセがなく食べやすい味で、口当たりはまろやかながら、
後味はあっさりした品のあるスープ。見た目も華やかで、
美味しそうな雰囲気が漂う。ただ、スープの抜けが良すぎて、
ライスへの当たりが弱いのが課題か。しかし、定員の対応は
すこぶる良く、
丁寧で謙虚でありながら、熱意を感じさせる。
これまた応援と期待を込めて、トップ10にねじ込んだ。

第11位 マグマ(札幌市中央区南16条西9丁目)
11マグマ 

サボイとスリランカ狂我国の中間のような不思議な味。
ただ、味も見た目も、正直、洗練さと本格度にやや欠けるが、
間違いなく見た目以上に美味しい。また、店主の真面目さと
ユーモラスさの
バランスが良く、再訪&応援したくなる店である。
店内は低い天井に
窓なしで隠れ家的。ライスが安っぽいのが課題か。

第12位 柊(札幌市中央区南3条西8丁目 島屋ビルB1F)
12柊 

非常にすっきりとした味わいで、柑橘系の香りをほのかに
感じるような優しい味で食べやすい。具もそれぞれに
クオリティが高く、店内の穏やかエスニック・ムードも含めて、
女性にウケそうな雰囲気。ただ、食べ進むと、すっきりし過ぎている
ように感じてきて、終盤はもう少しパンチのあるテイストを欲してくる。

第13位 木多郎(札幌市南区澄川6条4丁目)
13木多郎 
ベーシックかつクラシックな、洗練されたカレー。
明らかにトマトベースながら、それが出過ぎていないのがいい。
ややとろみがあり、嫌みのないまろやかのコクを奏でる。
まず失敗はないカレーと言っていいだろう。
ただ、スープの量が少ないのは改善を強く望む。

第14位 クードゥー(札幌市中央区大通東4丁目)
14クードゥー 
スパッとキレのある香りの中に、ライトな旨みが詰まったスープ。

親しみやすく飽きがこないと同時に覚醒力も備えている。
ライスは堅めで私の好み。しかもいい具合にもっちりしている。
問題は、お客が食べ終わるとすぐに食器をさげに来る「スープカレー界の
伊佐山ひろ子」然とした女性店員。慣れればそれも楽しめるから不思議。


第15位 ヒロチャン(札幌市北区北13条西3丁目)
15ヒロチャン 
豚骨ベースのまろやかテイストで、他にはないタイプのスープカレー。
クセになるというより、ほっとするタイプの味である。
店が淡いオレンジ色をしているせいなのか、なんとなくふらっと
立ち寄りたくなるような、暖かみも感じられる店。
店はいつも空いている印象。もっと人気があっていい店だと思う。

第16位 ヴォイジュ(札幌市北区北22条西5丁目)
16ヴォイジュ 

第7位のピカンティの系列店のため、味は似ているし事実美味しい。
いつも混んでる人気店である。ただ、処理的な素っ気ない対応と、
広くはないスペースに席が多すぎて、狭苦しく落ち着かない感じが
するせいで、この順位まで。とはいえ、北24条界隈のスープカレー店で
迷ったら、結局ヴォイジュのあっさりコク旨みスープに引き寄せられてしまう。
     
第17位 lavi本店(札幌市北区北26条西8丁目)
17lavi 

トマトベースのこってりスープで、本格度、安定度とも高い。
私にとっては、甘すぎ、濃すぎ、油多めと感じるスープだが、
だからこそ多くの人に受け入れられるのだと思う。
さらさらスパイシー系好きの私が審査員でなければ、
おそらく
トップ10入りしてるはず。ライスは、ちょっと柔らかすぎかなと。

第18位 ラ・マイ本店(札幌市豊平区月寒東1条17丁目)
18ラ・マイ 

laviに引き続き、トマトベースのこってりスープ。
とろみと酸味がやや強めで、バター味のライスも手伝って、
濃コクタイプのスープカレー好きにはたまらない味だろう。
店内の異空間度も高く、特別感、達成感も高く、人気店であるのも
納得できる。
ただ、腹にたまる感じで、トリップ度が足りないかなと。

第19位 イエロー(札幌市中央区南3条西1丁目 エルムビル1F)
19イエロー 
トマト系のライトなコクがあり、ベーシックで安心感のある味。
最初は塩気が強いかと感じるが、すぐに慣れ、食の進み度も高い。
問題は、食後に味の印象が残らず、
余韻が小さいこと。
要は強烈さに欠けるのだ。ただ、こうしたサラッと感が

逆に好きな方も多いはず。事実、札幌を代表する人気店である。

第20位 ゴンベイスパイス(札幌市北区北40条西5丁目)
20ゴンベイスパイス 

ルーカレー的テイストの奥行きのあるスープカレー。
スープが熱々なのが嬉しい。ライスと野菜もトップクラスの美味しさ。
チキンが最近珍しく堅めのタイプなのが気になった。
注文からカレーが出てくるまでの待たされ時間が長いのも難。
ただ、店内は彩りや雰囲気が良く、女性客が多いのが頷ける。

以上が、クグエ@スカイウォーカーの選ぶ
「2008・スープカレー・オブ・ザ・イア」である。
こうして上位20店を選んでみると、
他店にない特徴的な味があり、
味の記憶をたぐり寄せやすい店が上位にきた。

やはり、個性と安定力が、評価の基本だったということだろう。
そこに、強烈性、中毒性、達成感、本格ぶり、安らぎ、お気軽感などの
要素を絡めて順位づけをした。

そこで思ったのが、上位の店は古くからある店や人気店が多いこと。
新興勢力は9位、10位、12位の3店にとどまった。
つまり、新しい店がなかなか古くからある店を超えられない状況にあるのだ。
(ただし、30位にも食い込めない店の中には、琴似の人気店Rや、
 幅広く店舗展開をしているHRHRなど知名度の高い店もある)

とすれば、1年後に同じ企画を行った場合、
ほぼ同じパイの中で競うことになるのではないか。
具体的に言うと、3分の2くらいは同じ店になるような気がする。
それに比べてラーメン店は、数限りなくあるため、新しい味を求める。
その結果、1年後の「ラーメン・オブ・ザ・イア」トップ20は、
8割程度の店が入れ替わるものと推測される。

結局のところ、スープカレーは、まだまだ一般的ではないのだろう。
北海道でブームになっているということで、全国に知れ渡ってはいるが、
例えば、スープカレーを自宅で作る人はごく僅かだろうし、
家族でスープカレーに行くのも非常に稀だろう。
つまり根づいてはいないのだ。
家庭と家族に受け入れられてこそ「定着」なのかもしれない。

これがラーメンとの決定的な違いである。

そう考えると、特定の人が様々な店に行ってスープカレー店を
支えているように思える。
であれば、対象者が限定されているのだから、
やっていけるスープカレー店の数にも限界がある。
スープカレー店は増えた。
現在は平日ならば、マジックスパイスもサボイも、
全く待ち時間がなく座れる。
その反面、閉店する店も結構見かけているような気がする。

このようにスープカレー業界も、なかなか厳しい環境にあるかとは思うが、
スープカレーは「好きになる」というより、「はまる」もののように思う。
つまり中毒性というのが、大変重要な要素なのだ。
スープカレーに関しては、「お客さん」というより、
「患者さん」なのかもしれない。
スープカレーは、「好きな食べ物」なのではなく、「趣味」なのだ。
また、スープカレーは食欲を満たすと同時に、その気になれば、
意識改革というか、意識の目覚めまで導くように思う。
ただ、これ以上突き詰めると、「食」の域を超えて、
「宗教」の域になっていくので、このくらいにとどめたい。

20枚の写真を並べてコメントし、
「しばらくカレーはいいわ」と思うかと思いきや、
行ったことのない店に行きたい気持ちになっている。
私も完全に病気である。

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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ





カレー中毒万歳!

カレーは薬ですね。
体調、気分が何となくスッキリしない時はカレーが食べたくなります。
マイ・フェイバリット・カレー・ショップは体調に合わせてスパイスを追加してくれます。
【2009/02/05 11:30】 URL | マキシ #-[ 編集]

マキシさん、どうもありがとう。そして、カレー中毒万歳!
スープカレーは、ものによりますが、
活動していない意識を目覚めさせるスイッチみたいな要素はありますね。
スパイスによって脳内麻薬が分泌されると、
少なくともネガティヴにはなりませんね。

ただ、濃コク系スープカレーは美味しいとは思いますが、
飛べないんですね。
スピッツに空も飛べるはずだと歌われても、
「そんなの無理だよ」としか言えなくなってしまいます。
というか、このコメントだけだと、
スープカレーは危険な食べ物のように思えてきますね。
【2009/02/05 23:15】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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