ADMIN TITLE LIST

このブログにおいて、ごく一部の読者から、
ディープなリアクションをいただけるネタが、
洋楽CDレヴューである。

ただ、万人ウケはしていないだろう。
しかしそれは、洋楽がダメのではない。
私の文章がダメなのだ。

私は、どんなネタであっても、
パーソナリティとオリジナリティがあるものにしたい。
それを最も重視している。
「クグエ氏じゃなくても、誰か書けるでしょ」的なものにはしくたくない。
ネタが何か、ではない。
私らしい切り口で、私らしい堀り下げ方をしなければ意味がない。
と同時に思うのは、どんな方も読み切れるものにしたいことだ。

複数の人に同じテーマで文章に書かせると、
面白い文章にできる人と、つまらない文章になる人がいるだろう。
また、例えば上手な芸人は、視点もタイミングも絶妙で、
普通のことを言っても面白いものだ。
ところが下手な人は、ネタは良くても面白くできないのだ。
このことは、センスや才能によるところが大きいが、
我々アマチュアレベルなら、「内容ではなく見せ方なのだ」
ということを意識しているかどうかで、
結構な違いが出てくるものと思うし、
自分ありきなのか、相手ありきなのかで、かなり違う。

なんてことを言いながら、今回の記事は、
わがままともいえる洋楽CDレヴュー中心の内容である。
12月29日に、「2008・アルバム・オブ・ザ・イア」を発表した。
この音源に関して、多大なる協力と支援をいただいたのが、
ロック知人、スミス西野氏とダーオ小田氏である。
その二人に敬意を表する意味で、今回はまず、
彼らにとっての「2008・アルバム・オブ・ザ・イア」トップ10を
発表させていただく。
選考対象は、概ね2007.11.1から2008.11.30に
リリースされた洋楽アルバムである。

スミス西野氏の「2008・アルバム・オブ・ザ・イア」
2_beck/modern guilt 
①ベック「モダンギルト」
②レディオヘッド「イン・レインボウズ」
③ザ・クークス「コンク」
④ザ・ミュージック「ストレングス・イン・ナンバーズ」
⑤オアシス「ディグ・アウト・ユア・ソウル」
⑥プライマル・スクリーム「ビューティフル・フューチャー」
⑦トラバドールズ「ザ・トラバドールズ」
⑧ザ・ティン・ティンズ「ウィ・スターティッド・ナッシング」
⑨フレンドリー・ファイアーズ「フレンドリー・ファイアーズ」
⑩コールド・プレイ「美しき生命」

(スミス西野氏のコメント)
「順位を考えているうちに、
何が何だかわからなくなってきましてね、
結局、聴いた回数順にしたって感じですね。
まあ私は、アルバムの全曲を聴くのは最初の2、3回で、
あとは気に入った曲しか聴かないんです。
なので、選んだアルバムの中には
事実上3曲しか聴いてないのもありますね。
でもその3曲が素晴らしくて、
3曲入りアルバムでも十分だったみたいな。
でも、
こういう聴き方の弊害がありましてね。
実はこんないい曲があったのかって、何年か後に気づくんです。

2008年は激戦でしたね。
私がこよなく愛するザ・キュアもかすむくらい、
いいアルバムがありましたからね。
ポール先生(ポール・ウェラー)、R.E.M、
ニック警部(ニックケイヴ)なんかも候補でしたが、
ばっさりいきました。

えっ?私の妻と私の妹の確執ですか?
まあ相変わらずですね。
でも受け入れてる、っていうか楽しむようにしてますよ(苦笑)。
正月も、妹夫婦とは、実家に帰る日をずらしました。
えっ?はい。もちろん妻派です」

オダ氏の「2008・アルバム・オブ・ザ・イア」
1_oasis/dig out your soul 

①オアシス「ディグ・アウト・ユア・ソウル」
②ザ・ヴァーヴ「 FORTH」
③AC/DC「BLACK ICE」
④コールド・プレイ「美しき生命」
⑤ザ・ヴァインズ「メロディア」
⑥ザ・クークス「コンク」
⑦ザ・キラーズ「DAY&AGE」
⑧ブルース・スプリングスティーン「マジック」
⑨R.E.M「アクセラレイト」
⑩レディオヘッド「イン・レインボウズ」


(オダ氏のコメント)
「2008年は作品が充実してたんじゃないかなあ。
でも、バイして失敗したのもあったね。
HMVで試聴してからバイしてるんだけど、
家で聴いてみたら、あれ?みたいなのはあるよね」


さて、私の「2008・アルバム・オブ・ザイア」は、
概ねこの1年間にリリースされた洋楽アルバムのみだった。
もちろん、邦楽や古い作品でも、何度も聴いたアルバムがある。
それを、「クグエ・ミュージックアワード2008」として
ここに発表したい。

■邦楽ベストアルバム賞
  奥田民生「FANTASTIC OT9」
  奥田民生_FANTASTIC OT9
  (講評)
  21世紀に入ってからの奥田民生のアルバムの中で最も良い。
  円熟味を増し、達成感も伝わる素晴らしい作品だった。  
  常に音楽に囲まれて生活している人ならば、
  少し変わったことでもやりたくなるだろうに、
  そうしたトライは内包させて、表向きはベーシックに。
  それでありながら、新鮮に感じるところもあり、
  深い味わいのある傑作だといえる。
  
■邦楽グッドアルバム賞
  チャットモンチー「生命力」
  チャットモンチー_生命力
  (講評)
  演奏はまだまだ緩い。ところがそれを凌駕する曲の良さがある。
  特に歌詞が素晴らしい。奇抜な言葉を使ってるのではない。
  普通の言葉を巧みにメロディにのせ、特徴的な場面を作り、
  きちんと物語にしている。
   そして、歌が上手い。というか、伝わる歌い方なのだ。
  感情と滑舌と抑揚のバランスがいい。
   映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」のラストに、
  このアルバム収録の「世界が終わる夜に」が流れる。
  面白い映画だったが、その曲が流れて、映画の良さが増した。

■邦楽
新人賞
    パフューム「GAME」
  パフューム_GAME
  (講評)
  2008年はパフュームの年といっていいだろう。
  アルバム「GAME」はヘビーローテンションで聴いた。
  シュールながらキュートで、
  手を伸ばせば届きそうなキャラ設定が功を奏した。
  ただ、テレビでの露出が増えるほど、
  アラが目立ってきてるので、
  これからは見せ方について工夫の余地あり。
  それに、ライブが口パクでは、やはり飽きてしまうな。
     
■過去作品賞
  KTタンストール_EYES TO THE TELESCOPE   

 ◇エリック・クラプトン「フロム・ザ・クレイドル」
 ◇KTタンストール「EYES TO THE TELESCOPE」
 ◇ボブ・マーリー「ONE LOVE」
 ◇
くるり「TOWER OF MUSIC LOVER」
 ◇AC/DC「BACK IN BLACK」

 (講評)
  私は、i-podに収録する曲を、月に2回くらい入れ替えるが、
  上記の「エリック」から「くるり」のアルバムは、
  1年を通じて、i-podからはずせなかったほど、
  いつもそばにあった作品。
  AC/DCは10月以降かなり聴いた。
  歴史に残るロックバンドだけに、年賀状でも反響もあった。
  フルチューン氏は「AC/DCの新作はいいっすよ」と、
  高校の同級生の赤井氏(元ロッカー、現少年野球の監督)は、
  「いまさらAC/DCはないだろう」とのこと。

ところで私は、80年代の後半から
90年代の半ばくらいまでにヒットした、
いわゆるJ-POPをほとんど聴いていない。
米米クラブやチャゲ&飛鳥が大ヒットをとばした頃である。
自分のバンドの音楽で精一杯だったのと、
その当時は、ビートルズやザ・クラッシュなど、
かつての王道ロックを聴いていたため知らないのだ。
というか「歌謡曲なんて最悪」と思っていた絶頂期
だったからである。

そのため当時の曲は、誰かがカラオケで歌ってるのや、
過去の映像が流れる番組で見て、後になって知ったのだ。
そして、今になって、ちょっと気になっている。
なかでも、山根康広の「GET ALONG TOGETHER」。
この曲を昨年の暮れに、カラオケで歌ったところ、
不覚にも気持ち良かった。
曲を完全に知らないので、イメージだけで歌ったのに、
思いの外、曲に入り込んでしまった。

特に「こんな僕ではあるけれど」というところと、
「冷たい雨の中傘もささずに 二人海まで歩いたあの頃」
というところが、なぜかピタッときたのだ。
あのメロディには、この歌詞しかない、みたいな感じである。
私はこの曲を、何らかの場で人前で歌いたい。
それもアコースティック・ギター1本で歌いたい。
いや、歌い上げたい。
なんとなく自分の曲のように歌える気がするのだ。

このことは、今日のバンドの練習の後の雑談中に、
メンバーのオダ氏とミチにも話した。
二人とも絶句していた。
なぜ今、山根康広なのか。
そして、この結婚式ソングを、
どんな場で弾き語ろうとしているのか。
自分でもわからない。
私はいったい、どこへ向かおうとしているのだろう。
これをクリアしたら、
中西保志「最後の雨」にトライしたい。
私はいったい、何がしたいのだろう。
スポンサーサイト

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽





 今年もよろしくお願いします。
 私は、洋楽やらロックは全然興味がないのですが、J-POPのくだり、中西保志で、またまた吹き出してしまいました。年末にカラオケに数回行ったのですが、アラフォー世代の人たち、この2曲や「夏の日の1993」については、歌い上げる人が多いですよね~。
 年明け、さっそく、オススメの店をいくつか行かせていただきました。25軒のうち、行っていない店をできるだけ行きたいと思ってます。
【2009/01/11 11:20】 URL | 迷犬チーズ #-[ 編集]

迷犬チーズ氏、どうもありがとう。
山根氏の曲は、状況とタイミングを考えないと、
非常に胡散臭くなる曲なので、
どう歌うかと同時に、いつ歌うかがポイントになりますね。

実は私、中西保志が「最後の雨」を歌っているところを
見たことがないのです。
というか、中西保志のフェイス自体、よくわからないのです。
80年代半ば以降は、芸名ではなく本名の芸能人が
増えた気がしていますが、そうだとしても、
山根氏と中西氏は、あまりに一般人すぎる氏名だったことが、
当時の私の記憶にない要因のひとつです。

私は職場関係でカラオケに行くことがあっても、
あまり歌わないのです。
もう半年以上、職場関係者とカラオケしてないですね。
中村NBRも山下MSTも、これまで私がカラオケで何を歌ったたか、
印象が薄くて思い出せないはずです。
【2009/01/13 01:18】 URL | クグエSW #-[ 編集]

年賀状、無事に届きましたか。
安心しました。
昨年のAC/DC の新譜で最も良かったのは、
インナースリーブ(と言うのでしょうか)の
写真です。
メンバーの年の取り方に趣きを感じました。
あとはギターの音色ですね。
大人の歪み、だと思いました。

とはいえ最近よく聴くのは
カントリーばっかです。
よって、ポール・ウェラーは
残念ながら手が届いておりません。
(リッケンバッカーはまだ所有しておりますが)

来年も年賀状お送りします。
【2009/01/15 20:24】 URL | フルチューン #-[ 編集]

フルチューン氏、コメントありがとう。
おっしゃるとおり、AC/DCの新譜は、ギターの音が良かったですね。
どうして、ああいうどっしりしているのに躍動感のあるプレイをできるのか、
じんわりと圧倒されました。

思い返してみれば、フルチューン氏は、10年ほど前から、
カントリーやブルーズに傾倒しているような気がします。
私も、そういう方向にゆっくりと向かっています。
年齢を重ね、様々な問題が積み重ねってきて、
それを緩和してくれるもののひとつが、そういう音楽なのかもしれませんね。
また、よろしく。
【2009/01/17 13:48】 URL | クグエSW #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 トゥナイト今夜もRock Me Baby, All rights reserved.