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私には、スープカレー知人がいる。
もはやスープカレーでしか、つながっていない女性である。
この世から、スープカレーがなくなったら、
一切の関係は途絶えてしまうであろう女性である。

例えば、私のブログの存在は知っていても、ほぼ見ることはなく、
私がライブをやっていることは知っていても、
自発的に見るのはおろか、いつやるのかすら知らない、
というか、知ろうとしない。
そんな女性に私は勝手に翻弄されている。

彼女は的を射た適確かつディープなスープカレー情報をくれる。
ところが頻繁ではない。
せいぜい四半期に1回程度である。
つまり、年に4回程度である。
しかも、彼女から連絡がくることなどない。
こちらからの質問に答える形式に限られている。

結構、虚しくなる。
しかし、大変参考になる口コミ情報なのである。
メディアや情報誌にダンスさせられている現代人や、
行き先知れずの鈍行列車に乗っているような私にとっては、
大変意味のある有益な情報である。
さすが、NO CURRY NO LIFEな日常を過ごしている
女性だけのことはある。


そこで、「四半期の女」情報により、最近訪問した店を紹介したい。
いずれも、オープンして1年未満くらいの店ばかりである。
3、4年前のスープカレー店急増期には、
新規店がなかなか既存店を超えられない状況にあり、
消えていった店も結構あったように思うが、
今回紹介する店は、どこも美味しかった。
では、「四半期の女」のことも交えながら紹介させていただこう。

■SOUL STORE(札幌市中央区北1条西18丁目)
SOUL STORE/店    
スープカレーの新しい店の店名に、「スパイス」という言葉は

もう使わない方が印象いいんとちゃう?と言う関西関係者が
いるとしたら、私も同感である。
大御所「マジックスパイス」をはじめ、
○○スパイス」、「スパイス○○」という店名は多く、
この状況で新規店が、「スパイス」を店名に使うと、
もはや個性が見えない気がするからだ。

この「ソウル・ストア」という店名も、
最初聞いたときは、ちょっと首をかしげた。
「ソウル」を使うのはまだいいとして、
「ソウル」という言葉に、ダイレクトに「ストア」をつけてきた。
直訳すると魂を売っているのだ。
「そうる透」(ドラマー)との関係はないとはいえ、
ストレートすぎないか?と、私の感覚との不一致が生じた。

これからの新規店には、
もっと思い切った、オリジナリティのある店名を望む。
例えば、スープカレー好きが高じて、
家庭も顧みず、カレーづくりに没頭。
結局、店を始めるまでこぎつけたものの、
妻から見放された店「三行半(みくだりはん)」。

あるいは、他人様に迷惑をかけるような人生を送ってきたが、
スープカレーに出会ってからは、
「オレの生きる道はこれ」と開眼&更正。
出直しと償いの意味を込めてつけられた店名「みそぎ」。
こうした思い切った発想が必要なのではないか。

「明日、三行半にカレー食べに行かない?」
「あっ、ミック?いいねえ」
「奥さんに見放されてでも作り上げた執念を感じる味だからね」
「そうそう。奥さんの厳しさがスパイスにもなってるしね」
こんな会話が繰り広げられる日常って楽しいじゃないか。

さて、私が「ソウル・ストア」へ行ったのは、言わずもがな、
スープカレー知人であり、NO CURRY NO LIFEを
信条とする「四半期の女」からの情報による。

四半期の女は、ある女友達と、この店に行った。
その女友達は、ソウル・ストア店主と知り合いだった。
四半期の女は、店主から「友達とかに宣伝してください」と
店のカードを渡された。
それを私はもらった。

しかし、四半期の女は言った。
「女友達に宣伝してほしい、って言ってたんだよね。でも、まあいいか」。
「オレが店主なら、絶対に言わない一言だな」
「ああ、そうだね。わかるわかる。うん、わかる。
 キミはふざけてるようで、けっこう気高いからね。
 そういうことは言わないよね。
 でも、キミとは相性が合いそうな感じの人だったよ」
「見た目が?話し方が?」
「見た目も、話し方も、音楽も、店の雰囲気も」
「そっかあ。じゃあ、そのうち行ってみるわ」
「そうだね。あっ、感想は特に報告しなくていいから」
「言うよね~」
    
確かに店主の方に会ってみたら、相性は合うだろうなと感じた。
カドのとれた、シャイな「つんく」のような顔立ちで、
穏やかな雰囲気の方だった。
店は、北海道近代美術館の西側ストリートに面しており、
店内は古き良きアンティーク・モダンな喫茶店風で、
薄暗さと余計なものの無さに好感を持った。
流れるジャズやブルースも、心地よいものだった。

そして肝心の味である。
スープカレーを題材にしていながら、味の話に行きつくまでに、
これほどの行数を要するブログは稀だろう。
スープの一口目は、魚介系の品のある和風テイスト。
あっさりしていながら、深みのあるいい味である。
これにライスを浸して食べてみると、旨みが倍増した。
甘みでも、コクでもない。旨みなのだ。
じわっと滲ませるような旨みである。
これは、鶏系ダシが、魚介ダシと融合している現れだろう。

SOUL STORE/チキン&野菜 
「揚げゴボウ」もクセになる美味しさである。
おそらく一度煮て柔らかくしてから、天ぷらにしている。
最初は、ゴボウかどうかわからないほど柔らかい。
他の具も、スープとケンカせず、
自分のポジションをわきまえたバランスのとれた味だった。
ただし、じゃがいもは入ってない。
その代わりというわけではないだろうが、
かぼちゃと赤いサツマイモが入っている。
私としては、「かぼ+赤さつ」は、ちょっとくどく、
じゃがオンリーの方が理想的。
でも、この程度は良しとしよう。

店を一人で賄っているせいか、カレーができるまで、
結構待たされるので注意。
また、換気のせいか、座った位置のせいか、
客のひとりがタバコを吸うと、店内に煙が蔓延するので、これも注意。
これは意外と堪えます。
もうひとつ注意は、駐車場がないと思われることである。
ただ、味も、店の雰囲気も非常によろしいです。
A~Dで評価すれば、特B(AとBの間)はいける。
とりあえず、誰を連れて行っても安心させられる店である。

もうひとつ言いたいことがある。
店主は、カドをとった「つんく」のようだと書いたが、
つんくより似ている有名人が間違いなくいる。
しかし、カレーを食べてる時、どうしても思いつかなかった。
つんくより似ている有名人は誰か。
もし店に行かれて気づいた方は、コメントをしてくださればと思う。

余談があまりに多く、長くなってしまったので、
勝手ながら、今回の紹介は1軒で終了とさせていただく。
なお、四半期の女シリーズはまだ続くのさオーライ。

四半期の女は、この記事をきっと目にすることはないだろう。
万が一、見たとしても、見てないフリをするかもしれない。
四半期の女とは、親睦を深めたいところだが、
親睦を深めようとすればするほど、溝が深まりそうな気がする。
虚しい世界だ。

今は「四半期の女」だが、
来年以降は「隔年の女」になり、「オリンピックの女」になり、
そのうち忘れてしまうことだろう。
というか、先に忘れられるだろう。
それでいいんじゃないかな。

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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ





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【2008/12/24 15:10】 | #[ 編集]















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