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 10月21日、22日と仕事で新篠津村へ行った。
新篠津村は、札幌市中心部から約35kmの位置にある、
人口約3,700人の農業のマチである。

この2日間は、秋らしい青空が広がり、
そんなに遠くない日に初雪が降ることなど想像できないほどの
ぽかぽか陽気だった。
新篠津村へ向かう農道沿いには、
背丈がかなり低いヒマワリがたくさん咲いていたことも、
季節感を失わせる不思議さがあった。

081022新篠津村ひまわり 

私に同行したのは、山下MSTとM美(エムミ・25歳・女)。
我々3人は、とある事務所の会議室にこもって、
書類を見ては、関係者の話を聞いて、2日間を過ごした。

このような状況の中、楽しみはなんといっても昼食だった。
21日は、「七福」という店で「そば」を食べた。
全道のそば好きの間では、有名な店だろう。
人気ナンバー1という「鴨南蛮」を注文した。

七福/そば 

店主は、役場職員を退職して、札幌市南区の「正直庵」で修行。
その後平成16年3月にオープンした店である。
やや細めの繊細な麺は品があり、
つゆはクセのない薄味で、これまた品がある。
きちんと作ってます的な真面目さを感じるそばだった。

M美(エムミ・25歳・女)は、そばを食べ終わると、
「なんか楽しみ終わっちゃいましたね」と発言。
そう、M美も昼食が楽しみだったのだ。
続いて、「なんか、まだ食べられそうな気がしますね」と発言。
確かに、量としては、やや少なめだったかもしれない。
とはいえ、非常にスリムなM美の食欲に驚いた。

そして今日22日は、「食事処いくや」という店へ行った。
ここは、「もつ鍋」が看板メニューであり、
新篠津村村民が、まず第一に薦める割合が
最も高いと言われている店である(二位は七福のそばらしい)。
ここに行くことは、昨日の段階で決めていた。
我々は3人とも、「もつ鍋+ライス」を注文した。

いくや/もつ鍋  

濃厚みそスープのもつ鍋だった。
甘みがあるとか、やさしい味、というものではなく、
麹(こうじ)が強いというか、日本酒の風味さえするような
大人味の濃厚さだった。

具は、もつのほか、豆腐、白菜、水菜であった。
クセのない「もつ」で、とても食べやすかった。
ただ、濃厚みそスープのパワーがすごかった。
白菜から水分が出ても濃く、
ライスを入れて、おじや風にしても濃かった。

山下MSTは、もつを食べたら「うっひょー」、
おじや風ライスを食べたら「わっふぅー」と奇声を発していた。
最後の方は、「どぅわっはー」と、
全くわけのわからない奇声になっていた。

確かに、奇声を発したくなるパワーのある「もつ鍋」だった。
「新篠津村民が一番に薦める店」と言われているのが
うなずける味だった。
人口約3,700人の村にある店ながら、
店内は、ほぼ満席で、30人くらいがいたのではないか。

我々3人は満腹になった。
普通ならばここで、今日の仕事場である会議室へ戻り、
残された昼休みを静かに過ごすところである。
しかし、我々は次なる店へ向かった。
それが、「ぱん家」という名のパン屋だった。

ぱん家@新篠津 

ここへ行くことは、もつ鍋同様、昨日の段階から決めていた。
ただ、一度の昼食で、もつ鍋もパンも食べるのは厳しい。
そこで、小腹のすいた夕方になるであろう、
新篠津帰りの車内ででも食べようかと考えたのである。

「ぱん家」の営業時間は16時まで。
この時刻までに新篠津を出発できないかもしれない。
また、閉店時刻に間に合ったとしても、
品揃えが少なくなっている可能性が高い。
そこで、買い出しだけでも先にしておくことにした。

「ぱん家」に行くことにしたのは、
新篠津村唯一の手づくりパン屋で、村民にも人気があることのほか、
M美が無類のパン好きであるためであった。

M美は、ごはんよりもパンを食べることの方が多く、
夕食がパンというのも珍しくないという。
M美は、身長166cmで、かなりスリム。
仕事をしっかりやるだけではなく、
ジョークのわかる庶民的ガールである。
この日、店の前で写真撮影をしたが、
彼女はどういうわけか、ガッツポーズをして、
空に向けて作り笑顔をして写っていた。

ホットドッグ型の形をしたパンで、
間にクリームがサンドされているとしよう。
そうしたパンの場合、両端にクリームが入っていないことがある。
そういう時、M美は、とりあえず片側から食べ始め、
クリームの量が多くなった段階で、
反対側のクリームの少ないところにスイッチするという。
そして、最後のひと口を、クリームたっぷりにするという。

素晴らしい。
私も実践したい食べ方たが、
人前では、なんとなく変なプライドが邪魔をしてできない。
ところが、M美はパンを美味しく食べることに実直なのだ。

また、例えば丸い形のカレーパンやアンパンなどの場合、
具であるカレーやあんが、
どこかの方向に集中していることが多い。
仮に、ひと口目で、具が全くないパン生地だけの部分だった場合、
M美は、即座に別の位置の、
噛むとすぐに具にあたる部分を噛むという。
そうやって常に口の中で、
具と生地のバランスが程よくなるようにするという。

BE-POPである。
うらやましい。
私も実践したい食べ方たが、
食べているのとは別の位置に、噛んだ跡ができるのが、
40歳を過ぎた中年としては下品かと思ってできない。
しかし、M美がやると、キュートになるのである。

また、M美は、土・日の昼にパンを買った帰り道、
家まで我慢ができず、途中の公園のベンチに座って、
食べてしまうこともあるらしい。
仕事帰りに、夕食用に買ったパンも、
日の長い季節であれば、公園のベンチで食べることもあるという。

まさに、パン・ガールである。
私は、これほどのパン・ガールを知らない。
彼女は現在婚約中である。
来年の前半に入籍する。
その後、ご主人との夕食が「パン」になることもあるのだろうか。

そんな「パン・ガール☆M美」は、
新篠津村の「ぱん家」で、3つのパンを買った。
夕方のおやつ用と、明日の朝食用だと彼女は言った。

我々3人は、パンを買った後、仕事場へ向かった。
私と山下MSTは、会議室へ戻る前に喫煙所へ行き、
M美だけ先に、会議室へ向かった。

煙草を吸い終えた私が会議室に戻ると、
M美は、入口に背を向けて、窓から外を見ていた。
両手は、胸の上の位置で組まれていた。
もの思いにふけっているのかと思い、
M美をそっとしておき、自分の席に座った。

すると、M美の場所から、ガサガサと音がする。
なんだろう?と思って、M美を横から見てみると、
さっき買ったばかりのパンを食べていた。
夕方のおやつだとか、明日の朝食だとか、
5、6分前に言っていたにもかかわらずだ。
両手を胸の上で組んでいたのではなく、
両手でパンを持っていたのだった。

どうしても、すぐに食べてみたくなったという。
あからさまに食べると恥ずかしいので、
背を向けていたという。
いじらしいじゃないか。
婚約中の彼は幸せものだぜ。
でも、夕食でパンを食べる家庭をつくるのか?
それでもいいぜ。
いつまでも、ちょっと笑わせてくれるガールで
いてほしいぜオーライ!

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テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ





奇跡の餃子にコメントしました!

俺は五香チルドレン!!
【2008/10/25 00:05】 URL | Yama-ken #-[ 編集]















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