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本日は「名言」についてお話したい。

俳優の緒方拳氏が亡くなられた。
私は、彼について詳しく語れるほど、
作品を見ているわけでも、知っているわけでもないが、
非常に感動した言葉があった。

2、3年前だろうか。
たまたま流れていたテレビ番組で、
緒方拳氏が芝居について語っていた。
その中で、「演じることは、演じないことにつながっている」
と言っていた。
つまり、「演じること」の究極は、
「演じないこと」であるということなのだろう。

そこまで芝居を突き詰めること、
その役になりきること、
自然であること、
余計なことはしないこと、
そうした経験と努力とセンスに裏打ちされた緒方哲学を感じさせる
含蓄のある言葉であると胸をうたれ、今でも心に残っている。

ガンであることは一切公表せず、
9月30日にはイベントにも出演。
遺作となったドラマは、9月28日にクランクアップしたばかり。
ほんとに最期まで役者だったのだなと感動を覚える。

緒方氏と比べると、
思い返した時、「チョメチョメ」という言葉しか浮かばず、
今や往年のスターの面影どころか、
姿すら見ない山城新伍氏のあり方は辛いものがあることも、
必然性は全くないが触れておきたい。

続いて、ロック知人であるスミス西野氏の名言である。
彼は、CDや本などを買うことを、「買う」ではなく「バイ」と表現し、
私のカルチャー・シーンにも、少なからず影響を与えている。

そんな彼に、私は今日、弱音を吐いた。
「オアシスの新しいCDを買おうと店に行ったが、
 衝動的にジャズのCDをバイしてしまい、
 その勢いで、本屋では小説を3冊も買ってしまった。
 オアシス特定財源を使ってしまった。
 新譜は11月まで見送りだ、オー・ジーザス」

それに対して彼は、
「衝動バイやジャケバイをしないと、
 何のために生きているのかわからなくなりますから、
 オーライじゃないですか」。
まさに生きる勇気を与えてくれるような言葉だった。

確かに、2,500円のCDを衝動バイした時の
ちょっと罪悪感さえおぼえるドキドキ感、
退路を断ったような覚悟、欲しいものを手に入れた喜び。
衝動バイは、そうしたスリルと興奮にあふれ、
生きていることを実感する行為であり、
生きてる証ともいえる行為であることを、
スミス西野氏は気づかせてくれた。

2,500円の衝動バイにこそ、
豊かな人生を送るヒントがつまっている。
そして、スミス氏も私も、その程度の金額で心がざわつくような
ちっちゃい人生を送っていることが、カモナベイベーである。

最後は、職場の同僚、中村NBRの名言である。
私の所属する係は、ある行事のために、
会議室をいくつか予約していた。
その行事の日程が、麻生総理のせいで、なかなか決まらないため、
どの日になってもいいように、複数の日に会議室を予約していた。

ところが、麻生総理が煮え切らないため、
会議室の予約を取り消さなければならない日が生じてきた。
会議室の予約は、職場のパソコンで誰でもできる。
もちろん、予約の取り消しも、誰でもできる。

私は、中村NBRと山下MSTに予約の取り消しを指示。
すると、中村NBRは、山下MSTに対して、
自分が取り消すか、山下MSTが取り消すのかを
確認するためにこう言った。

「キャンする?」

その言葉の響きの良さ、シンプルかつスマートながら
意外性を兼ね備えたその表現に、私は吹き出した。
予約の取り消し=キャンセルすることを、
「キャンする」と表現したのだ。

中村NBRが「キャンする?」と聞くと、
山下MSTは、「どっちがする?」と返答。
つまり、山下MSTは、「キャンする?」の意味をすぐに理解したのだ。

山下MSTの「どっちがする?」の逆質問に対して、
中村NBRは、こう答えた。

「ユーキャン」

中村NBRは、思いがけず「キャンする」がウケたため、
即座に「キャン」の応用をして、ウケを深めたかったところで、
生涯学習のユーキャンを持ち出し、
同時に、「キャンセルはあなたがしてください」の意味を込めたのだ。

これがまた、意外にウケたため、気を良くした中村NBRは、
「自分がキャンセルする場合は、アイキャンですね」などと、
得意そうに言い出す始末。

さらに、「キャンする」は、飲み会を断る際にも使える
という話になった時、中村NBRは、
「その時は、ユーキャン・イット・ベッケンバウアーですね」と

自信たっぷりに言った。
「別件があって飲み会をキャンセルする」の意味だが、
「ユーキャン・イット・ベッケンバウアー」では、
文法的に全く意味がわからない。

別件があることについて、
ベッケンバウアーという往年の名サッカー選手を持ち出すのは、
33~48歳世代の男には通用するオヤジダジャレとしても、
文法上、ベッケンバウアーだけが浮いている。
そして、自分が断るのに、なぜユーキャンなのか。
また、「イット」を入れたことが全くもって不可解である。


ただ、我々の周りでは、この2日間、
「キャンする」ブームが巻き起こっている。
「キャンする」を使いたくてたまらない状態になっている。
ところが、使う場面がほとんどない。

このままいくと、「キャンする」を使いたいがために、
飲み会をセッティングしてしまいそうである。
ただ、「キャンする」使用者が続出して、
結局、飲み会は行われないだろう。

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記





本当に「ベッケンバウアー」がわからず、ちんぷんかんぷんでした。

つけ麺。。。たくさん食べているんですね。
あ、別件ですが。
あ、さらに別件で、歌、お疲れ様でした☆

そして別件ですが、カラオケに二人で行ったりしたなぁと思って、一人想い出に浸っておりました。
【2008/10/11 17:10】 URL | yoshimi #-[ 編集]

yoshimiffyさん、コメントありがとう。

プライベート度の高いコメントに若干びびっています。

「ベッケンバウアー」は、40歳前後の男性に対して使うと、
「おっ、やるな」と思われるでしょう。
まあ私自身、この言葉は使わないし、
ベッケンバウアーの顔もよくわからず、
ベッケンバウアーと聞くと、どういうわけか、
サイモン&ガーファンクルの顔が思い浮かびます。
【2008/10/11 21:02】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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