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1日月曜日の夜は、
油そば(あぶらそば)をつまみに黒ビールを飲んで、
午後9時過ぎに帰宅したものの、
シャワーを浴び、一昨日が返却期限だった図書館から借りた本を
読んでいるうちに眠ってしまった。
テレビの電源も入れなかった。

そして今日(2日)、朝刊を見て驚いた。
「福田総理が退陣」という見出しが一面を占拠していた。
無責任極まりない。
サドンリ突然な仕事放棄である。
私たち労働者が、同じことをやったら、生活ができなくなるし、
周りにも迷惑をかける。
そう考えると、「総理」というポジションは、
日本の政治家のトップに君臨できる反面、
やめたくなれば、いつでもやめられるお気楽ポストに思えてくる。
事実、背負っているものの重さは、
総理よりも、国民一人ひとりの方がずっと上だろう。

私は、総理の最大の権力は、
衆議院の解散権と人事権だと思っていた。
これからは、自らの「辞任権」も加えなければならない。

福田もんすけの辞任劇は、
安倍晋三前総理に続く、サドンリ突然アゲインである。
世論は、ファンキーモンキー福田個人ばかりを非難するが、
嫌になったら、自分勝手にやめてしまう総理を
二人続けて選んだ自民党という政党が、
もっと責められて然るべきではないだろうか。
一日経ったら、世論もマスコミも、次の総理は誰?が
話題のメインで、自民党の責任はほとんど問わない。
だから、日本に政党政治が根づかないのだ。

福田猿夫氏の発言や行動は、
「他人事」のようだと批判を受けてきた。
と同時に、自民党も国民も、彼の辞任は他人事だろう。
多くの人は、福田フェイスはチンパンジーっぽいと感じても、
シンパシー(同情)は感じていないはずだ。
悲しいかな、猿ものは追わず、といったところだ。

彼は彼なりに力は尽くしただろう。
しかし、相変わらず政局運営は不安定で、
内輪からの批判も多く、内閣支持率もさっぱり。
とにかくもう、嫌になってしまったのだろう。
とにかくもう、国会や首相官邸には帰りたくない。
自分の存在が何なのかさえ、わからず震えていた72歳の夜。
昨日辞任しなければ、もしかしたら今週末に、
盗んだバイクで走り出していたかもしれない。

福田氏の、全体を見て流れを読む力や、
客観性やクールな強かさは、なかなかだと思う。
良くも悪くも舞い上がらず、いつも冷静だった。
総理就任の際、「はずれクジかもね」と言っていたように、
なりたくてなったんじゃない的なコメントをした。
メディアも、「つなぎ役」だとか、
「総理という座への執着が小さい」などと論じた。
確かにそういう意識はあっただろう。
そして、その意識の根本にあったのは、
「思い出づくり」だったように思う。

「総理になれるチャンスがきたし、思い出づくりにやってみようか」。
その程度の志だったのではないか。
そして、サミットのホスト国もできたし、
周りは「内閣改造をやれ」ってうるさいからやってやったし、
この後、どうせ選挙やっても議席は激減するし、
このまま続けても、なんにもいいことないな。
そんな気持ちだったように思える。
だから、本人に悔しさや残念な気持ちはあまりないのではないか。

サドンリ突然の辞任にあたり、
福田氏は党内関係者に、お詫びに歩いたらしい。
ただ、詫びつつも、本心は、
「総理のポストを空けたから、良かったでしょ」と、
愚痴っぽく言いたかったのではないか。

多くの国民にしても、
いつまでも福田氏が総理をやるとは考えていなかっただろう。
支持率も低迷が続いていた。
「福田さんじゃダメ。誰かいないの?」という感じではなかったか。
福田氏は、「国民目線の改革」を全面に打ち出してきた。
それは実現できなかった。
と感じていたが、
最後に、「辞任」という国民目線の改革をやってのけたようにも思う。
福ちゃん、お疲れさん。

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テーマ:政治家 - ジャンル:政治・経済



















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