ADMIN TITLE LIST
焦りや迷いの中で、何も行動に移せず、
「自分はいったい何をどうしたいのだろう?」と、
自分に問いかけ、情けない奴だと、滅入ることがある。

しかし、今週はそんなことはない。
なぜなら、巨人の二岡選手ほど情けない男ではないからだ。
二岡選手と山本モナのラブホテル騒動には驚いた。
というか、少し笑った。

二岡選手は、顔立ちのあっさりさも手伝って、
一般的にはクリーンなイメージだったのではないか。
なのに、妻子ある身で、執拗に山本モナを口説いたと。
また、モナの奔放さ、無防備さには呆れる。
テレビに頻繁に出演する人しての意識が低すぎる。
しかし、この一件を見ていて思うが、
山本ばかりが責められているような気がする。
何が真実かは永遠に明かされないだろうが、
なんとなく二岡に対して手ぬるいように思う。

というか、「山本」という姓と、「モナ」という名の雰囲気が違いすぎる。

例えば、伊藤モナ、中山モナ、だと、なんとなくしっくりくるが、
「モナ」に「山本」は、今更ながらミスマッチも甚だしい気がする。
「セルジオ」と「越後」の組み合わせに匹敵する違和感がある。

さて、今回はCDレヴューである。
今年は、聴ける作品との出会いが多く、嬉しい限りだ。
なお、記事の最後は、CDレヴューとは異なる話になっているので、
CDレヴューに興味がない方も読んでいただければ
サンキュー・ソー・マッチです。

それでは、早速ではあますが、どうぞ。

■エイミー・ワインハウス/Back To Black
 
back to black 
 昨年、イギリスで大ヒットしたアルバム。

 サウンドは、完全なオールド・ソウル。とにかく古くさい。
 その古さが逆に新しいということもない。ただただ古くさい。
 まさに、オールド・ソウルの教科書のような作品である。

 教科書と称しただけあって、基本がしっかりしている。
 そのため、全編にわたって安定感と安心感がある。
 そのせいか、聴いていると、聴いていることを忘れるくらい馴染む。
 そして、和む(なごむ)。
 一瞬、発売元はナゴム・レコードではないかと錯覚するほどだ。

 ボーカルもいい。彼女は24歳にもかかわらず、
 ベテラン然とした貫禄がある。
 それでいて、声も歌い方も個性が強く刺激的。
 それが、サウンドの古さと相俟って、
 バランス良く魅力的な作品に仕上がっている。
 彼女のボーカルでなければ、
 60代ソウルのコピーのような作品にすぎないだろう。

 飽きずに毎日聴けるアルバムである。
 特に、夜に車を走らせている時や、
 落ち着いた飲み屋で流れていたら最高だろう。
 もし昨年聴いていたら、
 「2007アルバム・オブ・ザ・イア」のトップ10入りは確実だった。

■スカウティング・フォー・ガールズ/SCOUTING FOR GIRLS
 scouting for girls
 イギリスの若手3人組のファースト・アルバム。

 ピアノが前面に出たサウンドで、
 ベン・フォールズ・ファイブの影響がもろに出ている。
 噛みごたえには、やや欠けるが、
 80年代に、ロック・バンドがポップ・サウンドに移行したような
 雰囲気があり、ライト感覚満載で聴き心地はいい。

 このアルバムをバイ(購入)したのは、ロック知人のスミス西野氏。
 彼は、「3回くらい聴いてから、全然聴いてないですね」と、
 このアルバムを既に評価の対象から除外したともとれるコメントを
 私に寄せたが、なかなかどうして、
 ザ・ジャムやザ・ポリスのポップな部分にも通じるような肌触りがあり、
 休日の午後のサウンドとしては、うってつけだと思う。
 スミス氏は、このアルバムをバイしたことを誇りに思うべきだ。

 1曲目の「KEEP ON WALKING」は特に素敵な曲だ。
 思春期サウンドとでも言いたくなるような、
 甘く苦い切なさを呼び起こす曲で、
 なかでもギター・ソロ部分は、自転車で海岸線の坂道を、
 「ワァー!」と絶叫しながら全速力で下った高校2年の
 夏休みの夜を思い出させる。

 そう、このアルバムには、私にとっての郷愁が宿っているように思う。

■コールドプレイ/VIVA LA VIDA
 viva la vida
 続いては、私の選ぶ「2005アルバム・オブ・ザ・イア」で、

 ナンバー1を獲得したコールドプレイの3年ぶりの新作。
 ジャケ買いは絶対にできないようなデザインに不安を感じたものの、
 中身は別物と考え、大きな期待を持ってバイした。
 それから3週間になるが、
 未だにこのアルバムの輪郭をつかめないでいる。
 さらに、未だにアルバムタイトルは、どう読むのかわからない。

 正直、コールドプレイさんが、
 このアルバムで何をしたかったのかがわからない。
 U2みたいな曲あり、オアシスみたいな曲あり、
 レディオヘッドのようなアレンジあり、
 ストロークスのようなギターフレーズありで、
 そればかりが気になり、
 私はコールドプレイらしさを見つけられていない。
 メランコリックな美しいメロディは随所にあり、
 特に2~4曲目は圧巻だが、
 それ以降は、熱い部分は空回りで、静かな部分は間延びし、
 ちょっと退屈な感じさえしてしまう。
 また、コールドプレイの変化は感じるが、新しさがない。

 ただ、2005年にナンバー1を獲得した時も、
 最初はさほど良いとは思わなかったが、
 2か月近く経ってから、突如、素晴らしさを感じた。
 これから良さを感じてくるのかもしれない。
 それと、このアルバムは、通して聴くと飽きてしまう。
 むしろ、FMレディオなどで思いがけず流れてくると、
 「あれっ?いい曲だなぁ」と、良さを感じるかもしれない。

■スーパーフライ/SUPERFLY
 superfly
 今年5月にリリースされた、日本の若手ロック・ユニットの

 ファースト・アルバム。
 とある知人から春先に、「スーパーフライ、きっと好きだと思うよ」と
 言われたことがあったため、ずっと気になっていた。

 一回聴いただけで、すごくいいなと思った。
 私の感覚には一発でピタっとくるサウンドでありメロディだった。
 ラブ・サイケデリコと比較されやすいサウンドだが、
 ラブ・サイケデリコをハードに、かつポップにしたような印象。
 アルバムの前半はロックだが、後半は良質ポップである。

 最初の3曲は特に素晴らしく、嫉妬や敗北まで感じてしまう。
 なぜなら、私のやりたいことを完璧にやられているからだ。
 また、7曲目の「バンクーバー」という曲は、
 私のイメージ中にはあるものの、なかなか作れないタイプの曲であり、
 悔しい気持ちになってしまった。

 この作品も全体として新しさはない。
 しかし、古き良きロック・フレーズと安定したボーカルが、
 真冬の露天風呂のように、じわっとハートを包んでいく。
 このボーカルの女性は歌唱は、
 パワーとしなやかさを兼ね備えていて非常に良い。
 伸びやかな強さの中に丸みと暖かさがある。
 極端に言えば、アルバム後半の、ありがちポップな曲も、
 この人が唄っているから、いい曲と思えるのだろうと思う。
 特に12曲目の「LastLoveSong」は、 ちょっと泣けそうなほどに良い。
 この人は、きっとジャズを唄っても相当上手いだろうし、
 「未来予想図Ⅱ」を唄わせたら、吉田美和の次に上手いだろう。

以上、今日は4枚のアルバムを紹介した。
いずれも、いい意味での古くささのあるアルバムだった。
(コールドプレイは古くさいのではなく、新しさがないのだが)
次回のCDレヴューは、プライマル・スクリーム、
ポール・ウェラー、ベックなど、今年の有力どころが登場するだろう。

さて、14日に発表された忌野清志郎氏のがん転移
のニュースには驚いた。
と同時に、非常に気の毒で辛い話である。
8月にライジング・サンで石狩に来るのをとても楽しみにしていた。
それが見られなくなったのは残念だが、
そんな私の残念さなど、どうでもいい。
清志郎さんの回復を願うだけだ。

清志郎さんは、ライブをしてようが、入院してようが、
私にとって、ロック・ミー・ベイベーな存在には変わりない。
どれだけ時間がかかってもいい。
清志郎さんが、またステージに立つところを見たい。
たとえ唄わなくてもいい。
またステージに戻ってきたところを見たい。
それが、私の夢のひとつだ。
清志郎さんが14日発表したコメントの最後の部分、
「すぐに帰ってくるから応援してくれ!もう一度言おう、夢を忘れずに」。
どんな状況に置かれても、清志郎さんは大切なことを気づかせてくれる。
スポンサーサイト

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 トゥナイト今夜もRock Me Baby, All rights reserved.