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本日の記事は、クグエ@スカイウォーカーが選ぶ
「スープカレー・アワード 2007-2008」。


私はスープカレーが大好きである。
このブログにおいては、
これまでスープカレーについて、ほとんど触れてこなかったが、
ラーメンより、そばより、断然スープカレーが好きである。
現在のプライベートでの外食(居酒屋を除く)は、
スープカレー5、ラーメン3、その他2、くらいの割合だろう。
平成12~15年頃は、8割がスープカレーだったといってもいい。
それほどまでにアイ・ライクである。

ブログで、スープカレーネタがあまりなかったのは、
ある時期に大特集をやろうと、データをあたためていたからだ。
しかし、データがたまり過ぎて、整理するのが面倒になり、
のびのびになってしまった。
当初は3月下旬にやろうと思っていた企画である。
完全に自惚れボーイになっていた。

ラーメンの場合、頭の中の「行きたいラーメン屋リスト」から
チョイスして行くものの、半分超の店は物足りなさがある。
人それぞれ好みはあるが、
このブログで紹介したラーメン屋は、
誰に薦めてもオッケイ・オーライな店だけである。
つまり、逆にいまいちだった半分超の店は、
ここに紹介されることなく終わる。


ところが、スープカレーにおける失敗は3割程度である。
満足率というか、納得率がラーメンに比べて高い。
そのため、紹介したい店がたくさんある。
よって、今日を含めて3回に分けて紹介したい。

さて、「スープカレー・アワード 2007-2008」。
今日は、グランプリ1店と準グランプリ5店を発表する。
選出のポイントは次の2点。
①2007年10月から2008年6月に実食したものに限る。
 なぜ、2007年10月からかというと、それ以前は、
 食べに行っても、カレーの写真を撮っていなかったから。
②カレーの味のほか、雰囲気、対応も、それなりに重視。

では、どうぞ。


【グランプリ】

■サボイ(札幌市中央区南16条西5丁目)
サボイ/カレー

 全くの迷いはなく、サボイが私のナンバー1。

 この6、7年はずっと、サボイがナンバー1である。
 渋めの深いコクに、ドライで香ばしい香り。
 がんがんスパイスが利いているのに、
 不思議な和風テイストも感じるダシ。
 見た目の本格度も著しく高い。そして気高い。
 この気高さは、他の店にはない。
 どうしてこんな素晴らしいスープが作れるのだろう。
  
 ここでオーダーするのは、9割方「やさい」。
 そして辛さは最上位の5番にする。
 間違いなく、辛くするほど美味しくなるカレーである。
 野菜も全て美味しい。特にナスビの炒め加減が絶品。
 ジャガイモも、他店より間違いなく美味しい。
 そして嬉しいのが、スープも具も量が多いこと。
 ただ、一般女性には多すぎると思う。
 しかし女性客は多い。 
 また、評価したいのが、味が安定していること。
  最初に美味しいと感じた時と、いい意味で今も同じ味である。

 さらに、相性の問題だが、

 店の人の、「穏やかクール」な対応が非常にいい。
 それでいてアットホームな感じがして居心地がいい。

 私は、「穏やかクール」、「生真面目ユーモラス」、あるいは、
 「恐縮テンダネス」タイプの店員だと心を開く。
 
 強いて弱点を言えば、混んでいると結構待たされることと、
 甘みやまろやかさ重視の方は、
 この渋め大人テイストをどう感じるかだろう。

  サボイ/店

【準グランプリ】
一灯庵(札幌市中央区南5条西13丁目)
 一灯庵/カレー

 「いっとうあん」と読む。

 古くからある店である。
 サラサラスープの優しい味で、具にしても強烈さはないが、
 一灯庵にしかないオリジナリティあふれる味がする。
 簡単にいえば和風テイストなのだが、
 東南エイジア系スパイスと見事に融合している。
 
 辛さは、テーブルにある青ナンバンにより自分で調節するが、

 これを入れるほど旨みとオリジナリティが増す。
 芸術と呼ばれるものは、最終的には、
 オリジナリティとパーソナリティで決まることを
 勝手に学んでしまう味である。
 
 難点は、スープの種類が多すぎて、
 過去にどれを食べて、どれを食べていないかわからなくなること。
 それと、本店(北5西13)の場所が非常にわかりにくいこと。
 何回行っても、見つけるのに苦労する。
 また、気のせいかもしれないが、
  本店より、SEIBUの地下1階にある支店の方が美味しく感じる。

  一灯庵/店

マジックスパイス(札幌市白石区本郷通8丁目)
 マジックスパイス/カレー

 今や全国的にも有名なマジックスパイス。

 4、5年前に店を改造して席を増やしたり、東京に支店を出したり、
 レトルト・スープカレーの先駆けとなったりしている中、
 「マジスパの味、落ちてない?」的な意見を、
 この何年か、スープカレー知人からよく聞く。
 確かに、10年前より、なんとなくスープの味が大雑把になった、
 というか、インスタントっぽくなったようにも感じるが、
 それでも、トップクラスの美味しさだと思う。
 
 超サラサラスープで、濃い味でもないのに、旨みが凝縮されている。
 あの辛さの中にある「甘み」は、どのようにして引き出されるのだろう。
 具は小さく切られているが、その種類の多さに楽しくなる。
 楽しさのあまり夢中で食べてしまい、
 さらには店の異常なエスニックさも相まって、
 食という名の旅に出ているような感覚になる。
 また、店員が店員同士で話す時、マジスパ語とでもいうべき不思議な
 言語を使っている。
 その点も含めて、トリップ度が最も高いカレー店である。

 
 私が決まって注文するのは「チキン」。
 辛さは、上から2つ目の「天空」。
 辛さが一番上の「虚空」も食べられるが、
 翌日の胃腸に影響が出る確率が高いため、
 上から2つ目にとどめている。
 マジスパのカレーも辛さが増すほど美味しい。
 特にマジスパは、それが顕著に表れる。
 念のため申し上げると、私は辛さにはかなり強い方である。
 クグエ基準で辛さを選ぶとひどいことになる可能性がある。
 
 かつては、30分待ちは当たり前だったが、
 今は2階席ができ、駐車場も増えたため、待つことはあまりない。
 ただ、店内が薄暗いため、
 カレーの写真がきちんと撮れないのが難点。

  マジックスパイス/店

木多郎札幌市南区澄川6条4丁目)
 木多郎/カレー

 上記の3店のスープは、サラサラ系である。

 木多郎のカレーは、それに比べ、少しだけとろみがある。
 絶妙なまろやかさの中に、見事なコクとキレがあり、
 見た目も含めて、とにかく、しっかりとしたカレーである。
 その「しっかりさ」に、これまで幾度となく感動してきた。

 スープカレーを知らない人に、最初に食べてもらうカレーを
 選ぶとしたら、迷わず木多郎のカレーを薦める。
 それほどベーシックであり、これこそクラシックである。
 まさに「THIS IS  スープカレー」な逸品である。

 結構スープカレーを食べている私でも、
 「何食べようか?」とか、「スープカレー食べたいけど、どこのにする?」
 という時、木多郎をチョイスしたら、まず失敗はない。
 「やっぱり美味しいよね。やっぱ好きやねん」と、
 確実に、やしきたかじん的満足を得られる。

 
 木多郎に関しては、10年前よりコクが増したというか、
 旨みテイストが強くなり、美味しくなっているような気がする。
 以前より、ほんの少しトマト味が抑えられた気がして、
 私はその変化をラッキーと捉えている。
 なお、澄川の本店は、スープが売り切れなのかよくわからないが、
 午後の早い時間には閉店してしまう。
 そのため、行ったら閉まっていた確率が高い。

 したがって、SEIBUの地下1階で食べる方が確実。
  リクエストとしては、もう少しスープの量がほしい。

  木多郎/店

マグマ札幌市中央区南16条西9
丁目)

 マグマ/カレー

 上記4店は、超有名店ばかり。

 この「マグマ」は、スープカレー好きの間では有名だが、
 一般的に知名度は高くはないだろう。

 スープの味は、サボイとスリランカ狂我国を
 足して2で割ったような印象。
 コクもまろやかさもあり、手堅くまとまっている。
 ただ、味も見た目も、ちょっと雑で、本格度と安定感にやや欠ける。
 味だけで言えば、上記4店よりは2ランクくらい落ちる。
 スープだけなら1ランク下でいいが、
 残念ながら、ごはんが安っぽく元気がないため、2ランクダウンである。

 それでも、マグマは迷わず準グランプリに選んだ。なぜか。
 店の男性(30代後半か?)の雰囲気が非常にいい。
 はきはきと、きちっとしていながら、どこかユーモラス。
 まさに、これぞ「生真面目ユーモラス」たる対応をする。
 
 正直、準グランプリに入れるか最後まで迷った「メディスンマン」、
 「ラ・マイ」、「lavi」などの店の方が完全に美味しい
 しかし、マグマは、雰囲気と対応の良さで、これらの店を退けた。
 
 初めてマグマに行った時、辛さの程度がわからないので、
 店員の男性の話を聞きながら、ちょっと強気な辛さで注文した。
 それは思った以上に辛かった。
 食べている途中で店員の男性がきて、
 「辛さ、どうでした?」と聞いてきた。
 「思ったより辛かったです」と答えると、
 「そうですか。ありがとうございます!」と、
 はきはきとした口調で返ってきた。
 「そこ、ありがとうございますって使うとこか?」という不思議さが、
 私の琴線に触れた。

 
 
支払いで私の金銭に触れるときの対応も、
 感謝と楽しさがにじみ出ており、

 その段階で、「また来よう」と決意した。
 他の客とのさりげない会話も、いい距離感で、
 べたべたせず、誠実に話す姿勢を評価したい。

 店は、仲通りにさりげなくあるため、見落としやすいので注意。
 また、店内に窓がなく、天井も低く、
 なんとなく隠れ家っぽい雰囲気である。
 ぜひ、この店員の対応に触れてみていただきたい。
 なお、意外と混んでます。

  マグマ/店

■ポルコ(札幌市東区北14条東1丁目)
 
 ポルコ/カレー

 ポルコも、一般的な知名度はあまり高くないだろう。

 このスープは、サボイの味に非常に似ている。
 事実、美味しい。
 具も、それぞれに工夫があって美味しい。
 特にチキンは、サボイよりも好みである。
 問題は、スープが口から喉に達する時に訪れる奥深さ、
 というか、余韻が足りないこと。

 また、見た目も、どことなく洗練されていない。
 ただ、いい意味でのチープ感だと、私は好意的に捉えている。

 そして、ポルコのカレーの最大の良さは、スープの量が多いこと。
 ごはんの量とのバランスを気にせず、心おきなく食べられる。
 また、具の量も多く、ライスの大盛りも無料。
 満腹度はトップクラス。
 さらに、注文からカレーができるまでが早い。これも重要。
 奥芝商店(山鼻にある人気のスープカレー店)は、
 ポルコを少し見習ってほしい。

 弱点は、辛さが足りないと、スープの味が薄く感じること。
 自分の限界ぎりぎりのベスト辛さを発見すると、
 神がかり的に美味しくなる。
 
私の場合は辛さ14番がベスト。
 
 店内は雑貨屋っぽい雰囲気で、
 この店が妙に落ち着く人と、全く落ち着かない人に、
 はっきり分かれると思う。
 私にとっては、余計な気を使わなくてもいい感じがして、
 全く気にならない。
 この点と、カレーの見た目のチープ感のせいなのか、
 ポルコでは、女性同士で来店している客を見たことがない。

 なお、ここの店主は50代かと思われ、朗らかさは皆無だが、
 生真面目シャイ・ボーイな雰囲気がにじみ出ていて、
 なんとなく応援したくなるキャラである。
 お手軽、お気軽、それでいて味は見た目以上にしっかりしている
 ということで、結構穴場の店だと思う。 
 

  ポルコ/店
 

以上、本日は長々とスープカレー情報だけである。
ホームページを持っている店は、店名部分をクリックすると、
リンクできるようにしたので詳細はそちらでご確認を。

次回のスープカレー特集は、惜しくも準グランプリ届かずの店を

何軒か紹介します。

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テーマ:スープカレー - ジャンル:グルメ





今日サボイ行きました!空いてました超昼時でしたが。
カレーいいですよね。カレーは薬ですね。
【2008/07/11 15:01】 URL | マキシ #-[ 編集]

そう、カレーは薬である一面はありますね。
サボイは、いつでも満足できる味です。

スープカレー店は、有名店が支店を出したり、新しい店が増えたりで、
3、4年前に比べて、全体的に混み具合は緩和されているように思います。
スープカレーについての道民の定着度はまだまだでしょう。
これだけ有名になっても、一部のカレー好きが
色々な店に行って支えているのが現状でしょう。
子供と高齢者に不向きなのも影響してますね。
【2008/07/13 09:23】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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