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5月10日、札幌スピリチュアル・ラウンジでのライブは
無事終了した。
まずは、見に来てくださった方々、
見に来られないまでも、「いいライブを!」と
連絡をくださった方々に
感謝したい。
どうもありがとうございました。

ライブ前は不安だらけだった。
ライブの前々日の8日は、仕事が一段落し、夜は飲み会だった。
ライブが間近ということもあり、
1次会で帰宅し、身体を休めるつもりが、
日付をまたぐ時刻にまで及び、
さらには、カラオケにまで行ってしまった。

手羽家・手羽先 手羽家・イカ刺し
↑手羽家の手羽先とイカ刺し。これ以上美味しい手羽先を私は知らない。

手羽家(中央区南1西5)の手羽先とイカ刺しの美味しさに
思いのほか、いも焼酎が進み、しかもロックで飲み通した。
その後のカラオケでは、
職場の同僚、中村NBRと山下MSTの爆発ぶりに引っ張られ、
必要以上に声を張り上げた。

しかし、盛りあがりつつも、みんな疲れていたせいか、
部屋の使用時間を30分程度残してカラオケは終了。
それが、0時15分頃だった。
「地下鉄で帰れる人は、この辺りで帰るか?」と
話になったのが30分前。
それだけに、「何でこのタイミングで終わるのよ?」と疑問を
なげかずには
いられない非常に中途半端な時刻での終了だった。
私は、3月下旬なみの寒さの中を1時間歩いて帰った。

↓カラオケボックスでの山下MST(左)と中村NBR(右)。二人ともソファに上がっている。
  山下MSTの唄いっぷりが少しカッコ良く見える。唄っていない中村NBRは何をしているのだろう。
080508カラオケ1 080508カラオケ2

翌日、つまり、ライブの前日の9日は、
普通に仕事をした後、夜8時からスタジオミルクで最後のリハ。
私はこれまで、酒を飲んだり、カラオケをやったりして、
喉が多少ガラガラになることはあっても、
翌日の唄には影響しなかった。
唄うとなれば、喉が開いた感じがして、声が出せた。

しかし、リハを始めて1時間くらいしてから、
何かが喉にひっかかる感じがして、
声が思うように出なくなってきた。
そして疲れていた。
喉を痛めないようにとセーブして唄い、
それと同時に眠たくなってきた。
「これは、早く帰って、休んだ方がいい」と思い、
スタジオの使用時間を30分程度残して終了。
家に帰ってから夕食を食べ、疲れたなぁと横になったら、
そのまま眠ってしまった。

そして、ライブ当日の朝。
声を出してみると、荒れている感じがあり不安になった。
さらに不安だったのが、非常に寒気を感じていたことだった。
ライブ会場入りするまでの間、家で、ほとんど横になって過ごした。

喉の調子が悪く、寒気がするにもかかわらず、
私はなぜか、自転車でライブ会場へ向かった。
単純に、地下鉄で行くより、自転車の方が楽だと思ったからだ。
それにしても、42歳にして、ギターを背負って、
自転車でライブに行くのは、いささか侘びしい気もした。
しかし、そんな侘びしさが、クグエロックの根源でもある。

とはいえ、10日の札幌の最高気温は9.4度。
自転車でライブ会場に向かっている時、
あまりの寒さに引き返そうかと思ったくらいだ。
しかし、一旦走り出したら戻りたくないと思う。
そんな不器用さも、クグエロックに宿っている。

ライブ会場に着いてすぐ、リハになった。
リハは30分の時間を与えられていた。
ステージに上がり、照明を浴びても寒気は治まらなかった。

声の具合を確かめながら、1曲唄った。
ところが、高音域の部分が細い声になり、しかも伸ばせない。
全く厚みのある声が出せない。
急激に不安になり、曲の途中で打ち切った。
もう1曲唄った。
やはり、喉に何かがつっかえている感じで、声に厚みがない。
これ以上唄っても、悪くなるだけだと思い、
リハは2曲を途中まで歌っただけの10分間で終了した。

3,000円のチケットを買ってもらい、
忙しい時間をぬって来る人や、別の町から来る人もいる。
私は、それに応えられるだけのことをできるのか。
不安とともに、緊張も増した。

この時点で、ライブ開始までは2時間半程度の時間があった。
喉の不調と寒気による不安から、
暖かいところで、身体を休めることにしようと思った。
しかし、一旦家に帰るには手間と時間がかかる、
かといって、この街の真ん中で、ゆっくり休める場所もない。
そこで私は、歩いて10分のところにある
自らの職場で待機することにした。

休日の職場は寒かった。
職場に仕事で来たわけでもないので、
電気を使っちゃいけないだろうと思い、
照明もつけず、目を閉じて、ただじっと座っていた。
そのうち眠ってしまった。
1時間半ほど経ち、寒気がして目が覚めた。
声を出してみたが、相変わらず何かが引っかかる感じがあった。

会場に戻った。
最初のバンドのライブが始まった。
私はその次である。
最初のバンドのライブを見ているうちに、
不安も緊張も消えている自分に気づいた。
どんどん「無」に近づいた。
妙に落ち着いていった。

自分の出番がきた。
ステージに上がっても、「無」の状態だった。
どういう感じでライブを進めるか、何を喋るかなど、
一切「無」の状態だった。

「こんばんは、クグエと申します。
 東区から来ました。
 最後までよろしくお付き合い願います」と言って
ライブはスタートした。

080510ライブ1

演奏した曲は、次のとおり。
1 見慣れた街を抜け出して
2 破れた傘が捨てられない
3 君はもういないのさ
4 壊れたままの砂時計
5 心配いらないぜ

お客さんの多くは、KENZI氏を見に来た方だったが、
誠実にやれば大丈夫だろうと、
その点での気負いみたいなものは全くなかったため、
いつも通りの雰囲気で喋り、そして唄った。

ライブが始まっても「無」の状態だった。
寒気は消え、かといって暑くもなく、
緊張も不安もなく、脳に反応するままに唄い、喋った。
いい意味で、余計なことを考えず、
スタジオで練習していた程度にはできた。
良いところも足りないところも、私の実力がそのまま出たと思う。
だから私は満足だった。

今回は、「この曲は、こういう内容の歌詞なんだ」と、
曲の説明を多くした。
ほかに喋ったことは、
今日は自転車でこの会場に来た。
その点で、20代前半の頃と何も変わっていないこと。
このライブの主催であるスタジオミルクとの関わり。
ブログをやっていること。
そのブログは辺見えみりのブログよりは確実に面白いこと。
しかし、辺見えみりのブログは見たことがないこと。
辺見えみりが、前の旦那と離婚した直後に食事をともにする、
その感覚がわからないこと。
その感覚を仮に理解したとしても、
それをブログに載せる神経がわからないこと。
だから、私と辺見はうまくやっていけないであろうこと。
などである。
ほかにもあったが、覚えていない。

080510KENZI
↑KENZI氏。プロは違うなと感じた。とにかく楽しそうにやっていたのが良かった。

この日のライブのメインであるKENZI氏も素晴らしかった。
とてもリラックスした雰囲気で、気持ち良さそうに唄っていた。
何が素晴らしいかという細かいことではなく、
これで食ってきた人は違うなと思わせるパフォーマンスだった。
また、歌声、水分のとり方、体型などから、
かなり節制した生活をしていることも感じた。

KENZI氏のライブは、後半に進むにつれて盛り上がった。
40前後の男達が女達が、一緒に唄っていた。
特に、アンコールでやった「LEOSTAR8」は圧巻だった。
ステージの上のKENZI氏も、ステージの下のオーディエンスも、
どちらも楽しそうだった。
皆それぞれに自由に、心から盛りあがっていた。
お互いがこの日を楽しみにしていたんだなと思わせる、
とても暖かいライブだった。

080510ライブ3

私も、「無」で臨めたせいで逆に曲に集中でき、
曲の中にある虚しさを、悔しさを、寂しさを、小さな希望を、
全てマイクロフォンに注ぎ込めた。
新しいギターの音も心地よかった。
このギターにして良かったと、ライブ中にも感じた。

スピリチュアル・ラウンジの新保氏からは、
「これからは、新曲でいった方がいい」。
深川市から見に来た青年からは、
「17年ぶりにクグエさんを見たが、
 やっぱりクグエさんらしい曲だった」。
心の師であるAR氏からは「3曲目が良かった」。
一目置いている後輩「ちゃん森」からは「4曲目が良かった」。
このような暖かい言葉をいただき、大変嬉しく思う。
また、この日のライブの機会を与えたくださったスタジオミルクに、
大変感謝している。
そして、見に来てくださった方々、
激励メール等をくださった方々、ほんとにどうもありがとう。

ライブ前の寒気は、今思えば、
プレッシャーからくるものだったのだろう。
このライブのために、8年ぶりに真剣に曲を作り始め、
しかし、歌詞が作れず、イメージどおりギターが弾けず、
不安だらけだった。
また、閉塞感と虚無感に苦しみ、
うまくいかないことを嘆いていた。

そんな私でありながら、私の音楽活動を囲む人々は暖かく、
この新しい曲達を、もっといいものにすべく、
活動をしていきたいと思ったし、そのエネルギーをもらった。
そして、新しい曲を聴いてほしい人がいる。
私の音楽活動の道は、まだまだ続いている。
それはとても幸せなことだと思う。
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クグエさん
先日はお疲れ様でした
そして良いライブを見せていただいて
ありがとうございました。
ブログに書いていただいた深川市の青年です(笑)
話しかけておきながら
名前を名乗ってなくて、すいませんでした、
私、稲元と申します。
「君をがっかりさせたくない」の中の
「君をがっかりさせたくない、だから汗かいて生きよう」
この歌詞には今までつらい時に何度も助けられました、
遅ればせながら、今まで助けていただいて
ありがとうございました。
また、ライブでの新曲も心にきました。
また、機会がありましたらライブ見に行きます
良い曲聞かせてください。
それでは、また遊びに来ます!!


【2008/05/11 23:06】 URL | 稲元 #-[ 編集]

ライブお疲れ様でした。
今回は、自分の青春時代のカリスマであるKENZI氏とクグエ氏がステージを飾るということで、かなりのソワソワ感で会場に足を運びました。
期待どおり、非常にすばらしいステージで感激しました。
特に「詞」が重厚で、ストレートなクグエロックを体感しました。
KENZI氏のステージパフォーマンスにはやはり、凄みを感じましたネ。やっぱりこれが「ロープー」なんだなって。
あと、元THEPOGOで、つい先日までラフィンノーズのギターだった春日氏の参戦も涙もんでした。
また、すばらしい曲をよろしくです。
【2008/05/12 01:48】 URL | 爆竹BOY #t00/4pl2[ 編集]

稲元さん、どうもありがとう。
「がっかりさせたくない」は、
ローゼンフェルン時代にリリースしていない曲、
つまり、ライブでしかやっていない曲です。
それだけに、とても嬉しいです。

今思いましたが、今回やった新曲は、
ローゼンフェルン時代にリリースされなかった曲、
「がっかりさせたくない」、「手に負えないぜ」、
「夏が終わっていくよ」、「ALL MY LIFE」あたりの雰囲気ですね。

私は、新しい曲と言いつつ、
実は忘れ物や見落としたものを取り戻すような曲を
書いているのかもしれません。
また見に来てください。

爆竹ボーイさん、どうもありがとう。
KENZI氏本人の凄みもありましたが、
KENZIファンの自然発生的な盛り上がりも素晴らしかった。
台本があるかのような盛り上がりを見せる昨今のロックライブにはない
盛り上がりに感動しました。
爆竹ボーイさんもまた、ROCK ME BABYの一人です。
【2008/05/13 23:20】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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