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3月後半は、送別会的飲み行為が続いた。
それなりの人数による団体での飲み行為は、
ほとんどがコース料理、かつ個室である。
料金的なお得感はある。
しかし、「これは美味しい!」と感激することは少なく、
「あれは美味しかったなぁ」と後で振り返ることもない。
店の名前すら覚えていないことが多い。
お得感では動かない男・クグエ氏にとっては、いささか寂しい。

ちょっとした高級感を演出するためか、間接照明である店も多い。
落ち着いた雰囲気で楽しい時間を、ということだろう。
その間接照明が逆に落ち着かない。
高級感では動かない男・クグエ氏にとっては、いささか残念である。

こうした飲み行為が続き、内臓も財布も打撃を受けた。
だから、あえて、送別会ではない飲み行為をしたくなる。
どういうわけか、内臓も財布も、さらにいじめてみたくなる。
私の中のM性が目を覚ますのだ。

というわけで、28日金曜日、
北24条西3丁目の「鳥一」(とりいち)へ行った。
豚串とつくねが絶品の店である。
平成14,15年頃には何度か行ったが、
その後、留萌に転勤し、すっかりご無沙汰になっていた。
昨年、札幌に戻り、この1年の間に2度訪問したが、
2度とも満席で、入口でグッバイするしかなかった。

鳥一・店

「鳥一」は、午後5時30分に開店、午後9時閉店である。

午後6時を少しまわると満席になっている。
終業時刻に職場を出て、すぐに地下鉄ライダーにならなければ
間に合わない時刻である。

今回は間に合った。
午後5時57分頃に店に着いたが、カウンターが5席空いていただけ。
ぎりぎりだった。
そして席に着く。
平成16年3月以来の「鳥一着席」である。

豚串、鳥串、つくねを注文した。
鳥一の串モノは大きいため、この程度の注文で十分である。
注文した時に「塩とタレ、どっちにします?」と聞かれた。
普段のクセで、反射的に「塩で」と答えた。
しかし、何か違和感があった。
鳥一という焼鳥屋の、この雰囲気の中で、
「塩で」と注文したことがあっただろうか。
その違和感が現実的なものとなったのは、
我々よりも先に注文していた客へ出された串が、
ことこどく「タレ」だった時だ。

少し悔やんだものの、そのうち、念願の豚串がやってきた。
「ヒア・カムズ・ザ・鳥一の豚串」の瞬間だった。
見た目だけでエキサイトした。
とにかくデカい。
1本で普通の豚串の4本分くらいはあるのではないか。
豚串というより、厚みもあるため、ステーキのようである。
「塩かタレか」という、小さなわだかまりは一瞬にして吹き飛んだ。
おそらく、暫定税率を延長か廃止かも、
この豚串を目の当たりにしたら、どっちでも良くなるのではないか。

↓豚串2本350円。このボリュームと味なら安過ぎ。
鳥一・豚串

一口食べる。
「いやぁ~、美味しい…」。それ以上、言葉を失った。
美味しすぎるがゆえに、首をかしげてしまった。
美味しすぎるがゆえに、ため息をついて、うなだれてしまった。
言葉を失い、首をかしげ、ため息。
不思議なことに、ひどくまずかった時の反応とほぼ同じである。

とにかく美味しい。
これまでの人生において食べた豚串の中でダントツの1位。
豚肉の命は脂だということを思い知る。
目に脂は見えているが、口の中では脂の食感がない。
脂の旨みだけが広がる。
豚肉自体も臭みがなく、やわらかい、最高の状態である。
そして、この豚串の良さがわかる女は、いい女だとさえ思う。

鳥一・つくね 鳥一・鳥串

つくねも、かなり美味しい。
やや薄味だが、噛めば噛むほど、肉のいい甘みが出てくる素朴な味。
他のどの店にもない味で、これもまた貴重度が高い。
鳥串も、もちろん美味しい。
その辺の鳥串とは比べものにならない。
ところが、豚串が美味しすぎるがゆえに、かすんでしまう。

なお、どの串も大ぶりなため、この他に注文したのは、レバ刺しのみ。
そのレバ刺しも、630円ですごい量が出てくる。
先週行った琴似「ふる里」のレバ刺しと同じくらいの値段で、
3倍くらいの量がある。
そして、困ったことに、これもまた美味い。

この店のおじさんとおばさん、相変わらず愛想が良くなかった。
愛想の悪い店は嫌いである。
ついでに言うと、
見た目エグザイルみたいな奴がやってる店も嫌いである。
ただ、不思議と、愛想は悪いが許せる場合もある。
鳥一も許せる店のひとつである。
それはどういう場合か、うまく説明できないが、
反応がきちんとあることと、食べ物が丁寧なことかもしれない。

「鳥一」は、開店してから結構長い年月だろう。
しかし、情報誌のようなものには一切出ない。
そのせいか、一般的な知名度は低い。
そんなところも好感をもってしまう。
「お通し」がないところもいい。
この焼き鳥を食べたくて、早い時間から、
遠くから近くから、根強いファンが連日訪れ、常に満席。
素晴らしい店である。

とにかく全ての肉が美味い。
おそらく、鳥一の方は、野球、特にバッティングが得意だろう。
どうしてかって。
ミートがうまいからです。
クグ丸です。
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テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ





札幌で人生最高のつくねを食べた焼き鳥屋さんはアッ!という間に閉店してしまいました。どうも、Tピオカ鈴木です。ツナギの小麦粉を入れないのが良かったです。間接証明を多用する店は味に自信が無いのでしょうか。そうゆう店に限って店内に段差があったりしちゃったりして!広川太一郎氏のご冥福を祈りたいと思います。
クグエ酸っぱいウォーターさんはベースボールキャップ店員のラーメン屋・焼き肉屋や居酒屋をいかが思いでしょうか。
【2008/04/01 00:58】 URL | Tピオカ鈴木 #GDlaLJb2[ 編集]

確かに、TRFにはダンサーがいるように、
間接照明の店には段差がある場合が多いような気がします。
厄介です。

ベースボールキャップ店員は、
それほど気にはならないですね。
髪の毛が落ちる可能性が小さい分、いいかなと。

気になる店員といえば、
「いらっしゃいませ」ではなく、「しゃっせい」という店員です。
居酒屋のみならず、
パセオにある洋服屋の女性店員にもありがちです。
少し高めの細い声で、「せい」の部分を上げて、
ゆっくりと言うのがスタンダードなようで、
なんとも言えない気持ちになります。
【2008/04/02 00:06】 URL | クグエSW #-[ 編集]















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