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先週の金曜日、社会保険庁が「ねんきん特別便」の最終発送を終えたと、
主要新聞の1面で報じられた。
その「ねんきん特別便」が私のもとに届いた。

「ねんきん特別便」は、いわゆる
「宙に浮いた年金記録」の該当者と
思われる人に送られる「年金記録のお知らせ」である。
昨年の12月から発送しており、
最近ではニュースで取り上げられなくなっていたため、
年金記録の照合作業は落ち着いたのかと思っていた。
ところが、最終便にのって、私の年金記録が届いた。

私は日頃の言動とは裏腹に、
大学卒業後すぐに就職、その後、転職はしているものの、
前職の退職日の翌日に現在の職に就いている。
つまり、フリーターやニート的な期間が全くないまま、
サラリーをもらい、せこせこ働く人として、
常にどこかの会社組織に属していた。
常に「アイ・ビロング・トゥ・どこかの会社組織」だった。

そのため、私の意思に関係なく、年金は源泉徴収されていた。
支払っていない期間など、あるわけないじゃん、と思っていた。
ところが、ねんきん特別便に同封されていた年金記録には、
支払っていないことになっている期間が2年2か月あった。
前の職に就いていた期間であった。

私はショックを受けた。
私の心の中の年金記録と、社会保険庁が把握している年金記録は違った。
私の中のアイデンティティが崩壊した。

とりあえず、落ち着いて、
「ねんきん特別便」に封入されていた書類を見てみることにした。
ところが、すぐに平静ではいられなくなった。
ある書類には、同封した照会票に記入した上で、
社会保険庁に出向くか、「ねんきん特別便専用ダイヤル」に電話すること、
このどちらかを必ずすること、と書いてある。
また、ある書類には、同封した照会票に記入して郵送しろ、と書いてある。
つまり、同じような書類に、違うことが書いてある。

そうかと思えば、記載例がごちゃごちゃしていてわかりにくい。
証拠書類があれば添付しろとも書いてなければ、
「いつまでに」というのも書いてない。
結局どうしたらいいのかがわからないし、
社会保険庁は私にどうしてほしいのかもわからない。

なんだか面倒になってしまい、土・日は考えないことにした。
そして、月曜日になって焦り始めた。
このまま放っておくと、後々大変なことになる。
「一事がバンジージャンプ」となり、
橋からダイブすることになっては、人生が台無しだ。

そこでまず、「ねんきん特別便専用ダイヤル」とやらに電話することにした。
月曜の朝9時から何度もかけた。2時間おきくらいにかけた。
しかし、毎回聞こえてくるのは、
「ただ今、大変混み合っています。
 しばらく待って、おかけ直しください」のアナウンス。
電話は夜8時まで受け付けていると書いてあったので、
午後7時台にも電話した。
しかし、同じアナウンスが聞こえてきただけだった。

今日火曜日も同じ事の繰り返しだった。
携帯電話からではなく、公衆電話からもかけてみた。
もちろん、結果は同じだった。
それどころか、「しばらく待ってから、かけなはれ」のアナウンスが
流れた段階で、10円かかっていることがわかった。
しかも、20秒くらいで10円ずつ減っていく。
どういうことなんだ!これは。
社会保険庁は、電話会社とコラボを組んでるのか。
「NTT フューチャリング 社会保険庁」だとでも言うつもりか。

電話はつながらない上に、
つながらなくてもマネーは搾取される。
まさに、「前門の社会保険庁 後門のNTT」である。

というか、「しばらく待ってから、かけうどん」と言われて、
こちらは、言われたとおりに、しばらく待ってから電話している。
なのにつながらない。
「どれだけ待てばいいのですか?」。
社会保険庁は私に、チャゲアスになってほしいのか。
私は、少なくとも「東区のチャゲ」なんて言われたくない。

そもそも、「ねんきん特別便専用ダイヤル」を設けたなら、
対応できるだけのシーフードを用意してほしい。
いや、間違えた。
対応できるだけの「かいせん」を用意してほしい。

「ねんきん特別便専用ダイヤル」には見切りをつけた。
社会保険事務所に電話することにした。
ところが、こっちもやばかった。
札幌市内の社会保険事務所は、どこも話し中。
何度かけても話し中。
今日の夕食はビーフシチュー。

そこで、道内16の社会保険事務所の中で、
最も対応人数が少ないと思われた、留萌の保険事務所に電話した。
すると、一発でつながった。
やはり留萌というところは、私を土壇場で助けてくれる。

ただ、相手をしてくれた女性は、
こちらが質問するたびに、「少々お待ちください」を連発。
話していた時間よりも、
保留音を聞いていた時間の方が長かったかもしれない。
留萌の保険事務所とは10分くらい電話をしていただろうか。
公衆電話からだったが、300円以上使った。
今、一般電話ってそんなに高いのか?
それでも、いつまでに何をすべきかわかったので、とりあえず安心した。

これから2週間くらいの間に、私はどこかの社会保険事務所に行くだろう。
テレビを見ていると、年金記録の照合がうまくいかない例が多く流れている。
果たして、社会保険庁の職員に、私の話は通じるだろうか。
というか、その前に、電話が通じるようにしてほしい。
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テーマ:日々のできごと - ジャンル:ライフ





職員は多いのに丸っきり仕事がなってないですね、社会保険庁。官から民へ、って民営並のサービスをする気は全くありません、と言うアナウンスなのでしょうね。官ちゃんも真心籠った旅館・飲食店のポスピタリティー(心は入ってないけどマニュアル通りのサービスも可)は嫌いでは無いはずなのに実践出来ない、実践させられないんでしょうね。そんなこともありまして、トラックキングというデコトラの雑誌にですね、怒髪天の増子氏の連載が始まったんですよ、一番星ブルースついて語っており、ます。
【2008/03/25 23:49】 URL | タピオカ鈴木 #GDlaLJb2[ 編集]

相変わらずの面白い文章で、笑ってしまいました(笑)。
内容に関しては、こりゃひどいですね。
まず、フリーダイヤルが当たり前かと思われます。
それから、電話対応人数を増やす事。
っつーかまず、「わかりやすい書類を送れっっ!!!」ですよね。
考えたヤツ出て来い!と思いますね。
一体どんなバカが考えた「特別便」制度なのか?
その面をぜひ見てみたい。
老人とかだったらこんな書類、絶対わかんないでしょうね。
可哀想です。
【2008/03/26 02:35】 URL | いづ #-[ 編集]

タビオカ氏、いづさん、コメントありがとうございます。

”タピっち”の、「心は入ってないけどマニュアル通りのサービスも可」
というのは、うなづけます。
特に人のことを「あなたは」と言う公務員には血が逆流します。
司法系国家公務員に多い言葉遣いです。
「あんたは、小坂明子か!」と言いたくなります。
小さな家でも建てて、子犬でも飼ってろ!と思います。

上からモノを見ていることを、自分でもわかってないし、
わからないまま退職するでしょう。
罰ゲームとして、
「携帯で検索するならモバゲイ、ゲゲ」と歌ってほしいです。

いづさんのおっしゃるとおり、
ねんきん特別便専用ダイヤルは、
当然フリーダイヤルであるべきです。
社会保険庁のせいなのに、
なぜ、こちらが問い合わせ経費まで負担しなければならないのか。
なんじゃらほい、って感じです。
どんじゃらで決着をつけたくなります。

送られた書類で、どうしたらいいのかがわかる人は、
30代、40代でも、ごく少数だと思います。
わからないから、多くの人が電話したり、
社会保険事務所に出向いたりで大混雑するのでしょう。

社会保険庁のしていることは、
アリバイづくりであり、マスターベーショナルなものです。

もちろん、きちんとした職員も多数いるでしょう。
しかし、事の重大さをわかっていない、というか、
自分に置き換えて考えられないような国家の犬が
多いような気がしてしまいます。
桝添大臣の髪の生え際同様、
こちらも瀬戸際なのです。
【2008/03/26 23:15】 URL | クグエSW(長いコメントです) #-[ 編集]















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